2000/12/3

いよいよ天皇杯3回戦でガンバ大阪と対戦

 リーグ最終戦の余韻も覚めやらぬ中、天皇杯1回戦は初芝橋本高校に、2回戦はFC上田ジェンシャンに順当勝ちし、いよいよ12/10はガンバ大阪と対戦することとなった。

 FC上田ジェンシャン戦では、前半5分に瀬戸がゴール。その後は27分、29分、34分にそれぞれ吉田、アンドラ、加賀見が得点し、4-0で前半を折り返した。
 後半も、吉田、川崎、シジが加点し、結局7-0で勝利した。

 監督のコメント

 大分、石崎監督
 今日の試合はサイド突破がうまくできたが、センタリングの精度が良くなかった。また、決定的なチャンスを確実に決めないといけない。ディフェンスは危ない場面もなかったので良かったと思う。中盤でのイージーミスが目立ったのでどんな相手でも確実にプレーしないといけない。次のガンバ大阪戦に向けてしっかり調整していきたい。


2000/11/19

第44節、大宮に勝つも、勝ち点差1に泣く

 大宮アルディージャをホームに迎えた最終戦は、大分が90分以内で勝ち浦和が引き分けか負けで大分の昇格が決まる試合。ここで大分の選手達は気迫のこもったプレーを見せてくれた。

 立ち上がりから大分ペースで試合は展開。吉田、竹村がピッチを縦横無尽に走り回りチャンスを作る動きをする。DF陣は危なげない守りで大宮の攻撃を封じる。前川の怪我で先発出場となった小山も安定したキャッチングを見せる。

 試合が動いたのは後半17分。左サイド竹村のセンタリングに中央から加賀見が走り込んでヘッド、これがゴールに吸い込まれ、大分が先制する。前節の吉田のヘディングシュートのリプレイを見るような鮮やかな先制点だった。
 これで勢いに乗る大分だが、攻撃陣、守備陣とも疲れが見え始め、だんだんと大宮ペースとなる。しかし三木を始めとしたDF陣が気迫のこもった守備で大宮の攻撃をしのぎ、結局大分が1-0で勝利、浦和の結果を待つこととなった。

 浦和の試合は1-1のまま延長戦へ。大分のJ1昇格を願ってサポーターは誰一人として帰ろうとしない。しかし、そこへ「浦和延長勝ち」の報。大分はまたしても最終戦で涙を呑むことになった。

 それでも、プレッシャーのかかった最終戦を勝った選手達、監督にあらためて敬意を表したい。お疲れさまでした。そしてありがとう。来季こそ、必ずJ1に上がってくれるだろう。

 監督のコメント

大宮、三浦監督
 序盤はいいペースだったが、失点してからはボールを回すだけでゴールを割ることができなかった。大分ら上位3チームはディフェンスがいいと感じた。

大分、石崎監督
 90分で必ず勝とうと選手を送りだした。選手はよくやった。今年も勝ち点が1及ばず、2年連続同じ形で反省している。勝てる試合を必ず勝つ、という今年足らなかった部分を補って来年こそJ1に上がりたい。

 試合の経過はこちらを御覧ください。


2000/11/16

第43節、湘南を下し、いよいよ最終章へ

 雨の中のアウェイゲームは、大分が湘南ベルマーレを下した。同じ時間帯に行なわれた試合で浦和レッズが大宮アルディージャに勝ったため、残り1つの椅子を争うJ1昇格ゲームは昨年同様最終戦までもつれ込むことになった。

 浦和との勝ち点差は2、得失点差は同じ。最終戦で大分が90分以内に勝ち、浦和が負けか引き分けの場合、大分のJ1昇格が決まる。延長勝ちの場合は浦和が負けないと大分のJ1昇格はない。大分は90分以内で勝つしかない。

 ホームで行なわれる最終戦、競技場をブルーで埋め尽くしてトリニータを勝利に導こう!

 監督のコメント

大分、石崎監督
 浦和と2位争いをしていて、今日は大分が負ければ浦和の昇格が決まるかも知れないということで、選手はプレッシャーがあったが言い形で点が取れた。後半だいぶん押し込まれて怪我人も出たりして危ない場面もあったが、みんなよく頑張ってくれた。最終戦、勝ち点2差で迎え大宮戦まであまり時間がないが、しっかり調整したい。最後、全力尽くして勝って相手の結果を待ちたい。


2000/11/10

第42節、水戸に勝ち浦和に勝ち点で並ぶ

 後がない大分はホームで水戸ホーリーホックと対戦。快勝とは言えない内容ながら水戸を下し、勝ち点と得失点差で今日試合のない浦和に並んだ。

 水戸の3トップぎみの布陣に対し大分も4バックぎみで対応。出場停止の三木に代わりシジがセンターバックに入る。吉村をやや左に、両サイドバックは若松と加地がこなす。
 試合は両者ともパスミスが多く、凡戦の様相を呈する。大分はボールは支配しているのだが、ボール運びのペースが遅く、チャンスを作れない。それでも39分に、左からのセンタリングにゴール前で吉田が頭で合わせ、大分が先制。前半はそのまま終了した。

 後半も同じような試合展開だが、後半15分の竹村の投入でチームに活気が戻った。豊富な運動量で水戸のDFをかき回し、チャンスを作る動きをする。そして後半34分、アンドラのFKにゴール前で吉田がまたも頭で合わせ大分2点目!そのわずか3分後、DFの裏に走り込んだ竹村がフリーでボールを受け落ち着いてゴール。水戸を引き離した。試合はそのまま大分が勝ち、勝ち点と得失点差で浦和と並んだ。

 内容的には課題の残る試合だったと言えるが、今の大分に必要なのは勝つこと。これで日曜日に試合のある浦和にプレッシャーをかけることができる。次の湘南戦にも勝って、ホームである最終戦で最高の試合をしてほしい。

 監督のコメント

水戸、ブランコ監督
 不用意なミスが目立ち、水戸本来のプレーができなかった。大分に取っては非常に重要な試合で、大分のプレーの質の高さが出た。大分の勝利を祝福する。

大分、石崎監督
 前回2-0から追いつかれて引き分けたので、悔しさを気持ちで表せ、と選手をグランドに送りだした。前半はいい形ができなかったが、先制して折り返した。結局3-0で勝ち、次につながる試合ができた。次も気持ちの出る試合をしていきたい。

 試合の経過はこちらを御覧ください。


2000/11/5

第41節、山形相手に痛恨のドロー

 前節浦和レッズを破り勢いに乗るモンテディオ山形との試合は、大分が前半に2点をリードする理想的な展開を見せるも、後半のロスタイムに追いつかれ、引き分けに終わった。

 これで浦和との勝ち点差は3となり、浦和が圧倒的に有利な状況となった。さらに、DFの要である三木が4枚目のイエローをもらい次節出場停止、ウィルがレッドをもらい残り3試合全て出場停止となるなど、大分はこれまでにない苦境に立たされることになった。

 しかしまだ何が起こるかわからない。次節のホームゲームには会場に足を運んで選手に声援を送ろう!

 監督のコメント

大分、石崎監督
 前半に2得点でき、いいスタートが切れたが、中盤でボールカットされることが多く悪いパターンにはまってしまった。ハーフタイムで指示し、修正しようとしたが思うようにうまくできなかった。相手2トップのスピードに対応するように3バックに戻したが失点してしまった。浦和が勝ったので3点差になってしまったが、諦めず全力で頑張りたい。


2000/10/22

第39節、浦和との直接対決に敗れ、J1昇格が遠のく

 浦和からの遠征組を含め14,000人を越える観客が見守る、天王山とも言える試合。拮抗した展開ながら、結局堅い守りで大分の攻撃を防いだ浦和レッズが勝ち、J1昇格に向け1歩駒を進めた。

 今日はウィルが足を怪我しており本来の動きができず、中盤での組み立てができなかったことが痛い。そのため本来トップにはる吉田が後ろに下がらざるを得ず、DFの裏をついた飛び出しができなかった。

 浦和は堅い守りで大分の攻撃をしのぎ、J1昇格に向けがぜん有利な立場に立った。

 監督のコメント

大分、石崎監督
 勝てば勝ち点差で5差がついて有利になる状況はお互い分かっていたので、気持ちと気持ちの戦いになると思っていた。
 前半ウィルとアンドラジーニャがきっちり抑えられていい形ができなかった。前半マークがずれて失点してしまった。2点目を取られて苦しくなった。
 まだ何が起こるかわからない。残り4試合を頑張る。

 試合の経過はこちらを御覧ください。


2000/10/15

第38節、仙台に快勝し暫定2位で浦和と直接対決

 J1昇格に向け負けられない大分は、アウェイでベガルタ仙台と対戦。大分はアンドラジーニャのハットトリックで快勝、今節試合のない浦和レッズをかわし暫定2位に上がった。

 次節はホームでその浦和と直接対決。これを制したものがJ1に上がることになるはず。

 監督のコメント

大分、石崎監督
 浦和との勝ち点差が1ということもあり、残り6試合ひとつも落とせない状況が続いているので、1点でも多く得点し、また失点を抑える試合をやりたかった。危ない場面もいくつかあったが選手は全員よく頑張ってくれた。
 次節、直接対決の浦和戦に向けて頑張りたい。


2000/10/5

第37節、新潟を退け暫定2位に浮上

 前節浦和を破って勢いに乗る新潟を迎えての1戦は、平日の夜ながら4000人を越えるサポーターの前で見事に新潟を退けた。これで大分は暫定ながら2位に上がり、土曜日に試合のある浦和にプレッシャーをかける。

 今日はお互いミスが多かったが、大分の負けたくないという気持ちが前面に出た、いい試合だった。特に竹村はフィールド内を縦横無尽に駆け回り、攻守にわたって活躍した。

 監督のコメント

新潟、永井監督
 攻守にわたり、選手はみんな精一杯やってくれた。p> 大分、石崎監督
 浦和を破って勢いに乗った新潟に以前負けているので、今日は連敗しないように、攻守のバランスを崩さないように気をつけた。決定的な場面を決めることができればもっと楽な展開ができたと思う。先取点を取られたが、負けたくない気持ちが強く勝てたと思う。次の仙台戦もきっちり勝ちたい。1試合1試合気持ちを引き締めて戦う

 試合の経過はこちらを御覧ください。


2000/10/1

第36節、札幌に惜敗

 負けられない大分は、アンドラと吉村が復帰、アウェイでコンサドーレ札幌と対戦。前半終始押しぎみの大分だったが、相手が1人少なくなった後半に2失点。途中出場の吉田のゴールで1点差に詰め寄るも、結局届かず惜しい敗戦を喫した。これで今シーズン、札幌とは1勝2敗1分の戦績に終わった。

 浦和が新潟に負けたため、浦和との勝ち点差は変わらず2点。今後の巻き返しに期待し、10/22の浦和との直接対決を待とう。

 監督のコメント

大分、石崎監督
 試合前に浦和が負けた情報が入っていたので、絶対に勝ちたい試合だった。相手が1人少ない分、チャンスがあると思っていたがなかなか得点につながらなかった。DFのバランスが悪く失点し、その後修正できなかったのが2点目の失点を招いた。後半途中から攻撃的な布陣にし1点返したが、なかなか2点目には届かなかった。残り7試合あるが木曜日にすぐにゲームがあるので、気持ちを切り替えて頑張る。


2000/9/28

第35節、甲府を破り浦和に勝ち点差2と迫る

 負けることのできない大分は、アンドラジーニャと吉村を警告累積で欠き、センターバックの三木も体調不良で欠く苦しい布陣。三木の位置にシジクレイを配し、村田、若松が脇を固めた。

 終始動きの良くなかった大分だが、終わってみれば4-1の快勝。浦和が札幌に敗れたため、浦和との勝ち点差が2に縮まった。

 しかしこの試合、大分の先制点がオフサイド気味だったことに始まり、審判の判定に疑問が残る、少し遺恨を残す試合となった。それだけに、久しぶりの川崎のファインゴールは嬉しかった。今日は光るものを見せてくれた川崎、次も頑張れ!

監督のコメント

甲府、塚田監督
 (オフサイドから失点したことに関して)私自身冷静さを欠き、(退席という)不愉快な思いをさせて申し訳ない。しかし、人間にミスはつきものだが、選手も私自身も一生懸命頑張っている中で、審判も精一杯のジャッジをしてほしかった。

大分、石崎監督
 アンドラ、吉村、三木を欠いてシジを使った急造DFラインが前半安定せず失点した。しかし2点取ってからはラインが上がり、中盤でボールを持てるようになってよかった。4得点は得失点差で有利になる。気持ちを切り替えて札幌戦に臨みたい。

 試合の経過はこちらを御覧ください。


2000/9/24

第34節、鳥栖を下し4連勝

 今年4度目の九州ダービーは大分が制し、これで対鳥栖は全勝。残り10試合をいい形でスタートすることができた。大分の勝ち点は62。2位浦和との5点差を維持している。

 しかし今日の試合で吉村とアンドラジーニャが4枚目のイエローをもらい、次の甲府戦に出場できないのが痛いところだ。

監督のコメント

大分、石崎監督
 前節湘南に5-0で勝ったが、以前仙台に5-0で勝った後負けてしまったので湘南に勝ったことを忘れて今日の試合に集中するように言い続けた。湘南戦のように速攻から点が取れると思っていたがなかなか入らず、前半は中盤でリズムが作れなかった。後半ウィルを前に上げて加賀見を入れたことで、そこからリズムが作れ得点できた。苦しい試合を勝ったことで、次の試合は気持ちを引き締めて戦いたい。


2000/9/15

第33節、湘南に圧勝し浦和追撃に勢い

 熊本で行なわれたホームゲーム、生憎の不安定な天気ながら、3,700人を越える観客が見守った。

 結果は5-0と大分の圧勝。今年一度も勝っていない湘南ベルマーレを叩きのめした。大分は前半29分からの10分間で3得点。これで湘南は緊張の糸がプツリと切れたのか、その後最後まで決定的なチャンスを作ることができなかった。

 今日はDF陣も三木を中心として安定した守備を披露。攻撃陣もウィルやシジ、アンドラが起点となって効果的なパス回しで湘南のDF陣を翻弄した。しかし本音を言うと、まだ点が取れたはず。決定的なチャンスを生かせなかったことは、今後の試合で響いてくるであろう。

 今日はウィルがハットトリックを記録。これは自身、チームとも初めての記録であり、J2通算で12回目の快挙。今日の勝利に花を添えた形となった。

監督のコメント

湘南、加藤監督
 先制されるまでのゲーム展開は悪くなかった。1点目、2点目とイージーなミスから失点し、集中力が切れた。DFは人数がいながら失点している。GKもどうしようもない。サイド攻撃をうまく消されていた。よく5点(の失点)で終わったと思う。

大分、石崎監督
 熊本の人にサッカーのおもしろさを見せたい気持ちがこの結果につながったと思う。ウィルが上がり中盤が空いたので吉田を少し下げた。今年勝っていない湘南だったが、キッチリ守れば勝つチャンスがあると思っていた。まだまだ点を取れるチャンスがあったが取れなかったので、決定力をトレーニングしていきたい。気持ちを引き締めて次の鳥栖戦に臨む。

 試合の経過はこちらを御覧ください。


2000/9/10

第32節、水戸を完封し連勝

 水戸とのアウェイの試合は、出場停止が解けたウィルが久々に登場。前半にシジが、後半には梅田が、いずれもセットプレーから得点を挙げ、水戸を完封した。

 今の大分には何よりも「勝ち」が必要。残る12試合で奇跡を見せてほしい。

監督のコメント

大分、石崎監督
 久しぶりに昼間の試合ということで暑さ対策がポイントになると考えた。またウィルが戻って来たのでウィルを入れた時にどうなるかがポイントだった。アウェイで2連敗しているので気持ちで負けるなと指示を出した。今日は2点ともコーナーキックから得点できたが、ウィルを入れて吉田、アンドラジーニャ、加賀見との組み合わせが初めてだったので思い通りにスムーズにはいかなかった。しかし、アウェイで2-0で勝利できたことは大きい。浦和に追いつくためにも絶対に負けられない一戦だったから。次のホームゲームも勝利できるよう頑張ります。


2000/9/2

第31節、終盤戦のスタートを白星で飾る

 前節試合のなかった大分はホームにモンテディオ山形を迎え、終盤戦のスタートを切った。後半開始7分に退場者を出し苦しい展開を強いられる中、前半と後半に挙げた得点を何とか守りきり、白星発進した。

 ゲームメイクを十分にこなせる人間が不在で、内容的には決して誉められないが、チャンスに確実に加点した大分が逃げ切った形だ。内容ももちろん大事だが、今の大分には何よりも「勝ち」が必要。残る12試合で奇跡を見せてほしい。

監督のコメント

山形、植木監督
 どんなにやっても、点を取れる気がしなかった。

大分、石崎監督
 前節、浦和相手にいい試合をした山形と戦うに当たり、高橋、永井、太田に注意してメンバーを組んだ。2点取って、さあこれから、と言う時に退場者が出たのは残念だった(本当に残念そうでした)。残り12試合、まず次の水戸戦に向け頑張りたい。

(今後の課題は?) 今日悪かったのは何故か、について選手と話し合いたい。次節はウィルが戻ってくるが、試合から遠ざかっており、バランスを考えながら使っていきたい。


2000/8/19

浦和に完敗、J1昇格が遠のく

 浦和レッズとの負けられないアウェイでの直接対決は、浦和が4得点で大分を圧倒、大分は自力でのJ1昇格が難しくなった。

 ウィルを今節も欠く大分は、シジ、山根、金本のトリプルボランチの布陣で臨むが、開始直後に小野のFKで先制を許す。その後岡野のスピードに競り負け追加点を許すが、アンドラのヘッドで詰め寄った。しかし後半は浦和のシュート数11に対しわずか4のシュートが象徴するように、浦和に試合を支配されて完敗を喫した。

 これで1試合少ない浦和との勝ち点差は6に広がり、次節の浦和の試合結果によっては9まで広がる可能性がある。逆に4位大宮との勝ち点差は3と縮まり、後ろが気になる状態となった。

 今日は石崎監督のコメントはプレスリリースに書いてありませんでした。


2000/8/12

仙台に快勝、次節浦和と直接対決

 好調の仙台を迎えたホームゲーム、大分は浦和との勝ち点差を縮める意味で絶対に負けられない試合だったが、その気持ちが前面に出ていた大分が5得点の猛攻で仙台を圧倒、次節浦和との直接対決に向け最高の結果を出した。

 ウィルを出場停止で欠く大分は移籍したばかりの加賀見を先発で起用。立ち上がりこそなかなかボールに絡めなかったが、吉田、アンドラらとのコンビネーションも徐々に良くなった。特に前半終了間際の竹村のゴールは、加賀見が相手DFの裏に出したボールが起点となった。後半も積極的に動き回り、前線へ有効なパスを送っていた。

 しばらく出番のなかった梅田も先発で出場、守備での貢献も大きかったが、積極的に右サイドを上がって多くのチャンスを作り、3点目となるアンドラのボレーをアシストした。山根と並び今日のMVPではないだろうか。

 今日は仙台のプレッシャーが少なかったこともあったが、中盤で面白いようにパスが回り、大分の放ったシュートのほとんどが枠を捕らえていた。このような気迫のこもった試合を今後の試合で同じようにやっていけば、J1昇格が見えてくると思う。

 試合の経過はこちらを御覧ください。

 監督のコメント

 仙台、清水監督
完敗だ。これほど集中力の欠けたゲームは見たことがない。チームとして機能しないまま終わってしまった。次は1週間あるので頑張りたい。

 大分、石崎監督
札幌に勝った後新潟に負けた悔しさをバネにして今日の試合ができた。DFに関しては、三木がボールキープしたあともっと早く展開しなければならなかった。今日は本来のサッカーができた。次の浦和戦は是が非でも勝つ。


2000/8/8

片野坂選手が移籍、加賀見選手を獲得

「片野坂選手、ガンバ大阪に期限付き移籍」

移籍期間 2000/8/8〜12/31
コメント J1のガンバ大阪にチャンスをもらい、このチャンスを生かしトリニータサポーターの皆さんにも応援していただけるよう試合に出場し、がんばります。

「加賀見選手、期限付き移籍による獲得」

氏名     加賀見健介(カガミケンスケ)25歳
背番号    28番
ポジション  MF
出身     埼玉県 青学大-東京ガス-FC東京
記録(2000年) 3試合1得点
特徴     オールラウンドな能力と柔軟なテクニックが魅力の大型MFで、得点能力も高く、トリニータの大きな戦力になるだろう。
本人コメント J1昇格に向けて精一杯頑張ります。ご声援よろしくお願いします。
移籍期間   2000/8/9〜2000/10/22


2000/8/5

第27節、吉田のゴールも実らず新潟に破れる

 札幌との激戦の疲れをいやす間もなく新潟に乗り込んだ大分は、前半16分に吉田が移籍後初ゴールを挙げるも延長戦に持ち込まれ、鳴尾のゴールで痛いVゴール負けを喫した。

監督のコメント

大分、石崎監督
 水曜日の札幌戦でかなり厳しい試合に勝ったが、中1日で移動という厳しいスケジュールの中で選手のコンディションも悪かった。新潟の方が勝ちたいという気持ちが強かった。今日の試合負けてしまったが、次の仙台戦に向けて気持ちを切り替えて頑張る。


2000/8/2

第26節、16連勝の札幌に土をつける

 過去2戦はホームで引き分け、アウェイでVゴール負けを喫している札幌を迎えた大分は、ウィルが出場停止で苦しい戦いが予想された。

 試合は大方の予想通り拮抗した展開となったが、後半に投入された庄司がいい動きを見せ、右サイドからアンドラジーニャにパス。シュートしたボールはGK弾くが相手DFに当たりゴールイン。これが決勝点となって、大分が16連勝の札幌を下した。

 大分はシジ、山根のダブルボランチと三木を中心としたDF陣が、身体を張った守備で札幌の攻撃をしのぎきった。特に三木は、ポジショニングがバッチリで、札幌のパスをことごとくカットし勝利に大きく貢献した。

 1対1の強さでは札幌が勝っていたが、大分は勝ち点3をゲットしようという気迫が感じられた試合だった。

監督のコメント

札幌、岡田監督
 3回目のミスで失点してしまった。選手は指示通りボールをまわしていたが、最後の方で思いきりが足らなかったかも知れない。選手はショックだろうと思うので、精神的にリフレッシュして次の試合に臨みたい。(結構、サバサバした表情でした)

大分、石崎監督
 出場停止のウィルに代え川崎を先発で使った。相手の2トップのスピードを生かさせないようにDFの3人とボランチには指示し、選手はよくやってくれた。前半はアンドラから先でいい崩しができなくて苦労した。後半相手が疲れたところに庄司を使えばチャンスがあると思って投入した。その庄司のアシストで点が入ってよかった。選手の勝ちたい気持ちが勝ちにつながった。次に負けると意味がないので、気を引き締めて次節に臨みたい。


2000/7/28

第25節、苦しい試合に競り勝ち3連勝

 2連勝と波に乗って来た大分はアウェイでヴァンフォーレ甲府と対戦。先制を許すも前半終了間際にアンドラジーニャの初得点で同点にすると、後半開始早々にウィルが勝ち越し点を挙げる。しかしその直後に2枚目のイエローをもらったウィルが退場し、一転不利な立場に。後半31分に同点ゴールを許したが、後半39分に瀬戸が決勝点を挙げ、前節に続き10人で戦った大分が競り勝った。

監督のコメント

大分、石崎監督
 甲府がDFを固めてくるのは予想していた。大分のサイド攻撃が悪く、攻守のバランスの悪さから失点した。前半のうちに同点に追いついて折り返しできたのが良かった。90分のうちに勝ったのは意味がある。今後の課題としては、攻撃をスムーズにしたい。2トップがまだ新しいのでこれからコンビネーションが良くなるだろう。そこの所を調整して次節に臨む。


2000/7/22

第24節、九州ダービーはまたも大分が制す

 J1昇格に向け後がない大分は、ホームにサガン鳥栖を迎えた。九州ダービーで大分はここのところ負けなしだが、前節浦和を破った鳥栖は波に乗っており手強い相手だ。

 大分は前半に山根が挙げたミドルシュートからの得点を後半1人少ない状況で守りきり、値千金の勝利を納めた。

 攻撃ではガンバ大阪から新加入のアンドラジーニャをいきなり先発で起用、吉田との2トップを組んだ。2列目にはウィルが入り、アンドラジーニャをポストに据えた。アンドラジーニャは結果的には得点には絡まなかったが、トラップやボールキープに高い能力を見せ活躍した。ウィルや吉田とのコンビネーションがとれるようになってくると面白いゲームを見せてくれそうだ。

 DFは三木がセンターバックに入り、脇を固めた吉村、村田と共に気迫のこもった守備を見せ2試合連続の完封試合を演出した。彼にとってこのことは自信につながると思う。

監督のコメント

鳥栖、高祖監督
残念な試合だった。失点した場面はGKから(山根が)ブラインドになっていて取られたようだ。大分は得点してからの守り方をよくわかっている。

大分、石崎監督
新加入のアンドラジーニャと吉田の2トップはコンビネーションの面で問題があると思ったが、どれぐらいできるかという気持ちで臨んだ。
前半、ウィルのところでボールがキープできなくていい形ができなかったが、後半は吉田とアンドラジーニャでいい形が作れたと思う。
リズムがよくなったところでの山根の退場は残念だった。
DFの3人とボランチの金本、瀬戸ラインはよくがんばってくれた。平岡が抜けた穴を、三木が頑張って埋めている。
攻撃の形を整えて次節に臨みたい。

・勝ち点3を得たことに対して
選手の勝ちたい気持ちが出て良かった。まだ18試合残っておりどれも落とせない試合だ。1試合1試合大切に戦いたい。

・アンドラジーニャについて
吉田、アンドラジーニャの2トップと下がり目のウィルという形で臨んだ。ウィルが上がれば吉田やアンドラジーニャが下がる、といったローテーションをするように指示したが、まだスムーズにいっていないようだ。


2000/7/9

第3クール初戦を白星で飾る

 J1昇格に向け後がない大分は、アウェイで3位大宮アルディージャと直接対決。

 DFの要、平岡が移籍した穴は前節に続き三木が埋め、攻撃では新加入の吉田を先発で起用。大分は後半37分にウィルが決勝点を上げ、第3クール初戦を白星で飾った。これで大分は再び3位に浮上、2位浦和の追撃を開始した。

監督のコメント

大分、石崎監督
 今日から後半戦が始まったわけだが、第2クールから中盤に新しい選手が加入してリズムがなかなか取れなかったが、前節の浦和戦で本来の形のディフェンスをしっかりやって攻撃する形ができた。Fマリノスから吉田の加入で攻撃をどうするかが課題だった。また、ボランチのシジクレイと山根が怪我で出られず今日は新しいメンバーでやったがディフェンス面は良かったと思う。ただ、攻撃面でのいい形がなかなかできなかった。後半もディフェンスができれば必ずいい形ができると思っていた。後半、竹村を入れてウィルを中盤に下げたのは始めから狙っていたのでいいリズムが作れた。怪我人が出たり、DFの平岡が移籍したりとベストメンバーをなかなか組めないが、今日から次の試合までの2週間、課題の攻撃を調整し残りの全試合、戦っていく。


2000/7/3

平岡選手の移籍が決定

 DFの平岡選手の名古屋グランパスエイトへの期限付き移籍が決定した。レンタル期間は2000/7/3から2001/1/31まで。シーズン途中でもありチームとしては慰留に努めたが、最終的に本人の意志を尊重する形で移籍が決定した。

 はっきり言って、平岡選手の移籍はつらい。でも平岡選手の分も他の選手が頑張ってくれると思う。平岡選手にも頑張ってもらいたい。

 本人のコメント
 「シーズン途中でトリニータを離れるのは心苦しいけど、サッカー選手としての気持ちを大切にした結果ですので理解してほしい。今までトリニータでのご声援ありがとうございます。これからもトリニータの応援をお願いいたします。名古屋でも精一杯頑張ります。」

また、6/30には、横浜FマリノスのFW吉田孝行選手の大分への移籍が決定している。決定力不足解消の起爆剤になるかどうか、答えは次の大宮戦で。


2000/6/24

第21節、豪雨の中、浦和と分ける

 気迫で勝る大分は前半に先制するも、後半精彩を欠き同点に追いつかれた。計25本ものシュートを放ちながら決定力不足から得点できず、豪雨の中集まったサポーターの声援は溜息に変わった。

 主力の多くを欠く大分はシジクレイが久々に登場するも前半半ばに負傷退場し、さらに苦しい戦いを強いられた。しかし大分は浦和相手に気迫のこもったプレーで対処、三木を中心としたDF陣は見事な仕事をし、浦和の攻撃を効果的に封じてみせた。 それだけに、後半の失点はその三木が犯した唯一のミスから生まれたことが残念だった。

 それ以上に残念だったのは25本ものシュートを浴びせながらFKの1得点にとどまった攻撃陣だ。短いパス交換やドリブル突破など積極的なプレーを披露、いい形でゴール前に運ぶが、放つシュートはことごとく枠を外れた。

 勝てた試合を引き分けた悔しさがにじみ出ていた石崎監督の試合後のコメントが、豪雨の中最後まで大分の勝利を信じて応援していたいたサポーターの気持ちを代弁していた。

監督のコメント

浦和、斉藤監督
 前半は消極的になってしまい苦しかった。後半はボールをつなぐことができたが、勝ち点3を加えることができず残念だ。

大分、石崎監督
 怪我人が多い中で中盤に3人置き、相手のサイドバックを上げさせないように注意した。FKから1点とったが、その後の決定的チャンスで点が取れず引き分けになったのは残念だ。これでシーズンの半分が終了したが、残り20試合で浦和を逆転したい。J1昇格はあきらめない。インターバルがあるのでリフレッシュし、フィジカル面やコンビネーション、そして最低限、今日のような気迫のこもった試合をしていけるよう、メンタルなところを鍛えていきたい。


2000/6/21

第20節、今季初の3連敗でJ1昇格に黄信号

 主力の多くを怪我で欠く大分はアウェイでベガルタ仙台と対戦したが競り負け、泥沼の3連敗を喫した。今節試合のなかった2位の浦和との勝ち点差は7のままだが、首位札幌とは10差がついた。大宮も負けたため3位という順位こそ変わらないが、次節負けると第2クール終了時に5位に転落する可能性もある厳しい状況に立たされたと言える。次節は浦和をホームに迎えるがこれ以上の負けは許されない。

監督のコメント

大分、石崎監督
 札幌戦から2連敗して今日はどうしても勝ちたかった。選手は全員勝つために頑張ってくれた。勝利に導けなかったのは自分の責任だ。次回、出場停止の選手(平岡、警告累積)が出て短期間の間に修正が必要。浦和戦だからといって負けられない。絶対勝ちにいく。


2000/6/17

第19節、3失点し上位が遠くなる連敗を喫す

 豪雨でぬかるんだピッチは最悪のコンディション。下位に低迷しながらも前節浦和を大差で破り自信をつけた新潟は少ないチャンスを効果的に生かして3得点、対する大分は後半怒濤の攻めを見せながら枠に飛ぶシュートがほとんどない状況で追いつくことができず、痛い連敗を喫した。

 大分は攻撃に転じる際のパスミスが多く、また相手ゴール前でのコンビネーションが悪い。選手のポジショニングが悪く中盤がポッカリ空いた状態では効果的な攻撃はできるわけがない。

監督のコメント

新潟、永井監督
 守備的に戦った。ピッチの状態が悪く、うちの味方をしたかも知れない。いい時間帯に得点できてよかった。選手は自信を持ったようだ。

大分、石崎監督
 雨で状態が悪いのでリスタートに気をつけろと指示したが、そのリスタートで2失点した。前半終了間際にPKで1点を返し、後半は前線で動く選手がほしくて庄司を入れ攻撃のリズムが良くなって来たがシュートまでいけなかった。残念だ。


2000/6/10

第18節、札幌との直接対決で痛い敗戦

 2位コンサドーレ札幌との直接対決は、後半ロスタイムにルシアノのボレーで追い付くもその勢いを延長で生かせず、痛い敗戦を喫した。

 大分は前半、立続けに3人の選手が負傷退場、早い時間帯で交代枠を使い果たす苦しい展開となったが、試合終了間際に左からのセンタリングをルシアノが華麗なボレーシュートで決め試合を振り出しに戻した。延長に入ってもその勢いを持続し札幌を圧倒したが決められず、逆にワンチャンスを札幌にものにされた結果となった。これで2試合少ない札幌に勝点で4差をつけられ、大分は今後の試合を全く落とせない状況となった。

監督のコメント

大分、石崎監督
 前半ミスから失点したが、よく盛りかえして終了間際で追いつくことができた。良く頑張ったと思う。


2000/6/4

第17節、消化不良ながらも甲府を下す

 佐伯にヴァンフォーレ甲府を迎えての試合は、結果だけ見ると2-0の完封だが、セットプレーの1点と終了間際に相手の疲れに乗じた1点であり、消化不良の感は拭えない。

 前半は高松と竹村の2トップに効果的にボールを集めることができず、またパスミスでチャンスをつぶす場面が目立つ。サイドからの突破は数度形になったが、センタリングにきっちり走り込む選手がおらず、なかなか得点に結びつかなかった。DFもコンビネーションが良くない印象で、中途半端なクリアから相手に数度ミドルレンジのシュートを浴びせられ危ない場面があった。

 それでもチャンスに得点し大事な一戦をきっちり勝つ今年のトリニータはやはり強くなったという印象を持った。

監督のコメント

大分、石崎監督
 ウィルが足を故障しているので今日は休ませ、高松、竹村の2トップで臨んだ。中盤から前になかなかボールが出ず、そこからボールを取られて数度ピンチがあったが、GKを中心にDFラインが安定しており失点がなかった。
 ルシアノを川崎に代えたのは、ルシアノが上がり目になって中盤が空いたから。川崎にはサイドにボールをはたいてほしかったがうまくいかなかった。FWには相手DFの裏を取れと指示したが、高松と坂井は下がってしまいリズムに乗れなかった。次の札幌戦はボールを奪ったら素早く攻めたい。


2000/6/1

第16節、乱戦を制し鳥栖に辛勝

 今季2度目の九州ダービーは、前半途中から10人となった大分が前半22分のシジクレイの得点を守り切り、警告の乱舞する乱戦を制した。

監督のコメント

大分、石崎監督
 相手は3-5-2でディフェンスラインは3バックのゾーンで守ってくるので、ラインが浅くアーリークロスで攻める練習をしてきた。今日の得点はその練習の成果が出た。1人退場となりサイドから崩されないような布陣にするため後半選手を交代させた。チャンスがあればカウンターと思っていたがほとんど攻撃の形がなく防戦一方になってしまった。1人少なく苦しいゲームだったが勝ちをものにしたので、今後につながると思う。


2000/5/25

第15節、苦しみながらも大宮を下す

 前半、大宮アルディージャの厚い守りに苦しんだ大分は、後半徐々に突破口を見つけ、逆転勝ちした。

 ホームに大宮を迎えた大分は前半、相手の厚い中盤にくさびを入れることができず、攻撃の形を全く作ることができなかった。大宮の早い寄せに大分はパスミスを連発し、前半4分にDFのミスで失点した。

 後半、和田に代え瀬戸を投入、彼が中盤の底に位置することで攻守のバランスが徐々によくなり、前線にボールが渡るようになった。後半20分、中央でボールをキープした高松から前線に絶妙なパスが通り、これを若松が右足で決め同点。37分には右のウィルからのミドルパスを中央の竹村がワンタッチで鮮やかに決め、ついに逆転に成功した。

 大宮の特徴は4-4-2の平面的なシステムによる攻守の切り替えが早いサッカー。単純であるが、厚い中盤を形成して大分の攻撃を効果的に阻んだ。それを打破するため大分は後半、瀬戸、高松、竹村を相次いで投入。前半希薄だった中盤を形成することができ逆転につながった。攻撃的な選手を主体にしたスタメンには疑問を感じたが、後半は石崎監督の采配がピタリと決まった。

監督のコメント

大宮、三浦監督
 カウンターからいい形で得点できた。その1点を守りたかったができなかったのは、大分に若干運があったからだ。

大分、石崎監督
 相手のフラットなシステムに対してワンボランチとし、攻撃的な中盤の布陣にした。相手がサイドに展開した時には左を和田、右を川崎でケアし、攻撃時にはウィル、ルシアノ、和田、川崎に早いタイミングでボールを出したかった。しかし相手のDFの戻りが早いのと、DFの裏に出る選手がおらず、いい形が作れなかった。
後半、中盤を安定させるために瀬戸を、そしてサイドに流れることができる高松と相手DFの裏に走ることができる竹村を投入した。選手の勝ちたいという気持で逆転できたと思う。


2000/5/21

第14節、湘南にリベンジならず

 大分はアウェイで湘南ベルマーレと対戦、惜しくも敗れ前回の借りを返すことはできなかった。

 前半を無得点で折り返した両者は、後半に湘南が得点の口火を切り2-0でリード、34分に高松が初得点するも及ばず、大分は痛い敗戦を喫した。これで大分は8勝4敗1分となった。

監督のコメント

大分、石崎監督
 今日はじめてルシアノという新人をどのくらいできるか試してみるために公式戦で先発起用した。前半なかなかリズムを作れず両チームとも苦戦をした。後半1点取られた後、ゴール前でチャンスがあったが生かせずに残念である。そのチャンスを決めていれば流れも変わったのではないか。DFとGKの連携ミスで失点があるので次節に向けて修正をして臨みたい。


2000/5/18

第13節、水戸に快勝し3位を守る

 前回逆転負けを喫した水戸ホーリーホックをホームに迎えた試合は、大分が実力通りの試合運びを見せ快勝、連勝で3位をキープした。

 平日の夜にも関わらず2,800人を越えたサポーターに見守られる中、大分は前半数度のチャンスを作りながらも水戸の堅いディフェンスを攻めあぐね、両者無得点で前半を折り返した。

 後半に入り和田と大木に代え若松と高松を投入。若松が右サイドに入ったため左サイドに移った加地のセンタリングをウィルが頭で合わせて先制すると大分のリズムとなった。後半22分にはウィルがドリブルで持ち込みシュート。後半38分には途中出場の川崎の左CKをシジクレイが頭で押し込み試合を決めた。

 今回もサイドからの攻撃を指向し、前半は加地、後半は若松がいい形で突破をはかった。最初の得点は左サイド加地のドリブルが起点だった。その後はウィルの個人技とセットプレーからの得点だったが、大分の攻撃のバリエーションと得点力が確実に増していることを実感できた。

監督のコメント

水戸、ブランコ監督
 個人能力の高い大分に屈した。中盤でしっかり守れと指示したが、それができた場面とできなかった場面があった。個人のミスが相手のシュートにつながり、それで選手のモチベーションの低下につながってしまった。大分の勝利を祝福する。

大分、石崎監督
 前回逆転負けしたので精神的に強くなれと選手を送りだした。前半ウィルと和田の2トップで決定的な場面があったが決めることができなかった。途中から竹村をセンターに据えて動くことでスペースが出き、下がったウィルがボールをキープできるようになりいい形ができるようになった。
 後半は右に若松を入れ加地を左にし、ウィルが得点することができた。しかし終盤に危ない場面がいくつかあったことは反省点だ。次はウィルが警告累積で出場できないので、和田、川崎を使って乗り切りたい。


2000/5/13

第12節、第2クール初戦を白星発進

 第1クールを3位で終えた大分はアウェイでモンテディオ山形と対戦、完封勝利で第2クールをいい形でスタートさせた。

 山形はあいにくの雨。大分は前半27分に和田、後半29分に川崎が得点し、2-0で山形を退けた。前日にFWヴァルディネイの退団が発表され、今日は3トップにウィル、庄司、竹村で臨み、ウィルは2得点をアシストする活躍を見せた。後半はルーキーのFW高松が庄司に代わりピッチへ、Jリーグデビューを果たした。

監督のコメント

大分、石崎監督
 第1クールを6勝1分3敗と3敗したことを反省しこの試合に臨んだ。山形は前節浦和に勝って勢いに乗っていると思ったので、ディフェンス面ではその勢いを止めるように指示した。攻撃面はウィルにマンツーマンを付けてくると思ったのでポジションをFWに上げてサイドからの攻撃を目標とした。2-0で勝ったが、中央からの得点でサイドからの攻撃ができなかったのが残念だ。失点なしの結果については、ゴールキーパーを含めて合格点である。次節は前回負けている水戸との対戦なので、前回の反省を踏まえてきっちりと勝ちたいと思う。


2000/5/3

第10節、随所にいい形を見せるも浦和に惜敗

 大分は浦和との直接対決を落し暫定首位はならなかったが、随所に光るプレーを見せた。

 序盤はスピードに勝る浦和のペースなるも大分DFがいい仕事をし、浦和に決定的なチャンスを与えなかったが、前半終了直前に2失点。これが最後まで尾を引いた形だ。

 大分は後半、和田に代え川崎を投入。川崎-加地-再度川崎とつなぎ浦和のDFを破って得点、流れを変えた。点を入れてからは大分のペースとなったが、中盤を支配できず、結局1-2のまま試合終了。

 浦和はJ2のレベルを越えたプレーを見せた。特に2点目となる福永のシュートはJ2ではなかなかお目にかかれない高度なヘディングシュートだった。しかし大分はその浦和と互角に渡り合い、J2の試合としてはトップレベルの試合を見せてくれた。

監督のコメント

大分、石崎監督
 相手の2トップのスピードに負けないように選手を配置して試合にのぞんだが、前半は、注意していたサイドからの突破をされ失点したことは残念だ。後半は和田に代え川崎を投入し早い時間に得点ができ流れが変わり良かった。中盤でもっとボールをキープできればもっと良い展開ができたと思う。1順目が終了し、他チームの力がわかってきたので、第2クール以降取りこぼしのないように1戦1戦大事に戦っていきたい。


2000/4/29

第9節、仙台に快勝しいよいよ浦和との直接対決

 序盤から試合を支配する大分が実力を出しきりベガルタ仙台に快勝した。

 前半、セットプレーから竹村の今季初得点で先制すると、和田の豪快なミドルシュート。後半は右サイド加地からのセンタリングを中央の川崎が決め、さらにウィルの個人技でダメ押し。今日のトリニータはチャンスを確実にものにするだけでなく、豊富な攻撃のヴァリエーションを見せた。得点にはならなかったが、中盤から細かくパスをつないでフィニッシュに持ち込む攻撃も見せ、かねてからの課題であった「決定力不足」は解消したと感じた。

 守備陣は後半ロスタイムにクリアミスから失点した以外は、仙台がDFの裏に出すパスをしっかりケア、不安のない守備を見せた。運動量も減る事なく、仙台の攻撃を効果的に封じた。これで暫定2位を守り、次節、首位浦和レッズとの直接対決に臨む。

監督のコメント

仙台、清水監督
 失点してから集中力を失った。ボールをキープしているというより持たされている時間に効果的にボールを奪われカウンターから失点した。外国人選手をマークするように指示したがうまくこなせなかった。完敗だ。

大分、石崎監督
 次の浦和戦にいい形で臨みたかったので勝ちにいった。相手は2トップにMFの伊藤、平間が効果的に絡んでくるので、それをDF陣、シジクレイ、山根で対処した。前半を2-0で折り返せたのがよかった。和田の調子が悪くなって来たので川崎を入れた。また、ウィルが上がり気味になったので大木を入れた。最後の失点は残念だったが選手には良い教訓になったと思う。前半は左サイド、後半は右サイドからの攻撃がよかったが、左右バランスよく攻撃できるようにしたい。


2000/4/23

第8節、新潟に競り勝ち上昇気流へ

 序盤、新潟の堅いDFに苦しんだ大分だが、山根の今季初ゴールで先制すると、その後少ないチャンスを確実にものにし競り勝った。

 大分は新潟の守りに手こずり攻め上がれず、逆に中盤を相手に支配されて押される展開だった。その守りを和田が得意のドリブルで突破、先制点を演出した。しかしその後も攻撃の形は決してよくなく、2点目は混戦から得たラッキーな得点、3点目もFKによるもので、内容的には接戦だった。しかし、今日に限ってはチャンスを確実に生かせたことが勝ちにつながった訳だし、この勝利を素直に喜びたい。

石崎監督のコメント
 立ち上がり新潟の方が負けられない試合という気持ちが強く、いくつか危ない場面があった。前線から厳しいプレッシャーでピンチがいくつかあったが、ボランチで良くくいとめてくれた。なかなか良い展開がない中で、前半終了間際に山根が得点してくれて良かった。セットプレーを含めて3得点できた事は満足している。ディフェンスもGKの小山を中心に失点0で終わり、選手は良く頑張った。次節の仙台戦に向けて良い調整をして望みたい。


2000/4/19

ナビスコ杯、初戦敗退

 ホームを引き分けた大分は、アウェーで市原と第2戦を戦った。ヴァルディネイ、竹村、庄司の3トップで望んだ大分は再三にわたってチャンスを作るが、最後の詰めが甘く、なかなか相手ゴールを割ることができない。結局、3回訪れたチャンスを3回とも確実に決めた市原が勝ち、2回戦に駒を進めた。

 ヴァルディネイが幾度となく訪れた決定的チャンスを決めることができなかったことが最後まで響いた。ゲーム運びや中盤でのキープ力、シュート数など、大分がまさっていただけに残念な結果だ。

 大分、石崎監督のコメント

 リーグ戦と並行して戦っているので疲れやけがのある選手は使わないようにした。J1のスピードに最初戸惑った。決めるところで決めていればもっと良いゲームになっていた。決めるところをきっちり決めてくるJ1のチームはさすがだ。


2000/4/15

第7節、全勝札幌と分けるが内容には不満

 これまで全勝のコンサドーレ札幌を迎えた序盤戦の山場となる試合。両者とも相手の攻撃を警戒、守りを重視したため、いまひとつ刺激に欠ける試合展開であった。

 大分は中盤でのプレスがよく効き、終始危なげない守備で札幌の攻撃を効果的に封じてみせた。その守備陣の頑張りに応えるためにも攻撃陣に奮起してもらいたかったが、決定的な場面を数度作りながらもフィニッシュが雑で結局相手のゴールネットを揺らすことができなかったのが残念だ。後半途中で10人となった札幌は守りをさらに固め、大分はミドルシュートに頼らざるを得なくなってしまった。

 札幌にとっては勝ちに等しい引き分け、大分にとっては負けに等しい引き分けと言えるだろう。

 監督のコメント

札幌、岡田監督
 主力の怪我その他の要因があり厳しい試合になることが予想されたが、守備を固めていけば勝機が訪れると思っていた。10人になっても集中力を切らさず選手は良く頑張ってくれた。当面のライバルである大分と引き分けることができて満足している。

大分、石崎監督
 札幌はDFを強化して、攻撃も良いので手強い相手だと思っていた。相手が10人になってから4バックにして点を取りにいったが、相手DFを崩せず引き分けてしまった。得点がほしくて川崎を先発で使ったが、大野(相手MF)にマークされて活躍できなかった。勝たなければならなかった試合だったので残念だ。


2000/4/12

ナビスコ1回戦、市原と分ける

 ナビスコカップ1回戦のホームはJ1のジェフ市原と対戦。前半はミスから2失点したものの、後半巻き返し、川崎とシジクレイのゴールで引き分けに持ち込んだ。

 前半左サイドのオーバーラップでチャンスメーカーとして機能していた片野坂の負傷退場が痛かった。以降は前半は攻撃で全くいい形を作れなかった。
 しかし後半、ヴァルディネイに代え川崎を中盤に入れ、ウィルをやや前線に配置、瀬戸を中盤の底に位置させてから、大分のリズムとなった。竹村は今日も正確なクロスを披露、川崎のゴールをアシストし、川崎はCKからシジの得点をアシストする活躍を見せた。

 監督のコメント

市原、ザムフィール監督
 前半は集中した戦いができたが、後半緊張が切れて大分のペースとなってしまったのが残念だ。

大分、石崎監督
 リーグ戦が優先だが良いゲームをしようと考え、怪我人以外はベストのメンバーを組んだ。前半は気のゆるみから失点してしまった。後半は中盤を安定させるために川崎を入れたがよく頑張ってくれた。竹村のクロスをあまり生かすことができなかったのは残念だったが、次は勝てるように頑張る。
 平岡は疲れがたまっていたので、シジを最終ラインで試してみた。中盤は金本を考えたが、折角の機会なので瀬戸を起用した。後半追い付いて引き分けにしたが、今日の内容に満足はしていない。今後は確実に点を取っていきたい。


2000/4/8

第6節、アウェーで甲府を下し上昇気流に

 アウェーで行われたヴァンフォーレ甲府との試合は、初出場の和田が開始早々に得点、後半はウィルが2得点した。終了真際にセットプレーから失点したものの結局3-1で大分が勝った。

 石崎監督のコメント
 開始早々に得点が取れて良いリズムで戦えた。初先発の和田も得点を取るなど良い動きを見せてくれた。その後前半は決定的なところで追加点が取れなかったので苦戦してしまった。後半は、途中で大木をはじめて起用し流れを変えることができたことは収穫だった。次節には、両サイドからのセンタリングと中央との呼吸があっていない点を修正して試合にのぞみたい。


2000/4/2

第5節、不完全燃焼ながらも九州ダービーを制す

 前半はサガン鳥栖の厳しい中盤のプレスに攻撃の形をほとんど作ることができなかった大分だが、後半33分、左サイドを庄司(加地に見えたが記録は庄司)がドリブル突破しセンタリング、これをウィルがゴール前に持ち込みシュート。大分が先制する。さらに後半36分、加地が中央に切れ込みウィルにパス、ドリブルで運びマイナスにセンタリングしたところに庄司が飛び込んでシュート。これが決まり大分が今季初の完封で九州ダービーを締めくくった。

 勝ちはしたものの内容的には不完全燃焼の印象が拭えない。パスの正確性を欠き、せっかくのチャンスをふいにするケースが多い。ボールに対する執着も鳥栖の選手にはるかに及ばない。技術的には高いものを持っているはずなのに、スピードや攻撃のアイデアが劣っているように見えたのは気のせいだろうか。

 そのなかで光を放っていたのは新加入のMF加地。ピンチと見るやゴールラインまで戻って効果的なディフェンスをし、攻撃では左サイドをキレのあるドリブルで駆け上がりチャンスを作った。今日のMVPは彼だと思う。

 両監督のコメント

鳥栖、高祖監督
 DFを重視しカウンターで攻める戦略だった。相手の疲れが出てくる後半に勝負をかけようと思っていたが、逆に大分にカウンターで点を取られた。集中力の欠如が原因だが、選手はこの経験を今後に生かしてほしい。

大分、石崎監督
 鳥栖のメンバーが前節から大幅に変わっていて戸惑った。若松を右、加地を左に配して上がっていきたかったがいい形ができなかった。後半、ウィルが前に上がっていったので中盤に川崎を入れたが、ウィルがいい仕事をして点が取れたのがよかった。
 立ち上がりは相変わらず悪い。今日は完封だったが失点が多いのに対しては1対1のトレーニングが必要だ。しかしセットプレーからの失点は開幕戦だけなので徐々に良くなって来ている。


2000/3/30

第4節、大宮に快勝し4位に浮上

 ウィルが15分に先制するも前半2失点。しかし後半、大分の攻撃陣が爆発。ウィルの同点弾に続き、ヴァルディネイの2発、川崎のゴールで結局5-2で大宮をアウェーで下すことに成功。

 前節、圧倒的に攻めながらも得点できなかった攻撃陣は、今回シュート9本で5得点と効率のよい仕事をした。しかしこれで決定力不足は解消したと見るのは早計だろう。また勝ちはしたものの、今回も2失点したDF陣には不安が残る。昨年は堅い守備に助けられて躍進を果たしたからだ。今後DF面での仕上がりが勝敗を大きく左右するだろう。

 次節は4/2佐伯にサガン鳥栖を迎える。鳥栖は前節GK高嵜がレッドカードで退場、次節は出場できない。大分にとっては大きなチャンスと言える。大分の攻撃陣、守備陣の今後を占うためにも見逃せない試合となるだろう。


2000/3/26

第3節、湘南ベルマーレに惜敗

 開始早々に速攻から失点した大分は後半17分、中央のシジクレイが相手DFの裏に出したパスを受けた庄司が放ったシュートは一旦GKに阻まれるも、それを再度押し込み同点に追い付く。それで息を吹き返した大分攻撃陣だが、決定力不足を露呈。後半は相手の1本に対し11本のシュートを浴びせながら結局ネットを揺らすことなく、Vゴール負けを喫した。

 後半、庄司が右サイドを駆け上がる姿が多く見られたが、得点につながったのは1本だけ。FWの決定力不足は深刻と見た。昨年に比べ今年は開幕前の準備は万全だっただけに、この低迷は意外だ。コンビネーションやポジショニングが悪いし、パスの精度も悪い。

 3試合で5失点も多すぎる。昨年も決定力不足は同様だった。しかし躍進したのは堅いDFにあった。昨年と違うところは、単純にDF力ではないだろうか。

 次節は木曜日にアウェーで大宮戦、日曜日は佐伯でホームの鳥栖戦。厳しいスケジュールだが、ここで結果を残すために、まずは昨年来の堅い守りで相手の攻撃を封じることに専念してはどうだろうか。そうすれば勝機も生まれると思う。


2000/3/12

第1節、リベンジマッチに快勝

 昨年の最終戦でJ1昇格の夢を打ち砕いたモンテディオ山形をホームに迎えての今季開幕戦。今年の活躍を占う意味でも重要な一戦となった。

 大分は後半2分、中央の山根から右の加地に出たボールをセンタリング、これをヴァルディネイが頭で合わせ先取点。
 後半14分には加地が右からドリブルで持ち込み強烈なミドルシュートを右足で決める。
 後半32分にゴール前のこぼれ玉を拾った竹村から受けたボールをヴァルディネイが今度は左足でシュート。試合を決定付けた。

 その後セットプレーで失点したものの、結局3-1で大分が勝ち、最終戦の雪辱を果たした。

 選手のコンディションは良かったように思えたが、選手が重なる場面が多く見られ、まだポジショニングに対する意識の浸透が十分でない印象を受けた。コンビネーションもいまいちで、ボールの受け渡しに若干難があり、せっかくDFの裏にいいボールが出てもそれに反応できない場面が目についた。

 攻撃は新加入のヴァルディネイがJFL得点王の底力を見せ決定力のある仕事をした。加地も後半は積極的に攻撃に参加し1得点。今後が楽しみな選手である。


2000/3/5

いよいよ3/12にJ2開幕

 いよいよ3月12日にJ2が開幕します。J1からの降格組を含め11チームでの熾烈な争いが展開されることでしょう。

 我が大分トリニータは新加入の選手で大幅にパワーアップ、今シーズンは最初から優勝候補の一角として目されています。

 3/12は昨年の最終戦でJ1への昇格の夢を打ち崩したあのモンテディオ山形との対戦です。昨年の最終戦の興奮を再び大分陸上競技場で共有しましょう。


2000/2/12

あと1ヶ月でJ2開幕

 宮崎県延岡市でのキャンプも終了、いよいよ3月12日に今シーズンが開幕します。

 大分は今年、京都からシジクレイ選手ら大量の補強を行い、J1昇格を目指します。今年は昨年以上に観て楽しい試合をしてくれると思うので、是非競技場に足を運びましょう。



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