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1.「 愛なしにはなにも認識できない。愛によって多くのものを認識できる。」
( 「メモノート」より。)
「 知は愛、愛は知。」
( 西田幾多郎(哲学者)の言葉) 〔記・04/03/08〕
2.「
人間の後半生は、通常、その前半生で蓄積された習慣のみで成り立つ。」
( 『悪霊』より。)
「 習慣が人間生活の主導者であるのだから、人々はぜひとも、よい習慣を身につけ
るように努力するがよい。」
( フランシス・ベーコン(イギリスの哲学者・政治家)の言葉 )
〔記・03/12〕
3.「 苦悩と苦痛は、広い意識と深い心の持ち主にはつねに必然的なものなのだ。」
( 『罪と罰』より。)
「 人の生涯に憂(うれ)いの伴わないことはありえない。憂いと共にありながら、
それどころか往々にしていくたの憂いを持ちながら、しかも憂いなしに生活
していくこと、これこそ我々の修得すべき生活の技術なのだ。」
( カール・ヒルティ(スイスの思想家)の言葉 ) 〔記・03/16〕
4.「
あまりに意識しすぎるのは、病気である。正真正銘の完全な病気である。人間、日常
の生活のためには、世人一般のありふれた意識だけでも、充分すぎるくらいなのだ。」
( 『地下室の手記』より。)
「 すべてを問題にすれば、すべてが危うくなる。」
( アミエル(スイスの哲学者)の言葉 ) 〔記・03/20〕
5.「 もっとも単純なものは、もうそれだけで美しい。」
( 『未成年』より。)
「 省略の美。判断の美。」 ( パスカル『パンセ』より。 ) 〔記・03/24〕
6.「 偉大な思想は偉大な知性からよりもむしろ偉大な感情から生まれる。」
( 『永遠の夫』より。)
「 偉大な思想は、心情から出て来る。」
( ヴォーヴナルグ(フランスの作家)の言葉。)
〔記・03/28〕
7.「 現代では、もっとも道徳的と見えた人間が、急にまったくの悪人となる。」
( 『ペテルブルグ年代記』より。)
「 平生(へいぜい)はみんな善人なんです。少なくともみんな普通の人間なんです。
それが、いざという間際に、急に悪人に変わるんだから恐ろしい。」
(
夏目漱石の言葉。小説「こころ」より。) 〔記・04/03〕
8.「 愛より尊いものがあるでしょうか? 愛は存在よりも高く、愛は存在の輝ける頂点です。」
( 『悪霊』より )
「 愛せよ。人生においてよいものはそれのみである。」
( ジョルジュ・サンド(フランスの女流作家)の言葉。) 〔記・04/07〕
9.「 地上の地獄とは、愛のない生だ。」
( ドスト氏の言葉。 )
「 ただ一人でいること、神々なしにいること、それこそが死である。」
( ヘルダーリン(ドイツの詩人)の言葉。) 〔記・04/15〕
10.「 なんでも正直ないいことをしたときには、人生はなんと美しいものに思われることでしょう。」
( 『カラマーゾフの兄弟』より。)
「 誰だって、ほんとにいいことをしたら、いちばん幸せなんだねえ。」
(
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』より。) 〔記・04/25〕
11.「 弱い人間に自由をやってごらんなさい。自分でその自由を縛(しば)りあげて、返しにきますよ。」
( 『主婦』より。)
「 あまりに自由なのは、よくない。」
( パスカル『パンセ』より。) 〔記・05/08〕
12.「 生より尊いものがなにがあろう! なにもないのだ、なにも! 」
( 『カラマーゾフの兄弟』より。)
「 生命のあるかぎり、希望はあるものだ。」
( セルバンテス(スペインの小説家)の言葉 ) 〔記・05/15〕
13.「 人生はすばらしい。醜悪だったのは我々の方なのだ。」
( 『作家の日記』より。)
「 心が開いている時、この世は美しい。」
( ゲーテ(ドイツの文豪)の言葉 ) 〔記・05/22〕
14.「 その上俺がどうしても我慢できないのは、美しい心と優れた理性を持った立派な人間までが、往々(おうおう)、
聖母(マドンナ)の理想をいだいて踏み出しながら、結局ソドムの理想をもって終るという事なんだ。」
( 『カラマーゾフの兄弟』より。)
「 人間は天使でも、獣(けだもの)でもない。そして不幸なことには、天使のまねをしようと思 うと、獣になってしまう。」
( パスカル『パンセ』 より。) 〔記・05/29〕
15.「 愛はまことにこの上ない尊いもので、それがあれば世界中を買うことでもできる。」
( 『カラマーゾフの兄弟』より。)
「 まことに仁に志せば、悪しきことなし。」
( 『論語』 の孔子の言葉より。) 〔記・06/06〕
16.「 希望を持たずに生きるのは悲しいことですね。」
( の書簡より。)
「 人は希望なしには一日も活(い)き得ない。」
(
姉崎正治(宗教学者)の言葉より。) 〔記・06/13〕
17.「 人間には幸福のほかに、それとまったく同じだけの不幸がつねに必要である。」
( 『悪霊』より。)
「 幸運は偉大な教師である。不運はそれ以上に偉大な教師である。」
(
ハズリット(イギリスの評論家)の言葉。) 〔記・06/20〕
18.「 金はあっても理想のない社会は崩壊します。」
(
『未成年』より。)
「 理想無ければ道徳無し。」
(
黒岩涙香(ジャーナリスト)の言葉。) 〔記・06/27〕
19.「 時間とは何か。時間というものは存在しない。」
(
「創作ノート」より。)
「 君、時というものは、それぞれの人間によって、それぞれの速さで走るものなのだよ。」
( シェークスピア『お気に召すまま』より。) 〔記・07/11〕
20.「 人間を真に支え守る力は、その個人の孤立した努力にではなく、人びととの共(とも)なる一体感の中にある。」
( 『カラマーゾフの兄弟』より。)
「 人を愛せずして生きることはできず、また、愛されずして生きることはできない。」
(
徳富蘆花(小説家)の言葉より。) 〔記・07/19〕
21.「 それにしても、喜びと幸福は、なんと人間を美しくするものか!
なんと心は愛にわき立つものか!」
( 『白夜』より。)
「 人間は恋を すると、かぎりない豊かさを
自分のうちに見いだす。すなおさとやさしさにあふれてくる。」
(
チェーホフ(ロシアの作家)の言葉より。) 〔記・08/02〕
22.「 苦しみと涙、それもまた生なのだ。」
( 『罪と罰』より。)
「 涙とともにパンを食べた者でなければ人生の味はわからない。」
( ゲーテ(ドイツの文豪)の言葉より。) 〔記・08/19〕
23.「 地上に住むすべての人は、まず第一に生を愛さなければならないと思いますよ。」
( 『カラマーゾフの兄弟』より。)
「 生きる以上は、純粋に、生そのものを生きなければならぬ。」
( 福永武彦(作家)の小説より。) 〔記・09/12〕
24.「 神と悪魔が闘っている。その戦場こそは人間の心なのだ。」
(
『カラマーゾフの兄弟』より。)
「 神は自分の中にある働きだ、と私は考えているのです。」
(
遠藤周作の言葉。) 〔記・10/17〕
25.「 哲学は必要なものでございますよ。ことに現代にあっては、その実際的応用がじつに必要
なんでございますが、みんなそれをなおざりにしておりますので。いや、まったくですもの。」
( 『白痴』より。)
「 哲学者たちにとって最も難しい仕事のひとつは、思想の世界から現実的な世界の中へ降り
ていくことである。」
( マルクス、エンゲルス『ドイツイデオロギー』より。) 〔記・12/11〕
26.「最大の幸福は――すくなくとも、何故に不幸であるかを知ることだ。」
( 『作家の日記』より。)
「 世の中には幸福も不幸もない。ただ、考え方でどうにでもなるのだ。」
( シェークスピアの言葉。) 〔記・12/29〕
27.「 敵に対する恐怖は、敵に対する憎悪をも根絶やしにしてしまうものである。」
( 『悪霊』より。)
「 恐怖の念を持つと、それはやがて憎しみに変わる。」
( 竜門冬二『名将に学ぶ人間学』より。) 〔記・05/01/30〕
28.「人間は死を恐れる。それは生を愛するからである。」
( 『悪霊』より。)
「 万緑や死は一弾を以(もっ)て足る 」
( 上田五千石の詠んだ俳句。) 〔記・03/21〕
29.「人間だれだって憐(あわれ)んでもらうことが必要です。」
( 「創作ノート」より。)
「 人間をいちばん残酷にするものは、愛されているという意識だよ。愛されない人間の残酷さ
なんて知れたもんだ。たとえば、ヒューマニストというやつはきまって醜男だ。 」
( 三島由紀夫の小説『禁色』より。) 〔記・05/7〕
30.「神のない生活は ―― 苦しみでしかないのだよ。」
( 「未成年」より。)
「 人間が自由でありうるためには、神があってはならない。」
( シェリング(ドイツの哲学者)の言葉 ) 〔記・08/11〕
31.「 いや実に人間の心は広い、あまり広過ぎるくらいだ。俺は出来る事なら少し縮めてみたいよ。」
( 『カラマーゾフの兄弟』より。)
「 心というものは、それ自身一つの独自の世界なのだ。地獄を天国に変え、
天国を地獄に変えうるものなのだ。」
( ミルトン『失楽園』より。 ) 〔記・10/06〕
32.「 親しい人たちと、縁者たちと、愛する人たちと心を許しあって暮らす――これが天国だよ。」
( 『未成年』より。)
「 動物たちは気持ちのいい友だちだ――彼らは質問は一切しないし、批評も一切しない。」
( G・エリオット(英の女性作家)の言葉。 ) 〔記・06/01/01〕
33.「 我々は過ちを重ねることによってのみ真理に到達するものなのである。」
( の評論より。)
「 あやまちを犯す自由を含まないならば、自由はもつに値しない。」
( ガンジー(インドの聖人)の言葉 ) 〔記・01/08〕
34.「 生より尊いものが何があろう! 何もないのだ、何も! 」
( 『カラマーゾフの兄弟』より。)
「 生命以外に富はない。」
( ラスキン(イギリスの評論家)の言葉 ) 〔記・03/26〕
35.「人間にとっては、常に何か無限に偉大なものの前にひざまずくことが必要なのです。」
( 『悪霊』より。)
「 しかし、有限なものが、どうして無限なものを把握し得るのか? 」
( ドライデン(イギリスの詩人)の言葉 ) 〔記・06/03〕
36.「イヴァン「ぼくが考えてみるに、もし悪魔が存在しないとすれば、つまり人間が作り出したものということ
になるね。そうすれば人間は自分の姿や心に似せて、悪魔を作ったんだろうじゃないか。」
アリョーシャ「そんなことを言えば、神さまだって同じことです。」 」
( 『カラマーゾフの兄弟』より )
「 人間のなかには、何かしら悪魔的なものもあると同様、神に似た何ものかが存在する。 」
( ネルー(インドの政治家)の言葉 ) 〔記・08/23〕
37.「 きみは自意識を鼻にかけているが、要するにぐずをきめこんでいるだけだ。」
( 『地下室の手記』より )
「 あちこち動きまわらねえと、あれもこれも考えはじめるもんだぜ。」
( スタインンベック『怒りの葡萄』より ) 〔記・11/27〕
38.「 愛情に満ちあふれた心には、悲しみもまた多いものである。」
( 『小さな英雄』より )
「 優しい人にばかり / 悲しみは降りかかる 」
( 馬場俊英の曲「スタートライン」より ) 〔 記・07/01/01 〕
39.「彼らは自由を強調していて、これは、最近に至って、ことに、はなはだしいが、
このいわゆる自由
の中に発見しうるものはなんであろう。ただ、隷属と自滅にすぎぬではないか!」
( 『カラマーゾフの兄弟』より )
「 吾人は自由を欲して自由を得た。自由を得た結果、不自由を感じて困っている。」
( 夏目漱石の言葉 ) 〔 記
01/08 〕
40.「神のない良心は恐怖そのものである。そんな良心は、最も不道徳なところにまで迷いかねない。」
( 「メモノート」より )
「 人々が馬鹿げたことを信仰している限り、人々は残酷な行為をなし続けるであろう。」
( ヴォルテールの言葉 ) 〔 記 02/10 〕
41.「限りない神さまの愛を使いはたしてしまおうとするような人間に、そんな大きな罪が犯
せるものではない。それとも神さまの愛でさえ追っつかぬような罪があるじゃろうか!」
( 『カラマーゾフの兄弟』 より )
「 悪人がいくら害悪を及ぼすからといっても、善人の及ぼす害悪にまさる害悪はない。」
( ニーチェ『ツァラトゥストラはこう言った』より ) 〔 記 02/25 〕
42.「 愛は人間を平等にする。」
( 『白痴』 より )
「
社会一切の問題は皆人の問題である。」
( 河上肇『貧乏物語』より ) 〔 記 05/14 〕
43.「人間と人間社会にとって、自由ほど堪えがたいものは、いまだかつてなかった!」
( 『カラマーゾフの兄弟』 より )
「 自由は、山巓の空気に似ている。どちらも弱い人間には堪えることができない。」
( 芥川龍之介『侏儒の言葉』より ) 〔 記 12/12 〕
44.「人間の知恵は自分の望むところに到達するために授けられているのである。しかし、なにがなん
でも一足とびに目的に到達しようというのは、私に言わせれば、知恵でもなんでもないのである。」
( 『冬に記す夏の印象』 より )
「 大切なのは目的地ではない。現に歩いているその歩き方である。」
( 小林秀雄の言葉より ) 〔 記
12/23 〕
45.「 もちろんカネは絶対的な力である。と同時に、平等の極致でもある。カネの持つ偉大な力は、
まさにそこにあるのだ。カネはすべての不平等を平等にする。」
( 『未成年』 より )
「 お金は、ほとんどの人を操るわ。」
( ヒッチコックの映画「泥棒成金」より ) 〔 記 08/01/12 〕
46.「よく考えてみれば、諸君、二二(ににん)が四というのは、もう生ではなくて、死の始まりではないだろうか、
すくなくとも人間は、なぜかいつもこの二二が四を恐れてきたし、僕などは今でもそれがこわい。」
( 『地下室の手記』より
)
「 疑うことのない信仰は、死んだ信仰である。」
( ウナムーノ(スペインの哲学者)の言葉 ) 〔 記 01/26 〕
47.「 結局のところ、諸君、何もしないのがいちばんいいのだ! 意識的な惰性がいちばん! だから、
地下室万歳!というわけである。」
( 『地下室の手記』の主人公の言葉より )
「 活動だけが恐怖と心配を追い払う。」
( ゲーテの言葉 ) 〔 記
02/15 〕
48.「 地獄とはなにか? それは、もはや愛することができない、という苦しみである。」
( 『カラマーゾフの兄弟』のゾシマ長老の言葉より。)
「
革命の基本的な動機は、天国を建設することではなくて地獄を破壊することである。」
( C・オグルスピー(政治学者)の言葉 ) 〔 記 03/19 〕
49.「 わたしたちは悪い人間だけど、いい人間なのよ。悪くもあればよくもあるのよ。」
( 『カラマーゾフの兄弟』のグルーシェンカの言葉。)
「 人間は生まれながら神の性と、悪魔の性と、誰でも二つ持っている。」
( 吉川英治の小説『宮本武蔵』より。) 〔 記 04/06 〕
50.「 節度を知りなさい。時宜を心得なさい。それを学びなさい。」
( 『カラマーゾフの兄弟』のゾシマ長老の言葉。)
「 私たちがみんなで、小さい礼儀作法に気をつけたなら、この人生はもっと暮らしやすくなる。」
( チャップリンの言葉。) 〔 記
04/27 〕
51.「 われわれ自身の精神とその内容が豊富になればなるほど、われわれの住んでいるむさくるしい片隅や
生活も、またそれだけ美しくなっていくものです。」
( 書簡より。)
「 心暗きときは、すなわち遇(あ)うところことごとく禍(わざわ)いなり。眼(まなこ)明らかなれば途(みち)にふ
れてみな宝なり。」 ( 空海の言葉。) 〔 記 05/11 〕
52.「 晴れた空、清い空気、若い草、愛らしい小鳥、自然は限りない美の世界である。」
( 『カラマーゾフの兄弟』より。)
「
天にありては星、地にありでは花、人にありては愛、これ世にて美しきものの最(さい)たらずや。」
( 高山樗牛の言葉。) 〔 記 06/30
〕
53.「愛情があれば、幸福なしでも生きていける。」
( 『地下室の手記』より。)
「
愛する喜びを知れば、快楽を求める気持ちなど起こらなくなる。人間とはそういうものである。」
( アラン『幸福論』より。) 〔 記
08/29 〕
54.「 わしはどうしてもキリストをさけることができない、最後に、孤独になった人々のあいだ
に、キリストを想像しないではおられないのだよ。」
( 『未成年』より。ヴェルシーロフの言葉。)
「
宗教とは、個人が彼自身の孤独をなんとか処理するためのものだ。」
( A・N・ホワイトヘッド(哲学者・数学者)の言葉。) 〔 記 10/14 〕
55.「 聖者というものは、非常に高価なダイヤモンドだからね。こういうひとりの人間は、とき
によると、一つの星座ほどの値うちがあるよ。」
( 『カラマーゾフの兄弟』より。イヴァンの悪魔の言葉。)
「
宝石。愛の代弁者。」
( S・ダニエル(英国の詩人)の詩より。) 〔 記 11/23 〕
56.「 土地が変われば、私たちはみんな元気になるだろう。土地が変わるということは、何もかもが
変わるということだからね。 」
( 『虐げられた人びと』より。 )
「 『汝自身を知れ』はよいことだが、他人を知るのはもっとよいことだ。」
( メナンドロス(古代ギリシャの喜劇作家)の言葉。) 〔 記 12/30 〕
57.「 楽しい時代は天から降って来るものではなくて、われわれが自分でつくるものです
ぞ。それはわれわれの心にあるのです。」
(『スチェパンチコヴォ村とその住人』のフォマー・フォミッチの言葉 )
「 理想はわれわれ自身の中にある。同時に、理想の達成をはばむもろもろの障害もまた、
われわれ自身の中にある。」
( カーライル(イギリスの評論家)の言葉 ) 〔 記09/02/01 〕
58.「 人間がもっとも恐れているのは、新しい一歩、新しい自分の言葉だ。」
( 『罪と罰』のラスコーリニコフの言葉。 )
「 もっとも危険な誘惑。 それは、なにものにも似まいとすることだ。」
( A・カミュ「手帳」より。 ) 〔 記 03/07 〕
59.「 愛は自己犠牲なしには考えられないものである。」
(評論集より )
「 祈る=取るに足らないことが明々白々なたった一人の嘆願者のために、宇宙の全法則
を廃棄してくれるように頼む。」 ( A-ビアス『悪魔の辞典』より。 ) 〔 記03/20 〕
60.「 人間だれだって憐(あわれ)んでもらうことが必要です。」
( 「創作ノート」より )
「 どんな人だって、愛するものや愛されるものを一人も持たなければ、心は死んでしまう。」
( 田辺聖子(作家)の言葉 ) 〔 記04/06 〕
61.「 文学――それは絵である。つまり、一種の絵であり鏡である。情熱の表現であり、きわめて
鋭い批評であり、道徳に対する教訓であり、同時にまた人生の記録である。」
( 『貧しき人々』より )
「 文学の面白さは、慰みもののそれとは異なり、人生的な面白さである。
」
( 桑原武夫『文学入門』より ) 〔 記10/12 〕
62.「 言葉 ― 民衆、 わが国の言葉ではこれは同義語である。そしてこの中にはなんと豊かな深い思想
が含まれていることか!」
( 『作家の日記』より )
「 民衆との結びつきを常に意識せよ。自分たちを生み、養い、育ててくれた民衆とのつながりを失わな
いかぎり、我らは無敵となる。」
(
クワメ・エンクルマ(ガーナ初代大統領)の言葉 ) 〔 記12/10 〕
63.「愛は労働だ。愛もまた学びとらねばならないものだ。」
( 『カラマーゾフの兄弟』より )
「 愛は忍耐強い。」
( 聖パウロ「コリント人への手紙」より ) 〔 記 10/02/08 〕
64.「自由とは、生きようと死のうとおなじになったとき、得られるものです。」
( 『悪霊』のキリーロフの言葉 )
「 生死の相にあづからずといはば、実の理を得たりといふべし。」
(
吉田兼好『徒然草』第九十三段より ) 〔 記 03/07 〕
65.「頭から堕落した人間を軽蔑してはならない。いや、むしろ反対に、その美点を探し出
して更生させてやらなければならない。」
(
『ステパンチコヴォ村とその住人』より )
「 仁者(じんしゃ)は常に人の是(ぜ)を見る。不仁者は常に人の非を見る。」
(
伊藤仁斎(江戸時代の儒学者)の言葉より ) 〔 記 08/15 〕
66.「真理は百年もテーブルの上に置かれ、人まえに出されているが、人びとはそれに見む
きもせず、人間の頭によって考え出されたものを追っている。」
(
『作家の日記』より。)
「 もっとも深い真理は、ただもっとも深い愛のみにひらく。」
( ハイネの言葉。) 〔 記
10/31 〕
67.「よき時代は天から降ってくるものではなくて、わたしたちが自分でつくり出すも
のです。それはわたしたちの心の中にあるものなのですよ。」
( 『スチェパンチコヴォ村とその住人』より。)
「 理想はわれわれ自身の中にある。同時に、理想の達成を阻むもろもろの障害もまた、
われわれ自身の中にある。」
( トマス・カーライルの言葉。) 〔 記 11/01/01 〕
68.「人間の自尊心というものは、どんな手品をもやってのけるものである。」
( 『白痴』より。)
「 虚栄心は人を饒舌にし、自尊心は沈黙にする。」
( ショーペンハウエル(哲学者)の言葉。) 〔
記 11/08/08 〕
69.「 この一瞬のためなら、世界中でも、くれてやる。」
( 『カラマーゾフの兄弟』より。
ドミートリイの逢瀬の際の言葉。)
「 朝(あした)に道を聞かば、夕べに死すとも可なり。」
( 『論語』の孔子の言葉。) 〔 記
11/09/16 〕
70.「しだいに高くそびえてゆく建物を見る喜びは、たとえ今までのところ、その建物にわずか
一粒の砂を運んだにすぎない人でも、必ずや心の渇きをいやしてくれるはずである。」
( 『作家の日記』より。)
「 大悪来(きた)れば、大善来(きた)る。」
( 仏典の中の言葉。) 〔 記 11/12/30 〕
71.「宗教的精神にもとづく自己完成が、国民生活におけるいっさいの基礎である。」
( 『作家の日記』より。)
「自分自身を大切にすることこそが道徳だ。」
( ゲーテの言葉。) 〔 記 12/01/20 〕
72.「賢い人間が本気で何者かになることなどできはしない。何かになれるの
は馬鹿だけだ。」
( 『地下室の手記』より。)
「ヤクザは馬鹿でなれず利口でなれず、中途半端じゃ尚(なお)なれず、って
な、、。 こいつを忘れるんじゃねえぞ。」
( 任侠映画「修羅の群れ」での鶴田浩二の科白。) 〔 記 12/02/10 〕
73.「人間というものは、不幸のほうだけを並べたてて、幸福のほうは数えようとしな
いものなんだ。ちゃんと数えてみさえすれば、だれにだって幸福が授かっている
ことが、すぐわかるはずなのにね。 」
(『地下室の手記』より。)
「幸せを数えたら、あなたはすぐに幸せになれる。」
( ショーペンハウエル(哲学者)の言葉 ) 〔 記 12/02/25 〕
74.イヴァン「ぼくが考えてみるに、もし悪魔が存在しないとすれば、つまり人間
が作り出したものということになるね。そうすれば人間は自分の姿
や心に似せて、悪魔を作ったんだろうじゃないか。」
アリョーシャ「そんなことを言えば、神さまだって同じことです。」
( 『カラマーゾフの兄弟』より。)
「人間が神のしくじりに過ぎないのか、神が人間のしくじりに過ぎないのか。」
( ニーチェ『曙光』より。) 〔 記 12/03/05 〕
75.「心底から真理を獲得しようと思い立ったものは誰でも、すでに非常に強力な
ものとなったのである。」
( 『作家の日記』より。)
「世界について最も理解できないことは、世界が理解できるということだ。」
( アインシュタインの言葉。) 〔 記 12/03/12 〕
76.「地獄とは、愛のない生活のことである。」
( 『カラマーゾフの兄弟』より。)
「私たちはどうやって滅ぶか。愛なきため。」
( ゲーテの言葉。) 〔 記 12/03/19 〕