平成23年4月 園便りより


天気にも恵まれた第62回卒園式 
保護者・来賓・職員から祝福され、卒園児達は元気いっぱい大きな希望を胸に保育園を巣立っていきました。
 とても盛り上がった保護者主催の謝恩会がその夜、保育園で開かれました。  ありがとうございました。


    先日行われた第62回卒園式、保護者のみなさんと来賓の方々に祝福され、22人の子ども達は元気いっぱい卒園していきました。 毎年の事ながら0歳の頃から通園してた子も多く成長した姿に保護者の皆さんはもちろん、私も含め職員の目は潤みっぱなしでした。 毎年、当たり前のように卒園生を送り出していますが、先月起きた歴史的大災害となった東北関東大震災では多くの保育所、学校も被災し幼い命も多数失われたことを思うと、無事に小学校へ就学させるという当然のことが出来てつくづく良かったと感じているところです。 被災地の皆さんの一日も早い復興を心より願っております。 
 さて、新年度が始まりました。今年度は4月入園のお友達が多く賑やかなスタートで、今年度も定員を上回りありがたく感じています。 少子化が進行し、津久見では過疎化も気になるところですが、向洋の園児達には弟や妹が出来るケースも多く、もう一人育てたいというご両親の希望に微力ながら保育園としてお役に立っているのでは、と嬉しく感じているところです。  向洋では皆さんが安心してお子さんを預けられるように、保育について個々の要望をお聞きし、保育課程を組み、年間保育計画を作成しています。 その、年間保育計画に沿って担任が立案した計画を主任と園長がチェックして日々の保育を行っています。保育園は預かるだけ…という間違った情報もあるようですが、日々の活動にはしっかりした計画と準備があるのです。 日本や韓国では幼児教育というと英語や漢字というイメージがあるようですが、欧米では「あそび」がなにより子どもの教育に欠かせないという考えが主流です。 もちろん気の向くままの遊びではなく、考察と準備が欠かせません。 さらに、遊び以上に幼児期に大切なものは、環境です。 健やかな成長を保証する空間や食事の環境、そして、子ども達を取り巻く大人や友達の人間環境… 子どもには、側にいる大人から得る安心感がなにより大切と思います。 この人の近くにいると安心で心地よい。安心できる人の言うことは聞かなくては という心理。そんなこころの拠り所をご家庭と保育園で作って行けたらと願っています。
 私たち人間は、集団で生活する生き物です。 学校や会社それに仲間達と活動するときに時間にルーズでは信用が得られません。時間の観念も幼児期に身につける大切な要素だと思います。また、保育園では順番っていう言葉をよく使います。遊具で遊ぶ、歌を唄う、お話をする全て自分の思いつくままに行うとうまくいきまん。 我先にという気持を押さえて、他の人を思いやり順番を待つことがどんなに大切なのかも幼児期に身につけてほしいと願っています。 
 震災の避難場所で食料が乏しくても整然と順番を守る日本人に海外から大きな賛美の声が聞かれます。 我先に物を取り合うと結局配給も出来なくなり誰も得をしないことを賢い我々日本人は先祖からの教えでDNAに刻みつけているのでしょう。
 最後になりましたが、今年度もよろしくお願いいたします。