小さな英雄
(元の題「初恋」) について  
(他のタイトル訳「小英雄」等)

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  ( これから読む人は、以下、ネタ
ばれの箇所(
の箇所)に注意!) 


     


< 概要 >
短めの中編
モスクワ郊外の田園豊かな村里を訪れた少年の
わたしが、そこでM夫人(人妻の貴婦人)と知り合い、わたしは彼女に片思いをして恋こがれてしまうが、彼女にはじつは(M)のほかに愛人がいて、わたしはその彼女の秘め事をかいま見て驚き、失望し、やがてM夫人は夫とともにその村を去りモスクワへと戻るという話し。彼女が見守る中、荒馬に飛び乗って走った体験など、大人の世界を知って一つの成長を遂げた自身の少年期の出来事を回想する回想小説という形を取っている。

※、
ペトラシェフスキー事件に連座して逮捕されペテロ・パヴロフスク要塞の獄中で書かれた小品。のちに、タイトルは「初恋」から「小英雄」と改題された。

《所収》
河出書房版全集(巻5「初恋」)
筑摩版全集(巻2「小さな英雄」)
新潮社版全集(巻2「小英雄」木村浩訳)
前期短篇集(「初恋」)