2015年5月10日:蜂蜜採取に新聞社へ
「蜂蜜採取に新聞社へ一緒に行こう、瓶を持って」と久美子さんからのお誘いに、早速広口瓶を持って、加わりました。
長袖を着てくること、とご注意も頂いて行きました。
着いたのはまさしく、新聞社のビルでした。 
このビルの屋上に蜂蜜採取する場所がある?日曜日です。守衛さんに名前を告げて、入れて頂く。
4階へ行って下さい、何だか人の声がしています。間違いなさそうです。
ホント、4階に屋上がありました。そして、行くなり、食べて見て!と、指さされたのが、見たことがあるハニカム構造の蜂の巣、そして、あふれる蜂蜜。うわ^〜とってもおいしい・・・・びっくり、濃厚! 
   外を見ると、あら〜〜〜まさしくビルの屋上です。そして、あの箱は?正真正銘蜂の巣箱です。
本当に新聞社のビルの屋上に蜂の巣箱がありました。写真で見たことのある、黒いネットを被った作業着の人たちがいらっしゃいます。
そして、室内には、一升瓶が並び、大きなお鍋には蜂蜜が入ってます。木枠の中の一升瓶には、上から蜂蜜が落ちてきています。

本当でした。ここで蜂蜜採取をしています。 
   今日のお誘いをして下さった社長秘書の衛藤氏です。おお、いらっしゃい、楽しんで下さい、と、笑顔で言って下さる。
何故、新聞社の屋上で蜂蜜なんですか?気になります。その仕掛け人の報道部長佐々木氏です。とっても優しそうな方、
今から7年前、東京からこちらに帰ってきて始めましたよ。東京・銀座の屋上に巣箱置いて飼ってると聞いて触発されました。蜂の行動半径は2キロ、せいぜい3キロ、銀座の周り、それだけ緑やお花が多いってこと、大分の街の中もきっと大丈夫と思ってね。 
  とっても興味が沸いてきました。外へ出ますか?はい、行きます、じゃ、ちょっと待ってください。とぐるぐる巻きにされました。 
佐々木氏と同じように、黒いネットを被ります。隙間から蜂が入って来ないように、ひもでしっかり結わえて締め付けます。これで蜂はもう大丈夫ですか?恐る恐る屋上に出ました。黒いネットは思った以上に見通しが良いです。 
  久美子さんもしっかりくくられて外へ出ました。この巣箱の周りには、ぶんぶん蜂が飛び交ってるのですがネットで平気です。
そうそう、ミツバチを飼おうと思った以前から、ここで発刊される大分合同新聞のマスコットキャラが「ぶんぶん」というミツバチの妖精だったことが幸いし、「ミツバチプロジェクトは、社長さん副社長さん自ら推進され 強力に推し進められることとなったそうです。
 
皆さん、新聞作りのプロではあっても、ミツバチに関してはプロのお力を借りていらっしゃいます。協力者は最初から色々と指導、ご助言をされている豊東氏、もうキャリア70年以上のミツバチとのお付き合いがある師匠と呼ばれていらっしゃる方です。
もう一人は、「ミツバチが育む山郷 推進プロジェクト」代表羽田野弘文氏です。ここで飼われているミツバチは、西洋ミツバチです、私は日本ミツバチを飼っています。日本ミツバチは、とても希少種になってきてますよ、と話して下さいました。
  屋上のお庭に3箱、屋上の畑の方に2箱、置いてあります。佐々木氏がお庭の箱を開けて、蜜の出来具合を確かめてます。 
巣箱から出して見せて下さいます。蜂がぶんぶん飛んでますが、素手で持ち上げ、一杯蜂蜜が溜まってますね、これから採取しますよ。 
  麦わら帽子にミツバチが止まっています。西洋ミツバチです。日本ミツバチは、もう少し色が黒っぽいそうです。

後の箱の上にあるのは、麻袋の切れ端です。これも蜂蜜採取には欠かせないアイテムです、 
 巣箱の傍には、バーナーのようなものが置いてあります。炎では無く、煙りが出ています。これは何のために使うのですか?まさか、外に居るミツバチを殺すのでは無いでしょう?ね。
これはミツバチの行動を落ち着かせるためのもので燻煙機です。先ほどの必須アイテム麻袋の切れ端を筒に入れて火をつけるとノズルから煙が出て、蜂がおとなしくなるのですよ。そうでしたか、安心しました〜〜
  この巣箱には、とてもきれいな蜜が溜まっているようですね。この上にまたもう一つ、巣箱が重ねておいてあったのです。 (重ね置き)
さあ、質問ですよ、これは何に使うものでしょうか?と、養蜂業の師匠・豊東さんが見せて下さったのは、ワイヤーがたくさん渡された仕切です。何だろう、、、「この仕切の幅がポイントだよ、
これはミツバチの箱を重ねる時の間に置く仕切だよ、この隙間の幅は、働き蜂は通り抜けが出来る、でも、女王蜂は通り抜けできない微妙な幅に造られているよ。」
なるほど、女王蜂が擦り抜けて行ったら、余所でミツバチ一家を作ってしまうことになるのですね。 
屋上のお庭から社屋を見上げます。最上階の屋上では無いですが、 やっぱりビルの屋上でした。隅には大きなエアコンの機器がたくさん並んでいます。
さあ、私も室内で、蜂蜜の採取のお手伝いをします。取り出して下さった巣枠を持たせてもらいました。とっても重いです。一杯蜜が詰まっているようです。   
   先ず、巣枠の蜜蓋をナイフで薄く削り取ります。とても慎重にナイフを滑らせていきます。一度、滑らせたら、熱湯をくぐらせフキンでしごいて、また削ります。
その後に、巣枠を遠心分離機に差し込みます。2枚入ります。 
  手回しハンドルをグルグルとリズミカルに動かします。中を見ていると、巣枠から蜂蜜が飛び出して行くのが見えます。 久美子さんが「2時間先輩」とおっしゃる方から教わって手伝っています。
遠心分離機本体の下方にある蛇口から蜂蜜が流れてきます。それをこしきで漉して、下のお鍋に集めます。 
  その蜂蜜を、私が持参した瓶に一杯入れて下さいました。 ああ、うれしいですね。久美子さんも広口びんに頂きました。

とても珍しい経験をさせて頂きました。ありがとうございました。お礼を言って、お別れをしました。
守衛さんにもお礼を言って、外へ出ると、まさしく大分合同新聞社の社屋でした。ここは出来上がった新聞の配送センターです。社屋に出ている会社の名前を貼り付けてみました。 
  道路を隔てた真ん前には、ガラス張りの美しいビルがあります。ここは、屋上で出来た蜂蜜を使った飲み物などが飲めるカフェです。「ハニカムカフェ」といいます。今日は日曜日で閉まっています。 
大分合同新聞社員でつくる「NPO法人大分研究所」が2009年4月より正式に立ち上げた「honeycomb green+flower plan」(ハニカム緑+花計画)」です。銀座の屋上での養蜂に触発されて始まった大分ミツバチプロジェクトは、ミツバチ飼育を通して大分まちなかを花と緑でいっぱいにしよう、まちなかブランドのはちみつで地域づくりをしようというものです。まちなかで活躍する皆さんとコラボレーションもしたいです、ということで、コラボして出来たお菓子や飲み物などもここで提供しているそうです。  
  私たちは、ハニカムカフェの前のベンチで、久美子さんのおいしい紅茶と、パンでお茶しました。まちなかでこんなことが出来るなんて、オシャレな街だとうれしくなります。 
壁には大きなディスプレイがあり、大分の自然や産物を使ったお料理、お菓子などを見せています。一息ついて、ちょっと寒くなりました。お腹も減ってきました。 
 
ランチを食べましょうと、やってきたのは、中華料理の「ムーン月」です。担担麺セット、焼きそばチャンポン、焼き飯、餃子、ちょっと多過ぎませんか?ハイ、多過ぎました。テイクアウトにしてもらいました。これにまた餃子を入れて、夫へのお土産、と包んで頂きました。ありがとうございます。私は「ムーン月」デビューでした。
家に帰り、早速蜂蜜の試食です。毎朝、食べている蜂蜜と、今日の蜂蜜を並べて比べてみました。とてもさっぱりとした香りの良い蜂蜜です。左が今日、採取したものです。右はアルゼンチン産だったと思います。 今日は珍しい体験をさせて頂けて、ありがとうございました。ご招待して下さった大分合同新聞社皆様、ありがとうございました。
「honeycomb green+flower plan」(ハニカム緑+花計画)  では、まちなかはもちろん、県内各地、東京・銀座との連携も考えていきます。新聞紙面とブログを活用して情報発信します。と、着々と実行中です。
参考資料