(仮 訳)
 これまでの私の音楽祭がそうであったように、私は演奏者や聴衆の方々と音楽を通してのコミュニケーションを心がけています。また、私は、この音楽祭において可能な限り多くの方々と音楽の喜びを分かち合いたいと思っております。更に、若い人や円熟した音楽家の演奏を聴いたり、またその人々との共演は、私にとって大変刺激的なことです。特に、将来有望な若い才能をもった人達がこの音楽祭での経験をその後のキャリアに活かしてもらえればと願っております。また、現在のような世界の状況の中では、私達も、音楽という人類共通の平和な手段を通じて、一日も早く平安な世界となりますことを願わざるを得ません。「音楽のコミュニケーション」という音楽祭のテーマには、このような願いが込められています。