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10月18日、大田村のどぶろく祭り    by Mie

この秋一番の冷え込みだったそうですが、日中は気持ちの良い秋の1日になりました。今日、私たち夫婦は国東半島にある大田村へやってきました。今日のお仲間は、私の俳句の先生の明山尚楠先生と友達の猪原恵子さんです。

ここは大田村の白鬚橋です。赤い欄干のかわいい橋にはお祭りの幟が立っています。
橋の欄干を見てみますと稲穂が実り、「どぶろく祭り」と書いてあります。
そうなんです、今日が白鬚田原神社の「どぶろく祭り」(10月16-18日)の最終日というので、お参りにやってきました。
沿道にはたくさんの露天商が並び、車を整理する人々、参詣の人々で賑わっています。
   

天下ごめんのどぶろく祭りですが、ここ白鬚神社では、和銅3年西暦710年から始まったといわれています。鳥居には苔やシダが生えていかにも古びたという感じがします。全国でも数カ所、九州ではここだけ許されているというどぶろく祭りです。全国からたくさんの人がお参りに来られるそうです。
村の人たちが威勢の良い掛け声を掛け合いながら餅つきをしていました。
本殿にお参りをしてから、どぶろくを頂きます。このどぶろくは税務署から許可を受けた1石未満の造石数で神社御神酒用として、神社内で作られたどぶろくが振舞われます。
  

9月25日の醸造初めの儀、10月1日の仕込みで、ドラム缶8本くらいのどぶろくが出来ます。税務署の検査を経て、17-18日にお祭りで振舞われます。私たちも黒い杯で真っ白のどぶろくを頂戴しました。お米のつぶつぶが少し舌に触り、ちょっと酸っぱくて辛口のお酒のようでした。五穀豊穣、長寿を祈るお祭りだそうです。
体の中から、何となくアルコールが廻ってくる感じです。境内の石段を下りて行きます。お宮の下の田んぼは稲刈りが終わって静かです。
石段の途中にかわいい仁王さんが立っていました。
階段を降りた所で、先ほどの搗いていたお餅を売っていました。早速食べてみました。おろし大根をまぶしたおいしい柔らかいお餅でした。
  

お参りも済んだので露天商を冷やかして歩きました。かわいい幼稚園児が自分たちで作ったサツマイモのお店を出していました。「買ってください」という呼びこみがとってもかわいかったです。
白鬚神社から大田村山村開発センターにやってきました。ここでは「どぶろくの里作陶展」が開かれています。大塚和文さん、坂本未刀さん、鈴木健司さんの3人の地元の若き陶芸家の作品が並んでいます。
  

数年前、私は鈴木先生の元で陶芸をしばらく習っていましたので、先生の作品も懐かしく、色々と説明を受けながら見せて頂きました。今回はユニークな花器がいろいろ作ってありました。先生の家の側近くのミカンの木や竹の灰を釉薬にした独自の風合いが素敵な作品です。私は記念にかわいい菓子皿を求めました。

杵築焼・司窯 :杵築市大内0978-63-3023

家に帰る途中、鈴木先生の家のある杵築市に寄りました。ここは、江戸時代の町の機構や武家屋敷がとてもよく保存されていることで有名です。高台の杵築城から武家屋敷、寺町と配置されていて、谷に商店が並んでいます。寺町には5つのお寺が格式の順に並んでいてその中の幾つかを見てまわり、俳句を作りました。

立派な武家屋敷「大原邸」が公開されています。10数年前まで普通の生活がなされていたという昔の御用屋敷です。お風呂を江戸時代のたらいに変えただけだということで、本当に生活しながらの保存状態がよくて、有識者の方々が驚かれているということです。御殿様の御成り座敷でボランテイアの野上さんからいろいろと興味ある説明を受けました。
大原邸 :杵築市大字杵築207番地0978-63-4554

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