狂言でござる、萬斎でござる
2002.9.14
KYOGEN 夏季「狂言の会」
第6回大分 「万作・萬斎の会」

大分市平和市民公園能楽堂
く列21番


番組
○狂言のおはなし   野村萬斎
○柑子     太郎冠者 野村万作
○小傘(こがらかさ)     僧 野村萬斎
さてさて、狂言でござる。日本の伝統芸能でござる。とにかくござるでござる。
野村萬斎。「あぐり」や「陰陽師」は本業ではございません。本業は狂言師でありまする。とりあえず、野村万作・萬斎についてはHPをご覧下され。
http://www.mansaku.co.jp/index2.html
大分市に立派な能楽堂があるのは知ってましたが、入ったのは今回が初めてです。2,3年前に狂言に行こうとチケットまで手に入れてつつも、仕事でやむなく断念。ちぇっと舌打ちしつつ、行く機会をうかがっておったのです。
初の狂言。しかも萬斎。Tシャツにジーンズで行っていいものか、ちらと悩みつつも、まいいかと安易に妥協してしまいます。
は、柱がない。大分市の能楽堂は、正面左手の「目付柱」が下1/3くらい残っているだけですっぱりとありません。おかげでよく見えたのですが、いったい屋根はどうやって支えているんだろうと新たな疑問が・・・。萬斎さんの話によると、面をつけたりすると視界が狭くなり柱を目印に動くそうです。いきなり目印がなかったりすると役者さんも大変です。

さて、今日のメニューはまず萬斎さんのお話。狂言の様式美や謡など初めての人にもわかるように話してくれます。背筋がピンと伸び、張りのある声でとても存在感のある人です。さすが。
で、万作さんの「柑子」が短いので話を引っ張れと言われたと会場を笑わせましたが、最初の演目「柑子」は10分ちょっと。本当にあっと言うまでした。
狂言は難しくありません。あらすじを事前に知っておけば、せりふもだいたいわかります。動きや声でしっかりと笑えます。「小傘(こがらかさ)」ではニセ僧(萬斎)が賭場で憶えた小歌をお経と偽って唱え、周りの人もだんだん唱和するようになりますが、歌の抑揚や動作、表情がなんともおかしくそれだけでも会場は笑いに包まれました。
狂言はなかなか面白いです。また来年も行くぞっ。
(上の2つの写真はドコモD251iでの撮影です。なかなか使えます。やるねえ。)
reported by miyashu
風に吹かれて大分コアラ