動物たちが受けるケア

スタッフ 『雲仙被災動物を救う会』の動物たちは8人の専従スタッフにより、以下のケアを受けています。

                  

1.つながれることのない遊び場を提供しています。

 『雲仙被災動物を救う会』では動物たちをできるだけのびのびと過ごさせたいと考えています。フェンスをよじ登って逃走してしまう1〜2匹を除いてつなぐことはありません。動物たちの性格、相性を考慮し、フェンスで仕切られた犬舎、遊び場の中でそれぞれのグループごとに生活しています。

 他の犬となじまない、いじめられる犬、またはけんかをする犬はそれぞれ別の部屋となっています。狭いところでも平均10坪のフェンスに囲まれた遊び場があり、これらの動物は施設外への散歩が日課です。多数のグループでは200坪〜300坪の遊び場を用意しています。

散歩の途中で休憩
「ちょっと、疲れたね」

散歩途中の休憩

猫の遊び場

猫は3グループに分け、それぞれ10坪〜30坪の遊び場を用意しています。

「みんな元気かニャー?」

 

2.家庭の動物と同じ医療が受けられます。

 伝染病ワクチン、フィラリア予防薬、寄生虫駆除、ノミ・ダニの駆除など基本的な予防が受けられます。シャンプー、薬浴・ブラシのケアーの他皮膚病、けがなどの日常的治療が受けられます。獣医さんでの治療を日常的に行っています。重篤な動物は点滴治療を行います。通常の医療で直らない動物には漢方治療の専門家である獣医さんに相談の上、漢方薬を与えています。食事療法の必要な動物には処方食、手作りの食事を与えています。

3.それぞれの動物にあった食事を与えています。

 犬の場合、グループにより一日一回から二回与えています。猫は一日二回与えています。ドライフードに缶詰を混ぜて与えています。体調の悪い動物、特別食が必要な動物には別に用意し与えています。

4.適切な環境を提供するよう努力しています。

 冬場の寒冷対策として、すべての猫、身体の弱い犬、病気の犬、老犬には暖房を実施しています。安全を考え、セラミックヒーター、ホットカーペット、オイルヒーターを用いています。
 秋から春にかけてはすべての動物に毛布を敷いています。
 夏場は日陰を作っています。

5.不妊・去勢手術を実施しています。

 『雲仙被災動物を救う会』の動物は不妊・去勢手術を実施しています。雌ははじめての生理の後実施しています。猫の雄の場合、尿道結石に留意し、生後一年以降に実施しています。現在生理終了後の雌はほぼ100%、雄は80%ほど実施しています。順次実施していく予定です。

6.養育費はこれらのことに使われます。

 みなさまからご支援いただいた養育費はこれらのことに使われます。

・食費
 大量の食糧を必要とします。一部はアイムス・ジャパン(株)様のご厚意により賄われておりますが、ドライフード、缶詰、肉、野菜、穀物、米などを購入いたします。

・医療費
 個々の動物の病気、けがの治療、そしてワクチン、フィラリア予防薬などの予防費として使われます。

・施設建築修繕費
 フェンス、施設、犬小屋の建築、製作、修繕に必要な工具・木材・材料・フェンスなど購入に使われます。建築、製作は会のスタッフが行うため通常の半額以下で制作します。その他水道工事、電気工事などの工事費用を必要とします。

・人件費
 動物たちの世話、事務、施設建築修繕、その他懸案事項の解決のために多くの専従スタッフを必要とします。現在、時給600円、毎日ほぼ8名体制で取り組んでいます。

・その他
 事務、通信、水道光熱費、消耗品・雑費としての会の活動、維持に必要な様々な費用―借地料、寮費、車両購入保険維持費、犬具、ペット用品、日用品、清掃用品、備品としての洗濯機、暖房器具などの購入に充てられます。

 日々の支出は出納帳として公開しています。『太郎通信』掲載分以外は、『会』での閲覧が可能です。


事務所です。

「ワンワン」「キャンキャン」

「ニャーニャー」「フギャーッ!」

いつも賑やかです。




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