2001.10.5

日出町藤原で「城下カレイ」をモチーフにした皿や湯飲みを作っている「藤原窯」を訪ねました。「藤原窯」では工房を開放しており、陶芸体験もできます。
遠嶋美代子さんはご夫婦で窯元をなさっています。皿、とっくりなど、愛嬌のある城下かれいをかたどったものがいっぱいです。せっかく日出町で窯を開いたので、何か日出町にふさわしいモチーフはないかと考え、当時一村一品で話題になった紅八朔、サザンカなどあれこれ迷い、城下カレイにたどりついたそうです。
もともと学校の先生をなさっていた遠嶋さんですが、養護学校で肢体不自由児の機能訓練で一緒に粘土をこねたりしたのをきっかけに、陶芸教室にも通うようになり、本格的に創作を始められたそうです。この工房もはじめは、養護学校の生徒さんなど自由に来て創作できるスペースになればという考えがあったそうです。
城下かれいの皿、とっくり、湯飲みなどは、トキハ、ロープウェイ、別府湾ロイヤルホテル、ハーモニーランド、大分空港など県下各地で買うことができます。また、大分県物産協会のHPからネット通販もしています。
商品を媒介に人と人とのつながりを大切にしたいとおっしゃる遠嶋さん。陶芸教室にやってきた人にも、よく来てくれましたという感謝の気持ちを込めて、手作りの昼食でもてなしたりするそうです。陶芸体験は予約をすれば何人からでも。つくった茶碗などはきちんと仕上げて送ってくれます。
これが日出焼の湯飲みです。一見ふつうの湯飲みですが、上から見ると・・・・。
ほら、ちゃんと城下カレイがいます。お茶を入れると、カレイがゆらゆらと泳いでいるように見える・・・・。
元祖城下かれい窯元
日出焼

藤原窯

大分県速見郡日出町大字藤原5254-44
0977-72-4590

追記:(2009.2.4.)
遠嶋さんは、3年前(2008年現在)にお亡くなりになり、その遺志を継いで、綾部今朝利 (あやべ・けさり)さんが、日出焼を守っています。
【綾部さんの二代目藤原窯のホームページ
reported by miyashu

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