[GOWの部屋][音楽の部屋]


ここでは私の好きな楽曲、最近気になるミュージシャンなどについて語らせていただきます。


 

068.HKT48『早送りカレンダー』(2018/05/07


01.はじめに

 

HKT48の最新シングル『早送りカレンダー』が52日に発売されました。

今回は【タイプA】【タイプB】【タイプC】の3種類が発売されています。

僕はもちろん全タイプをフラゲ日に購入しましたが、以下の感想を読んで何か感じるものがあれば、あなたもどれか1タイプでもぜひお買い求めくださいませ。

 

 

 

02.『早送りカレンダー』

 

初センターを務める「なこみく」こと矢吹奈子・田中美久が率いる、選抜メンバー16人が担当したシングル表題曲。

丸谷マナブ作曲のノリの良いアップテンポなメロディーに、秋元康は「早く夏になって君と愛し合いたいよ〜」という男の子の願望を乗せました。とてもHKT48らしい、というかAKB48らしい、夏の恋の歌ですね。個人的には2番の「僕を好きか?大好きか?」というところで号泣(笑)。1番のように「君が好きだ!大好きだ!」と告白する歌詞は今まで何度もありましたが、このように相手の気持ちを確認するような歌詞は珍しい気がしました。

そして編曲は今回もAPAZZIが担当。本当に彼ら(彼?)は秋元康のお気に入りで、もはや秋元康の血縁者なんじゃないか?と思えてくるほど(笑)。既に弟さんにも利益享受させている秋元康ですが、周囲を身内で固め始めるとロクなことが無いと思うのですが…。

さてその編曲ですが、今回も正直「うるさい」です(笑)。相変わらずどこがメインで、そこをどうやれば最善の形で伝えられるのかが全く分かっていません。ただただ音を並べ立てただけ。ですから一見(一聴?)すると賑やかでいかにもなサマーチューンになっているんですけど、全体がソフトフォーカスで、ピンボケになっています。

ただし今回は井上ヨシマサ(特に『真夏のSounds good!』あたり?)を研究してアレンジを施しているように感じられ(イントロ冒頭での『くるみ割り人形』とか極めてヨシマサ的)、そういう意味では「それらしくまとまってはいる」と思いますけども。

そんなワケで曲と詞は最高☆でもアレンジのせいで神曲にはなりそこなっているような気がしました。とにかく勢いのある曲なので、「何となく」なら神曲っぽくも聴けるのですが…(笑)。

MVを担当したのは瀬里義治監督。メンバーが福岡市内を走り回るとても元気な映像集になっているのですが、行く先々で街をカラフルに変えて行くというドリーミングな内容になっておりました☆

年齢的に「横断歩道を渡るところ」を見ちゃうとそりゃもうやっぱりビートルズを想起せずにはおれないのですが(笑)、街中に、そして僕の中に彩りを与えてくれる「アイドルHKT48」の存在に、もはや感謝の気持ちすら感じてしまう、そんな素敵なMVでしたよ。

そしてラストのなこみくのじゃれ合いで涙

 

 

 

03.『季節のせいにしたくはない』

 

表題曲と全く同じ選抜メンバー16人が担当した共通カップリング曲。

「独り荒野を行く」といった感じの西部劇チックなサウンドは作曲・編曲ともに三日市吉陽が担当。そういう意味ではなかなかなスケール感のある楽曲なのですが、そこに乗せられた秋元康の作詞は「四畳半フォーク」といった趣き(笑)。畳の上で寝泊まりするガンマンといった感じのギャップが面白い作品になっております☆

残念ながらこの曲のMVは今回収録されていません。共通カップリング曲MVを収録しないのはHKT48の伝統芸ですが、ここ最近は何度かMVも収録されていただけに、ちょっと残念でした。やはりシングル全体の製作費を安く抑えようという意図があったんですかね?

 

 

 

04.Just a moment

 

「幸せDAパンケーキ」と名付けられたユニットに選抜されたメンバー14人が担当した【タイプA】カップリング曲。

高木啓成作曲のメロディーは小さな上がり下がりを繰り返しながらサビへ流れ込む、これぞAKB48!といった雰囲気の王道アイドルソングになっております☆そこに秋元康は告白されて戸惑う少女の想いを綴りました。

そして(何度でも何度でも繰り返しますが!)注目すべきはやはり野中"まさ"雄一による見事な、それでいて過不足の無い、素晴らしいアレンジなのであります!基本はヨコ乗りロックンロールなんだけど、そこにアクセントとしてこっそり忍び込まされているタテ乗りロック(2Aメロ後半)など、そのアイディアの豊かさとそれを確実に仕留める確かな腕☆もはや感動しかありません(涙)!

ですからこの曲が【タイプA】(『早送りカレンダー』のフラッグシップ)カップリング曲に選ばれたのは当然でしょう。てかこの曲が表題曲でも良かったと思います。それくらい素晴らしい作品!この胸をギュッと締め付ける切なさ、そしてあの青春特有のほろ苦さと甘酸っぱさと高揚感の全てがここにあります。とにかく『Just a moment』を聴いて泣け!必聴の作品☆

MVを担当したのは松本花奈監督で、前作表題曲『キスは待つしかないのでしょうか?』MVに続いての起用。収録場面が先日TBS『情熱大陸』でオンエアされた、アレがこの『Just a moment』です☆

その番組内でも監督ご本人が言っていましたが、今回はまた実に分かりやすい内容となっておりますねぇ(笑)。

でもアイドルのMVは「学校!制服!海辺の戯れ!」という、これだけで十分だという気もしないではありません。今回は気のせいか他のカップリング曲のMVがどれも(おそらくは意識的に)狙いすぎていて、逆に松本監督のこちらの作品が見ていて一番ホッとするというか、心地よくなるような、そんな気がしますから。

ただ惜しむらくは俺のまいこむこと深川舞子がほとんど映っていないこと…orz

まいこむの魅力に気付けないヤツは豆腐の角に頭ぶつけて死んじまえ(プンスカ)!

 

 

 

05.『会いたくて嫌になる』

 

「やっぱりみたらし団子」と名付けられたユニットに選抜されたメンバー13人が担当した【タイプB】カップリング曲。

谷村庸平作編曲のメロディーはごく初期の小室哲哉みたいな感じです。ユーロビートなイントロにしても、どこがどう「やっぱりみたらし団子」なのかはさっぱり分かりません(笑)。曲そのものはかなり手堅く仕上げられているのですが(本当に巧みだと思います☆)、ただそこにワクワクドキドキさせるようなポイント(遊び心と言っても良い)がいくつあるか?というと、正直あまり見当たりません。素晴らしく流麗なメロディーだけど、残念ながらそれだけといった印象です。

そして作詞はもちろん秋元康。夜が来る度に君に会いたくなる。その想いに悶々とする片想い男の悲恋を描いておりました。同じアイドルに恋する男として、決して他人事ではない切ない歌詞ですね(笑)。

MVを担当したのは戸塚富士丸監督。48グループ界隈ではもう名の知れた監督さんですが、今回はまた何だか良く分からない、前衛的と言うか、とてもシュールな作品を作って来ました(笑)。

全身真っ白な前衛舞踏団と、黒っぽい衣装に身を包んだHKT48メンバーとが、廃墟?でひたすら踊りまくるという内容。プロのダンサー相手に当然勝ち目はないんですけど、それでも自分たちなりに戦いを挑むメンバーの姿に最後は引き込まれましたけどね。

個人的には妙にイキッた坂口理子と(笑)、なかなか綺麗なダンスを披露してくれた今田美奈(上図。おそらくみなぞーだと思うんだが自信無し。指先の所作が本当に美しい!)が気になりました☆

 

 

 

06.『僕の想いがいつか虹になるまで』

 

「さくらはなみく」と名付けられたユニットに選抜された宮脇咲良、田中美久、松岡はなの3人が担当した【タイプC】カップリング曲。

作編曲は木下めろんが担当。ややスカが入ったバンドサウンドで、とにかく透明感がもの凄いです☆人気のない夏の早朝ビーチでサーフィンに興じているといった印象。曲間に挿入されるベンチャーズライクなテケテケギターも楽しいですね。

なのにそこに乗る秋元康の作詞は正直ちょっとピンボケ気味。キラキラと輝く青春賛歌かと思いきや、最後だけ唐突に恋の話が出て来るという、どっちつかずな感じです。青春一点突破で良かったと思うのに、やっぱり恋の話もしておかないと格好つかなかったんでしょうかね(笑)?

MVを担当したのは御大中村太洸。あの手この手(要はコピペによる合成処理!)で「賑やかな映像」にしようと頑張っているんですけど、いかんせん出演しているのがたった3人だけなので(笑)、もはやコントにしか見えないという不思議なMVになっておりました☆

もうね、映像がショボ面白可愛すぎて、歌が全然頭に入って来ないという(驚)!

そんなワケでMVとして果たして成功していると言えるのかどうか良く分からない、これはかなりな問題作、もといクセになる作品だと思われ。ただ中村監督の「もう開き直っちゃえ!」という態度は、見ていてとても清々しかったですけどね(笑)。

 

 

 

07.HKT48のサク旅』(特典映像)

 

カリスマブロガーとやらが提唱する「サク旅」なるものを、3組に分かれたメンバーがそれぞれ楽しんで来るという内容。Vol.1では箱根、Vol.2では鎌倉、Vol.3では新大久保(ファッ!?)を、それぞれサク旅しております。…てか未だにイマイチ「サク旅」というものが良く分からないんですけども(笑)。

なおVol.123ともに最後には指原と特別VIPゲスト「あの方」との2人きりの「サク旅」も収録されています(安心)☆そして指原さんからは「彼氏いないですよ〜」の報告も収録されておりますので、そちらもチェックしてみて下さいませ!

こちらはVol.2の様子ですが、俺のまいこむこと深川舞子(左端)が思いのほか、てか圧倒的に乙πがデカかったのに驚いたのなんの(衝撃的)!まいこむはお胸を出して行く方向なんですかね?楽しみではあるけれど

あと個人的にはハイボールを飲みまくる本村碧唯(Vol.3)もなかなかな衝撃でしたよ(笑)☆

 

 

 

08.おわりに

 

今回も実に内容豊富なHKT48のシングルでした☆

元気あふれる表題曲『早送りカレンダー』ももちろん良いんですよ。「初センター」に眩しいほど輝くなこみくも凄く良いですし。でも今作はやはり【タイプA】カップリング曲の『Just a moment』が一番オススメですね☆

なお収録曲は全部で5曲あるのですが、指原が参加しているのは『早送りカレンダー』と共通カップリング曲『季節のせいにしたくはない』の2曲だけ。そして後者にはMVは無いので、3枚買っても指原は1曲だけでしか見られません(悲)。

その寂しさは今回もまた特典映像で癒されるしかないのですが、少しずつ指原の影がHKT48から薄れて行っているように感じられます。

これは「卒業」が近いのか?それともAKB48への「復帰」が近いのか?なんてことを考えさせられましたよ。

 

 

 

 

『早送りカレンダー』/201852日発売

 

【タイプA

[CD]

1.早送りカレンダー

2.季節のせいにしたくはない

3.Just a moment(幸せDAパンケーキ)

4.早送りカレンダー(Instrumental

5.季節のせいにしたくはない(Instrumental

6.Just a momentInstrumental

[DVD]

1.早送りカレンダー(Music Video

2.Just a momentMusic Video

3.HKT48の#サク旅Vol.1(特典映像)

 

【タイプB

[CD]

1.早送りカレンダー

2.季節のせいにしたくはない

3.会いたくて嫌になる(やっぱりみたらし団子)

4.早送りカレンダー(Instrumental

5.季節のせいにしたくはない(Instrumental

6.会いたくて嫌になる(Instrumental

[DVD]

1.早送りカレンダー(Music Video

2.会いたくて嫌になる(Music Video

3.HKT48の#サク旅Vol.2(特典映像)

 

【タイプC

[CD]

1.早送りカレンダー

2.季節のせいにしたくはない

3.僕の想いがいつか虹になるまで(さくらはなみく)

4.早送りカレンダー(Instrumental

5.季節のせいにしたくはない(Instrumental

6.僕の想いがいつか虹になるまで(Instrumental

[DVD]

1.早送りカレンダー(Music Video

2.僕の想いがいつか虹になるまで(Music Video

3.HKT48の#サク旅Vol.3(特典映像)

 

 

 

 

 


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