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2007年7月26-29日:第33回ゆふいん音楽祭の記録・・・part 2
7月27日

私の音楽祭スタッフとしての最初は、先ずは由布院の温泉から始まります。
身を清めて、なんていう大げさなものではありませんが、こんこんと湧き出す透明な由布院の温泉は見も心も癒されます。音楽祭に来てくださるお客様を気持ちよくお迎えしたいとの思いが溢れます。
亀の井別荘のお庭は丈の高い紅葉やいろいろな緑の木々がたくさんあり、朝の陽を柔らかく通しています。
音楽祭に出演して下さる演奏家の宿舎の田名加です。私の今朝の最初の仕事はここで私の車をピックアップすることでした。
昨夜は前夜祭の終わったあと、ここでミニ打ち上げがあったので私は車を置いて帰ったのでした。
今日の演奏会場は空想の森アルテジオです。入り口に昨夜若いスタッフから頼まれていた今日のステージの案内版を立てました。
このホールはいつもは、音楽を主題にした絵画、造形などの美術館です。今日は音楽写真家・木之下晃氏撮影の世界の巨匠たちが展示されている菜加での演奏会になります。
既に大分中世合唱団の練習が始まっています。
美術館の前にステージ用の舞台が届きました。若いスタッフが搬入のために集まっています。
大分中世合唱団の主宰者の竹井成美さん自ら、舞台をどこにおこうかといろいろ試しています。
舞台は使わない方が良いと決まって、またリハーサルが始まりました。椅子も並んで会場の出来上がりです。
午後1時の開場を前に私は大急ぎで昼食をアルテジオのレストランでとりました。トマトのスパゲッティはちょっとホットで汗をかいた身にはとてもおいしかったです。
会場入り口も整いました。大きなタペストリーは、中央に初代音楽監督の岸辺百百雄さん、右は、3代目音楽監督の河野文昭さん、そして左が現在の音楽総合プロジューサーで湯布院在住の小林道夫さんの写真です。
〜西洋音楽発祥を記念して〜とサブタイトルのついたコンサートが始まりました。ヴィレラ書簡から450周年にあたる今年に巡り遭わせた私たちは、とても幸運ではないでしょうか、と話される竹井先生です。
450年前の豊後府内(大分)の聖週間の様子を記したポルトガル宣教師ヴィレラによる書簡がポルトガルに残されている。
日本人聖歌隊に宣教師が加わり、グレゴリオ聖歌などを歌っていたと書かれていることを根拠に、大分は西洋音楽発祥の地として記念の銅像が県庁前に建っている.

第3部では、鳥にかかわる美しい音楽が演奏されました。
コンサートが終わりました。
直ちに、夜のコンサートのためのチェンバロが運び込まれました。
今度は演台を並べ、その上にチェンバロを据え、早速、製作者の中村さんによって調律が始まりました。
調律の合間を縫って、会場が整えられました。見事な会場が出来上がりました。
会場が出来た所で、リハーサルが始まりました。チェンバロの小林道夫さん、チェロは山崎伸子さんです。
傍に座っていました。素晴らしい演奏です。
まもなくお客様が並ばれるでしょう、その前にスタッフは夕食です。美術館の裏手が風が通り、気持ちよい場所になっています。思い思いに座って頂きま〜す!
満員のお客さまのなか、小林道夫チェンバロリサイタルが始まりました。先ずはA・ポリエッティのドイツの歌による変奏曲。
照明を落とした会場にチェンバロが響きます。続いてB.マルチェロのソナタ第12番ハ短調.
チェロの山崎伸子さんが入られての演奏は同じくマルチェロのチェロと通奏低音のためのソナタ第一番ヘ長調。
そして第三部のバッハに続きます。
演奏が終わりましたが、拍手がなかなか鳴り止みません。東京からのスタッフ(辻音楽、チラシ配布隊)もお客様の見送りのために勢ぞろいです。
お客様を送り出した会場はしばし、空白の時間が流れました。誰もが今のチェンバロとチェロの音色に浸っていました。
その後、会場の椅子や舞台を片付け、美術館を元の姿に戻しました。お疲れ様でした。
report by Mie
第33回ゆふいん音楽祭準備の様子   back
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