『虐げられた人々』 について
 (、別のタイトル表記「虐げられた人びと」)

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( これから読む人は、以下、ネタ
ばれの箇所(
の箇所)に注意!)


     



< 概要 >

長編。
その血筋ゆえ青年アリョーシャとの付き合いを認めない父イフメーネフとその娘ナターシャの愛憎と終盤での和解や、他の女性カーチャも同時に好きになってしまっても意に介さないお目出たいアリョーシャをめぐっての彼女の困惑や苦悩を、ナターシャの元恋人である語り手イワンが、彼女のよき相談相手役をつとめつつ、手記の形でつづる恋愛小説・家庭小説
後期にみられるような形而上学的なテーマも見られず、都会ペテルブルグを舞台としたメロドラマとして物語は展開する。謎めいた悪玉として登場する
ワルコフスキー公爵、登場人物の間をさまよう薄幸な孤児の少女ネリー、冒頭に登場するスミス老人などの配役も印象的。

《所収》
河出書房版全集(巻3「虐げられた人々)
筑摩版全集(巻3「虐げられた人人々」)
新潮社版全集(巻4・小笠原豊樹訳)
新潮文庫(「虐げられた人びと」小笠原豊樹訳)
新潮世界文学(巻11・小笠原豊樹訳)