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2008年5月19日〜23日:全国友の会大会
今年も全国友の会の大会に出席するために池袋に来ました。ここは、1921年(大正10)、羽仁吉一、もと子夫妻が創立した自由学園の校舎として、アメリカのフランク・ロイド・ライトの設計により建設されました。今は重要文化財となっています。
垣根を飾っているのは1930年アメリカで作られた薔薇New Dawn とても美しいです。
自由学園明日館の前にはこの春、竣工したばかりの全国友の家、東京第一友の家があります。
清楚な雰囲気でとても素敵です。午後からのオープンハウスに向けて友の会員が準備をなさっています。
まだ、ペンキの匂いがする友の家の中を見学しました。

ここは、調理室です。お料理講習会では、手許が後ろの人にまで良く見えるように反射鏡がついています。
キッチンは、蓋を上げると流し台とガス台が出てきます。
たくさんの食器が見事に整理されています。
5月20日、全国大会第一日目は、ひばりが丘の自由学園で開かれました。2年後に創立80年を迎える友の会です。大会のテーマは「志を受け継ぎ 愛による新社会の実現を」です。


写真は生徒さん手作りの心の篭った女子部食堂の食卓の様子です。
昨夜から、台風の雨と風が激しかったのですが、昼前にはすっかり上がりました。花壇の草花がとても美しく咲いています。
お食事を頂いた女子部食堂。どこも生徒さんたちの手で美しく整えられています。
女子部体操館と大芝生です。緑が本当に美しいです。
女子部体操館では、「食の学び」の展示を見学致しました。自由学園では、創立のはじめより、昼食を生徒たちが作ってきました。生活の中心に食があることで学園の教育理念の「生活即教育」「自労自治」が深められています。

どの食堂にもこの「キリストはこの家の頭・・・」という言葉が掲げられています。
学園で使われている食器です。
手前から幼児生活団、左は最高学部、その上は男子部、右は女子部の食器です。
夜は、九州部の総リーダー会を開きますので、池袋のホテルに戻り、大急ぎで、ホテルのレストランで頂きました。
5月21日、ホテルの窓からの朝の景色です。ビルが一杯です。
窓の下を見ました。ホテルの屋上のつつじの刈り込みが美しい。
友の会全国大会の二日目は、日本青年館の大ホールに1200人が集まりました。壇上の美しい花、わたしは最前列の席でした。この美しいユリの香りに少し酔いました。

ステージ正面には「われら友あり」と書かれた日本地図に国内180、海外9の友の会が印されています。
青年館の近くには、国立競技場や、東京都体育館など、たくさんのスポーツ施設があります。
今日は、体育館で北京オリンピックのバレーボール最終予選が行われていました。
グッズ売り場です。背の高い外国人選手が買い物をしていました。本当に背が高く、美しい選手たちでした。
池袋の全国友の家に戻ってきました。友の家の竣工のお祝いのお茶会が準備されていました。友の会の会員の皆さんが、この日のために準備してくださった見事なお菓子がテーブルに美しく並べられていました。
お菓子と飲み物を頂いてお友達とおしゃべりしながら、楽しいお茶の時間を過ごします。どのお菓子を頂いたら良いのか、本当に迷いました。
外のパティオに出て、頂きました。風が心地よい空間でした。
お茶の後は、また館内の見学です。今度は資料展示室を見学しました。
友の会創立の数年後、昭和11年の「友の新聞に大分友の会の記事が出ていてうれしくなりました。会員数は17人位だったのでしょうか?
九州部の友の会の記事をカメラに収めました。とてもうれしいですね。
羽仁もと子の創立した3つの団体「婦人之友社」「自由学園」「友の会」の100年の年表が資料展示室に張り出してあります。
藤尾村セッツルメント(宮城県)で使用されたミシンが置いてありました。
次に見学をさせて頂いたのは、お隣の「婦人之友社」です。例年、大会に合わせて、貴重な展示をしてオープンハウスをして下さっています。
婦人之友に掲載される座談会がよく持たれる応接室です。
3階には、最新号の記事の中からのお料理や、洋裁の実物を展示して見せて下さっていました。
5月22日全国大会三日目です。自由学園明日館講堂で、各地総リーダーと委員のみの、大家族会議として持たれました。
午後は大村省吾先生の「家庭における食の役割」と題しての講演がありました。現代ただ今の、食の置かれている現状の分析から、子どもの人間形成は食事・家庭が基盤であることを説いてくださいました。

自由学園の「食の学び」にも深く関わって下さった先生の講演は、私たち友の会への課題もたくさん投げかけて下さいました。
3日間の大会が終わりました。全国友の家で、お茶を頂いてまた見学をさせて頂きました。ここは、友の会の資料保管室です。並んでいるのは歴代総リーダーさんの情勢報告です。
友の会の歴史が詰まっている部屋です。
羽仁もと子・吉一先生のお写真と、「思想しつつ 生活しつつ 祈りつつ」の額の掲げられた「創立者の記念室」
この全国友の家の建て替えに合わせて、新しく準備された食器です。紫色の葡萄の房が描かれ、裏には羽仁もと子先生の字で「友」という字が印されています。「友の新聞」の題字から取った「友」だそうです。
5月23日中央委員会の昼食は、心づくしのお弁当を頂きました。美しくて、優しいお味で、感動しました。その時、私は不束ながら食前のお祈りをさせて頂きました。

友の会創立80年に向かう今年の全国大会がこうして終わりました。各地、地域に根差した活動を元気にしていきたいと思います。