==================================== 気ままな雑文の雑誌 ◆Into the Blue◆ http://www.coara.or.jp/~miyashu/index2.htm vol.19 2002.4.2 ==================================== エイプリール・フールは昨日。 気のせいかここ数年、エイプリール・フールだといって各地各所でさわぐような ことは少なくなったようです。 私のまわりだけそうなのでしょうか? さて、今回はさだまさしのお話。 長崎にさだまさしコンサートを聞きに行きました。さださんのふるさとで聴くコ ンサートで何を思ったか。 喫茶ギャラリー・自由飛行館(フリーフライト)や稲佐山などさださん縁の地を 訪ね、ついに迎えた長崎ブリックホールでのコンサート。 ひととき、おつきあい下さいませ。 ■■■■■■■■■■■■■■■おしながき■■■■■■■■■■■■■■■■    ●レビュー● 長崎小夜曲 宮永 修治     ●お知らせ● 次号予告と編集後記 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ■レビュー■ 長崎小夜曲      宮永 修治 さだまさしのライブで受ける感動はいったい何だろう。 ふと気になった。 これまで数々のライブを聴いたが、さださんのそれは明らかに異質である。 今回一番感動した歌は、話題の「償い」だった。 裁判官が少年に諭したとき引用したというあの曲である。 聴いていて涙が出た。 何度も聴いた歌だが、どうしてだろうと考えた。 ふと思い当たった。 これは、映画を見たり小説を読んだりしたときの感動に似ている。 「言葉」の感動なのだ。 話半分、と言われるように、さだまさしライブは話が多い。 この「話」も感銘を受ける。 音楽を聴いて心揺さぶられる感動とは違う。 話や歌詞の「言葉」がダイレクトに心をつかむ。 さだまさしライブの感動はここにあると思い至った。 そんな「言葉」の感動をひとつ。 (以下、なぜか敬体で書くのである。理由、不明) ******************************************************************* さて、今回の「話」で面白かったのは何と言ってもR.Cクロフォードです。 さださんの使っているヴァイオリンは1989年製のスコットランド生まれ。 ヴァイオリンの胴の穴(fの字に似ているのでf孔というそうです)から見えるラ ベルには作者名と産地、製造日が書いてあります。 そこで長年連れ添ってきた愛用のヴァイオリンのふるさとを訪ね、作者を探し出 そうという旅を思いつきました。 あまり知られてはいませんが(当然、私も知っていたわけではない)スコットラ ンドはバイオリンの産地で、ちょっと胴の太いのが特徴だそうです。 現地の楽器屋さんなどに問い合わせました。 そこで、得た情報は「R.C.クロフォード パターン・メーカー アマチュア」。 のみ。 しかし、さらにさらに追求すると、なんと「R.C.クロフォード」の奥さんが生き ていると言うではありませんか。 (いったい、何歳だ??) そんなことはない。(あるはずがないのですが)と思いつつも訪ねて行ったさだ さん。 結局、R.C.クロフォード、ではなくR.S.クロフォードだったことが判明してすべ てのてがかりはなくなりました。 ところが、高い金払ってわざわざスコットランドまで取材に来たTVスタッフは 執念をみせます。 地元ラジオ局に頼んで、R.C.クロフォードを知りませんかという番組を流しても らったのです。 そしてついに情報が。 さださんが訪ねて行ったのは図書館。 そこに並べられた何冊もの本に「R.C.クロフォード」の肖像があります。 R.C.クロフォードは画家であり、ヴァイオリン製作者でもありました。 100年を越えた歳月。 スコットランドで生まれ、何の因果か日本にたどりついたR.C.クロフォードのヴァ イオリン。 この歴史にどんな人々がかかわり、ヴァイオリンは何を見てきたのでしょうか。 さださんの演奏する「アメージング・グレイス」が特別な響きを持って聞こえま した。 後日談として、さださんの送ったメールをきっかけにお互い居場所も分からなかっ たR.C.クロフォードのお孫さん(といっても80代)たちがアメリカとオーストラリ アでメールをやりとりするようになったそうです。 *********************************************************************** さて、(また常体に戻ります。すみません。) 物好きにもわざわざ長崎までさだまさしを聴きに行った理由付けができてしまった。 物好きなんじゃない。 この話だよ。この話。 さだまさしの生地、長崎で聴くことに意味があったんだ。 長崎弁でくつろいで話すのもここならでは。 クロフォードの話が、大きな意味を持つのも、ここに来たから。 さだまさしのふるさとである長崎のコンサートだからこそ。 今年は「精霊流し」を見に行こう。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ■編集後記&次号予告■ あまりに投稿がない。というかスカウトに行こうという熱意がない。(ごめんな さい) これでは投稿雑誌の看板を下ろさないといけない。 どんなジャンルでもいいです。ちょこっと、投稿などしてみてください。 ●御感想・投稿は   メール miyashu@art.coara.or.jp   掲示板 http://www65.tcup.com/6504/miyashu.html 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 編集発行人:宮永 修治(みやなが・しゅうじ) ■Into the Blue■ http://www.coara.or.jp/~miyashu/index2.htm ■風に吹かれて■ http://www.coara.or.jp/~miyashu/ ■本箱の片隅で■ http://www.amy.hi-ho.ne.jp/s-miyanaga/ see you next! ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ -------------------------------------------------------------------- このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して 発行しています。( http://www.mag2.com/ ) -------------------------------------------------------------------- まぐまぐID 0000027390 です。 購読・解除は http://www.coara.or.jp/~miyashu/mm.htm でどうぞ。 --------------------------------------------------------------------