6月24日、サンセット・クレーター国立公園

昨日はFlagstaffという町に泊まりました。朝、散歩に出ました。とてもきれいな空、さわやかな空気。今日も良い天気の一日になりそうです。
フラッグスタッフの裏山の麓まで歩きました。泊まったモーテルは幹線道路からちょっと入った所、そこから歩いて10分ほどで山の麓の家に着きました。朝の8時ごろ、Tシャツの私の腕には鳥肌が立っていました。ここは標高7000フイートです。
ホテルの側の幹線道路、鉄道も平行して走っています。長い長い貨物列車がゴトンゴトンとよく走ります。
軽い朝食を済ませて、さあ、元気に出発です。ほどなく雪を頂いた山が大きく見えてきました。Humphreys peak (12643フイート)3831mですから富士山より55m高い山です。スキー場になっています。
サンセット・クレーター国立公園に来ました。幹線道路からの入り口にはゲートがあって、レインジャーがいます。ここでは一人3ドルを支払ってレシートを車のフロントグラスに貼り付けておいて入場します。パーキングに車を入れるとまずビジターセンターを訪ねて、この公園の説明や展示を見てから見学に行きます。
レインジャーがいて、質問には丁寧に答えてくれます。ここは絵に描いてある火山群を見学します。サンフランシスコという人が発見をしたという火山群です。
コロラド・プレイトーに含まれるここは1064年から200年間にわたって何回か大爆発を繰り返しました。その時の溶岩流がそのまま真っ黒になってあたりを埋めています。こんな火山があったとは知りませんでした。
WUPATKI遺跡
Sinaguaというインデアンたちが西暦600年位から1220年くらいまでにわたって住み続けていた火山群の近くにある住居の遺跡です。見学路の入り口にボックスがあって、資料1ドルと書いてある。1ドルを入れて1冊取り出し、番号に従って説明を読みながら見学をしていきます。
ここは住居群の遠景です。細かな数々の工夫をこらして日干し煉瓦を積み上げて居室、倉庫、墓室など100室位がありました。100人くらいが住んでいたそうです。ここから土器や石器がたくさん出てきています。今見ると赤茶けた大地に築かれた素晴らしい住居、しかし、水や作物はどうだったのかと心配になります。レインジャーの人たちが、実験的に当時栽培されていたというとうもろこしや豆を植えて育てていました。
円形の遺跡は集会場だったと言われています。数百人の人が集まれて、声もよく響いたろうと書かれていました。大噴火による降灰が作物を育てることを知り栽培が盛んになったがやがて、干ばつ、疫病の蔓延などで、1250年頃にはすっかり住む人が居なくなってしまったと言われています。何が本当に原因なのか、かーっと照りつける太陽のみが知っているのだと思います。
次に車はグランド・キャニオン目指して西へ走ります。途中、金網の延々と続く地域に来ました。金網の中にはポツンポツンといった感じで家が建っています。ナバホインデイアンの保護区でした。大きな看板、「ナバホの工芸品を売っています」と書いてあります。
広場にたくさんの露店が並び、インデイアンの人が色々な工芸品を売っています。ペンダント、髪飾り、イヤリングなどのアクセサリー。インデイアンの人々が愛用していた魔除けなど、とてもモダンで素晴らしいデザインです。私はトルコ石のついた腕輪を買いました。
遺跡から出てきたという土器を模したものがたくさんありました。観光客用に作られたものより、出土したという土器の方が数段洗練されているように思いましたが、実用の美ということでしょうか。また、きれいな石を磨り潰して色粉をつくりそれで地面に絵を描いたという「砂絵」の壁飾りもデザインが素敵でした。
グランド・キャニオンの前にLittle Colorado River Gorgeがありました。赤い地層がくっきりと筋を描いてコロラド川の深い谷底まで続いています。コロラド川の急流が作った自然の芸術作品です。
いよいよグランド・キャニオン国立公園に入りました。Desert Viewには観光用にインデイアンの砦が作られていました。インデイアンの芸術家たちによって描かれた内部の壁画です。インデイアンの人々が数代にわたって受け継いできたデザインだそうです。


インデイアンの神と崇めし雪の山


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