『ハイパーネットワーク・ワークショップ』ご案内

CAN(コミュニティ・エリア・ネットワーク) の実現に向けて

 地域情報化の要として、インターネット型のネットワークの普及が急務となってき ました。私たちが一昨年来提唱してきたCAN(コミュニティ・エリア・ネットワーク )はそのための新しいコンセプトです。このCANの一日も早い実現は、日本の情報革 命にとって最大の課題と考えられます。  大分の自然を満喫でき、別府湾を一望するリゾート地を会場に、温泉にゆっくりつ かり、大分の海の幸を味わいながら、全国各地からの参加者が親しく議論する私たち のワークショップは、実践的な知恵の共有を図る場として、最適の環境と充実したプ ログラムを提供いたします。CANの実現方策およびその利用法について共に学ぶ機会 として、このワークショップにぜひご参集ください。
日 時:2月20日(木)〜22日(土)
会 場:別府湾ロイヤルホテル
    (大分県速見郡日出町)
参加費:30,000円(資料費/2泊6食付) 
主 催:(財)ハイパーネットワーク社会研究所
後 援:大 分 県
協 力:大分ニューCOARA
    国際大学GLOCOM
ハイパーネットワーク・ワークショップ参加のお誘い  インターネットの急激な普及を受けて、今後インターネット型のコンピューター・ ネットワークが、地域における市民生活、産業・経済活動などの発展に不可欠な情報 基盤となろうとしています。事実、インターネット・プロバイダーは、過去一年で全 国に1000以上も新設され、自治体の中にも、村民の7割にパソコンを配布しインター ネット利用を開始した富山県山田村のような衝撃的な先進事例も登場するなど、市町 村のインターネット接続/利用は急増し、全国の都道府県はほぼインターネットに接 続されるようになりました。国の省庁を結ぶ「霞が関WAN」は97年年頭から稼働を 開始し、国も地域も、行政の効率を高め、市民サービスの質の向上を図る動きが本格 化してきました。  一般市民は、インターネットを利用することで、地域や職業、年齢、性別などに制 約されず、全国的に、同時にグローバルに、だれもが自由に情報発信と交流ができる ようになったことの意義を広く理解し始めています。パソコン通信を含めれば、コン ピューター・ネットワークの利用者が97年中に1000万人に到達することも不可能では ないとみられます。民間企業はイントラネットの構築やグループウエアの導入を進め 、さらにエレクトロニック・コマースなど、産業の情報化に積極的に取組んでいます 。これらすべての動きの中心にインターネットが存在することは否定できない事実です。  しかし、課題も多く存在しています。その一つが、だれもが気軽に使える安くて高 速な回線がまだ普及していないことです。先進的な利用者・企業の間には、インター ネットを快適に使える新しい高速ネットワークの一日も早い実現を期待する声が高ま っています。これに答えるべく、NTTはOCNの提供を開始し、CATVでのインターネット も実験が始まろうとしてます。しかし、これらは技術的にも料金的にも、まだまだ課 題は沢山あります。今後、ADSL(非対称型ディジタル加入者回線)やディジタル固定 無線など、新しい技術の登場に期待がかけられていますが、これらがどこまで真に有 効な手段となるのか、未知数の部分も多いといえるでしょう。  私たちは、新しい地域情報基盤をの基本となるネットワーク概念として、地域の一 定範囲を「ループ型」の回線で結び、だれもが構築・運用・利用できる、開かれた形 の「コミュニティ・エリア・ネットワーク(CAN)」を提唱し、その実現方策を追求 してきました。CANは、コミュニティで複数の家庭を共通に結ぶLAN型のネットワーク と考えられ、自治体がイニシアティブを発揮することによって、地域住民にとって本 当に使い安い料金・内容のネットワークを早期に実現できる手段と考えられます。そ の上に、地域コミュニティでの日常生活に役に立つ新しいネットワーク利用が開花す ると期待されます。  このワークショップは、CANの一日も早い実現のために、具体的にどのような方策 が必要なのか、その結果、地域社会におけるネットワーク利用はどう発展し、どのよ うなメリットをもたらすのか、といった課題について共同で研究・検討する場として 企画したものです。今回は、NTTとのマルチメディア共同利用実験、通産省、郵政省 プロジェクトも含めて、大分県における「ハイパーネットワーク地域実験」をはじめ 、全国でCANに関連する取組みを進めている方々による事例報告を中心に、実践的な 課題を探るプログラムを企画しました。大分地域実験の推進施設で、高速ネットワー ク・画像サーバー、ディジタルスタジオ、ニューCOARA事務局、ハイパーネットワー ク社会研究所などが入っているハイパーステーションの視察も予定しました。  地域でインターネット関連の情報化施策・事業にすでに着手したり、あるいは近々 取り組む予定をもつ自治体・産業界、先進利用者の皆さんの参加を呼び掛けます。今 回は、とりわけ市町村のレベルで住民と直接接する機会の多い方々にも、ぜひとも参 加を呼びかけます。  風光明媚な別府湾に面するリゾートホテルを会場に、ゆっくり温泉につかりながら 、地域ネットワークのあり方について徹底的に討論するこのワークショップに、ぜひ とも参加されるようお願いいたします。 ************************************

プ ロ グ ラ ム

(以下は一部変更されることもあります)

第1日 2月20日(木)  13時開始

 セッション1 CANのビジョンとコンセプト   オリエンテーション 自己紹介(全員)   基調講演 情報革命とCAN 公文俊平  セッション2 事例報告 大分ハイパーネットワーク地域実験   ケーススタディ 大分地域実験から学ぶ 尾野徹  ☆エクスカーション☆

第2日 2月21日

 セッション3 日本と世界の最新動向   全国の自治体/地域ネットワークの取組報告(富山県山田村他)   行政の情報化 霞が関WAN(総務庁)   アジアの情報化(マレーシアMSCの現状 インターベイ構想他)  セッション4 CANの実現技術   XDSL ケーブルモデム 固定無線などの評価検討   インターネット技術の動向 相互接続 インターネット管理  セッション5 CANのアプリケーション   市民のコミュニケーション利用   CANと教育 医療 福祉   CANと企業ネットワーク イントラネット 電子コマース

第3日 2月22日 15時終了

 ◆ハイパーステーション 視察   実験サーバー スタジオ ニューCOARA ハイパーネットワーク社会研究所    など  セッション6 CAN実現のための課題   制度 CANと自治体の役割・民間の役割    人をどう育てるか   全体討論  今後の展望・課題とまとめ ●お問い合わせは下記へお願い致します。 財団法人 ハイパーネットワーク社会研究所 〒870 大分県大分市東春日町51番6号 大分第2ソフィアプラザビル1F TEL:0975-37-8180 FAX:0975-37-8820 e-mail : hyper@fat.coara.or.jp