『地下室の手記』 について
 (、別のタイトル訳「地下生活者の手記」)
 
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( これから読む人は、以下、ネタ
ばれの箇所(
の箇所)に注意!)





< 概要 >
  
中編。
ペテルブルグの片すみに引きこもったわたし(元下級官吏の独り身の中年男)の手記という形で、
前半(第一部)と後半(第二部)の末部は、理性・科学・数学的合理主義を掲げる未来社会や世間の人々へ向けてのわたしの毒舌と批判の独白で占められている。
後半(第二部)では、「わたし」が24歳の時の、自意識過剰のため
仲間たちともうまくやっていけず除()け者にされていたことや、娼窟で出会い心を通わせることになった若い娼婦リーザ最後には冷たい態度をとって去らせてしまったことが回想の形で語られている。    

《所収》
河出書房版全集(巻5「地下生活者の手記」米川正夫訳)
筑摩版全集(巻5「地下生活者の手記」小沼文彦訳)
新潮社版全集(巻6「地下室の手記」江川卓訳)
新潮文庫(「地下室の手記」江川卓訳)
光文社古典新訳文庫(「地下室の手記」安岡治子訳)