平成11年11月 園便りより

  大避難訓練 消防自動車も来てくれて子ども達はとても嬉しい一日でした。

  気候も穏やかで、大きな行事もない十月は、ゆったりと秋の自然に触れることが出来たことと思います。
 園長にとって、十月はとても忙しい月でした。 毎年一度行われる県の保育所監査が行われましたし、保育全国大会、各種研修会のスタッフとしてバタバタしてしまいました。 
 ご存知の通り、認可保育所は公費で運営されています。 向洋保育園の規模でも年間予算は数千万円という金額に達しますので、厳正な管理が不可欠です。 その運営費をどのように使ってどんな保育を行っていくかを立案実行するのが園長としての職務です。
 この数年、選ばれる保育所、選んでいただける保育所という言葉が盛んに言われています。 どんな保育をどのように行っていくかによってその保育園の評判が決まってきます。 ただ目先の新しいことに取り組むだけでは、保護者からの評価は決して高くならないのではないでしょうか? マーチングの大会へ出るためだけに一年間練習を重ねたり、英語算数その他勉強面だけに力を入れていたりでは、子どもの発達に決して良い影響は与えないことと思っています。 近年、「幼児教育」と、ことさら教育面を強調してきた幼稚園さんが全国的に厳しい状況にあることも、子ども本来のいろんな事をやってみたいという要求に添えなかったのではないかと思ったりもしています。
 子育て支援に使われる公費の配分を求めて、幼稚園団体が動き出しています。 県下の保育園の代表委員として幼稚園団体との折衝の席に着くことになりましたが、幼稚園さんで出来ること、幼稚園では無理なことを再確認していただきたいと思っています。
 お金が出るから子育て支援を行う という考えでは幼稚園の前途は厳しいと感じています。