諏訪Cニューコアラと私

 

こんなニューコアラ事務局ですが、専業主婦の私も会員となって本当にいろんな経験をさせてもらっています。コアラに入会して6年がすぎようとしていますが、入会1年もたたない1992年の別府湾会議で、大きなプラカードを持って多くの内外の専門家の前でプレゼンをする羽目になりました。パソコンを使ったコミュニケーションをもっと活発にするためにこんなことを思っているということを、発表するのです。

 

会員の有志が集まって確か、主人がリーダーでしたが何度もその相談会が持たれました。年齢も性別も職業も様々な会員6人が各自の主張を書いてコメントしました。私のプラカードには「洗濯機」と書いてありました。パソコンはもっと簡単になって欲しい、ということが言いたかったのです。コンセントに繋いで、スイッチを入れるとガーと言って洗濯が出来るように、パソコンももっと簡単に使えるといいですねと言いましたが今は少しそれに近くなってきていますね。

 

来月にはまた別府湾会議が開かれます。マルチメデイア会議室ではもうそのための準備の話し合いが始まっていますが、今週の火曜には有志が事務局に集まってその準備を実際に始めました。

 

ニューコアラの事務局員は大分に一人、福岡に一人いるだけです。他にはアルバイトの方が1名、事務局長もボランテイアですし、何かイベントをするというと会員のボランテイアが大活躍です。

 

今月も3-12日まで、大分市の工業展がありました。その中でインターネットの体験コーナーを出して欲しいという市からの要請があり、会員のボランテイアで出展を終えたばかりです。

 

8月の後半から動き出した準備委員会は、、勝手にこう名前をつけているだけですが、パソコン通信やマルチメデイア電子会議室での呼びかけで集まった人がメンバーです。でも東京や福岡やアメリカに住む人は集まりたくても行けません。そこで準備会は自然にオンラインとオフラインの両方を使ってすすみました。

 

実際のいろんな部門の責任者には大分の人がなりましたが、スタッフには福岡の人も、東京の人もなりました。アメリカの人は応援団です。全体リーダーは大分の若い商店主二人で勤めます。会場を飾るパネルや看板の責任は大分のコンビニの若い社長と県庁マン、会場に並べるパソコンの管理はコアラ事務局に入っているサポート会社の社員、コーヒーコーナーの責任は私ということでスタートしました。

 

集まりの様子はデジタルカメラの写真を添えて、ホームページ化されてインターネットに流しています。パネルの作成班は福岡、東京混成組みでスタート、パソコン通信、マルチメデイア電子会議室、ネットミーテイングを使いながら、テレビ会議のような感じで、パネルの内容を絵で書いたものを見ながら、訂正したり、確認したり、見事なチームワークで設営の前日に無事、大分の会員の手で台紙に糊付けして出来上がりオープニングの前の日の真夜中にパネルは会場に飾られました。

 

6台のパソコンとライブカメラ2台が並び、29インチのテレビは第1回目からのインターネット放送を流し続けています。工業展のために開発された、One Shot Homepage を使っての簡単なホームページ作りが賑わい、会員によるレクチャータイムも充実していて、子供から大人までたくさんの市民の方がパソコンに触れ、インターネットを体験して下さいました。

 

私も6日間、会場に詰めましていろんな方とお話をしました。70才も過ぎられたようなご婦人が、ふーーん、これがインターネットというものか、一度見てみたかった、、と楽しまれました。また、作業着を着た男性の方も、一度やってみたかった、とぎこちなくマウスを握ってネットサーフンをして、ああ、良かったと言われたり、若い女性はもう自分でポンポント慣れた手つきで動かしている。はじめはもじもじ、遠慮していた若い男の子、いいですよ、今は空いていますから、どうぞパソコンで遊んで下さいっていいましたら、まあどうしましょう。のめりこんでしまって1時間以上も座っている、、余程楽しかったんでしょうね。

 

また、コアラ会員の息子さんで幼稚園児、さっさと椅子に座って友達にレクチャーを始めた、「何だか、今日はこのマック重いね」きっとお父さんの口真似でしょうか、大人一同顔を見合せて笑ってしまいました。一番、不思議だったのが、立派な背広の中年の紳士の皆さんでした。ジーッとパソコンを見詰めていらっしゃるので、お声をかけると、いやーーと言って向こうへ行ってしまわれる。どうぞご遠慮なさらずに、お手伝い致しますからと申し上げても、イヤーー、別に、、知ってるんだけど、、と口を濁して去って行かれる。もっと無邪気だったらいいのにな、と思いましたがどうなんでしょうか。

 

たくさんの人に喜んでもらえて、そして一番楽しんだのはコアラの会員だったのではないかしらと思う工業展でした。12日の夜は、会場片付けのあとは勿論打ち上げパーテイーがありました。会期中は、ネットで結ばれた日本は勿論、世界の友人にメールや電子会議で励まされ、見守られていたコアラブースだったと思います。

 

先日、アメリカの息子といっています、Donさんからメールで写真が送られてきました。コアラブースで説明をしている私が写っているライブカメラの写真でした。それをまた、マルチメデイア会議室にアップしましたら、わーー見てくれていたんだと、Donさんを知る会員が大喜びをしていました。

 

また、この春から事務局の方と関わっていることに女性のためのインターネットテイーパーテイーがあります。これだけインターネットが盛んになったといってもやっぱり女性の比率は少ない、もっと女性も楽しめるといいねということで、紅茶とケーキをたのしみながら、インターネットを覚えるオシャレな会をしようということで、毎回、40人以上の女性が集まってこられて、勉強をしています。

 

インターネットとは、インターネットに繋ぐには、メールの出し方、ホームページの作り方なんていう勉強をしていますが、出来るだけ女性の手で進めたいと言ってますが、受け付けや紅茶のサービス、また難しい設定、レクチャーなどは尾野事務局長はじめ男性会員に手伝ってもらっています。そこへ出席される方を中心にしてメーリングリストが発足しました。Cat Walkといいます。

 

自己紹介から始まって少しづつ話が展開しています。インターネットを始めて1ヶ月という方から、SOHOしていますという方まで、また中学生から70を過ぎた方まで、とても巾の広い集まりです。来月の別府湾会議ではこの女性の取り組みも何らかの形で報告をするようになりそうです。私は難しいことは何も分からないのですが、仲間が増えることはうれしいことです。私に出来ることがあったらいつでも手伝いをしようと思っています。

 

パソコン自体もソフトもいろいろと進歩の早い世の中です。そんな世の中の動きの中で私たち自身も変わったかのように思ってしまう、インターネットで即時にメールが送れるようになったからといってたちまち文章が旨くなる訳ではない、何を伝達したいのか、やっぱり一人一人の内面が問われているということなのではないでしょうか。そのためにもいろんな人と会って話して勉強もしてという機会を大事にしたいなと思います。

 

私の住んで居る町はなんて田舎なんだろう、、という声がやがて、でもおもしろいことの一杯ある町。その上、自然も一杯あるし、気分はのびのび暮らせるし、本当に楽しい所、と思う人が一人でも多くなればその町はドンドン素敵な町になっていく。そのためにインターネットの果たす役割は本当に大きいと思います。インターネットがあったから、インターネットをしていたから、こうして一主婦である私も諏訪に来ることが出来ました。そうしてこんなたくさんの人の前でお話をする機会が頂けました。本当に不思議な気持ちがしています。

 

本当に小さな動きかもしれないけれど、ネットワークの力で新しい風をおこしたい、そんな風に思いながら、パソコンに向かう日々です。