クワガタ虫は夏季に活動する昆虫ですが、種類によっては冬ごもりするものもいます。
冬季であってもクワガタ虫を観察したければ、あるいは産卵させようとすれば温室が必要です。
また、温室を使えば幼虫の成長を早めることもできます。
実際に半年で、オオクワガタ、コクワガタを産卵から成虫まで育てることができました。
ただし、「成長を早める」イコール「大きくなる」ではありません。
確かに温度が高ければ、幼虫の活動は活発になり多くの餌を食べるのですが、 羽化までの期間が縮まってしまいます。
しかし、産卵の時期を調節する、1日も早く成虫にしたい、という場合に温室はとても効果的なものです。

それでは、我が家で使用している簡易温室を紹介します。


上の図を見て下さい。
ダンボール箱を利用したチープな温室です。
制作予算としては、ダンボール箱を除いて4ー5000円程度です。
では、図の温室の説明を。

1、ダンボール箱
ホームレスも防寒に使っているダンボールです。
できるだけ丈夫な物がいいでしょう

2、断熱シート ダンボールの内側に断熱シートを貼ります。
できるだけ熱を逃がさないように

3、ヒーター
熱帯魚用のヒーターを使いました。
必ず水に使った状態を保持します。

4、サーモスタット
私はこれを水の中に入れた状態で使ってます。
理由は、箱内の温度よりも水温を管理するためです。理由は後で説明します。

5、コンテナボックス
私は密閉に近い物を使ってます。
蓋に穴は開けていません。ですから、オイルヒーターのようにジワジワと暖めます。 (と、思う。たぶん、きっと。)
コンテナボックス内に配置したヒーター等は下の写真のとおりです。

6、飼育ケース等
飼育ケースや飼育瓶にいれたマットは、急激な温度変化に耐えます。
エビやカニを宅急便等で送る時におがくずを入れますよね。 これと同じ原理です。
箱を開けて空気の温度が下がっても飼育ケース内の温度は急には変わりません。
ですから箱内の温度よりも水温を一定にしているのです。

7、温度調節器
ヒーターやサーモスタットとセットで売ってます。
温度は28度位に設定してます。が、クワガタ自身が感じる温度はもっと低いと思います。


以上が我がで使用している温室です。
これなら誰でもできそうですね。
注意すべき点としては、ヒーターを使うので温度のあがりすぎを防ぐことでしょうか。
サーモスタットは、温度を感知しますが古くなると正確に働かなくなりますので お金がかかりますが早めに新しいものと換えましょう。
熱帯魚の例ですが、温度管理ができずに水が沸騰してしまう事もあるそうです。
まず安全面を重要視すべきと思います。
と、言うものの「本当にこんな物で大丈夫だろうか」と言う不安もあります。
問題点に気づいた方がおられましたら、是非ともご意見をお聞かせ下さい。


SA10式クワガタ

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