「日本診療情報管理機構」設立のご案内
昨年、診療情報管理士の資格認定制度が発足し、新たな認定者が誕生しつつあります。
また、診療録管理士から診療情報管理士への資格移行もスムーズに進んでいるようです。
そこで、診療情報管理士を中心とした専門職としての職能団体の結成が必要になっています。
まずは、診療情報管理士個人や各地域の研究会、さらには、診療録管理業務・医療情報管理業務に携わる様々な職種の方々の参加によるゆるやかな連合体としての団体を設立したいと考えました。そして、会員相互の協力と連携強化を図りながら、近い将来、日本の閉塞した医療を変えうる、より目的意識的で開かれた団体に育っていくことができればと思っています。
このたび、下記のような趣旨で日本診療情報管理機構が発足いたしました。すでに全国から100名を越える方々が賛同者として設立に参画していただけることになりました。
さらに多くの方々のご賛同とご参加をお願いいたします。
また、関係諸団体の皆様におかれましては、今後よろしくご支援ご指導のほど、お願い申し上げます。
1997年4月16日
「日本診療情報管理機構」設立の目的と活動の概要
(一部修正あり:1997/06/30)
- 設立の目的
診療情報管理士等が関与する診療情報の3つの活動領域、すなわち、
(1)学術的側面 (2)実質的側面 (3)社会的側面
のそれぞれについて、支援、牽引、相互連携により、診療情報管理士等の能力を向上させ、医療・健康分野の質の向上と社会的要請に応える。
- 活動の概要(案)
(1)システムや技術の支援
- 診療録を中核として診療情報システムの構築、運用、評価、さらに、システムから得られるデータの分析、加工、解析及びその利用方法の指導や支援を行う。
- 事務上の問題、疑問などに関する会員からの質問の受け付け、回答やアドバイスを行う。
- 業務実績に関する具体的な指導や教育を行う。
- 患者・家族をはじめとするユーザーへの診療情報開示に関する会員へのアドバイスを行う。
- これらに関する使用等による各種の情報の提供を行う。
(2)自己学習、研修の支援
- 資格取得後の自己研修、相互研修の場を提供する。
- 関連する諸学会、団体や地域の研究会などとの連携を行う。
- セミナーの開催を行う。
(3)情報センターとしての活動
- 診療情報管理士等の業務内容、勤務状況等、各地域の診療情報管理士等の状況の調査と把握を行う。
- 会員相互の交流、情報交換の推進を行う。
- 求人情報の紹介、就職の斡旋、その他の福利厚生活動を行う。
(4)対外的な活動
- 診療情報管理に携わる者を代表とする団体として、各種の対外的及び社会的な活動を行う。
- 診療情報管理士等の専門職としての地位確立と業務基盤の整備、確立、普及のためのアピールを公的機関や市民に行う。
- 診療情報を中核とした医療情報及び医療・健康・福利政策立案とアピールを行う。
- 社会に負託されたテーマについて、具体的な方針を出し、アピールを行う。
(5)学術的な活動
- 診療情報のあり方、管理についての基礎的理論を作る。
- 実践における技術の具体化と一般化を行う。
- 将来ビジョンを経時的に明確にしていく。
(6)機関誌の発行
- 上記の活動を円滑に会員に周知すると共に、団体と会員ならびに会員相互間のコミュニケーションの場を提供する。
以上、さらに多くの方々の賛同と参加をお願いします。 お問い合わせ、または、参加をしたいという方は下記窓口までご連絡下さい。
1997年4月16日
発起人一同
日本診療情報管理機構発起人(1997年6月20日付けで発起人の変更がありました。 )
- 酒井隆子(淀川キリスト教病院)
- 阿南 誠(国立病院九州医療センター)
- 五十嵐よしゑ(福井県立病院)
- 上石直子(東京女子医科大学病院)
- 枝光尚美(大阪府立母子保健総合医療センター)
- 桜井勉(慶応大学病院)
- 佐藤泰子(新潟市民病院)
- 重田イサ子(佐賀医科大学付属病院)
- 藤本公志(国際親善病院)
- 戸次弌子(国家公務員等共済組合連合会浜の町病院)
- 三浦葉子(国家公務員等共済組合連合会虎の門病院)
- 三木幸一郎(北九州市立門司病院)
- 三宅裕子(社会保険小倉記念病院)
- 山中満代(東京女子医科大学病院)
- 吉野博(大分市医師会アルメイダ病院)