長崎さるく、軍艦島もさるく
2011.7.23-24
職場の旅行で、長崎に行ってきました。
今回の個人的メインは、かねてから行きたかった軍艦島上陸ツアー。オプショナル的にメンバーを募って上陸を果たすことができました。
夏の暑さにも負けず、長崎をさるくのだ。
平和公園
まずは平和公園
願いのゾーンでは、平和祈念像の前に柵が作られたりして、8月9日の平和祈念式典に向けての準備が進められていました。緑と噴水と、平和への願いが込められたオブジェが点在する公園を抜けると、原爆落下中心地のある祈りのゾーン。
原爆落下中心地には碑が建てられ、亡くなった方々の名前が奉安されています。このゾーンには浦上天主堂の崩落した堂壁の一部が移設されていたり、被爆当時の地層が見られるように展示コーナーが作られたりしています。焼けただれた石や溶けたガラスなど、惨状の痕跡を見ることができます。
そのままちょっと歩いて原爆資料館。
受付のお姉さんに聞くと、フラッシュは禁止だけど撮影は可ということで、貴重な資料をたくさん撮影してきました。こういうものは何度見ても、当時の様子がありありと想像できます。目を背けずに、後世に伝えていかなければならない大切なことだと改めて思わされます。
最後のコーナーは現代の核について。核兵器の保有国の現状などの展示もあります。
原発問題も含めて、私たち一人ひとりが機会ある毎にしっかり考えていかなければいけませんね。
京華園(新地中華街)
夜の宴は新地中華街で。
その前にちょっとふらふらとお買い物。杏仁キャラメルやら、ライチゼリーやら、こういうのについつい手を出してしまうのだなあ。うーん。
やっぱ人生は中華だぜ、とばかりに食う。
新地入り口の京華園
コースの鉄則は、先走らないこと。ボディーブローのようにじわじわ効いてきて、もう食えんってことになります。
角煮まん、うまそうだけどもう食えん、とか、皿うどん、ああ食いたい、けど、もう食えんとか、極めつけは巨大なごま団子。あつあつうまうまだけど、お持ち帰りの方続出。
もちろん、私は完食ですたい。
そして二次会はクチコミランキングで1位だったので予約したsakae BAR
ゆったりと、あれやこれや他愛もない話に花咲かせつつ、長崎の夜は更けていくのです。
んー、一次会からの満腹で、思案橋ラーメンのバクダンチャンポンが食べられなかったのが心残りだ。ガイドブックの写真がめちゃくちゃうまそうだったのに。
軍艦島(端島)
腹が減っては戦は出来ぬ、とばかりに長崎港ターミナルビルで朝食をがっつく朝8時前。ひさびさのタマゴかけゴハンはうまいぞ。
さてさて、我々を軍艦島(端島=はしま)に連れて行ってくれるのは、マルべージャ3号くん。やまさ海運の軍艦島上陸コース(170分・4300円)に参加なのです。
「軍艦島」とは、長崎港から南西約19kmの海上に浮かぶ孤島「端島」の通称である。
1890年(明治23年)から三菱の経営によって主として八幡製鉄所に向け製鉄用原料炭を供給し、日本の近代化を支えてきた海底炭坑の島である。
当初、この島は、草木のない水成岩の瀬にすぎなかったが、採掘技術の発達とともに、島の周辺を埋め立てながら護岸堤防の拡張を繰り返し、今日の島の形状となった。
炭坑の開発と並んで従業員のための住宅の建設が盛んに行われ、1916年(大正5年)以降高層鉄筋アパートが、次々に建設された。
最盛期5,000人を超える人口を擁した高層鉄筋アパートが島内に林立して、さながら海の要塞の観を呈し、軍艦の「土佐」に似ているところから「軍艦島」として知られるようになった。
昭和30年代後半から、エネルギー改革の嵐を受け合理化が進み、1974年(昭和49年)1月15日閉山、同年4月20日に無人島となった。
(やまさ海運WEBより)
天候の関係で年間100日ほどしか上陸できないというだけあって、まずは無事出航に感謝、感謝。クルーズは船から見えるあちらこちらの観光案内をしつつ、軍艦島に向かって進みます。
約50分の航行で遠くにうっすら軍艦島の姿が。
なんか、感動ですね。理由はわからないんだけど、あの島のたたずまいを見るだけで、すごいなあと思ってしまう。何だろ?
この軍艦島ツアーの参加者を募ったとき、反応が極端だった。結局、9人中5人が参加したんだけど、なんで廃墟なんか行きたいんかという反応と、4300円でもぜひぜひ行きたいという反応。
自分でもなぜ行きたいのかははっきりしないけど、廃墟にひかれる。
かつて日本の文化(産業や生活)を象徴したであろう軍艦島。つらい労働と、そこから生み出される豊かな資源、恵まれた生活環境と狭い島内にひしめき合う人々の生活空間。
人が生きていくには、いくらTVの普及率が高かろうが、いびつな環境だったことは否めない。そいういう5000人の人々が暮らしたエネルギーが、廃墟の建物に何かの力を与えているんだろうか。そういうところにひかれるんだろうか。
帰りの船で、軍艦島の歴史を振り返るビデオを見た。
かつての人々のにぎわいと、島が役目を終え、人々が去っていくさまを見ることができた。

船を下りると、上陸証明書をもらう。
無事、上陸しましたぜ。
出島・出島ワーフ
さあ、昼飯だ。と思ったら、船の揺れで、おえーって人と、まだ食えないって人がいて、とりあえず出島をさるく。これこれ、それはさわっちゃいけませんよ。
ようやく食えるぜ、ってことで、出島ワーフへ。
ふらっと一通り店を見て、やっぱりこれは海鮮でしょう。海鮮の店、長崎港へ。海鮮丼うまー、魚がいいね。旅のしめくくりに美味しいもん食えてよかった。
満足満足!
reported by miyashu
風に吹かれて