名言の泉 (名言集)
(18/05/25
更新)

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(☆☆は特に)を付したぶんは感銘を受けたぶん。



 学ぶこと、教えることについて

(
)
どんな賢明なことでもすでに考えられている。それをもう一度考えてみる必要があるだけだ。
[ゲーテ。『格言と反省』より。]

()
温故知新(故きを温ねて新しきを知る)
※、昔のことを研究して、新しい知識や道理を見つけだすということ。
〔孔子〕

(
)

学びて思はざれば則(すなは)ち罔(くら)し、思いて学ばざれば則(すなは)ち殆(あやう)し。
〔孔子〕
※、・
罔し(その学んだことを)よくわかっているということにならない。・殆し=独善に陥って危険である。

(
)
知を好めども学を好まざれば其の蔽や蕩。信を好めども学を好まざれば其の蔽や賊。

〔孔子〕
※、・其()の蔽(へい)や蕩(とう)=その弊害として、自信過剰となり勝手に突っ走ってとりとめがなくなってしまう。・信=誠実さ。・其の蔽や賊(ぞく)=その弊害として、盲信におちいりお互いに傷つけ合うことになる。

(
)
すべてのものには、学ぶべきことがある。
[ヘレン・ケラー]

(
)
会う人、出会うもの、すべて我が師なり。
〔吉川英治『宮本武蔵』より〕


(
)
人は、教える間に教えられる。
セネカ(ローマの哲学者)



 
真理の獲得のこと

(
)
真理はあなたに自由を得させるであろう。
[『聖書』より。]

(
)

(あした)に道を聞けば夕(ゆうべ)に死すとも可()なり。
[孔子]
※、・朝に=ある日の早朝に。・道=人としての真の生き方。・聞けば=聞くことができたら。・死すとも可()なり=死ぬようなことがあってもかまわない)



 
人生の意味を求めることについて

(
)
何のために意味なんか求めるんだ? 人生は願望だ、意味じゃない。

〔チャップリン(喜劇俳優)


(
)
すべての答えは出ている。どう生きるかということを除いて。
〔サルトル(フランスの哲学者)

(
)
「チェシャ猫さん、どっちの道を行けばいいのか教えてくれるかしら?」

「どこに行きたいんだい?」

「それが、よく分からないの」とアリスが言うと

チェシャ猫は「なら、どっちの道を行こうと同じさ。」と答えた。
〔ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』より)



 哲学について


(
)

哲学というものは、たしかに結構なものだよ。ひとが若い年頃に、ほどよくそれに触れておくぶんにはね。しかし、必要以上にそれにかかずらっていると、人間を破滅させてしまうことになるのだ。
〔プラトン〕

()
哲学者たちにとって最も難しい仕事のひとつは、思想の世界から現実的な世界の中へ降りていくことである。

〔マルクス、エンゲルス『ドイツイデオロギー』より。〕



 
書物、読書について

(
)
物を読むということは、他人が苦労して成し遂げたことを、容易に自分に取り入れて、自己を改善する最良の方法である。
[ソクラテス]

(
)
よい本を厳選して毎日継続して読めば、その国で一流の教養人になれる。
〔カール・ヒルティ〕

(
)
(ことごと)く書を信ずれば則(すなは)ち書無きに如()かず。
[孟子]
※、・則ち=漢文でAすればBとなるを述べる場合に、ABの間に添える語。・
書無きに如()かず=その書物を読まなかったことに及ばない。読まない方がましだ。



 生きていく上での心配・気がかりのこと

(
)
人の生涯に憂(うれ)いの伴わないことはありえない。憂いと共にありながら、それどころか往々にしていくたの憂いを持ちながら、しかも憂いなしに生活していくこと、これこそ我々の修得すべき生活の技術なのだ。
[カール・ヒルティ(スイスの思想家)
※、・憂い=心配や気かがり)。・往々にしていくたの=しばしば多くの。

()
どんなことでも来るなら来い、時と時間(time and the hour)とはどんな荒々しい日でも経って行くものだ。
[シェークスピア。戯曲『マクベス』のマクベスの言葉。]

(
)
活動だけが恐怖と心配を追い払う。
[ゲーテ(ドイツの文豪)

(
)
知者は惑(まど)わず、仁者は憂(うれ)えず、勇者は懼(おそ)れず。
[孔子]
※、・知者=知恵のある人。

(
)
負い目を作らない
〔矢沢永吉(ミュージシャン)

(
)
人生が困難なのではない、あなたが人生を困難にしているのだ。人生は極めてシンプルである。

〔アルフレッド・アドラー(オーストリア出身の心理学者



 
自制、克己のこと

(
)
心の師となるも、心を師とせざれ。
[仏典の中の言葉]
※、・心の師となるも=師とはなっても。自制心・克己心によって、勝手で弱い自分の心を正しく導いていくことはあっても。・心を師とせざれ=師とするな。自分の心のわがままな動きや弱さに、そのまま従わないように努めよ。

(
)
(おのれ)を制し得ぬ者は自由人とは言えない。
[エピクテトス]

(
)
自分自身の支配権を握ることなく、ただ無造作に精神を解放すれば、破壊と堕落をもたらすだけである。
[
ゲーテ]

(
)
人間は束縛によってのみ、自己を絶滅から救いうる。
[アンドレ・ジイド(フランスの作家)

(
)

(おのれ)に克()ちて礼に復(かえ)るを仁となす。
[孔子]
※、・礼=社会において守るべきマナーやルール。・〜となす=〜とみなす。



 
限定化、単純化することのすすめ

(
)
すべてを問題にすれば、すべてが危うくなる。
[アミエル(スイスの哲学者)

(
)
われわれの視野・活動範囲・接触範囲が狭いほど、われわれの幸福は大きい。それらが広いほど、われわれは煩(わずら)わしく、また不安に感ずる度合いが大きい。というのは、それらとともに心配・願望・恐怖が増大し、拡(ひろ)がるからである。
[ショーペンハウエル(哲学者)

(
)

あまりに自由なのは、よくない。
[パスカル。『パンセ』より。]

(
)
身辺は、単純明快で良い。
〔秋山好古(陸軍軍人)

(
)
つまり、簡単にすることだ。
[吉田松陰]



 人生を生きていくことについて

(
)
人間は自由であり、つねに自分自身の選択によって行動すべきものである。
〔サルトル(フランスの哲学者)
()
君は自由だ。選びたまえ。つまり創りたまえ。
〔サルトル(フランスの哲学者)

(
)
そうだ、人生は素晴らしい。恐れの気持ちさえ持たなければ、だ。

〔チャールズ・チャップリンの映画『ライムライト』より。〕

(
)
人はただ善い事をしようと心がけるべきである。考えがその方向へ向けられていれば、常にその機会は見つかる。このようにすれば人生は大変楽になる。特に逆境にある時ほどそうである。
〔カール・ヒルティ〕

()

誰だって、ほんとにいいことをしたら、いちばん幸せなんだねえ。

〔宮沢賢治『銀河鉄道の夜』より。〕

()
すべて真の生とは出会いである。
〔マルチン・ブーバー(オーストリアの宗教哲学者・社会学研究者)
(
)

人と人の出会いは、自身だけでは成し得ない大きな実りを生む。人生の師、良き教員、良き友人をはじめ「生涯の宝」と誇れる出会いをもつ人は幸福である。
〔※不明〕

()
人には余裕というものがなくては、とても大事はできないよ。
〔勝海舟〕
()
一生懸命になっては、とても根気が続かん。

〔勝海舟〕

(
10)
人は感動する時に自分自身になる。これは天与の知恵だ。感動しなければいつでも分裂している。
[小林秀雄(評論家)
※、・天与の=天から与えられている。

(
11)
習慣が人間生活の主導者であるのだから、人々はぜひとも、よい習慣を身につけるように努力するがよい。
[フランシス・ベーコン(イギリスの哲学者・政治家)

(
12)
他人(ひと)を傷つけない範囲で正直でいられることをやっと学んだよ。
[バート・ランカスター(男優)



 
生と死について

(
)
万緑や死は一弾を以(もっ)て足る

〔上田五千石の詠んだ俳句〕

(
)
生死の相にあづからずといはば、実の理を得たりといふべし。
〔吉田兼好。『徒然草』第九十三段より。〕



 
自由について

()
吾人は自由を欲して自由を得た。自由を得た結果、不自由を感じて困っている。

〔夏目漱石(文豪)

(
)
自由とは必然性の洞察である。
[エンゲルス(経済学者・哲学者)
※、ある対象の必然性(=法則などのこと)を知れば知るほど、その対象を支配でき、その対象に対して我々は「自由」になれる、ということ。エンゲルスが著書『反デューリング論』の中でヘーゲルの考えを要約して述べたもの。

(
)
人間における自由とは、彼自身の内部に含まれた必然性にほかならない。
[ドルバック(フランスの哲学者)

(
)

自由こそ、高度の教養が芽生えてくる土壌である。
[フィヒテ(ドイツの哲学者)

()

自由とは、より良くなるための機会のことだ。

〔アルベール・カミュ(フランスの作家)



 
人間について

()
あらゆる人間の知識のうちで最も有用でありながら、最も進んでいないものは、人間に関する知識であるように思われる。
(
ルソー(フランスの思想家)

()

人間とは、自分の運命を支配する自由な者のことである。

(カール・マルクスの言葉)

()
人間はなんという不思議な作品だろう!理性はなんと気高く、能力はなんと無限で、形と動作はなんと適切で見事なことだろう!その行動はなんと天使に似、その理解力はなんと神に似ていることだろう!――でもその人間が、私にとっては、たかのしれた塵芥の精髄としか思われない。
〔シェークスピア『ハムレット』〕

()
人間のなかには、何かしら悪魔的なものもあると同様、神に似た何ものかが存在する。

〔ネルー(インドの政治家)

(
)
臆病者は残酷である。
[ジョン・ゲイ(イギリスの劇作家・詩人)



 
愛のすすめ

(
)
愛なしに真の幸福はありえない。愛があれば完全な永続する不幸というものは決してないのだ。愛において最も感謝すべき点は、相手もまた愛をもってこたえてくれるということだけではなくて、愛し始めたとたんに自分自身の本質が強められ活気づけられるということだ。
[カール・ヒルティ]

(
)

諸君がからだを病み、心弱く、打挫(うちくじ)かれ、生活の幻滅を感じ、意気を喪(うしな)い、苦悩と孤独に陥る時、その時にこそ、諸君は愛への決意をとれ、その決意を新しくせよ。―――愛はすべてを克服する。
[カール・ヒルティ]

(
)

どんな信念・信仰の人にとっても、およそ人間を生涯見捨てず、あらゆる不幸に際して常に慰めてくれるただ二つのものがある、仕事と愛、これである。
[カール・ヒルティ]

(
)
愛せよ。人生においてよいものはそれのみである。
[ジョルジュ・サンド(フランスの女流作家)

(
)
どこにいたって、愛がありゃあ、天国なんじゃないの?そういうもんだよ。
[
映画『男はつらいよ』第33作の寅さんの言葉。]

(
)
愛に住(じゅう)すれば人生に意義あり、愛を離(はな)るれば、人生は無意義なり。
〔二葉亭四迷の小説『平凡』より。〕

(
)
愛の関係の中において決断する時、人間は自由である。
[八木誠一(キリスト教学者)

(
)
確実に幸福な人となるただ一つの道は、人を愛することだ。
〔トルストイ〕

()
愛は人生に没我を教える。それ故に愛は人間を苦しみから救う。
〔トルストイ〕

(
10)
知は愛、愛は知。
[西田幾多郎(哲学者)
※、対象をより知っていくことによって対象への愛がより増していくものだ、また、対象への愛があってこそ対象をよく知っていくことができるものだ、ということ。

(
11)
一人の人を愛する心は、どんな人をも憎むことができません。
〔ゲーテ〕

(
12)
☆☆
愛の悲劇というものはない。愛がないことのなかにのみ悲劇がある。
[テスカ(フランスの作家)

(
13)

まことに仁(じん)に志せば、悪()しきことなし。
[孔子]
※、・仁=儒教で言う「思いやり」「愛」のこと。

(
14)

愛する喜びを知れば、快楽を求める気持ちなど起こらなくなる。人間とはそういうものである。

〔アラン『幸福論』より〕

(
15)

愛なくて人は生きねばならなかったら、人生は遂に地獄のなかの地獄である。

〔武者小路実篤(作家)



 
愛することと愛されること

()
愛される人は愛する人である。
[山口洋子(作詞家)

(
)
もし君が人に愛されようと思うなら、まず君が人を愛さなければならない。
[セネカ]
(
)

我よく人を愛すれば、人また我を愛す。
〔伊藤仁斎(江戸時代の儒学者)

(
)

相手の態度は自分の鏡。
[諺]
※、自分が相手を心で嫌っていると、相手もそれに気付いて自分を嫌ってしまうことが多いということ。
(
)
他者は鏡である。
[小林秀雄]

(
)
徳は孤ならず、必ず隣りあり。
[孔子]
※、徳のある人は孤立という状況に置かれない。必ず同行者や慕ってくる隣人がいるものだ、ということ。

(
)
どんな人だって、愛するものや愛されるものを一人も持たなければ、心は死んでしまう。
[田辺聖子(作家)

(
)

幸福は、自分は何ものかに絶対的に愛されているのだという確信の中に存する。
[ヴィクトル・ユゴー]

(
)
あの人が私を愛してから、自分が自分にとってどれほど価値のあるものとなったことだろう。
〔ゲーテ『若きウェルテルの悩み』より。〕

(
10)
愛されたいという要求は、自惚(うぬぼ)れの最たるものである。

〔ニーチェ〕 

(
11)
愛というものは、愛されることによりも、むしろ愛することに存する。
〔アリストテレス〕
(
12)
愛されることが幸福ではなく、愛することが幸福である。
〔ヘルマン・ヘッセ〕

(
13)
愛することができる人は幸せだ。
〔ヘルマン・ヘッセ〕

(
14)
人を愛せずして生きることはできず、また、愛されずして生きることはできない。

〔徳富蘆花(小説家)



 
孤立・自閉せず人と共に生きること

(
)
他人のために他人と共に生きること、それだけが生きることだ。
[
ハイベルク(ノルウェーの劇作家)]

(
)
☆☆
ただ一人でいること、神々なしにいること、それこそが死である。
[ヘルダーリン(ドイツの詩人)

(
)

自由でもヨユウでも/一人じゃ虚(むな)しいわ

〔宇多田ヒカルの曲「PrisonerOfLove」より。〕

(
)

他人と会話すれば、人生がよい方向に展開していく。
[
蓮如(浄土宗の僧)]

(
)

自分の目標が定まり、やる気を失ったり迷ったりしなければ、必ず助ける人があらわれる。
[吉田松陰]



 
人間関係について

()

人生最大の幸福は一家の和楽である。円満なる親子、兄弟、師弟、友人の愛情に生きるより切なるものはない。

〔野口英世〕

()
君がいるとどんなことでも/乗りきれるような気持ちになってる/こんな日々がいつまでもきっと/続いてくことを祈っているよ

〔中島美嘉の曲「雪の華」(作詞・Satomi)より。〕

(
)
なんて人生は素晴らしいんだ。君がこの世にいるのなら。

〔エルトン・ジョン(ミュージシャン)の曲「YourSong」の一節。〕



 
礼儀、マナーについて

(
)
私たちがみんなで、小さい礼儀作法に気をつけたなら、この人生はもっと暮らしやすくなる。

〔チャップリン〕



 
人や社会のために尽くすこと

(
)
人生の唯一の意義は、人のために生きることである。
[
トルストイ(ロシアの文豪)]

(
)
誰かの為に生きてこそ、人生には価値がある。
〔アインシュタイン(物理学者)

(
)
他人のための行いにこそ価値があり、それが人生の重要な秘訣のひとつだ。

〔ルイス・キャロル(イギリスの作家)

(
)
人生の目的は奉仕であり、慈悲と他者を助ける強い意志を示すことである。
〔シュバイツァー(フランスの神学者・哲学者・医師)
(
)
人のために生きる時、人生はより困難になる。しかし、より豊かで幸せにもなれる。

〔シュバイツァー(フランスの神学者・哲学者・医師)

(
)

人生は刺激に満ちた仕事ですが、もっとも刺激的なのは、人のために生きるときです。

〔ヘレン・ケラー(アメリカの教育家、社会福祉活動家、著作家)

(
)

人生における、全ての失敗の原因は、自分の事しか考えていないことにある。

〔アルフレッド・アドラー(オーストリア出身の心理学者)

(
)
人のために生活して、己のために生活せざるを医業の本体とする。
〔緒方洪庵(江戸時代の医者・蘭学者)

(
)

人々のために曲を書くときのほうが、そうでないときよりも、ずっと美しい曲を書くことができる。

〔ベートーベン〕



 
与えることのすすめ

(
)
善をなせ、人は人を幸せにするために生まれてきたのだから。
[トルストイ]

(
)

聖人は積()まず、既(ことごと)くもって人のためにしておのれいよいよ有(ゆう)し、既くもって人に与えておのれいよいよ多し。
[『老子』より。]
※、

既くもって=すべてを。

(
)
我々は得ることで生計を立て、与えることで生きがいを作る。

〔ウィンストン・チャーチル(イギリスの政治家)

(
)
人生の目的は勝利することではない。成長すること、分け合うことだ。
[ハロルド・クシャナー(牧師)



 恋、恋愛について

(
)

人間は恋をすると、かぎりない豊かさを自分のうちに見いだす。すなおさとやさしさにあふれてくる。

(チェーホフ(ロシアの作家)の言葉より)



 結婚、夫婦について

()

家庭とはいついかなるときにおいても女房が亭主を尻に敷くにきまっている。

〔尾崎士郎(昭和期の小説家)



 
思いやりの態度

(
)
罪を憎み、人を憎まず。
[
]

(
)
罪は事件にあって人にはない。
[
吉田松陰]

(
)
彼を裁くまえに彼を理解しようと努めるべきである。
[
サン=テグジュベリ(フランスの作家)]

(
)

悪を原因によって知る人は決して人を呪いもせず、絶望もしないことを学ぶであろう。
[
アラン(フランスの哲学者)]

(
)
思い合う心があれば、かならず幸せに近づけると存じます。

〔ふみ( NHK大河ドラマ「花燃ゆ」のヒロイン)の言葉〕



 
善意や善人がもたらす害悪について

()
善意、純情の犯す悪ほど困ったものはない。
[中野好夫(英文学者)

(
)

地獄への道は善意で舗装されている。
[ハイエク(経済学者)

(
)

悪人がいくら害悪を及ぼすからといっても、善人の及ぼす害悪にまさる害悪はない。
〔ニーチェ〕



 
自分を大事にすること
    
(
)
自分自身を大切にすることこそが道徳だ。
[ゲーテ]

(
)

われわれが他人の幸福を考えねばならないのは当然だが、自分を愛してくれている人たちのためになし得る最善事は、やはり自分が幸福になることだ、ということは十分に言いつくされてはいない。
[アラン]

()
まずは自分の足元から始め、自分の幸福を築かなければならない。その結果、全体の幸福も生まれてくるだろう。

〔ゲーテ〕



 各個の尊厳について

(
)
すべての人には個性の美しさがある。
[エマーソン(アメリカの思想家・詩人)

(
)
みんなちがって、みんないい。
〔金子みすゞ(詩人)



 
幸福になるためのこと

(
)
人間の幸福の最大部分は、たえず継続される仕事から成り立つ。人間の心は正しい仕事を見いだしたときほど、晴れやかになることはない。
[カール・ヒルティ]
(
)
自然の休息による中断以外は、絶え間なく有益な活動をしている状態こそ、地上で許された最上の幸福である。
[カール・ヒルティ]

(
)
空虚な目標であれ、目標をめざして努力する過程にしか人間の幸福は存在しない。
[
三島由紀夫。『小説家の息子』より]

(
)
幸福な人間とは、客観的に生きる人である。自由な愛情と広やかな興味を持てる人である。これらの興味や愛情を通して、さらにまた、次にはその代わりに彼自身を他の多くの人々にとって愛情と興味の対象にさせるという事実を通して、その幸福を確保するところの人である。
[バートランド・ラッセル(イギリスの哲学者・数学者)。『幸福論』より。]

(
)

幸福とは、人格のことである。
[ゲーテ]
※、幸福は人格の形成の中にある(形成された人格の中にある)、ということ。

(
)
幸福になりたいと思い、幸福になろうと努力を重ねること、これが幸福への一番の近道である。
〔トルストイ〕

(
)

目の見える人間は、見えるという幸福を知らずにいるのだ。
[アンドレ・ジイド(フランスの作家)

(
)

幸福というものは受けるべきもので、求めるべき性質のものではない。求めて得られるものは幸福にあらずして快楽だ。
[志賀直哉(作家)

(
)
忘却なくして幸福はありえない。
A・モロワ(フランスの作家)

(10)
何らかの明瞭な形での精神分析的抑圧のあるところ、そこにはいかなる真正の幸福もありえない。
[バートランド・ラッセル(イギリスの哲学者・数学者)。『幸福論』より。]

(
11)

愛とは、幸福に生きるための最高の技術である。
[
エーリッヒ・フロム(ドイツの社会心理学者)]

(
12)
確実に幸福な人となるただ一つの道は人を愛することだ。
〔トルストイ〕



 
苦難・逆境について

(
)
逆境は最良の教師である。

〔ディズレーリ(イギリスの政治家)

()
苦難はたいてい未来の幸福を意味し、それを準備してくれるものでる。

〔カール・ヒルティ(スイスの法学者)

(
)

人間は毅然として、現実の運命に耐えていくべきだ。そこに一切の真理が潜(ひそ)んでいる。

〔ゴッホ(画家)



 
不幸について

(
)
不幸ばかりがつづくと、人はみんな狼になる。
〔ストリンドベリ(スウェーデンの作家)の戯曲『父』より。〕

(
)

ひとつのドアが閉まっている時、もっとたくさんのドアが開いているんだよ。

〔ボブ・マーリー(ジャマイカのレゲエ歌手)



 
人生と使命

(
)
それをやりにおれが生まれてきた。そのことだけを考えればよい。
[ヘミングウェイ。小説『老人と海』より。]

(
)
世に生を得るは事を為()すにあり。
[坂本龍馬]

(
)

わたしたちのつとめは、この素晴らしい世界になにか貢献すること。

〔イブ・アーデン(アメリカの映画女優)

(
)

人間にとって大切なのはこの世に何年生きているかということではない。この世でどれだけの価値のあることをするかである。

〔オー・ヘンリー(アメリカの作家)

(
)
自分の使命を思うと、人生もこわくないわ。
[チェーホフ。戯曲『かもめ』より。]



 
人生と希望、夢

(
)
生命のあるかぎり、希望はあるものだ。
[セルバンテス(スペインの小説家)

(
)
希望があるから前に進めるのだ。
[アレクサンドル3世(マケドニアの王)

(
)
理想無ければ道徳無し。

〔黒岩涙香(ジャーナリスト)



 若さ、青年について

(
)
青年は未来があるというだけで幸福である。

〔ニコライ・ゴーゴリ(ロシアの作家)

(
)
後生畏るべし
〔孔子〕
※、・後生(こうせい)=先の長い若者。・畏(おそ)るべし=将来、大成する可能性はあるので、年少だからと言って、見下したりせずに、畏れて敬うべきである。




 人生の再出発

(
)
私はいつも、こう自分に言い聞かせている。これからが最良の人生なんだ、と。
[フェイ・ダナウェイ(アメリカの女優・映画「俺たちに明日はない」のボニー役)

(
)
年齢には、元来、意味はありませんよ。
[井上靖(作家)

(
)
志を立てるのに遅すぎるということはない。
[ポールドウィン(イギリスの政治家)

 

 問題・課題、仕事・解決、休息について

()
一つひとつの問題の本質を正しく掴(つか)め。仕事を分割して適当に時間割りせよ。
ベンジャミン・フランクリン(アメリカの政治家・学者)

(
)
学問でも仕事でも決して急いではならない。
[
吉田松陰]

(
)
簡単にできあがったものはもろく簡単にこわれる。これは永久不変の法則である。
[
吉田松陰]

(
)☆☆
きっと そうだよ/いつかきっと/真心が何かに変わるんだよ
〔馬場俊秀(歌手)

(
)
多すぎる休息は、少なすぎる休息と同じく疲労させる。
〔カール・ヒルティ〕



 美について

(
)
美は幸福を約束するものにほかならない。
[
スタンダール]

(
)
美はあらゆるところにある。決してそれが我々の眼前に欠けているわけではなく、我々の眼がそれを認め得ないだけである。
[ロダン(彫刻家)



 悪について

(
)
悪とは善の欠如である。
F.・ペレス(哲学者)。『悪の形而上学』より。]

(
)
不決断こそ最大の害悪である。
[デカルト]

(
)
悪とは何か?弱さから生じるすべてのものである。
[ニーチェ]

(
)

悪人――人類の進歩にもっとも重要な要素。

〔A-ビアス『悪魔の辞典』より。〕



 悪魔について

(
)☆☆
悪魔は我々を誘惑しない。悪魔を誘惑するのは我々である。
G・エリオット(女流作家)

(
)
怠惰 ―― 悪魔が新しい罪の種子の実験をこころみ、主だった悪事の成長をはかる模範的な農場。
[A-ビアス。『悪魔の辞典』より。]

(
)
人間は、神と悪魔との間に浮遊する。

〔パスカル『パンセ』より。〕



 
悪に対して善が来るということ

(
))
大悪来(きた)れば、大善来(きた)る。
[仏典の中の言葉]
※、・来れば=大きな悪がやってくると。大善来る=大きな善も、その前後に、一緒にやってくることよ。
※、この世においては大悪ばかりが永遠に進行することはありえない、というこの世界についての信頼が洞察されている言葉。

(
)

神がわれわれに悪を送るとともに、悪を征服する武器をも送る。
[カロル(イギリスの聖職者)



 
宗教、信仰、神について

(
)
人間が神のしくじりに過ぎないのか、神が人間のしくじりに過ぎないのか。

〔ニーチェ。『曙光』より。〕

(
)

神は自分の中にある働きだ、と私は考えているのです。

〔遠藤周作(作家)

(
)
宗教なき科学は不完全であり、科学なき宗教は盲目である。

〔アインシュタイン〕

(
)

祈る=取るに足らないことが明々白々なたった一人の嘆願者のために、宇宙の全法則を廃棄してくれるように頼む。
〔A-ビアス著『悪魔の辞典』より〕



 
物事の原因と結果のこと

(
)
因果応報。自業自得。
[
仏教の言葉]

(
)
ふだんの言葉と行いが運命になっている。
[
吉田松陰]



 
物事を知ること

(
)
物事を正しく見るたった一つの方法がある、それは物事の全体を見ることだ。
[ラスキン(イギリスの評論家)

(
)
すべてを知ることは、ひとを寛容にさせる。
[スタール夫人(フランスの作家)

(
)
達人は大観(たいかん)す。
[『韓非子』より。]



 
迷いと悟り

(
)
自己を運びて万法を修証するを迷いとす。万法すすみて自己を修証するは悟りなり。
[道元]
※、・自己を運びて=自己が万法の方へと働きかけていって。・万法を修証する=この世のあらゆるものを修め、明らかにしていくこと。・迷いとする。=迷いというのだ。・万法すすみて=万法の方が自己の方にやってくることにまかせて。


(
)
大道行くべし、又何ぞ妨(さまた)げん。
[木戸孝允(明治の政治家)
※、・大道行くべし=大道を進んで行け。・又何ぞ妨(さまた)げ=大道を行く人を、何が)妨げることができようか、いや、何も妨げることはできないだろう。反語の文型になっている。・「又」は、文にリズムをつけるために添えている意味のない語。



 
自分の側の態度のこと

(
)
心が開いている時、この世は美しい。
[ゲーテ]

(
)

心暗きときは、すなわち遇()うところことごとく禍(わざわ)いなり。眼(まなこ)明らかなれば途(みち)にふれて、目にふれるものは)みな宝なり。
[空海]
※、・途(みち)にふれて=道すがら。

(
)
万事、外に向かってあれこれ求めてはならない。ただ手近なところを正(ただ)せばよいのだ。

〔吉田兼好。『徒然草』より。〕

(
)

過去と他人は変えられない。しかし、自分と未来は変える事ができる。

〔エリック・バーン(カナダ出身の医師)

()

3日あれば人間は変われる。

〔アルフレッド・アドラー(オーストリア出身の心理学者〕

(
)
君子は之(これ)を己(おのれ)に求む、小人(しょうじん)は之を人に求む。
[孔子]
※、・君子=立派な人。・之=物事。・小人=道徳的に未完成の人。・人に求む=失敗などを人のせいにする、などのこと。

(
)
人の己を知らざるを患(うれ)えず、人を知らざるを患うる也
[孔子]
※、・人の己を知らざる=相手が自分のことを思ってくれないこと。・人を知らざる=自分が相手のことを思ってあげていないこと。・患うる也=君子は気にかけるのだ。

(
)

(うら)みに報いるに徳を以(もっ)てす。
[老子]
※、・徳を以てす=徳によってそれを行う。

(
)
悪に対して悪をもって報いることは、幸福を失うことである。悪に対して愛をもって報いることは、幸福を得ることである。
〔トルストイ〕



 
内なる神性・獣性、善性・悪性のこと

(
)
人間は天使でも、獣(けだもの)でもない。そして不幸なことには、天使のまねをしようと思うと、獣になってしまう。
[パスカル『パンセ』より。]

(
)
きれいは汚(きた)なく、汚ないはきれい。
[シェークスピア。戯曲『マクベス』の魔女たちの言葉。]




 思考や良心の尊厳について

(
)
それを考えることが、しばしばにして、かつ、永ければ永いほど、常に新たにして、いや増す感激と畏敬(いけい)とをもって、私の心を充()たすものが二つある。それは、わが上なる星輝く空と、わが内なる道徳律である。
[カント]
※、・いや増す=ますます盛んになる。・畏敬=おそれ敬うこと。・わが内なる道徳律=自己の内に道徳的な生き方をしようとする心があること。

(
)
空間によって、宇宙は私を一つの点のように包み、呑()みこむ。思考によって、私は宇宙を包む。
[パスカル。『パンセ』より。]



 
環境の影響のこと

(
)
人間の意識がその存在を規定するのではなくて、逆に、人間の社会的存在がその意識を規定するのである。
[カール・マルクス(経済学者)。『「経済学批判」の序より。]
※、その人が日頃どういう考えや思いを持つか(=意識)は、その人の生活環境や身分(=存在)によっていることが多い、ということ。

()
恒産(こうさん)なくして恒心なし。

〔孟子の言葉をもとにした格言〕
※、生活の経済的基盤がしっかりしていなければ、信念に貫かれた安定的な精神を保つことはできない、ということ。


(
)

衣食足りて礼節を知る。

〔『管子』より。〕



 
お金、経済について

()

真に重大な自由はただ一つです。それは経済的な自由なのです。

〔サマセット・モーム(イギリスの作家)

(
)
ともかくお金を持てば、人も世の中も恐ろしく思わぬものだ。逆に一文なしになれば、世の中も恐ろしいものである。

〔前田利家(戦国時代の武将)

(
)
お金は、ほとんどの人を操るわ。

(ヒッチコックの映画「泥棒成金」より)


(
)
金をつかい、かつ貯金する人は、もっとも仕合わせな人である。
サミュエル・ジョンソン(英国の文学者)



 
政治、社会体制について

()
民主主義は専制政治に陥る。

〔プラトン〕

(
)
共和国は贅沢によって滅び、独裁国は貧窮によって滅ぶ。
〔モンテスキュー『法の精神』より。〕

()
国家を人間の天国に為そうとする者は、国家を地獄にしてしまうことになる。
〔ヘルダーリン『ヒュペーリオン』より。〕



 戦争と平和について

()
人類は戦争に終止符を打たなければならない。それでなければ戦争が人類に終止符を打つことになろう。

(JF・ケネディの言葉)

(
)
平和――国際関係で、戦争と戦争との間のだましあいの期間。

(-ビアス著の『悪魔の辞典』より)

(
)
世界平和のために何ができるかですって? 家に帰って、あなたの家族を愛しなさい。

〔マザー・テレサ(カトリック聖職者)

(
)
良い戦争や悪い平和なんてあったためしがない。"

〔ベンジャミン・フランクリンアメリカの政治家・学者)

(
)

戦争は地獄だぜ!
〔映画「フルメタル・ジャケット」中の台詞〕



 社会問題、社会変革・社会革命について

(
)
社会一切の問題は皆人の問題である。

〔河上肇『貧乏物語』より。〕

()
革命の基本的な動機は、天国を建設することではなくて地獄を破壊することである。

C・オグルスピー(政治学者)の言葉)




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