6月24日、グランド・キャニオン

いよいよこれから今回の旅行の中でも大きな楽しみの一つとなっていたグランド・キャニオンに入ったという時になって、デジタルカメラのメモリーガ一杯になってしまいました。さあ、困りました。Desert View の案内所にお願いをしてコンセントを使わせてもらって、大急ぎで画像をノート・パソコンに取り込みました。
グランド・キャニオンの見所の一つ、Grandview Pointです。延々と続く深い断層は吸い込まれそうです。青い空の下に神秘の世界を作っています。
見晴らしの良い場所には手すりが設けられていますが、レインジャーの方がいて気を配っています。かわいいレインジャーの方と一緒に写真を撮りました。
Grand Canyon Villageです。鉄道もあって蒸気機関車の引っ張る観光列車が走っています。さすがここは観光客が多く、日本からの団体客の観光バスも来ていました。
展望台から谷底までは1800mくらい、そして対岸?までは18キロ、といいますが、なかなか実感としてピンときません。谷底までトレッキングコースが糸のように細く続いているのが見えます。

断層の山々は太陽の動きにつれて、赤からピンク、紫と色を変えていきます。そして影が出来ていくことで、余計に美しくなっていきます。

数万年にわたり、コロラド川によって侵食され削られていったグランド・キャニオンは世界でも有数の珍しい美しい景観と言えると思います。実際にこの目で見ると、もう言葉もありません。
1600年代、スペイン人によってこのグランドキャニオンは発見されました。その後、この地を探検する人、写真に撮って紹介する人、ホテル営業を始める人といろんなフロンテイアの人々によってこの地は広く知られることになりました。目の前はグランド・キャニオンを見下ろす所に建っているホテルです。
夕闇が迫るころ、もっともっと見ていたかったグランド・キャニオンと別れてTusayan という町に来ました。ここにはIMAXがあって、National Geographic Theater でグランド・キャニオンの映画を見ました。4000年前に住んでいたインデイアンの生活の様子、スペイン人の発見の様子などが再現されていました。また飛行機やヘリコプターによるグランド・キャニオンツアーもあるそうですが、怖くて出来ないと思っていましたが、映画の中で十分その気分を味わうことが出来ました。探検家たちがボートでコロラド川の急流を下りながら探検していく様が再現されていて、手に汗を握りながら映画を楽しみました。

映画のあと、夕食をとり、いよいよモーテルのあるFragstaffの町まで帰ります。ようやく西の山に太陽が沈みました。残照が西の空を茜色に染めています。やがて闇が濃くなるにつれて、星が煌き始めます。真っ暗な一筋の道をダンさんは懸命に車を走らせています。私たちは周りの美しい夜の闇と星を見ながらため息をついています。真っ暗な路上にダンさんは車を止めてくれました。4人は外に出て空を見上げます。北斗七星、大熊座、天の川、白鳥座、そしてさそり座のなんとはっきり美しく見えることか、そしてこんなにたくさん星はあったのかと息をのみました。私の人生の中でも特に素晴らしい経験をした一日となりました。


夏の陽と一つに融けし赤き岩


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