ゲザヘン・アベラ(Gezahenge Abera )
エチオピア
自己記録
マラソン:2:07:54
久しぶりに現れたエチオピア・マラソンランナー(この稿、2000年9月)
エチオピアといえばロバがアトランタで華々しく優勝して以来、すっかり女子マラソンが優勢になってしまった。あの伝統ある男子マラソンはどこへ行ってしまったのだろうか?そう思い
はじめていた99年の秋のアムステルダムではエチオピアから2人の6分ランナーが生まれ、続いて12月には福岡国際マラソンでアベラが2:07:54の記録で優勝した。完全復活とはいえないまでもエチオピアの存在感はシドニーオリンピックを前にして、ぐっと重みを増している。
福岡以前のアベラの自己最高記録は同年のロサンゼルス・マラソン(2:13:59)4位 であり「無名」のランナーであったわけだが、この年の福岡のコース・デレクターはよくアベラに目をつけたものだと思う。逸材を発掘した大変な目利きあるといえる。なんといっても6分の記録向上は大変なものである。
(実はこの年の福岡には一般選手としての参加 だったらしいことを、後に知る。)
2000年春のボストン・マラソンはケニヤのオリンピック選考会を兼ねていて多くのケニヤランナーが出場したが、アベラは優勝したラガトと同タイム(2:09:50)で2位
に入り、福岡の記録がフロックではなかったことを示している。
シドニーオリンピック優勝
2000年のシドニーオリンピック、風と連続する坂という難条件のなかで有力ランナーが次々と脱落していく中、アベラは最後まで力衰えず2時間10分11秒で優勝。エチオピアに1968年マモ・ウォルデ以来実に32年ぶりに金メダルをもたらした。この年の暮れ福岡国際マラソンに出場35kmまで藤田敦史とデッドヒートを繰り広げたがその後ペースを崩し、5位、2時間9分45秒であった。
2001年のアベラ
2001年は春のボストンに出場したが、振るわず16位、2時間17分04秒に終わる。夏のエドモントン・世界陸上への出場が決まっているが、さていかがなものであろうか?
主なレース
1999 ロサンゼルス・マラソン(2:13:59)4位
1999 福岡国際マラソン,優勝(2:07:54)
2000 ボストン・マラソン、2位(2:09:50)
2000 シドニーオリンピック・マラソン、優勝(2:10:11)
2000 福岡国際マラソン、5位(2:09:45)
2001 ボストン・マラソン、16位(2:17:04)
2001 エドモントン・世界陸上、優勝(2:10:05)
2001年7月15日更新
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