テレホン法話 生活の目標 15年7月
皆様お変わりございませんか、今年の上半期も、終わろうとしています、
新年の初めに、または年度始めに、この時期までに、やろうと思っていたことは、着着と進んでおられますか。
老いも若きも、計画を立てて、それが満足するほど、進んでいる人など、世の中では稀少価値でしょう、
また、人生の計画も建てず、夢も持たず、ただ、その場その場が楽しければいいや、という感覚で生活している若い人が、今、特に増えているといわれます、
『法華経』というお経の、化城喩品というところには「君達、行こうじゃないか、宝物は、もう真近に迫っているよ」と説かれた一説があります、
これは、シルクロ−ドの砂漠地帯を歩く一行に、リ−ダ−が励ましの言葉をかけているところです<
疲れきった隊員たちが、リ−ダ−の言葉に、歯をくいしばって歩くと行く手に、お城が見えてきました、
城を見た隊員たちは、次第に疲れも取れ、また城へ向って歩き始めました、
すると、城は幻のように消えてしまったのです、
けれども、幻の城のお蔭で、彼らは、束の間の憩いを感じ、励まされたことは、疑う由も無いでしょう、
このたとえは、人が生きる上では、目標をもって生きることが、いかに大切か、教えてくれているといえましょう、
人生に終点は無く、いかに生き生きと生きるかが、これからの社会では、各人に求められていることであります、生涯教育といわれる所以でもありましゅう、
勿論、思ったとおりには、事は進みません、しかし、一日、一瞬、生きる上てでの、目標を忘れずに、つとめることこそ、修行の第一歩であるはずです、