2016年12月15-18日:ひがし北海道名湯おもてなしの旅 
17日: 北見温根湯温泉へ  
昨夜と同じ広いレストランで朝食バイキングです。いつもの朝食のようにパンにしながら、お皿には北の海の幸が一杯です。 
私も同じように、パンに、いかにしらす、そして、長い立派なシシャモです。コーンスープもおいしいですし、牛乳も本当においしいです。 
 食べてみたいと思いつつも手を出さなかった「あっぺめし」食べ方が書いてあります。一膳目は鮭の炊き込み飯をそのまま味わう。
二膳目は鮭炊き込み飯に、漬けサーモンを乗せて食べる、三膳目はその上に好みのトッピングをいろいろおいて、だし汁をかけて食べる、のだそうです。見ているだけでお腹が一杯。贅沢なトッピングがたくさん並んでいました。この辺りが鮭の産地ということから出来た食べ方だとか。
こちらも話の種にとおいてある地元限定の飲み物、左は サロベツの牛乳、右は「ソフトカツゲン」という北海道限定の乳酸菌飲料だとか。もともとは、帝国陸軍の栄養補強に造られた「活素」が「活源」となり、ソフトな味に変えられて「ソフトカツゲン」と呼ばれているとか。確かに心配したほどには濃くは無い、しかし栄養たっぷりの感じのクセのある飲むヨーグルトっでした。寒い地方ではきっと暖かい部屋で飲むとおいしいだろうと思いました。
 鮭、鱒の漁獲高日本一というだけあって、鮭が一杯ぶら下がっています。
見事に並んだ珍しい食事を全て味わうことは本当に不可能、残念です。でも、あれこれ、選んでおいしく食べました。今日の出発は8:50分とやはりゆっくりだったので、広いホテルのあちこちを見ました。 
 ホテルの前はもう海です。今にも流氷が来そうな寒々とした海、でも、これが豊漁の海なんですね。
ここは、足湯が用意されているテラスです。風が冷たいです。
 テラスからの景色は真白です。でも、今日も天気が良くて、空が青く海も青く美しいです。右の山の下を通る道路を走って、知床とさようならをします。
今日は知床の自然を知ることのできる「知床世界遺産センター」へ行くのが楽しみです。 
寒くて部屋へ入ってきました。ここには このホテル「北こぶし」さんの歴史が保存展示されています。
出発は旅館「桑島」昭和35年6月創業、くまは創業当時のロゴマーク、真ん中は創業当時の半纏、

知床が乱開発の手が入りそうになった時、100平方メートル運動をされて貴重な知床を守られたそうです。
左の地図には、運動で原生の森を守ることが出来た土地などが示されています。
また右下は、帳場で使われていたそろばんや、パンフレットなど。大きなコンパスが雪道に欠かせない厳しさを見ました。
 紅い宗谷バスに乗って知床から網走の方へ移動です。昨夜の温泉ではオーストラリアから来たという中国人の方と一緒になりました。家族で休暇で来たとのこと、中国からの人も多く大型観光バスが何台も並んでいました。
ホテルの方が何人もお見送りに並ばれています。創業当時からの習わしとなっているそうです。 

良かったらこちらの記事、お読みください。知床の暮らしがとてもよく判りました。
知床グランドホテル北こぶしを出るとそおは国道334号線、私たちは網走へ向けて行きます。冬の間、ここウトロから半島の先の方へは11月頃から5月の頭までは雪のために通行不能になります。 本当に厳しい気候です。
 バス5分ほどで到着したのが「知床世界遺産センター」です、ここでは世界遺産の知床の自然を紹介しています。
 まず目を引いたのは樺太と、北海道、その北にある北方四島そして、カムチャッカ半島の地図でした。丁度、安倍首相がロシアのプーチン大統領と会談をしていて、北方四島に在住していた方々の多い地方を旅行していたので、毎夜テレビのニュースが気がかりでした。添乗員さんもお友だちの祖父母さんたちが四島出身という方もあって、ニュースが気になります、と言われていました。
 こちらの模型は知床半島です。左海岸の赤印が今いるウトロです。
知床で見られる動植物の解説などがたくさんありました。
 センターの隣は道の駅「うとろ・シリエトク」でした。「シリエトク」(sir-etok) とは、アイヌ語で「陸地・大地」 (sir) の「先端・前」 (etok) を意味し、「大地の突端(行き詰まり)」を表す言葉で、知床の語源でもあるそうです。(ウィキペディアより)

ハスカップやヤマモモの飴など買いました。
続いての見どころは知床八景のひとつ「オシンコシンの滝」です。 アイヌ語で「川下にエゾマツが群生するところ」を意味する「オ・シュンク・ウシ」から転じた名前。(ウィキペディアより)
滝からの水が流れるチャラッセナイも、殆ど雪と氷です。 チャラチャラと流れ下る川、という意味だというので、ちょっと愉快でした。
階段を少し登りますが、ガチガチに凍った上に雪が積もっているのでとっても滑り易いです。 
 必ず手すりを伝って下さい、とガイドさんが大きな声で注意されます。滑ると大変です。
オシンコシンの滝の前に来ました。殆ど凍っています。見るからに寒そうです。 
 見上げると、ニホンの滝になっていますが、氷の滝です。日本の滝100選にも選ばれて今は双美の滝とも呼ばれるそうです。

オオ、寒いです。早くバスに戻りたい〜〜
この建物はトイレの壁です。トイレはこの厳寒にも凍らないようにするために莫大な費用がかかるそうです。外壁に下げられた温度計はマイナス10度を示しています。ブルブル〜〜 
 バスに戻りました。常時26度に設定しています、寒い暑いすぐに調整出来ますから、とガイドさん、しかし、何とありがたいことかと思います。

バスはドンドン走ります。真っ白の大地はじゃがいもが出来る畑だそうです。
畑の土が風で飛ばされないように、防風林の役目をするカラマツが植えてあります。カラマツはもともとこちらの木では無かったそうですが、植えて見たら、よく合ったのか、成長も早くしっかり役目をしてくれるのであちこちに植えられているそうです。 
時々、こんな風に真白の雪の大地にこんもりと置かれたものがあります。これは甜菜だそうです。ビートといって甜菜糖のことで、お砂糖になります。絞りかすは飼料になるとか。 
 延々と防風林と白い大地が続きます。今日は青空ですが、雪が降ったり、吹雪いたりしたら大変なことと思います。
学校のような所へ来ました。ここは福岡のお菓子やさんが廃校になると言う小学校をお菓子工場にした所です。じゃがいもデンプンを使って煎餅を作っています。
小学校をそのままに使った可愛い童話の世界に出てくるような建物になっています。 
 入り口のスロープは雪がありません。黒いじゅうたんのようなものが敷かれていますが、これは雪を解か装置がついていて、来る人が滑らないために置かれています。
看板は「福太郎株式会社北海道小清水北陽工場」と書かれています。案内をご覧ください。
 入り口を入ると、子ども達の写真が飾ってありました。2013年7月工場はスタートしましたが、そこは小学校でした。最後の子ども達が居る時に、工場となることが決まり、寂しくなった最後の在校生16人、
思い出に絵を描いてもらった、その絵にデザイナーが色をつけて、建物のあちこちに置かれている。とても素敵な絵で私も思わず、この絵は?とスタッフの方に尋ねてしまった。 
 自分たちの絵がこんな風に壁画になったらどんなにうれしいでしょうね。
オホーツクの海の生き物、また花々、北の動物たち、子どもの素晴らしい発想で描かれた数々の絵がほのぼのとした気分にしてくれます。 
ほがじゃはジャガイモのデンプンで作った煎餅、福岡の味、辛子明太子を混ぜたり、北海道の味、チーズやベーコン、ほたてなどを混ぜ込んだ煎餅です。 
工場の素敵なことがわかります。
かっての小学校の正門あたり、大きな石碑は「北陽校 百年之碑」です。雪かきをして大きな雪の山があちこちに出来ています。夫はサラサラの雪だと、羨ましそうです。
ほがじゃの工場見学を終えてオホーツク海を見ながら走ります。この辺りは原生花園がある所です、と言われても真白の世界です。
網走市と小清水町にまたがる汽水湖の涛沸湖です、オホーツク海に挟まれた砂州にあるのが原生花園だそうです。ラムサール条約に2005年登録されました。
 網走市に入りました。そして、網走海鮮市場で昼食です。一人に一尾の毛ガニがついています。
丁度、北海道に来る前に、弟から立派な毛ガニが届きました。二人で食べ方の紙を見ながら、おいしく食べた所でした。
その食べ方の紙を思い出しながら、毛ガニをハサミでさばいたら、簡単においしい肉を食べることが出来ました。添乗員さんから毛ガニのプロが居る、と冷やかされました。食べ方の要領が判っていると、お味もよく判り、おいしく食べられました。
市場では海産物の買い物はしませんでしたが、北海道のおいしい牛乳を飲みました。 
前へ 
続く