ドストエフスキーのどの小説の中
にある箇所かを、当てるクイズ

問題本文3

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< 問題本文 (
2130) >  

21.
(途中、略) 美しいみずみずしい女はりんごの匂いがするよ、(以下、略) 」 (新潮文庫)

22.
「あそこは暗いね」 (新潮文庫)

23.
彼はふいに足をとめて、あたりを見まわした。一面に轍(わだち)の跡のついた、古い、黒々とした街道は、両側に白柳(しろやなぎ)をつらね、果てしない糸のようにどこまでも伸びていた。右手は――とっくに収穫を終(おわ)った何もない畑、左手は――灌木の茂みで、その先は林になっている。そして遠景には――かすかにそれと見分けられる鉄道路線が斜めに走り、その上に、汽車の煙らしいものがただよっていた。しかしもう音は聞こえない。(新潮文庫)
   
24.
返事の代(かわ)りに少年は突然、大声で泣きだすと、いきなり△△△のそばから逃げ出した。(新潮文庫)

25.
「あなたはお仕合(しあわ)せ? お仕合せなの? 」
彼女はたずねた。「ねえ、たったひとことでいいから、聞かせてくださいな、あなたはいまお仕合せ? きょうの、たったいま? あのかたのところへいらして? あのかたはなんて言いまして? 」(新潮文庫)
   
26.
ところが不思議なことに、△△△はまるで木の人形のように、なぐられても身動きもしなかった。彼はぞっとして、かがみこんで、△△△の顔をのぞこうとした。(新潮文庫)
   
27.
 
(
途中、略) それは陰惨な物語だった。重苦しいペテルブルグの空の下で、実にしばしば、しかも人知れず、ほとんど神秘的に繰りひろげられる、陰惨で残酷な数知れぬ物語の一つである。大都会の薄暗い秘密の片隅では、愚鈍なエゴイズム、衝突する利害、陰気な放蕩(ほうとう)、ひそかな犯罪など、不条理な人間生活が煮えたぎる。それらもろもろの無意味かつ異常な生活の絶望的な地獄絵図……だが物語は、まだこれから先のことなのである…… (新潮文庫)
   
28
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「わたしがあなたのそばについててよ。もう決してあんたを棄()てやしない、一生涯あんたについて行くわ」
情のこもった△△△のやさしい言葉が、彼の耳もとでこう響いた。すると彼の心臓は燃え立って、何かしらある光明を目ざして進みはじめた。生きたい、どこまでも生きたい、ある道を目ざして進みたい、何かしら招くような新しい光明のほうへ進みたい、早く、早く、今すぐ!
「どうしたんだ? どこへ行くんだ?」

とつぜん目を見開いて、箱の上にすわりながら、彼はこう叫んだ。(以下、略) (新潮文庫)
         
29.
髪はなんだかあまりに黒々とし、薄色の目はなんだかあまりに落ちつきすまして明るく、顔色はなんだか あまりに白くしなやかで、頬のくれないはなんだかあまりに鮮やかに澄んでいて、歯は真珠、唇は珊瑚(さんご)のよう、一口にいえば、画()に描いた美男子のようにあるべきはずなのだが、それと同時に、なんとなく嫌悪を感じさせるようなところがある。人は彼の顔が仮面(めん)に似ているといった。(米川正夫訳)
            
30.
――やがてまったく瓜二つの人間どもが雲霞(うんか)のごとく殖()えてきて――ついには、この首都全体がまったく瓜二つの人間どもでみちあふれるほどになって来た。そこで警官たちはこうした秩序紊  (びんらん)を見てやむおえず、こうしたまったく瓜二つの人間どもの襟首をつかまえて、手近な交番へ一人残らずぶちこまなければならない仕儀に立ちいたった……。(小沼文彦訳)


   → 《答え》は、こちら
  



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