成 道 会       13年12月

めっきり寒くなりました、お変わりございませんか、

今日は成道会(じょうどうえ)にちなんでの、お話しをいたしましょう

十二月八日は、お釈迦様が、菩提樹の木の下で、悟を開いた日です。

では悟とはなにか、悟とは真理を体得することです、

成道の「(どう)」は道であり、「(じょう)」は、なる、できあがるの意味をもっています、

つまり「仏道」、仏の道が、出来上がったという意味であります

四月八日の花祭りが、お釈迦様の誕生日であることは、広く知られていますが、それまでの三十五年、経つまでの、お釈迦様は、一人の、私たちと何の変わりもない、修行する一人の人間であったそうです

 もしも、この十二月八日に悟を得る事がなければ、私たちも、お釈迦様なる人物を、知ることが、無かったかもしれません、

 この日より、八十歳で亡くなるまでの、四十五年間、その悟の内容を、伝道、布教し続けたからこそ、仏の教えが今も残っているのです、

 花祭りが、人間としての誕生日であるのに対して、十二月八日は、宗教家としての誕生日、と言えるでしょう、

 それでは、お釈迦様は、なにを悟ったのでありましょうか。

 それは、「ダルマ」、「法」と呼ばれる、世の中の真理です、「法」とは、二千年も昔の、お釈迦様

の時代だけのものではなく、今、この世の中で、変わることなく、普遍的に用いられるものでなくてはなりません、古くからの、伝統的仏教を信じる人も、新しい仏教を信じる人も、すべての仏教は、この日のお悟に帰結するものです、新しい歳、平成十四年、二千二年、新たなる精進を誓いましょう、

 当山においては、平成十三年の汚れを振り払い、新しい年を迎えるための行事、

除夜の「鐘つき」が十二月三十一日午後十一時三十分より当山において、行われます、ご希望の方は、是非ご参加になり、新しい気持ちで新年を、迎えて頂きたいと思います、

除夜の鐘つきにご参加の方には、一人に一体、「開運守り」を授与いたします、

同時に「吉野葛湯」のお接待も例年どおり、行われます、

良いお年をお迎えください