アテネ・マラソン・コースガイド
アテネ・マラソンのコースについて
時々話題になることだが、アテネのコースはまったく尋常ではないのである。
11月4日にはアテネ・マラソンも開かれることではあるし、2004年に思いを
馳せて そのコースを検証してみたい。
ここにそのコース・マップおよび高低図がある。 これを眺めながら、コースを
検討してみよう。
- マラソン村;スタート地点は海抜25mである。
- 最初の20kmはフラット・コースでマラソン湾(Gulf of Marathon)の海岸に沿って(沿岸から数キロ内陸にはなるが)南西方向に走る。
- 10kmでMATIなる街(いや、村)を通過、14kmで標高80mの丘を越えて、さらにRafinaなる村を通過したところが15km
- ここからコースは西に向かい、登り坂が始まる。中途Rikermi (20km)Palllini(25km)なる村を過ぎる頃やや登り坂は急になる。結局18kmから30kmの12kmで 200m登ることになる(!)。
- 30kmのStyros村が最高点で240m。 ここからはゴールのアテネまで、下り坂が続き、最後の競技場は海抜75mである。
実はこれは第一回オリンピックのマラソン・コースであり、その距離は(約)40kmである。
現在のコースはスタートして約4kmのところで、道を直角に左(マラソン湾)方向に折れ、「マラソン戦士の墓」と呼ばれる記念碑に寄り道して、再び従来のコースに戻るようになっている。おそらく42.195kmの距離はここで調節されているものと思われる。
まとめ
- アテネ・マラソン・コースは第一回の記念すべきオリンピックマラソン・コースとほぼ同じである。2004年のオリンピックも同じコースであろう。(開催者は歴史を繰り返したいであろうから)
- コースの高低差が200m以上という、世界のどのマラソン・コースにもない特徴を持つ(過去のオリンピックで同様のコースだったのは、ロス大会、バルセロナ大会などがあるが、それでも高低差は100mである)
- 18kmから30kmの12kmで200m登るというのは、マラソン選手にとってどれくらい負担があるのかどうか分からないが、楽ではないだろう。
- 最後の12kmが下り坂であることは、選手にとってちょっとほっとするところであろう。
アテネを走ったことのある選手の皆さんに是非その感想を聞いてみたいものだ。
2001年10月29日 by MOMA
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