テレホン法話 お釈迦様の死 十六年二月号

 

 二月十五日は、お釈迦様のご命日、そこで涅槃会についてお話致します、

三十五歳で悟を開いた、お釈迦様は、八十歳で亡くなるまでの四十五年間、

ひとつところに とどまることなく、教えを広めるための旅をして、歩き続けました、

信者の 施しの食べ物をいただいたところ、お腹をこわされました、

以来、体調をくずし、クシナガラというガンジス河の近く、二本のさら沙羅そうじゅ双樹の間で、

頭を北にし、顔を西へ向うよう横たわって、息をひきとられたと、いわれています、

『ねはん涅槃』という言葉は古代のインドの言葉、『ニルヴアナ』からきていますが、

そこには吹き消すと意味かあるのです、

苦しみや、悩みの原因となる煩悩の、全て消え去った絶対的な安らぎの境地を指し示す言葉です、

以前、人気俳優がビルの屋上から飛び降り自殺した折、遺書に『涅槃で会おう』と書き残したことが

公表され、死ぬということが『涅槃』であるかのごとく、世間で呼びならわされているようですが、

あくまでも涅槃とは、修行をした者に与えられる、精神的な安らぎの境地を指すのです、

ですから当然、生きているうちにも、安らぎの境地に至れる人もいれば、亡くなっても安らぎを

得ない人もいるのです、

どうしたら、安らぎは得られるのでしょうか、

それが、あらゆる仏教の修行の目的であり、お釈迦様の教えの内容です、

毎日の祈の積み重ねだけにとどまらず、その縁ある教えの内容も、少しずつでも知っていただけたら、

素晴らしいとおもいます