テレホン法話  ジュ−ン・ブライド 15年6月

皆様お変わりございませんか、もう六月であります、この一ヶ月に多くのジュ−ン・ブライド(六月の花嫁)が誕生することでしょう、

その今年当初とある日、厚生省から、チョッピり皮肉な調査の結果の発表がありました、

一昨年に結婚したカップルで、七十六万二千組で、四十一秒に一組の割合で、日本のどこかで新しい夫婦の縁が結ばれているそうです、

ところが、離婚の方は、17万9千組で、二分十六秒に一組で、つまりは、この電話をお聴になっている間にも、一組が、めぐり会ったご縁と、別れていこうとしているのです

この離婚数は前年に比べると、9パ―セント増し、史上最高の記録だそうです、

結婚というものは、お互いの自由な意思のまとで、成立もし、破綻もさせることが出来ます、

その自由さは、一概に良いとも悪いとも、決め付けることは出来ません、

しかしながら、仏教の精神を持って考えるとき、男女の出会い一つにしても、その個人同志にとどまらず、その一人に二人の親がいて、その両親には、それぞれ二人ずつの親がいて

五代前まで遡れば、三十人からの命が脈々と流れ、一人の命を支えているのです、

その三十人の内の、どの一人でも、他の人と結ばれていたならば、現在の私は、いないでしょうし、まして、二人の出会いなど、有りはしなかったでしょう、こうして思うと、

一組の男女の出会う縁と言うものが、いかに重大な意味をもっているか、お解りいただけるかと思います、

ジュ−ン・ブライド(六月の花嫁)は幸になると言われますが、

幸を願う人であればこそ、出会いと言うご縁を、大切にして頂きたいと思います、