2001.8.16
木陰に座り、開館を待つ。

真夏の太陽もまだ、なりを潜めている。

風とは言い難いが、

心地よい空気の流れが木々の間を流れる。

そのひとときをかみしめる。
光はどのように映ったか。

うつろう「時」に

翳りゆく光線の一瞬。

記憶を呼び覚ます風景に

「時」を忘れ。
クロード・モネ展
2001.7.5〜9.30

山口県立美術館にて
〒753-0089
山口市亀山町3-1
083-925-7788


山口美術館web
http://www.pref.yamaguchi.jp/4yamaart.htm
〜津和野にて〜
かたちよく写真におさまるのは本意ではなかったか。

いきおいよく石炭を燃やすのは・・・

もくもくと噴煙をあげるのは・・・

高らかに警笛をこだまさせるのは・・・

断末魔の叫びにも似て。

レンズの向こうにからっぽの郷愁を見るのは

ふるさとの風景を置き去りにしたものたち。
ショーウインドウに並べられたビール瓶

の語る歴史は、

レトロなんぞを嘲笑う。

色あせたラベル

は「時」の重みに色を落とした。

擦り切れていない石畳は、

真新しい靴に響きを持たない。
津和野町公式web
http://www.tsuwano.ne.jp/town/
森を愛し、

街を愛し、

風を愛し、

人を愛する。

風景を描くのではない。

ふれあったものたちへの愛情表現なのである。
教室にこだまする

光雅少年の声を

聞きながら

アトリエにたたずむ。

安野光雅美術館
〒699-5605 島根県鹿足郡津和野町大字後田イ60-1
0856-72-4115  FAX 0856-72-4157
〜森鴎外記念館〜
 
文豪も人である。

生き様は作品である。

文豪でも、画家でもない私の生き様は

(いや、生き様とも呼べはしない、それは)

どのような作品になり得よう。

時代を超えて伝え得るものに

言いしれぬ感慨を覚えた。
森鴎外記念館
島根県鹿足郡津和野町大字町田
08567-2-3210
reported by miyashu
風に吹かれて| 大分コアラ |