敬老の日におもう       13年9月

暑い暑いと言いながら、はや九月になりました、そして今年も、はや三分の二、過ぎました。

 皆様お変わりございませんか、 今月九月、月半ばには「敬老週間」があります、

わが国の平均寿命は八十歳台に入り、ますます高齢化社会を迎えました、

 歳をとるということは、言うまでも無く、身体が朽ち衰えていくことを意味し、病院や診療所の待合室は、体の苦痛を訴える、お年寄りでいつも一杯です、

と同時に、お釈迦様がお教え下さったように、死を迎えるその瞬間まで、人格の完成に向け、精進すれば、必ず安らぎを得る事ができる、という精神の方は、向上し続けることが可能なのです、 お釈迦様の教えに、なぞらえていうなれば、老いたる者を敬うことは、その人が、これまで努力して生きて、きたという業績を敬うことであります、

 同時に、今、その人が、なお向上すべく、生きている姿に対して、敬う心を起こすことだといえましょう、 また近年増えつづける、「老人ボケ」「痴呆症」のような人を敬えるのか、という疑問を、お持ちの方もいるでしょう、しかし、その人なりの年齢まで生きることができた、ということに対し、生命への畏敬の念が湧いてこないでしょうか、ここから、私たちは、何かを教わることが、できるのではないでしょうか、

 敬う側の心得と同様、若き人々より敬われる、老人の側の心得とてあるものです、

 子育てが終わり、孫もでき、仕事も退職すると、もう自分の人生の輝かしい部分は終わった、というような言葉を口にする人がいます、けれど死を迎える、その時まで、いかに自分の人格を高めてゆくか、奉仕なり、趣味なり、その場だれ楽しむのではなく、実のある時間の過され方をしていただきたいものです、敬う側も、敬われる側も、いつでも、互いに尊敬しあう間柄でありたい、と思います

 当山におきましては、秋彼岸の中日、9月23日午後1時より、諸霊の供養と、幸運を妨げる、悪魔、悪運退散のための「大般若経(だいはんにゃきょう)六百巻転読会(てんどくえ)祈祷(きとう)」が本堂で修法されます、

お経の数、六百巻を十数名の僧、行者がお経を唱えながら、()ってゆく、大祈祷であります

これにより、心の内外に住む悪魔を追い払い、再び帰って来ないよう、「ご祈祷札」を、お授け致します、正月三日と秋彼岸中日だけの、法要であります、お時間の取れます方は是非とも、御来山御参拝下さい              住職  合掌

※ 当日午前九時より、写佛の会が開かれます、あなたの手で、仏様を、この出ていただく

会であります、小学生以上の方なら参加できます、画く仏様は、不動明王、お釈迦様、

観音様、地蔵菩薩、その他お手本があります、ご希望の方は、ご連絡ください、

◎用具 小筆、絵の具 手布持参  ☆写佛用紙 墨等は当山で準備します、昼食つき 

  参加料 千五百円  書き上げられた写佛は、午後一時よりの大般若経六百巻転読会に

おいて入魂祈祷いたし、お持ち帰りできます、