スキーは、滑ってなんぼ?
いやいや、スキー場までのドライブがけっこう楽しいのですよ。
もちろん、それなりの装備と、テクニックが必要。
90%の装備と、10%のテクニックでスキー場までのドライブを楽しみましよう。
このページは、以下の項目で紹介しています。

スタッドレスタイヤを履こう!!

スタッドレスタイヤの買い方、使い方

スノードライビングは、楽しいぞ

車の性能について


 

スタッドレスタイヤを履こう!!

僕の「レガシー」には、スタッドレスタイヤが付いています。
スノードライビングを積極的に楽しむなら、まず、スタッドレスタイヤを履きましょう。
スタッドレスタイヤと、タイヤチェーンを比較してみましょう。


  

スタッドレスタイヤを勧める理由

スタッドレスタイヤ最大のメリットは、雪がない所でも走れる事です。
チェーンは、最初に付ける時はそんなに、めんどくさくないものの、雪が無くなって
(トンネルの中や、平地など)で、いちいちはずさないといけないのが、大変です。
雪のない道でのチェーン走行は、危険だし、うるさいし、すぐにチェーンが切れるし、
走行禁止の所もあります。
この付けたり、はずしたりの作業がめんどうになると、「ちょっとしか積もってないから」
なんて無理してノーマルタイヤで走ったりすると、もう大変!
自分が事故るだけでなく、大渋滞を巻き起こします。
恐羅漢スキー場などだったら、谷底に転落です。
スタッドレスタイヤ最大のメリットは、雪がない所でも走れる事です。
冬が来る前に、履いておけば、雪道の心配は、全くなし。
これは、やめられません。

あと、チェーンに比べるとスピードがでます。
チェーンは、速度が上がると遠心力のせいで、膨らんでくるので、タイヤハウスに接触したり、
伸びて最悪の場合切れてしまいます。
その点、スタッドレスは、とりあえずタイヤなので、遠心力は関係ないし、後に述べるように
ブレーキにも心配がありません。
よって、スタッドレス車は、速いです。

乗り心地がいいのと、静かなのもスタッドレスの特徴です。
チェーンは、金属で、スタッドレスは、ゴムなので当然ですが。

グリップについて

雪道に対するグリップ力は、よく聞かれます。まあ、スタッドレスに変える効果というか。
スタッドレスと、チェーンを比べると全般的にチェーンの方がグリップしますが、スタッドレスは
4輪につけるため、路面の状況によってどちらが安全かは、異なります。

まず、一般的に雪道で最も多い圧雪路
チェーンの方が、グリップは上ですが、2輪しか付けてない場合、ブレーキをかけたとき、特に下り坂が
不安定になります。
FFの場合は、前輪にチェーンを付けるので、この特性は顕著になります。
どういうことかというと、下りでブレーキをかけた時、チェーンの付いた前輪しかグリップしないので、
後輪がスリップして、スピンしてしまいまうのです。
FRの場合は、ハンドルが効かない現象が発生します。
すっごくゆっくりでも起こる現象なので、この手の事故が最も多いパターンです。
スタッドレスは、4輪に付けるのでよっぽど急ブレーキでなければ大丈夫です。
ただ、普通のカーブの場合、旋回能力は、やっぱりチェーン(亀甲形)の方が上です。
亀甲形のチェーンは、縦方向にもチェーンが走っているため、横方向の力に対して、非常に強くできています。
この点は、一歩譲りますが、カーショップの安売りで出ているような、ラダー型のチェーンよりは、
スタッドレスの方が上です。

アイスバーンの場合は。
これは、チェーンの方が圧倒的に有利です。
氷が相手だと、ゴムでできたタイヤは、やっぱり苦手のようです。
チェーンの場合は、氷を砕いてしまいますから、関係ありません。
ただ、最近のスタッドレスは、アイスバーン対策がかなり進んでいますので、ちょっと前のように
「どうしようもない」なんて事はありませんし、アイスバーン自体、特殊な状況下(*注)の早朝にしか
出現しないので、そんなに困る事はありません。

深雪の場合は。
どっちでもあまり関係なさそうです。
強いて言えば、若干チェーンの方が深く食い込むので上かな・・・ぐらいです。
この場合は、グリップより、タイヤの大きさや、車高が物を言うので、深雪対策は、
タイヤでなく、車でやるべきでしょう。
ただ、九州や中国地方で深雪にお目にかかるなんてめったにないし、雪が降っても
すぐ圧雪されてしまうので、心配する事はありません。
深雪でこまるのは、雪対策のされていない、九州平地での大雪か、駐車場ぐらいです。

*注 アイスバーンは、
 前の日に降った、雨、又は解けた雪が、早朝の低温で凍る事でできます。
 ですから、前の日との温度差が大きくないと発生しないという事になります。

4輪駆動とのチェーンの相性について

レガシーもそうですが、最近の4輪駆動は、センターデフを持った「生活四駆」です。
この方式は、常に4輪で路面に動力を伝えているためトラクション(タイヤから路面に力を伝える能力)
を4輪全て同じであった方が走行が安定します。
よって、センターデフ付きの車は、4輪全部にチェーンを付けないと、四駆の威力を発揮しない
事になります。
さらに、センターデフを手動でロックできるオフロード四駆なら、問題ありませんが、生活四駆の場合、
どこか一輪でもスリップすると、自動的にセンターデフがロックされますから、雪道を走る場合に
センターデフがロックされたり、解除されたりが頻繁に発生する事になります。
この事からチェーンの場合でも、緊急の時以外は、四輪全部に付けた方が良いという事になります。
さすがに、これはめんどくさいので、やっぱりスタッドレスかという事になります。



スタッドレスの買い方使い方

価格と、買い方。
スタッドレスタイヤの価格は、普通のタイヤとそんなに変わりません。
インチアップすると高くなります。
タイヤを購入した後は、実際に買って履いたらどうなるかというお話ですがその前に豆知識が必要です。
スタッドレスタイヤには、スタッドレスタイヤとしてのスリップラインと、普通のタイヤとして
スリップラインの二種類のスリップラインが付いています。
つまり、スタッドレスタイヤがすり減って、スタッドレスの効果が無くなっても、まだ普通の
タイヤとして使えるのです。
したがって、普通のタイヤより若干寿命が長くなるようです。
ただ、何年も使っていると、ゴムが堅くなって性能は、劣化します。

まず、タイヤだけを交換する場合を説明しましょう。
普通の人は、タイヤ交換などできませんので、カーショップなり、ガソリンスタンドなりで交換します。
ここで、パターンは、二通りにわかれます。
一つは、一度付けたらすり減るまでそのままというパターン。
この場合は、交換の費用などが必要ないし、はずしたタイヤを保管する必要もないので、
最も簡単だと思います。
ただ、コンパウンドがやわらかいので、暑い夏場は、すり減るのが早いのと、走行音がうるさいのと、
さらに、普通のタイヤに比べると、ハンドリングがイマイチという事で、あまり勧められません。
あと、スタッドレスから普通のタイヤへ変身した時がちょうど冬だったりしたらどうするんだろう
と心配になります。
もう一つのパターンは、毎年秋と春にタイヤだけを交換をする場合。
タイヤ交換は、1本500円ぐらいでやってくれるところが多いので、全部で2,000円を
年二回やりますから、年間4,000円の出費という事になります。
当然、保管場所も必要になりますが、雪の無い時は、普通のタイヤでいけますから快適ですし、
スタッドレスも長持ちします。
さらに、僕のようにホイールごと、買ってしまうという手もあります。
これだと、自分の好きなときにチョイチョイと交換できます。
全部交換するのに、30分ぐらいかな。
今年は、既に交換が終わりました。
タイヤ交換のワンポイントアドバイスも掲載したので、参考にしてください。
30分かからなかったなぁ。さすがに慣れました。
ホイールごと交換する場合は、スタッドレス用を一番安いテッチンホイールにする方法もありますが、
せっかくですからいろいろ楽しんでみましょう。
ノーマルのホイールをスタッドレス用にして、新品を普通のタイヤようにインチアップするという
方法があるからです。
インチアップを考えている方は、ぜひどうぞ。

ホイール交換について

この際ホイールごとスタッドレスを購入して、自分で交換してみようという方へ、
少しアドバイスを。
まず、道具から。

価格と、便利さから考えて、ぜひ購入していただきたいのが
  ・軍手
  ・十字レンチ
の2点です。
軍手は、手が汚れるのを防ぐだけでなく、安全上にも有効です。
十字レンチは、意見の分かれるところだと思いますが、僕は、必需品と考えます。
車載のタイヤレンチでも、十分ナットを回せますが、ナットに差し込んだまま回転させにくいので
効率が悪いです。
十字レンチなら、ナットを差し込んで勢い良く回すと、くるくるとそのまま回転して簡単に回せます。
これが決まると結構カッコイイです。(自分でそう思ってるだけですが・・・)
あと、十字レンチを購入したら、自分の車のナットに合うレンチに何か目印を付ける事をお勧めします。
回すナットの数が多いので、いちいち大きさを確認するのもめんどうだし、まちがえて大きめのレンチを
差し込んだら、ナットをなめてしまいます。
僕は、スプレー式のペンキを塗って区別しています。

あと、車を持ち上げるジャッキについてですが、これは、車載用ので十分だと思います。
一応、油圧式のジャッキを買ってみたのですが、車を載せる部分が「お皿状」になっているため、
車のどこにかければいいか悩みます。
ディーラーに問い合わせて場所を聞いたものの、深い位置だったので、かえって不便でした。
一度に2輪持ち上がりますが、これは、なんだか不安定で恐かったです。
さらに、通常ジャッキをかける部分に使用したら、うまくはまらずに、サイドのカウリングが
割れそうになりました。
よって最近は、車載用のジャッキを多用しています。
そんなに、重くないし、ぴったり車にかかるので、これで十分です。

では、実際の交換方法を紹介しましょう。
もちろん、自己流ですので、もっといい方法があるかもしれませんが、

まず、これから付けるタイヤを点検します。
空気が少なかったり、パンクしているタイヤを付けたら大変です。
次に、ナットをゆるめます。(はずさないように半回転ぐらい)
車を上げる前にある程度ゆるませないと、ジャッキアップしてからでは、力を入れにくいので。
とりあえず、ナットがゆるんだら、ジャッキアップしますが、ジャッキをかける前に、
ジャッキの下に丈夫な板を敷きましょう。
下が柔らかめの所だと、ジャッキアップしても車が持ち上がらずに、ジャッキが沈む事が
あるからです。
寒い時は、問題ないのですが、アスファルトの駐車場などで、ジャッキアップする場合、
暖かい日は、アスファルトがやわらかくなっているため、けっこう沈みますから要注意です。
僕の場合、タイヤをはずしてから、ジャッキが沈み初めて次のタイヤが入らずかなり焦りました。
結局その場は、もう一つジャッキをかけてクリヤーしましたが、危なかったです。
みなさん、気を付けましょう。
ジャッキアップしたら、ナットをはずして、タイヤをはずしましょう。
ナットは、十字レンチを使うと、あっという間にはずれます。
差し込んだレンチの反対側の柄の部分を手のひらに軽く載せ、もう一方の手で勢い良く回します。
うまくいけば、非常にカッコイイ。
タイヤを付け替えて、ナットを締めますが、この時は、軽く締めといてください。
ジャッキを降ろしてから、本格的に締めます。
この時、力一杯しめるのは、止めましょう。
両手で、ギュッと締めるぐらいでOKです。
体重をかけたり、足で踏んだりするのは、いけません。
アルミホイールなどは、傷んでしまいます。

全部交換したら、もう一度タイヤを点検します。
空気圧が少なくても、自走できる程度であれば、ゆっくり動かして、すぐにガソリンスタンドで
入れてもらいます。
空気圧が少ないと、タイヤが破裂する恐れがあるので、絶対スピードを出してはいけません。
転がす程度です。
少しぐらいなら、ポンプ(自転車用)でも入ります。・・・疲れますが。
自信があっても、交換直後は、ソロソロと動きましょう。

タイヤの保管方法

タイヤの保管場所はけっこう大変ですね。
とにかく、室内に保管するのが一番いいのですが、しかたなくベランダ等に置く場合も
カバーをかけるなどの対策が必要です。
雨と、紫外線には、特に気を付けて下さい。
スタッドレスは、柔らかいのが大事で、これが堅くなると、効きが悪くなるので、気を付けて下さい。
市販のカバーで十分だと思います。
あと、保管する前に空気を若干抜いておくと長持ちするそうです。
いずれにしても、放置するのは、避けた方がよさそうです。


スノードライビングは楽しいぞ!!

どこが楽しいのか
なにも、わざわざ雪道を走らなくてもよさそうですが、それなりに楽しいですよ。
周りが真っ白になって景色もいいし、非日常を満喫できます。
センターラインや路側帯なんかも見えなくなりますから、恐いんですけど、なんかワクワクするんですよね。
「すごい所に来たなぁ。」なんて思ったりして。
温暖な平地に住んでると、ちょっとできない体験ができるって事がいいね。

ドライビング技術について

よく遊園地なんかに、わざとスリップしやすくしている車を置いてますよね。
スピードは出ないんだけど、カウンターステアなんかで楽しめるやつ。
あの楽しさが、自分の車で味わえるのがいいです。
オートマチックでも、フル加速すると簡単にマックスターンできるし、カウンターが決まったりすると、
感動ものです。
どこか、雪の積もった広い駐車場があったら、ぜひやってみて下さい。
ジムカーナなどと違って、スピードがなくても楽しめるので安全です。
新しい、テクニックを身につけて思い切り自慢しましょう。

難しい道をさっそうと走る優越感

これは、きます!!
チェーンを付けてる車は、とにかく遅い。
路肩でチェーンの付けはずしをしている車を見ると「スタッドレスで良かった」と本当に思います。
そんな事があると、また楽しかったりして。
チェーンの車は、追いつかれたら、素直に道を譲ってね。


車の性能について

4輪駆動車について
僕の車(レガシー)は、四駆なのでそのインプレッションになりますが。
結論として「絶対に四駆がいい」とは、言えません。
安全上は、走れなくなるより、動けなくなる方がましだと思うからです。
「動けなくなったら遭難するじゃないか」と言われそうですが、無理して動いて止まれなくなるより
ましでしょう。
安全上は四駆の必要は、無いでしょう。
ただ、楽しさは、四駆の方が上です。
トラクションのかかり方が全然違います。
急な登りも、何事もなかったように突破できますし、追い越し(雪道では、頻繁に追い越します)
でも楽勝で加速できます。
とは、いいつつ何度も行ってると、四駆で良かったなという場面もあります。
上り坂で、動けなくなった車がいると後ろの車も止まりますよね。
5〜6台ぐらい、その上り坂で止まったんですけど、再びスムーズに発進できたのは、
僕の車だけだったです。
やはり、2駆だと急な登りは、つらいみたいです。
あと、前の車(チェーン付きのクラウンワゴン)がなかなか追い越させてくれなくて、
しびれている時上り坂で急にスピードが遅くなったので簡単に抜けたのが印象的でした。
よっぽど抜かれたくなかったのでしょう、アクセルは全開のようでしたが、雪を跳ね上げるだけで、
ほとんど加速できてなかったです。
この時も「四駆でよかった」と思いました。

オフロード四駆について

雪道を車でというとすぐに思い浮かぶのがパジェロや、ハイラックスなどの、オフロード四駆でしょう。
最初にはっきり言いましょう。
恐羅漢で谷に落ちたり壁に突っ込んでたりするのは、この手の車が一番多いです。
確かに、深雪などでは、オフロードの方が有利ですが、どうもこの手の車に乗ってる人は、万能車だと思ってる人が
多いみたいです。
オフロード四駆でも、新車で購入した場合は、普通のタイヤか、マッド用(泥道用)のタイヤが付いています。
雪道の場合、車の性能をどうこうより、タイヤがどうかの方が問題になります。
オフロード四駆の人は、今一度自分の車のタイヤを見て、雪道の走行ができるかどうか確認してください。
僕の前を走っていたパジェロジュニアが壁に突っ込んだのは、本当にびっくりした。
ハイラックスサーフがスピンして対向車にぶつかっていた。
デリカが谷に落ちていたなどなど、あきれて物が言えなくなります。
当然、なんの装備もなく動けなくなるカローラ2も困りますけど。

ABSについて

ABSは、アスファルトで制動距離が伸びる確率が高いので、あまり信用してなかったのですが、
さすがに、雪道だと、タイヤがロックする事が多いので、重宝します。
ブレーキを踏みながらハンドルが切れるのが、こんなにありがたいとは、思いませんでした。
新車購入の場合は、考えた方が良いでしょう。
ただ、安価な車だと、チャンネルが少なかったり、センサーが少なかったりしますので、本当にABSの効果を
期待するなら、4チャンネル、4センサーを確認して購入して下さい。

スピン防止装置について

最近の車には、スピンしそうになると、自動的にブレーキをかけて、スピンを防止する装置が付いた物があります。
僕の車にも「VDC」というトヨタの「VSC」にあたる装備が付いています。
今の所この装置のお世話になった事はないので(と思う)効果はよくわかりません。
ただ、カーブしている時だけでなく、急加速する時も動作する(動作すると警報が鳴る)ので、まっすぐ走るためにも
一役買っているのかな、と思っています。
スピンしないと楽しくない人には、向きませんが、どうでしょうか。
本当に効果があるかどうか判りません。