『白痴』 について

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( これから読む人は、以下、ネタ
ばれの箇所(
の箇所)に注意!) 





< 概要、登場人物 >
長編小説。
都会ペテルブルグを舞台に、富豪トーツキイの囲い者であったという強いられた自分の汚辱の過去に固執する誇り高き美女ナスターシヤ・フィリッポヴナが、 ムイシュキン公爵(スイスでの療養を終えてペテルブルグに戻ってきた博愛の青年。彼は、同時に、身を寄せたエパンチン将軍家の明るくてプライドの高い令嬢アグラーヤも好いてしまう。)のエゴを欠いた憐憫愛と青年ロゴージンの向こう見ずな愛の間を揺れ動き、ついに、終局において彼らの関係は悲劇的結末を迎えてしまう(嫉妬のはてにロゴージンの自宅のベットでロゴージンに刺殺されたナスターシヤ・フィリッポヴナを見てムイシュキン公爵も気がふれてしまう)という筋立ての恋愛小説。 

登場人物として、他に、

この四角関係にからむ野心家の青年ガーニャ(飲んだくれでほら吹きのイヴォルギン将軍の長男)
この騒動に何かと立ち回る小役人
レーベジェフ
肺を病み死を宣告されている心境を「手記」にして皆に語って聞かせる少年イポリート
娘アグラーヤの恋の行く末に気をもむ母リザヴェータ夫人
アグラーヤの二人の姉(アレクサンドラアデライーダ)、ガーニャの妹(ワルワーラ)・弟(コーリャ)
ムイシュキン公爵がスイス時代に知り合い作中で回想して語られる薄幸の娘
マリイ
高利貸しの
プチーツィン(ワルワーラと婚約している)
騒動を傍観的に批評する
ラドムスキー公爵(エパンチン将軍の知人)
なども配されている。