1998/9/27

第23節 デンソーに勝ち5位に浮上

 2連勝中の大分はアウェーでデンソーと対戦です。

 大分の先発はGK小山、DF中吉、村田一、中田、吉村、MF立石、崔、梅田、元田(後半44分、柴)、FW川合(後半34分、川崎)、村田教です。ウイルは累積警告で出場できません。

 試合は前半、大分がペースを握り、3分に崔のFKから村田教が頭で合わせ先制します。続く5分には村田教からのパスを受けた梅田のセンタリングがデンソー選手に当たるオウンゴールで2点目をゲットします。その後18分には、CKからのボールを川合が押し込み3点目。大分は前半で3-0とデンソーを突き放します。

 後半に入ると雨足が強くなり、デンソーはロングボールを多用する作戦に出ました。後半運動量の落ちた大分にこの作戦が当たり、68分、89分に2失点します。しかし大分はなんとか逃げきり、3-2で勝利しました。


1998/9/1

第20節 ソニー仙台にまたも敗れ7位に転落

 前節苦しみながらもアウェーでアルビレックス新潟を破った大分は現在12位のソニー仙台とホームで対戦です。

 大分の先発はGK小山、DF中吉、柴、中田、吉村、MF立石、崔、ウィル、元田、FW加藤(後半0分、川崎)、川合です。

 序盤は大分のリズムで試合は進みます。開始早々、加藤のヘディングが惜しくもゴールマウスをはずれ、10分過ぎにはゴールやや右でパスを受けたウィルがドリブルでゴール前に持ち込み、華麗なステップでGKをかわし左足でシュートしますがゴールポストの上。相手陣内に攻め込みながらも決定力不足から得点出来ない時間が過ぎます。そして前半21分、ソニー仙台の左CKに山形から移籍した鳴尾が頭で合わせ、先制点を許してしまいます。この得点で動揺したのか、大分は徐々にリズムを崩していき、中盤でのパスミスが多くなります。前半29分には左からのセンタリングを中央で折り返したところにフリーで走り込んだソニー仙台の阿部裕二がボレーシュート、これが決まり0-2とされます。

 後半に入って大分は攻撃のリズムを作ろうとしますがロングボールに頼るなど攻めが単調になってきます。それでもボールの支配率はソニー仙台を上回っているのですが、ソニー仙台の厚い中盤の守りにあい、なかなか前線にボールを送れないでいます。しかし後半21分、中央の川崎から出たスルーパスに反応した川合がゴールやや右のペナルティエリアで倒されPKを得ます。これをウィルがしっかり決め、大分は1点差に詰めよります。リズムを取り戻したい大分ですが、後半30分頃の川合の決定的なチャンスも生かせず得点出来ません。逆に後半39分、ソニー仙台に得点を許し、決定的な3点目を献上します。これで力尽きた大分は、2000人を越えたサポーターに勝利をプレゼントすることはできませんでした。

 今日は守りの要、村田一が警告累積で出場できませんでした。そのためDFの統制が取れなかったのか、守備が不安定でした。攻撃も、前半こそ早いボール回しからチャンスを築いていたのですが、後半はロングパスに頼る単調な攻めが目立ち、今回はフォルミーガ監督の采配に疑問符がつきました。


1998/8/27

第19節 雨の新潟で辛くもVゴール勝ちを収める

 強豪に連勝して勢いに乗る大分は、新潟でアルビレックス新潟と対戦です。プレスリリースからの情報をもとにしています。

 大分の先発はGK小山、DF岡本、村田一、中吉、吉村、MFウィル、崔、立石、元田、FW川崎(後半16分、加藤)、川合(後半31分、梅田)です。

 台風の影響で雨の降りしきる悪条件のなか、大分は序盤ペースをつかみかけるも徐々にリズムを失います。押されぎみの展開を0-0で前半を折り返します。

 後半も両者チャンスを生かしきれずに延長戦に突入。そして延長前半8分、左サイドから中央の崔にパスが通り得意の左足でVゴールを決めました。


1998/8/23

第18節 東京ガスに雪辱を果たし6位に浮上

 川崎フロンターレをアウェーで破った勢いを持続させたい大分はホームで東京ガスと対戦です。前期完敗している相手ですが今日はいい試合を見せてほしいと思います。試合開始前から降り続いていた雨もやや小雨になってのキックオフです。

 大分の先発はGK小山、DF岡本、村田一、中吉、吉村、MFウィル、崔(後半40分、梅田)、立石、元田、FW加藤(後半40分、村田教)、川合です。

 試合は東京ガスがやや押しぎみに進めますが大分も徐々にリズムを掴みます。前半37分、左サイドの吉村のパスをもらった崔が中央に切れ込みながら放ったシュートがゴールにつき刺さり、大分が先制します。

 後半3分には、右サイドゴールライン際までしつこくボールを追ったウィルが相手DFのミスを誘いボールを奪うと、GKの動きを冷静に見ながら左足でゴールを決め、大分は強豪相手に2-0とします。東京ガスもスピードある突破から再三チャンスを作りますが、大分DF陣のがんばりもあり得点に至りません。そして後半38分、カウンター気味の展開からゴール前でボールを受けGKと1対1となった川合が珍しく足で蹴り込み3-0となります。その後自力に勝る東京ガスが気迫のこもった怒涛の攻めを見せ2失点しますが大分が逃げきり、東京ガスに雪辱を果たしました。

これで後期3連勝、W杯明けから8勝ち1敗と上り調子です。DF陣に安定さが加わり、その分FW陣が自分たちの仕事に集中できるようになったからでしょうか。次節は8/27、新潟でアルビレックス新潟と対戦です。


1998/8/20

第17節 強豪川崎フロンターレを逆転で破る

 ホームで仙台を初めて破った大分は、アウェーで川崎フロンターレと対戦です。川崎は現在2位に位置する強豪です。

 大分の先発はGK小山、DF中田、村田一、中吉、吉村、MFウィル、崔、立石、元田、FW加藤、川合(後半35分、村田教)です。

 試合は、大分のエンジンがまだかかりきれない前半5分、川崎の服部のミドルシュートで先制を許します。しかし大分は崔を軸にして徐々にボールを支配、前半20分に崔のFKからのボールをウィルが決め、同点とします。さらに前半28分に崔と川崎のワンツーから崔が決勝点となるゴールを決めます。

 後半は川崎が猛攻をしかけますが、大分DF陣のがんばりで逃げきり、金星を挙げました。


1998/8/16

第16節 ブランメル仙台に完勝し後半戦を白星スタート

 ホームゲームは残暑厳しい中、18時にキックオフです。ブランメル仙台にはまだ一度も勝利していません。今季は順位こそ上ですが勝ち数は並んでおり、なんとしても勝ってほしいところです。

 大分の先発はGK小山、DF中田、村田一、中吉、吉村(後半37分、岡本)、MFウィル、崔、立石、元田、FW加藤(後半0分、川合)、村田教(後半14分、川崎)です。

 大分が前半押しながらも得点できなかったうっぷんを晴らすように、後半28分、30分、31分に立て続けに得点、最後に1失点したものの、ブランメル仙台に完勝しました。


1998/8/9

第15節 九州ダービーは鳥栖に敗れ連勝ストップ

 大分の先発はGK小山、DF中田、村田一、中吉、吉村、MFウィル、崔、立石、元田(後半26分、梅田)、FW加藤(後半7分、川崎)、村田教(後半14分、川合)です。

 九州ダービーは佐賀県鹿島市で猛暑のなか始まりました。立ち上がりから大分がペースを掴み、FWの加藤、村田教にいいボールが出ますが最後の詰めの甘さから得点に至りません。そんな状況が続きますが、前半25分、鳥栖は右サイドにいいパスが通り、折り返したボールを中村が頭で合わせゴール。大分は痛い先制点を許してしまいます。

 追い付かなければならない大分は後半、川崎、川合、梅田を相次いで投入、流れを変えようとしますが、鳥栖の固いDFに阻まれ得点出来ません。試合はそのまま終了、大分は鳥栖に敗れ連勝をストップするとともに、前半戦を7勝8敗の負け越しで折り返しました。


1998/8/2

第14節 大宮に競り勝ち5連勝

 大分の先発はGK小山、DF中田、村田一、中吉、岡本、MFウィル、崔、立石、元田、FW加藤(後半19分、川崎)、村田教です。

 立ち上がりは大宮ペースですが、前半9分、大分はワンチャンスをものにします。中田が左サイドをオーバーラップしてシュート、ポストに弾かれたボールをウィルがゴール中央の崔にパス、これを得意の左足で決め大分が先制します。24分にはやはり左サイドを崩し、中央の崔が決め、前半を2-0で折り返します。

 後半に入ると最終ラインがズルズルと下がるいつもの悪い癖が出、大宮に攻め込まれる場面が多くなります。なんとか持ちこたえていましたが、後半21分、大宮の平本にゴールを許し、2-1となります。その後、途中交代で入った川崎がロスタイムにCKからのボールを頭で合わせ3-1、試合を決めました。

 大分は5連勝で勝敗を5分に戻しました。次節は佐賀県鹿島市で前期の勝ち越しをかけてサガン鳥栖と対戦します。


1998/7/28

第13節 国士舘大に勝利し4連勝

 大分の先発はGK小山、DF中田、村田一、中吉、吉村、MFウィル、崔、立石、元田、FW加藤、村田教(後半21分、川崎)です。

 立ち上がりは国士舘に攻め込まれリズムを掴めなかった大分ですが、前半18分にウィルが先取点、前半41分にウィルのCKを加藤が頭で合わせ2点目を挙げます。
 流れをつかんだ大分は後半20分、ウィルからのパスを村田教が右の角度のないところからシュートを決め、3-0と突き放します。その後パスミスなどから2点を失いますが逃げきり、4連勝で9位となりました。


1998/7/23

第12節 ”格上”デンソーに快勝し連勝を3に伸ばす

 デンソーを迎えての久しぶりのホームゲームです。デンソーは第11節を終え7位と好調です。

 大分の先発はGK小山、DF中田、村田一、中吉、吉村、MFウィル、崔(後半41分、川崎)、立石、元田、FW加藤(後半18分、川合)、村田教です。

 立ち上がりから大分がペースを掴み試合が進みますが、最後の詰めが甘く得点に至りません。しかし前半39分、中央の崔から右サイドの村田教に絶妙のパス、それを強烈に決め、大分が先制します。
 後半に入っても大分のペースで試合は進みますが決定力に欠け、次第にリズムを失いかけます。しかし川崎が後半41分に入ると再びリズムを取り戻し、直後の42分に右サイドの川崎のセンタリングをゴール前フリーの川合が得意の頭で押し込み追加点を挙げます。その後混戦から失点しますが、大分は終了間際、中央のウィルからパスを受けた右サイドの川崎が冷静に決め、デンソーに快勝しました。

 これで大分は5勝7敗の11位となりました。


1998/7/18

第11節 逆転勝ちでWC明けの試合を飾る

 WCで中断していたJFLがいよいよ再開しました。大分FCは御殿場でジャトコと対戦です。

 大分の先発はGK小山、DF村田一、吉村、岡本、後藤、MF立石、元田、崔(後半12分、川崎)、ウィル、FW加藤(後半12分、川合)、村田教(後半40分、竹ノ下)です。

 前半37分にマークのずれから失点した大分ですが、0-1で折り返した後半32分、途中出場の川崎の豪快なミドルシュートで追い付きます。それで勢いに乗った大分はその直後の33分、川合がゴール前の混戦から決勝点を挙げ、苦しい試合をものにしました。


1998/5/17

第10節 水戸をPKで破り3勝目を挙げる

 大分の先発はGK小山、DF柴、村田一(前半10分、竹ノ下)、中吉、MF立石、崔(延長前半7分、川崎)、中田、岡本、元田、崔、FWエデル(後半27分、加藤)、ウィル。

 一進一退の攻防が続く前半13分、元田からのパスを受けたウィルがシュートし、大分が先制します。しかし後半16分、水戸のスピードある攻撃に徐々にリズムを失い同点ゴールを決められます。しかしその直後にエデルがゴール前のこぼれ球を押し込みリードします。だが試合終了直前の後半44分、DFのクリアミスから失点し、延長戦に突入します。

 延長後半すぐ、審判への抗議などで中吉、柴が相次いで退場、9人となった大分は攻め込まれながらも耐えて、試合はPK戦に突入。大分はGK小山が1本を止める好セーブを見せ、3勝目を挙げました。


1998/5/10

第9節 最下位のソニー仙台に敗れ連勝ならず

 大分FCのプレスリリースからの情報です。

 大分の先発はGK小山、DF柴、村田一、中田、吉村(後半32分、岡本)、MF立石、梅田(前半45分、川崎)、元田、崔、FW加藤(後半8分、エデル)、ウィル。

 前半は、トリニティのディフェンダー陣のマークがずれたところをシュートを決 められ2点を許した。
 後半は、加藤に代えて怪我で戦列を離れていたエデルを投入。攻撃のリズムをつかみ攻勢に出た。崔大植が中盤から持ち込んでミドルシュートを決め、1点を返した。この後もエデルと崔大植を起点にチャンスを作り出したが、得点まで至らず、結局タイムアップ。大分トリニティの成績は2勝7敗となった。


1998/5/4

第8節 不細工でも勝ちは勝ち、今季ホーム初勝利

 今年JFLに昇格したアルビレックス新潟をホームに迎えての試合です。今季ホームでの勝利がない大分はここで勝って次につなげたいところです。

 大分の先発はGK小山、DF柴、村田一、中田、吉村、MF立石、梅田、元田、崔、FWは加藤(後半43分、村田教)、ウィルです。久々に崔さんが先発です。

 格下の相手に合わせてしまう大分の悪い癖がまたも出てしまいます。大分は運動量が少なく、中盤でボールを奪って攻撃に転じようとする際にパスミスを多発し、なかなか攻撃の形を作ることができません。対する新潟は大分ゴール前に攻め込む場面はありますが、最後の詰めが甘く得点に至りません。そんなどんぐりの背比べ状態が続いた前半26分、新潟はスローインからのボールをセンタリング、これに2列目から走り込んだ古俣が蹴り込み、新潟が先制します。しかしその直後の前半27分、崔の蹴った左CKを柴が頭でジャストミート、大分はいいタイミングで同点に追い付きます。その後両者とも決定的な場面がないまま前半を折り返します。

 後半に入っても大分の動きは良くならないばかりか、戦意を喪失しているのではないかという印象さえ受けるだらだらした内容で、チャンスを作ることができません。逆に新潟は速いパス回しからカウンターぎみに再三大分ゴールを脅かしますが決定力を欠き、得点に至りません。そして後半19分、加藤が新潟ゴール右から折り返したグラウンダーのボールに梅田が反応、鮮やかにボレーで決め、大分が追加点を奪います。その後は両者何度かチャンスを作りますがそのまま試合は終了、大分が1点差で逃げきり、今季ホーム初勝利を挙げました。

 今日は久々の出場となった崔がよく走りました。中田は時折センスあるやわらかいパスを出していましたが今日は精度に欠けていた気がします。吉村はパスの精度、向き、守備いずれも悪く控えの中吉を使ってほしかったです。ウィルはどうも最初のボールタッチが苦手なようで、今日もよくボールを取られていました。今日の大分はホームゲームにもかかわらず覇気のあまり感じられない試合内容で若干不満です。走らない、ボールをもらいに行かない、パスしない、、、川崎戦で見せたひたむきさが感じられませんでした。でも今日勝って連敗を脱したことはこれからの自信につながるでしょう。


1998/5/7

第7節 東京ガスの怒涛の攻撃になすすべなく完敗

 東京西が丘で首位東京ガスと対戦です。東京ガスの厚い攻撃をいかに封じることが出来るかが課題です。

 大分の先発はGK小山、DF柴、村田、中田、岡本(後半0分、吉村)、竹ノ下、MF立石、元田、梅田(後半0分、村田教)、FWは加藤(後半23分、川崎)、ウィルです。今日は守りを意識してか、5-3-3のシステムを採用しています。

 試合開始直後、DFの裏に出されたボールを大分DFがクリアミス、これを東京の加賀美が蹴り込み、大分は早々に先制されます。これでリズムを失ったか、その後も東京のサイドを有効に使った攻撃に翻弄されながら20分過ぎにも失点、前半を0-2で折り返します。

 後半に入って若干の粘りを見せるものの守備の修正がなされず、東京に完全にボールを支配され、大量3失点、結局0-5という屈辱的なスコアで完敗しました。


1998/4/30

第6節 積極的な試合を見せるも無念の1点差負け

 これまで1敗の強豪川崎フロンターレをホームに迎えた試合には1900人を越えるサポーターが詰めかけました。大分はここ数戦は負けていながらもいい内容の試合をしており今日も善戦が期待されます。

 大分の先発はGK小山、DF柴、村田、中田、岡本、MF立石、竹ノ下、川崎(63分、村田教)、梅田、FWは加藤、ウィルです。崔は今日も控えに入っています。

 立ち上がりは大分が積極的にボールを回し中盤を支配しますがなかなか前線にボールを出すことができません。そんな状況が続いた前半5分、大分ゴール前からやや後ろに出したセンタリングを後ろから走り込んできた川崎のムタイルがフリーで蹴り込み、大分は先制されます。その後は川崎がボールを支配し幾度となく大分ゴールを脅かしますが、決定的チャンスをはずしたり、あるいはGK小山のナイスセーブに阻まれ得点できません。30分ごろから大分も動きがよくなり川崎陣内に攻め込みますが決定的なチャンスをなかなか作り出すことができずに得点出来ません。

 前半を1失点で切り抜けた大分は後半に入り疲れからか若干動きが悪くなりますが、それでも果敢に攻める姿勢を見せ、同じく動きの悪くなった川崎DF陣を徐々に崩しにかかります。後半18分、いま一つリズムに乗れていない川崎に代えFW村田を投入、小柄ながら左サイドを駆け上がりチャンスを作ります。後半25分頃からは中盤でのボール支配率は大分が圧倒し、終始大分ペースで試合は進みますが相手DFを切り崩すことが出来ずに得点することができません。地元サポーターの願いも空しく試合はそのまま終了し、0-1で大分は惜敗しました。

 これまでの5試合で18得点と圧倒的な破壊力を持つ川崎攻撃陣を1失点で切り抜けたことは評価できます。しかし川崎も決定的なチャンスをはずしまくっており、前半だけで6失点してもおかしくないような内容でした。しかし後半のボール支配率は川崎を上回り、ゴールを狙う気迫が感じられました。負けはしたものの今後に期待の持てる試合内容でした。
 選手もDFの4人と中盤の立石、攻撃的MFの梅田、川崎はほぼレギュラーの座を確保したようです。残りのポジションに誰を起用するか、監督もまだいろいろ試している状況のようです。試合をこなすごとに内容がよくなって来ているだけに早く2勝目がほしいところですが、今季前半戦はチームとしてのまとまりを作るのに費やしてもいいと思います。そうすれば自ずと結果がついてくるでしょう。


1998/4/26

第5節 強豪本田相手に善戦するも僅差で惜敗

 前節、積極的にゴールを狙う姿勢で地元サポーターに戦う気持ちを披露した大分は都田で本田と対戦です。本田はこれまで3勝1敗の成績で調子のいいところを見せています。

 大分の先発はGK小山、DF柴、村田、中田、岡本、MF立石、元田、川崎(68分、崔)、梅田、FWは加藤、そしてテスト生から入団の村田教(68分、水島)です。ウィルは前節のレッドカードで今節は出場出来ません。

 立ち上がり風上の大分は積極的にゴール前にボールを集め優位に試合を進めます。32分、川崎がペナルティエリアでもらったPKを中田が落ち着いて決め大分が先制します。
 後半に入ると風上の本田が反撃を開始、両サイドを効果的に使った攻撃で大分を攻めたて、後半9分と後半23分に得点を許してしまいます。しかし大分も川崎、村田教に代え崔と水島と投入、崔の繰り出す正確なパスから終盤は一方的に攻めますが得点を奪うことができずそのまま試合は終了。大分は1-2で惜敗しました。

 2戦続きで強豪と対戦、負けはしたものの充実した内容の試合を見せており、フォルミーガ監督の指導方針が選手に浸透してきているようです。故障でまだ姿を見せていないFWエデルの復帰が待たれます。


1998/4/21

前節の勢いをホームで披露するも無念のVゴール負け

 前節、アウェーで甲府に勝って勢いに乗りたい大分はホームにモンテディオ山形を迎えます。勝って勝率を5分に戻しておきたいところです。

 大分の先発は前節をほとんど同じ顔触れです。GK小山、DFの底に柴(96分、竹ノ下)、村田、左に中田、右に岡本、MFは立石、元田(72分、李久和)、川崎、梅田、FWは加藤(83分、水島)、ウイルです。崔は今日も控えに入ってません。体調が回復しないのでしょうか。

 立ち上がりから大分が積極的にボールを回し、押しぎみに試合を進めます。しかし前半13分、山形は右サイドからのFKを左のファーに飛ばしゴール前に折り返したところを走り込んだフリーの若松が決め、大分はもったいない先制点を与えてしまいます。その後はやはり大分のペースで試合は進みます。大分は中盤を圧倒的に支配し、速いパス回しで山形のDFを翻弄します。特に梅田、川崎の2人は豊富な運動量でゴールに対する執着を見せます。

 これが前半25分に実を結びます。右サイドを得意の俊足を飛ばして駆け上がった岡本が低いボールでゴールやや左の川崎にセンタリング、これを川崎が冷静に決め、大分はいい時間帯で追い付きます。
 前半33分にはウイルのスルーパスに反応した加藤が相手GKの動きをよく見ながら落ち着いてシュート、これが決まり大分は逆転に成功します。その後も大分はボールを支配して何度も山形ゴールを脅かしますが決定的なチャンスをものにできず、前半を2-1で折り返します。

 後半に入ると大分は集中力が切れてきたのかパスミスが多くなり、中盤を山形に支配され始めます。大分はそれでもボールを奪って攻撃に転じようとしますがつながりません。そして後半21分、ゴール右からのセンタリングを受けた山形の佐藤由紀彦が冷静にゴールに流し込み、大分は同点に追い付かれます。その後も山形優位の展開は変わらず、後半33分に今日2枚目のイエローでウィルが退場になるやその差は決定的となります。10人でのディフェンスで体力を消耗する大分ですが、山形のミスにも助けられなんとか無失点で延長戦を迎えます。

 延長開始早々、ドリブルで中央を突破した途中出場の水島がゴールを脅かしますが得点できません。その直後の延長前半2分、左サイドからのセンタリングをまたも佐藤由紀彦が合わせVゴール、大分は敗れました。

 負け試合ながらも、今日はホーム開幕戦で見せた情けない試合内容とはうって変わった積極的でスリリングなプレーを見せてくれました。勝率を5分に戻せなかったのは残念ですが、今後につながるいい試合であったことを、試合後の観客の惜しみない拍手が物語っていました。


1998/4/16

アウェーで甲府に快勝し今季初白星

 今年まだ勝利のない大分はアウェーでヴァンフォーレ甲府と対戦です。ホーム開幕戦での情けない試合内容の反省がなされているかに注目されます。
 大分の先発はGK小山、DFの底に柴、村田、左サイド吉村、右サイド岡本、MFは立石、中田、川崎(83分、元田)、梅田、FWは加藤、ウイルです。崔は風邪のため欠場です。

 先発メンバーを大幅に入れ替えた大分は攻撃的MF梅田、俊足の岡本、スピードのある加藤を先発で出場させ、前半から積極的に攻撃を仕掛けます。前半29分、ウィルのCKを柴が頭で合わせ大分が先制します。これが大分の今季初得点。大分はDF陣が甲府の得点源バロンをきっちりマークし得点を許しません。

 甲府は後半若干攻勢に出ますが、大分はカウンター気味の攻撃から後半17分、ウィルの左からのセンタリングに加藤が反応、頭で決めます。33分にバロンに得点されたものの後半40分、梅田がゴール前で倒されPK、これをウィルがきっちりと決め、3-1で快勝しました。

 前節の反省を踏まえ先発を見直したことが効を奏した結果です。フォルミーガ監督の目指す攻撃的なサッカーができたのではないでしょうか。


1998/4/12

ふがいない内容でホーム開幕戦は完封負け

 新しく生まれ変わった大分トリニティを観ようと地元開幕戦には2500人を越える観客が詰めかけました。期待に応える試合ができるかどうか楽しみです。

 大分の先発はGK小山、DFの底に後藤、村田、左サイド吉村、右サイド立石、MFは李久和(88分、岡本)、中田、川崎、水島(58分、梅田)、FWは崔、ウイルです。
 前半は激しい向かい風に苦しみます。追い風に乗った徳島の積極的な攻撃に大分DFは翻弄され、何度も決定的なピンチを迎えますが、徳島のミスにも助けられなんとかしのぎます。そして前半30分、ゴール前で後藤がボール処理を誤り取られたボールを走り込んで受けた吉成が見事に決め、徳島が先制します。その後も大分は徳島のスピードについていけないまま前半41分、ゴール前での競り合いのこぼれ球を関口に決められ、前半を2失点で折り返します。 

 後半に入って風上に立った大分ですが徳島の勢いは変わらず、後半3分、DFのクリアボールをカットしたボールを横瀬がゴール前に持ち込み左にパス、それをDFを数人引き連れた吉成がスルー、後ろから走り込んだ関口がライナーでゴール、決定的な得点を許してしまいます。その後後半25分辺りから大分も攻撃のリズムを掴んでき始めますが数少ないチャンスをものにできないまま時間が過ぎ、後半34分ゴール右の関口からのパスを吉成が見事なボレーシュート、これが鮮やかに決まりダメ押しの4失点。試合はこのまま終了し、大分は地元開幕戦でぶざまな完封負けを喫しました。

 徳島は守備陣、攻撃陣が与えられた仕事をきっちりこなし、大分はそれができなかった。それが試合の結果となって表われました。徳島は攻撃に転じた大分に厳しいプレッシャーで対処、ボールを奪うやスピードに乗った攻めで大分DF陣のすき間を抜き積極的にゴールを狙っていました。大分は中盤でパスミスが多く、また、ボールを出そうとしてもボールもらいにいく選手がおらず、パスのつながらない消極的な攻撃に終始しました。それでも、川崎はやわらかいボールさばきで何度か相手DFの裏をかく生きたボールを出していましたし、途中で入った梅田も積極的にゴールを狙う姿勢を見せてくれたのが収穫でした。


1998/4/6

3年目の開幕戦を白星で飾れず

 開幕戦はブランメル仙台と仙台スタジアムで対戦しました。今年のブランメル仙台は若手中心のチームとして生まれ変わり、実力は未知数です。ブランメル仙台には過去4回の対戦で全て負けを喫しているだけに、今年こそは勝ってほしいところです。

 大分の先発はGK小山、DF村田(C大阪)、立石、吉村(神戸)、後藤、MFは中田(福岡)、李久和、川崎(後半0分 梅田)、ウィル(ブラジル)、FW崔、水島(後半33分 加藤)の布陣です。
 守備陣は仙台のサイドを有効に使った攻撃によく耐え、90分間を無失点に抑えましたが、攻撃は相変わらずの決定力不足を露呈、延長に入ったばかりの1分に仙台のMF越後にミドルシュートを決められ、惜敗しました。

 昨年の課題だったDFの動きはよかったようです。しかし攻撃の決定力不足は解決しておらず、今後の課題として残りました。次節4/12のホーム開幕戦ではがんばってほしいです。


1998/3/15

福岡大学との練習試合は5-1で快勝

 大分トリニティは14日、福岡大学との練習試合をリバーパーク犬飼で行い、5-1で勝ち、今季開幕戦に向けての順調な調整をアピールしました。
 先発はGK小山、DFは吉村(神戸)が左、中吉(札幌)が右、村田(C大阪)、柴の4バック、MFは立石、中田(福岡)のダブルボランチに崔、川崎が攻撃的な位置に、FWはブラジルからの移籍組ウィルとエデルの2トップです。
 立ち上がりこそコンビネーションがまずく噛み合わなかったものの徐々にリズムを掴み、35分にウィルが先制するとその後44分にエデルが個人技で追加点。後半はサイドからの攻撃からチャンスを作り、エデル、川合、水島が得点しました。

 今年も大幅に指導陣、選手陣を入れ替えた大分トリニティですが、今のところ調整は順調なようです。4月5日の開幕まであと約3週間。今年は戦う姿勢の鮮明な気迫のこもった、負けても見応えのある試合運びをしてほしいと思います。

 今季の選手一覧をアップデートしました。「選手紹介」をご覧ください。


1998/3/1

1998年度の日程決まる

 新生大分トリニティはフォルミーガ新監督のもと新しいシーズンに向けて大分市のリバーパーク犬飼にある練習場で練習を開始しています。やっと芝のグラウンドでの練習が可能になり、JFL昇格時からどんどん環境が整備されてきています。今年はなんとか結果を残してほしいと思います。

 今季の日程が発表されました。大分の初戦は仙台スタジアムでブランメル仙台と対戦です。詳しくは「1998年のScheduleと試合結果」をご覧ください。


1998/2/11

退団選手、新加入選手情報

 大分FCは新監督、新加入選手および退団選手の発表を行いました。
新監督にブラジルのサントスFCの監督経験もあるフランシスコ・フェレイラ・デ・アギール(通称フォルミーガ)氏(67)が決定。3名の新コーチ陣と10名の新加入選手、17名の選手とコーチ1名の退団が発表されました。

監督 フォルミーガ
ヘッドコーチ ロベルト・ダ・シルバ
フィジカルコーチ セルソ・カマルゴ・ディニズ、フェルナンド

新加入選手
中吉 裕司(札幌)、村田 一弘(C大阪)、吉村 寿洋(神戸)、中田 一二(福岡)、吉坂 圭介(西濃運輸)、梅田 高志(西濃運輸)、中津留 裕二(大分高校)、兵頭 由教(八幡浜工業高校)、ウィル(ブラジル)、エデル(ブラジル)

退団選手( )内は移籍先
ユン・テジョフィジカルコーチ、前川 大輔、永田 隆二、加藤 豪宏(佐川急便)、佐藤 康之、木島 敦、石原 康彦(ヴォルカ鹿児島)、内野 良純、米沢 剛志、大藤 貴行、首藤 圭介(大分FC事務局)、佐藤 義生、湯浅 英明(新日鉄大分)、高木 健旨、大串 秀一郎(三菱化学黒崎)、金 炳秀、杉山 公一、 李 宇瑛(LG安養)、皇甫 官(英国でコーチ学を勉強)



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