6月23日、ドライブに出かけます。

朝は早く起きました。お父さんのマイケル氏は既に起きて仕事中、私は外へ出てみました。日はとっくに上がっていますがとてもさわやか。朝食はビーチで、とのこと。プールサイドのことです。まゆみさんが素敵な和食を用意して下さいました。味噌汁には油揚げと麩、納豆に漬物まであります。それにお母さんのテイアさんが作って下さったという、ヤム芋のマッシュ(真ん中の黄色いもの)レバノン料理のレシピからという珍しいTabbuliも頂きました。8時を過ぎるとだんだん外は暑くなってきます。
9時半頃、3泊4日の予定でダンさん、まゆみさん、主人、私の4人でグランド・キャニオンへのドライブに出かけました。帽子とサングラスを忘れないで、とテイアさん。気をつけて元気で帰っておいで!といつまでも見送って下さいました。しばらく住宅地を走るとすぐにこんな景色。電柱のようなさぼてんがあちこち立っています。そんな中にポツンポツンと赤茶色の家が見え隠れしています。
どこまでも、そんな平原が広がっています。リバーとか、クリークのつく地名がドンドン出てくるのですが、そして確かに橋を渡るのですが、殆ど水は見えません。しかし、その当たりには家が多いのです。水は掘ると出てくるのでしょうか。電気はどこまでも電柱が並び、山を越え、延びています。
急に土が真っ赤になりました。そして見たかった景色が近づいてきました。グランド・キャニオンが有名ですが、他にもいろいろ珍しい景色の所はあります。ここはSEDONAという町のレッド・ロック。その名の通り真っ赤な岩のかたまりが青空の中に突き出ています。
ゴツゴツとした岩が層になっています。赤の色も様々でそれがきれいな縞になってみえます。
ここはそんな岩の上に立てられたルテラン教会です。道路からこの大きな十字架がよく見えます。入り口は反対側にあり、中へ入ると聖堂、地下にはギフトショップがありました。たくさん人がきていますが、殆どの方は入り口で胸に十字を切ってから入られます。外では到る所に見える青空の中の赤い岩を背景にカメラに納まっていました。こんな所でもこの赤岩に調和した家があちこちにあるので本当にびっくりします。
次にやってきたのはOak Creekを見おろす所です。上の橋を渡ってきた所で谷へ下りる道があります。はるか下をきれいな水が流れて、人々が水遊びをしているのを見ることが出来ます。そしてその谷の中は緑の木々が生い茂っています。
私たちの見下ろしていた場所に咲いていたさぼてんの花。よく見ると意外にたくさんの花が咲いているのに驚きます。けしのような花、名もしらないピンクの花や黄色い花、咲いているのを見ると本当にハッとします。
道はドンドン大地を上って行きます。標高が上がると松を中心に緑が一杯になります。ここはもう2000メートル位になっています。
今、上ってきた下を眺める場所が作ってありました。COCONINOという所です。駐車場からシーニックサイトまでの小道はインデイアンの民芸品を売るお店がずらりと並んでいました。トルコ石をはめ込んだアクセサリーやかわいい土器を並べていました。風が激しくて帽子を押さえながら見る谷底にはきれいな谷川が流れています。ここでは本当に久しぶりに日本人の家族に会いました。
やがてえ今日の目的地、Flsgstaffが近づいてきました。前に見える山のふもとの町です。写真ではちょっとわかりにくいですが、なんと山の上には雪が白く見えます。標高は富士山より60mほど高い山です。
Flsgstaffではダンさんがあらかじめ予約して下さっていたモーテルに泊まります。寒いですから長袖を用意するようにと言われていました。食事に出ようと外へ出たら、風も強く本当に寒いのです。ここは2000m位の標高の町です。鉄道も通っていて、時折ガタンガタンと長い長い貨物列車が通ります。今夜はメキシコ料理、何となくメキシコの影響の強い町と思いました。伝統的なメキシコ料理のお皿です。ソフト・タコスに豆のすりつぶしたものや、お肉を巻き込んで食べます。ビールはやはりメキシコのパシヒコというビールです。ダンさんに悪いなといい飲みました。乾燥した体においしかったです。あちこちスーパーを探して走り、今夜のデザートと明日の朝食を買ってモーテルに帰る頃には星が一杯光っていました。


松籟はトルコブルーの空に抜け


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