1997/11/2

JFL二年目は11勝19敗の12位で終了

 大量の新加入選手や新監督を迎え、上位進出を目指した1997年の大分トリニティですが、シーズン序盤の連敗に伴う監督の辞任などからリズムに乗ることが出来ずに、結局デビューイヤーの10位を上回る成績を残すことが出来ませんでした。

1997/10/5

相変わらずの決定力不足を露呈もVゴール勝ち

 まずい試合内容ながらもアウェーで水戸に競り勝ち、勢いに乗りたい大分はホームにジャトコを迎えます。前節の反省を生かして連勝したいところです。
 大分の先発はGK小山、DF永田、田崎(90分加藤豪)、後藤、MFは佐藤康、川崎、立石、崔、木島、FW皇甫、加藤剛(96分杉山)の布陣です。

 前半風下の大分は前線へのパス回しに正確性を欠き、なかなかリズムを掴めません。一方のジャトコもネネーが大分DFに抑え込まれ苦しい展開です。しかし前半34分、ジャトコはCKのこぼれ球から出たパスを受けた望月がドリブルで大分DF陣の間を突破し右足でシュート、これが決まり先制します。

 後半風上に立った大分は徐々にリズムを掴み始めますが、なかなか攻撃の形を作ることができないでいます。今日は右ウイングバックに入った木島がいい形で右サイドを突破する場面が多いのですが、ゴール前に詰める選手がおらず、チャンスを結果に結び付けることができません。
 しかし後半20分、皇甫からパスを受けた川崎が相手DF陣をドリブルで突破するや、左足で強烈なシュートを放ちゴール。大分は追い付きます。これで攻撃のリズムを掴んだかに見えた大分ですがその後は決定力不足を露呈、試合はそのまま延長戦に突入してしまいます。

 延長前半6分、今日はこれまで不調だった崔が左サイドから正確なセンタリング、これを皇甫が丁寧に決めVゴール。大分はまずい攻めながらも辛くもジャトコを下し、連勝しました。


1997/10/5

水戸のミスにも助けられなんとか10勝目を挙げる

 低い守備の意識と決定力不足からなかなかリズムにのれない大分はカシマスタジアムで水戸ホーリーホックと対戦です。
 大分の先発はGK小山、DF永田(86分田崎)、加藤豪、後藤、MFは佐藤康、川崎(56分木島)、立石、崔、岡本、FW皇甫、加藤剛(80分杉山)の布陣です。

 序盤は両者ともパスミスが多い展開でしたが徐々に大分がリズムをつかみ始めます。前半は両者無得点のまま折り返しますが、後半23分、相手GKのミスがオウンゴールを呼び大分が先制します。しかしその4分後、水戸のMF磯野のゴールで追い付かれてしまいます。大分は後半36分、左サイド崔からのパスを受けた皇甫が右足でゴールを決め、これが決勝点となり今季やっと10勝目を挙げました。


1997/9/28

DF陣の詰めの甘さから2連敗を喫す

 前節甲府戦に敗れ連勝ならなかった大分は、福島FCをホーム佐伯に迎えます。今日の試合に勝ってとりあえず10勝に乗せたいところです。
 大分の先発はGK小山、DF永田、加藤豪、後藤、MFは佐藤康、川崎(65分木島)、立石、崔、岡本、FW皇甫、加藤剛(77分川合)の布陣です。

 立ち上がりこそ積極的で惜しい場面もありましたが徐々に流れは福島へ移っていきます。前半22分、フリーの鋤柄にミドルシュートを決められ、欲しかった先取点を奪われてしまいます。しかし大分も負けじとその5分後の前半27分、福島DF陣を振り切った皇甫がGKと1対1、これを左足で見事に決めていい時間帯で同点に追い付きます。その後も一進一退の攻防が続きますが両者得点に至らず、試合は後半に。

 後半に入っても大分はなかなかシュートチャンスを作ることができず、後半38分、福島の直接FKを後半から入った郭がヘッド、福島に勝ち越しを許してしまいます。結局そのまま試合終了、大分は加藤剛、立石の記念すべきJFL100試合達成を白星で飾ることができませんでした。


1997/9/18

同期対決は皇甫のPKで決着

 前節山形戦で連敗を脱した大分はJFL同期のデンソーをホームに迎えます。前期は延長戦でも決着が着かずにPK戦へ突入、惜しくも敗れただけに、雪辱を果たしたいところです。
 大分の先発はGK小山、DF永田、田崎、後藤、MFは佐藤康、川崎(61分木島)、立石、崔、岡本、FW皇甫、加藤剛(75分川合)の布陣です。

 立ち上がりは風上のデンソーペース。中盤でしっかりボールを支配します。しかし大分も今日は守備の意識が高く、簡単には得点を許しません。試合は両者無得点のまま後半に入ります。

 風上に立った大分は、後半開始早々に得点のチャンスを得ます。相手DFのGKへのバックパスを追った加藤剛がGKに倒され、PK。これを皇甫が冷静かつ豪快に決め、大分が先制します。
 その後も大分は見所の多い攻撃を見せます。右サイドの岡本からのセンタリングを加藤剛がボレーシュートするもGKの正面。その後も岡本を起点とするサイドからの攻撃で幾度となくチャンスを作りますが得点に至らないまま試合終了。結局1-0で大分が勝ちました。

 今日はこれまでの試合でほとんど見られなかった高い守備の意識が見られ、今季好調のデンソーを完封。攻撃陣も多彩な攻撃を披露し、点差以上に充実した内容の試合でした。

 
1997/9/7

木島の決勝ゴールで連敗脱出

 前節鳥栖戦の情けないVゴール負けの余韻を残したまま迎えた第21節、大分はアウェーでモンテディオ山形と対戦です。大分は守備の意識を変えて連敗を脱したいところです。
 大分の先発はGK小山、DF永田、田崎、後藤、MFは立石、崔、岡本、川崎、高木、FW皇甫、加藤剛の布陣です。

 前半は山形ペースで進みます。しかし前半16分、ドリブルで持ち込んだ崔が得意の左足でミドルシュートを決め、大分が先制します。その後も山形優位の展開は変わらず、前半29分に山形の真下に決められ同点となります。

 後半9分に川崎に替り木島が入った頃から攻守のリズムが出始め、またも延長かと思われた後半のロスタイムに、岡本がペナルティエリアから上げた折り返しを木島が決め、大分は劣勢を跳ね返して連敗を3で止めました。

 ここのところ不安定だった守備陣ですが、山形の得点源アンジェロを封じた永田、田崎のストッパーの粘りが呼んだ勝利と言えるでしょう。


1997/8/31

情けない完封負け、しかも4失点


  1997/8/23

決定力不足に悩まされながらも川合のヘッドでVゴール勝ち

 前節情けない試合内容で負けたにもかかわらず、1000人を越えるサポーターが詰めかけたホームでのナイトゲーム。西濃運輸を迎える今日はいい内容の試合を見せてほしいものです。
 大分の先発はGK小山、DF加藤豪、石原、後藤、MFは初出場の高木、立石、崔、吉川、金炳秀、FW皇甫、加藤剛の布陣です。

 前半は風上に立つ大分がボールを支配します。前節の反省からか積極的にボールを奪おうとする意識が高く、相手攻撃陣へのチェックも早くまずまずの試合内容です。しかし攻撃は、西濃DF陣の身体を張った守りに阻まれ、なかなか良い形を作ることができません。両者攻め手を欠き無得点のまま試合は後半に入ります。

 前半は力を温存していたのか、後半風上に立った西濃は徐々に攻撃の形を作り始め、積極的に大分サイドに攻め込みます。しかし西濃の攻めは最後の詰めのパスの精度がやや低く、なかなか大分のDF陣を破るには至りません。そんな中、大分は吉川に替えて岡本、加藤剛に替えて木島をフィールドに送り出します。スピードのある2人の登場でリズムをつかみかける大分ですが、最後の詰めが甘く得点には結び付きません。試合はそのまま延長戦にもつれ込みます。

 延長前半でも決着が着かず、PK戦を意識し始めた後半9分、右サイドの皇甫から絶妙のセンタリング、これを延長後半から満を持して投入した川合が頭で合わせ、辛くもVゴール勝ちを収めました。


1997/8/17

気迫の感じられない情けない試合で連勝ストップ

 後期開幕戦は改修を終えた大分市営陸上競技場にヴォルティス徳島を迎えて行われました。生憎の小雨のなか久々の大分市での開催に詰めかけた1025人の観衆の熱い視線が注がれます。
 大分の先発はGK小山、DF加藤豪、石原、後藤、MFは佐藤康、立石、崔、怪我から復帰の吉川、金炳秀、FW皇甫、加藤剛の布陣です。

 立ち上がりから徳島がリズムをつかみ、大分のエンジンがかからない内に効率の良い攻めを見せます。まず前半2分、左サイドからのセンタリングを頭で折り返したところを徳島の笠原がフリーで決め先制。その余韻が覚めやらぬ前半9分には徳島の古賀が迫力あるドリブルで大分DFをかわし豪快なシュート、これが決まり、大分は開始早々2点のビハインドを背負います。
 その後も徳島優勢で試合は進みますが、大分もリズムを取り戻し徐々に攻めの形を作ることができるようになってきました。そんな前半24分、加藤剛の鋭い突破に相手DFがたまらずファウル、これで得たPKを皇甫が豪快に決め1-2とします。

 追い付きたい大分ですが後半に入っても徳島優勢は変わらず、後半12分、徳島はフリーでパスを受けた筒井がポッカリ空いた中央からミドルシュートを決め、2点差とします。大分は後半14分に怪我が完治していない吉川に替え高卒ルーキーの川崎を投入、そこから攻撃のリズムが整い始めます。
 後半34分、崔のパスを受けた皇甫が相手GKの裏をかく技ありのシュートを決めて再び1点差としたところから、大分の怒涛の攻撃が始まります。サポーターの大きな声援を背に波状攻撃を仕掛けますが、決定力のなさからか何度となく訪れるチャンスをものにできず試合終了、結局2-3で敗れ後期開幕戦を白星で飾ることはできませんでした。連勝も4でストップしました。

 今日は開始早々の2失点に象徴されるあまりにも希薄な守備の意識を露呈した形での敗戦でした。徳島の3得点はいずれもフリーでの得点。大分はボールを持った相手選手へのチェックが甘く、運動量、ボールへの執着心、パスの精度、全てにおいてアウェーの徳島が上回っていました。特にボールへの執着心のなさは観ていて腹立たしいほどで、地元観衆の前で良い試合をしようという意識が全く感じられませんでした。徳島は別段奇抜な攻めをしていた訳ではなく、基本に忠実な試合をしていただけです。攻守の切り替えが速く、攻める時は攻め、守るときは固く守る、そして何よりも勝利への強い執念が感じられました。


1997/7/20

あきらめていた天皇杯シードの権利を4連勝でゲット

 前期最終戦はアウェーの長良川で西濃運輸と対戦です。現在13位の大分はまず勝たないことには天皇杯シード権を得ることはできません。その上で徳島と仙台の試合の結果次第ではシード権を得ることができます。
 大分の先発はGK小山、DF加藤豪、石原、後藤、MF佐藤康、立石、崔、岡本、佐藤義、FW川合、皇甫の3-5-2のフォーメイションです。

 開始早々の前半2分、大分は右CKを佐藤康がニアポストでヘッド、これをゴール前の石原が決めて大分があっと言う間に先制します。そして前半29分にはまたまた佐藤康のセンタリングに中央の川合が合わせ、2点差とします。
 2点差となっても西濃の攻撃は止むことなく、大分は小山のファインセーブで何とかしのぎます。しかし前半43分、西濃の左CKをファーサイドの初島がヘッド、これを小山がパンチングで阻みますが、走り込んだ川本に決められ、2-1となります。

 後半に入ると疲れからか西濃の攻撃も精彩を欠き、結局大分が2-1で西濃に勝利し勝ち点3を手に入れ、勝ち点のトータルを16としました。そして天皇杯のシード権を争っていた徳島がVゴール負けで勝ち点14、仙台はPK勝ちで辛くも勝利したが勝ち点15、大分は11位に上がり、土壇場で天皇杯のシード権を手に入れることができました。


1997/7/13

金炳秀の移籍後初ゴールでNTT関東を下し3連勝

 悪い内容ながらも2連勝と波に乗りたい大分はホーム佐伯にNTT関東を迎えます。天皇杯のシード権を手に入れたい大分は勝ちを落とすことはできません。
 大分の先発はGK小山、DF柴、米沢、加藤豪、MFは佐藤康、李久和、崔、立石、木島、FW皇甫、加藤剛の布陣です。

 雨上がりに日が差す蒸し暑い中での試合ですが、前半はNTT関東のペースで試合が進みます。大分はパスミスが多く、中盤でボールを支配することすらままならず、終始押されっぱなしの展開となります。NTT関東は早いパス回しで大分ゴールを何度も襲いますが、GK小山のナイスセーブとゴールポストに阻まれ、得点することができません。
 そんな展開で前半が終了するかと思われた前半のロスタイム、右サイドの李久和からゴールを背にパスを受けた皇甫がペナルティエリア内で相手DFをかわし、振り向きざまに左足でシュート、これがゴールに突き刺さり大分は押されながらも先制することに成功します。

 後半開始直後、NTT関東は、中央でボールを受けた岡本がドリブル突破、大分DFがボールに触る前にシュートしこれが決まり、あっけなく同点にされてしまいます。その後は蒸し暑い中で両チームとも疲れが出てきて、消耗戦の様相を呈してきます。大分は後半から金炳秀を投入しリズムを掴もうとしますが、なかなか大分のペースに持ち込むことができません。
 しかし後半22分に俊足の岡本が入ると、サイドからの突破の形ができ始め、次第に大分のペースとなってきます。そして延長直前の後半ロスタイム、ハーフウェーラインを少し過ぎたあたりでボールをもらった金炳秀がドリブルで相手DFを突破しグラウンダーのシュート、これがきれいに決まって90分内で勝利をものにしました。

 大分はパスミス、コントロールミスが目立ちとてもプロとは思えない内容の試合ながら、相手の決定力不足にも助けられ、なんとか3連勝を飾ることができました。しかし今後に向けて課題を残した結果となりました。


1997/7/6

相変わらずの決定力不足で延長突入もVゴールで2連勝

 羽賀コーチが復帰しないままユン・テジョ監督代行が今節も指揮をとる大分はアウェーでJFL一年生のジャトコと対戦です。前期も残り3試合、今季初の連勝で勢いをつけたい大分です。
 大分の先発はGK小山、DF後藤、加藤豪、米澤、MF立石、佐藤康、木島、崔、佐藤義、FW皇甫、加藤剛の布陣です。前節後半から左ウイングバックに入り大活躍した佐藤康は今節も同じポジションに入りました。

 立ち上がりから大分ペースで試合は進みます。ボールの支配率は高いものの相変わらず攻めがちぐはぐで、なかなかフィニッシュまで持ち込めません。試合は両者無得点のまま後半に突入します。

 後半に大分はコスモ石油四日市から移籍の金炳秀を初めて投入します。高いテクニックを持つ彼の登場で次第に大分のリズムが整ってきます。
 後半25分、崔がドリブル突破から放ったシュートのこぼれ球を皇甫が押し込みますがオフサイドの判定、さらに30分には金炳秀がミドルシュートを試みますがゴールポストに弾かれてしまいます。

 結局試合は両者無得点のまま延長に突入します。大分は延長でもゲームを支配しますが得点には至りません。しかし延長前半終了直前、後半30分から木島に代わって入った岡本が相手DFラインを崩してセンタリング、これを中央で待っていた崔が落ち着いて左足でシュート、これが鮮やかに決まり、大分は2連勝しました。


1997/6/29

逆転の末水戸を下し、連敗は免れる

 前節、福島FC相手に押しぎみに試合を進めながらも敗れた大分ですが、今日はホーム佐伯にJFL新加入の水戸ホーリーホックを迎えての対戦です。水戸はここまで勝ちなしの11連敗と不調です。
 大分の先発はGK小山、DF米沢、佐藤康、後藤、MF加藤豪、川崎、崔、立石、木島、FW皇甫、加藤剛の布陣です。

 気温31度と暑いフィールドの上で立ち上がりこそ大分のペースで試合が進みますが、徐々にリズムが狂ってきます。そして前半16分、水戸右サイドからのセンタリングをファーサイドの二宮が折り返し、それをゴール前の山崎が頭できれいに合わせ、水戸が先制します。また、前半25分、今度も水戸右サイドから上がったセンタリングを山崎が折り返し、それを二宮が蹴り込んで2点目。いずれもゴール前にDFが何人もいるのに棒立ち状態で与えた失点です。
 2得点で自信をつけたか水戸は積極的な攻めで大分を翻弄します。対する大分はパスミスや雑なプレーが目立ち、攻撃の歯車が噛み合いません。しかし、前半の42分、中盤からドリブルで上がったDF佐藤康の約30mの豪快なロングシュートが決まるや、大分がリズムを取り戻し始めます。

 後半に入ると佐藤康が左ウイングバックに入り、前半にも増して積極的に前線に上がっていきます。後半3分、加藤剛がスピードに乗ってPAに進入、これを水戸がたまらずファールで止めPK。これを皇甫が豪快に決め、いい時間帯で大分は同点に追い付くことに成功します。さらに後半23分には、米沢とのワンツーから皇甫が右足でシュートを決め、勝ち越し。終了間際の40分には、加藤剛がゴール前の混戦から左足で加点し、試合を決めました。結局4-2で大分が水戸を下し、3勝目を挙げました。

 大分は羽賀監督代行が心労からか試合前日に突如十二指腸かいようで入院、フィジカルコーチのユン・テジョさんが監督代行を務める事態となりました。また選手もなかなか勝てないことで自信を喪失しているのか、実力通りのプレーができず、試合内容は褒められたものではありませんでした。しかし、佐藤康の積極的なプレーが大分のリズムを変え、今回の勝利を呼び込んだと言えます。


1997/6/21

押しぎみの試合内容ながら福島FCに敗れ、連勝はならず

 前節で連敗を脱した大分はアウェーで福島FCと対戦です。今季好調の福島ですが大分は連勝し波に乗りたいところです。
 大分の先発はGK小山、DF米沢、佐藤康、永田、MF加藤豪、川崎、崔、立石、木島、FW皇甫、加藤剛の布陣です。

 立ち上がりから大分ペースで試合は進みます。初めて先発出場した川崎がいい仕事をし、大分は積極的に得点のチャンスをうかがいます。その川崎から皇甫へ絶妙のスルーパスが出ますがゴールポストに嫌われたり、大分はなかなか決定的なチャンスを得点に結び付けることができません。
 そんな押しぎみの展開ですが、前半35分、福島の瀬川からゴール前でフリーの竹原にパスが通りそれを冷静にシュート、これが決まり大分は先制を許してしまいます。

 後半に入っても大分は押しぎみに試合を進め、後半4分には皇甫がシュートを放ちますがGK正面で得点なりません。その直後、福島はカウンターからドリブルで切れ込んだ竹原が鮮やかに決め、大分は2点差とされます。しかしその1分後の後半6分、大分はゴールを背にボールを受けた川崎が振り向きざま相手DFをかわしながら左足でシュート、これで1-2とします。
 これで勢いに乗りたい大分ですが、相変わらず最後の詰めが甘く得点できない間にまたも失点します。後半33分、左サイドからのセンタリングにファーサイドの竹原がヘッド、これが鮮やかに決まり、追い付きたい大分はさらに点差を広げられてしまいます。
 どうしても勝ちたい大分は必死に攻めます。そして後半41分、30mのFKを崔が豪快にゴール左隅に決め2-3。さらに後半43分、崔の蹴った左CKからのボールを米沢が頭で押し込み、大分は土壇場で3-3の同点に追い付きます。

 勢いを延長に入っても持続させたい大分ですが、延長前半9分、入ったばかりの福島の川口にゴール前でドリブル突破を許し、ボールはゴール左隅へ。大分はまたもVゴール負けを喫してしまいました。

 今季は押しぎみに試合を進めながらも負けるケースがとても多いです。今日も福島のシュート12本に対し大分は17本と記録の上でもそれを示しています。しかしながら、最後の詰めの甘さから得点できず、またDFの乱れが失点を重ね、今季の低迷の原因を作っています。特に、強化したはずのDFが機能していないのはちょっと情けない感じがします。しかし、攻撃陣はここ3試合で8得点し決定力不足は解消しつつあるので、今後のDFの頑張りが大分の不振脱出の鍵を握っていると言えます。
 今日の試合では、今季初めて先発出場したMF川崎のセンスあふれるプレーが収穫でした。今年高校を卒業したばかりの新人ですが、若い力で流れを変えていって欲しいと思います。


1997/6/15

完封試合で連敗を脱出。順位も12位に浮上

 ヴァンフォーレ甲府を佐伯に迎えての第10節、8連敗中の大分はどんな形でもいいから勝って連敗を脱したいところです。対する甲府は現在破竹の7連勝中と手強い相手です。
 大分の先発はGK小山、DF後藤、佐藤康、永田、MFは加藤豪、李宇瑛、崔、李久和、木島、FWは皇甫、加藤剛の2トップです。

 序盤は大分ペースで試合は進みます。前半19分、中央からパスを受けた今日は右サイドに入っている木島がドリブルで前進、センタリングを上げたところに加藤剛がドンピシャのタイミングでヘッド、これが見事に決まり、大分が先制します。これで加藤剛は2試合連続のゴールとなります。その後はいつもの決定力不足を露呈、押しぎみに試合を進めているにもかかわらず得点できないまま前半を終了します。

 後半に入っても大分が押しぎみに進めるもののなかなか得点に至りません。しかし後半10分、左サイドでボールを受けた崔がドリブルで中央に切れ込みながらDFを縫うようにかわした後、約25mのミドルシュートを右足で叩き込みます。この相手GKも反応できない強烈なシュートで大分はいい時間帯にリードを広げます。

 しかし、ここで思いがけない事態が起こります。後半から李宇瑛に代わって佐藤義が入りましたが、この交代が審判に未申告だったため、李宇瑛、佐藤義の2人にイエローカードが出てしまいます。そしてその後の後半25分、佐藤義がラフプレーで今日2枚目のイエローをもらってしまい退場、大分は残り20分を10人で戦うことを強いられます。

 運動量が低下する時間帯に10人となった大分はバックラインも下がり防戦一方となります。それでも最後の砦GK小山を筆頭に守備陣がよく耐え、甲府の決定力不足にも助けられてなんとかそのまま試合終了、連敗を8で止めました。

 完封という最高の形で連敗を脱出できたことで、羽賀監督代行および選手達は自信を取り戻したことと思います。次節以降もまたいい試合をしてくれることでしょう。


1997/6/7

PK戦にもつれ込むも敗れ、泥沼の8連敗

 刈谷でのアウェーゲームは、昨年同時にJFLへ昇格した因縁のデンソーとの対決です。大分は現在7連敗中、今日の試合に勝って連敗を脱したいところですが、今季調子のいいデンソーがそれを簡単に許してくれるとは思えません。

 大分の先発はGK小山、DFに後藤、永田、佐藤康、MFは右に岡本、左に木島、ボランチに怪我から復帰の立石、2列目に崔と李宇瑛、FWは皇甫と加藤剛です。
 前半11分、岡本からのセンタリングを李宇瑛がシュート、これがゴールポストに当たって跳ね返ったところに走り込んだ加藤剛が押し込み、大分が先制します。その後はしばらく大分ペースの展開が続きますが、デンソーの厳しいチェックに追加点を奪えません。そして前半32分、デンソーのFKを大分DFがクリアミス、こぼれ球を佐藤に決められ、同点に追い付かれます。さらに前半35分、GK小山がファンブルしたボールを詰めていた小林に決められ、大分はあっという間に逆転されてしまいます。
 後半に入ってもデンソーの動きが良く、後半4分、右からのセンタリングを北村が合わせシュート、大分は2点差とされます。
 大分は後半10分に李宇瑛に代えMF佐藤義生を投入、反撃を開始します。そして後半13分、岡本からのセンタリングを受けた皇甫が中央の崔にパス、これを崔が得意の左足でシュート、これが決まり大分は1点差に詰めよります。ここから流れが大分に傾きます。後半34分、大分はペナルティエリアの近くでFKのチャンスを得、これを崔が直接狙ったボールがゴールに吸い込まれ、大分はとうとう同点に追い付きました。しかしその後はなかなか得点に結び付けることができずに、試合は延長戦にもつれこみます。しかし延長戦は両者とも疲れが見え始め、チャンスにも得点できず、PK戦に突入しました。

 大分は小山がデンソーの最初のPKを見事セーブ、大分はその後、皇甫、木島、川合、後藤と確実に決めましたが崔が外してしまいます。そしてデンソーの6人目が決めたあと、立石が外してしまい、大分は土壇場で勝利をのがしてしまいました。

 これで大分は8連敗となってしまいました、、、今日はFW陣はいい仕事をしていたのですが、DF陣が不調、これが3点という失点を招いた結果となりました。しかし、試合内容自体は悪くないため、今後なんらかのきっかけを得れば、連勝できる手応えは感じました。


1997/6/3

7連敗の責任をとって朴監督が辞任

 大分FCの朴監督が7連敗の責任をとって辞任することが明らかになりました。
 朴監督は前監督の文氏のあとを受けて今年1月の大分FCの監督に就任しました。今季5位以内を目標に新体制で臨みましたが、強豪との対戦もあり7連敗、順位は過去最低の14位に低迷しています。
 後任は未定ですが、羽賀コーチが監督の職務を代行する模様です。


1997/5/30

山形に敗れ、とうとう7連敗に

 モンテディオ山形をホームの佐伯に迎え、大分は連敗脱出をはかります。
大分の先発はGK小山、DF永田、佐藤康、後藤、木島、MFは李久和、岡本、李宇瑛、崔、2トップに皇甫と川合の4-4-2のフォーメーションです。

 試合は前半からやや大分のペースで進みますが、相変わらずの決定力不足から再三の得点チャンスを生かすことができずに、0-0のまま前半を折り返します。

 後半に入って大分は川合を下げて大串を投入、しかし後半48分、ゴール前でフリーのアンジェロにセンタリングが通り、これをボレーで決められ、大分は痛い先制を許してしまいます。この後も大分は押しぎみに試合を進め、後半31分には大分高出身の期待の新人、川崎を投入し更に攻めたてますが得点に至らず、試合はこのまま終了し、大分はとうとう7連敗を喫してしまいました。

 昨年から指摘されていた決定力不足は深刻で、また連敗から来る自信のなさがさらに内容を悪くしているように思えます。前節の鳥栖戦でも鳥栖のシュート4に対し大分は16と圧倒的にシュート数が上回っているのにもかかわらず完封負けを喫してしまうのが、深刻な状況を象徴していると言えます。時には攻撃偏重などの思いきった選手起用などの打開策が必要と思われます。


1997/5/25

今季初の九州ダービーは鳥栖に軍配で大分は6連敗

 5連敗中の大分はアウェーでサガン鳥栖と対戦です。鳥栖とは昨季1勝1敗ですが、連敗を止めるためにもがんばってもらいたいところです。
 大分の先発はGK小山、DFは後藤、怪我から復帰の佐藤康、米沢、MFは加藤豪、李宇瑛、出場停止のとけた崔、杉山、永田、2トップに皇甫と川合の3-5-2のシステムです。

 立ち上がりから大分のペースで試合を進めますが、決定的な場面を得点に結び付けることができません。押しぎみの大分ですが、前半42分、左サイドからのボールを佐藤に決められ、先制を許してしまいます。
 後半に入って大分はさらに押しぎみで試合を進めますが、なかなかシュートまで持ち込むことができず、決定的なチャンスもFW陣が外しまくり、鳥栖が虎の子の1点を守りきり、今季の九州ダービー第1ラウンドは鳥栖が制しました。大分はまさに泥沼の6連敗です。


1997/5/16

とうとう泥沼の5連敗

 本田技研浜松をホームの佐伯に迎えての第6節、大分はホームで連敗を止めたいところです。
 キャプテン崔を出場停止で欠き、守備の要佐藤康、司令塔立石を怪我で欠く大分の先発は、GK小山、DFは後藤、永田、米沢、木島、MFに岡本、李宇瑛、元田、杉山、2トップに皇甫と川合の4-4-2のシステムです。

 立ち上がりから本田のペースですが、前半30分、大分は左サイドからのセンタリングを右サイドの岡本が落としたところに、後方から走り込んだ李宇瑛が鮮やかなミドルシュートを決め先制します。

 後半に入っても本田優勢の構図は変わらず、後半9分に本田の左CKを大仲がヘディングで合わせ同点に追い付かれます。その後も大事なところでパスミスを繰り返す大分はペースをつかむことができないまま、後半35分にはジャッケスのヘッドのこぼれ球を青島にあっさりと決められ、結局1-2で敗れました。大分はこれで5連敗となりました。


1997/5/11

鳥栖でのホームゲームを飾れず3連敗

 第4節は鳥栖スタジアムでホームゲームを行いました。対戦相手は3連勝中の強豪コンサドーレ札幌です。前節情けない内容で敗れた大分ですが、今日は鳥栖サポーターも見守る中恥ずかしい試合はできません。
 大分の先発はGK小山、DFは後藤、永田、米沢、木島の4バック、MFに立石、李宇瑛、崔、杉山、2トップに皇甫と川合の4-4-2のシステムです。

 立ち上がりは互角の展開ですが、徐々に札幌のペースとなります。前半25分、ペレイラの強烈な直接FKが大分ゴールを襲いますが、GK小山がよく反応して防ぎます。しかし前半36分、バルデスからのパスが大分DFの裏に通り、そこへ走り込んだ吉原がシュート、大分はまたしても先制されます。一方大分はその3分後、ゴール前で川合が倒されPKを得ます。これを皇甫が豪快に決め同点へ。リズムに乗るかと思われたのも束の間、前半43分、激しいチャージに業を煮やした崔が相手を蹴りレッドカードで退場となってしまいます。

 後半に入ると数で劣る大分は押されぎみでなかなかチャンスを作ることができません。しかし札幌の富樫が後半8分に、大分の米沢が14分に2枚目のイエローで退場となり、試合は荒れ模様となります。そして後半27分、札幌の右CKを左サイドのマラドーナがフリーでセンタリング、これに中央の渡辺がダイレクトで合わせゴール、札幌が追加点を上げます。大分もその後、川合に替えて大串を、李宇瑛に替えて岡本を投入しカウンターで再三チャンスを作りますが数的な不利からゴールまでは至らず、結局このまま試合が終了しました。

 今日は崔の退場が全てでした。札幌はバルデスの調子があまり良くなく、数的不利がなければ勝てていたかも知れない内容でした。前半は相手FWを米沢、後藤の両DFが良くマークしていただけに、崔と米沢の退場は守備の負担を増した形となりました。しかしながら内容的には悪くなく、今後につながる試合だったと思いました。

 
1997/5/5

気力の感じられない試合で2連敗

 等々力競技場で行われた川崎フロンターレ戦、前節仙台に敗れ1勝1敗の大分は負けを先行させたくない大事な試合です。
 大分の先発はGK小山、DFは後藤、永田、佐藤康、木島の4バック、MFに李久和、立石、李宇瑛、崔、2トップに皇甫と杉山の4-4-2のシステムです。

 試合は序盤から川崎のペースで大分は攻撃の形を作ることができません。そして27分、ゴール前のこぼれ球をムタイルに決められ先制されます。その後も30分に右CKからシャイデにヘッドで合わされ、前半で2点を失います。

 後半に入って李宇瑛に代えて岡本を、佐藤康に代えて米沢を投入しますが川崎ペースは変わらず、大分は攻撃の糸口をつかむことができません。そして後半21分に、ベッチーニョのスルーパスを中西が決め0-3となります。大分もその後李久和に代え大串を投入しますが流れは変わらず、ロスタイムに入ってムタイルの今日2点目となるシュートが決まり、結局0-4で完敗しました。

 大分は相変わらずの決定力不足と守備陣の乱れから完封の4失点と情けない内容。選手にも勝とうとする前向きな姿勢が見られず、負けて当然の試合でした。次節札幌戦はホームながらも鳥栖で開催されます。鳥栖のサポーターも観戦に訪れると思われる試合で情けない試合はできません。札幌から移籍の選手の奮起を期待したいところです。

 
1997/4/26

仙台にVゴール負けでホーム初戦を飾れず

 佐伯で開催された第2節は昨季6位のブランメル仙台と対戦です。昨季は惜しい試合内容ながらも勝てなかった相手に一矢報いたいところです。対する仙台は第1節でNTT関東に0-3で負けており、今日は負けることが許されません。
 大分の先発はGK小山、DF永田、佐藤康、木島、後藤、MF立石、李宇瑛、崔、杉山、FW皇甫、川合の4-4-2の布陣です。

 前半風下の大分は押されぎみながらも最終ラインがしっかりしており、危なげない試合運びで前半を両者無得点で終了します。

 後半11分に試合が動きます。仙台のカウンターのロングボールをDF後藤がクリアしたこぼれ球を、詰めていた千葉が鮮やかなボレーシュート、これが決まり仙台が先制します。しかし大分もそのあとすぐ、ゴール前で相手DFを振り切った杉山がGKの左を抜くシュート、これがゴールポストに当たり跳ね返ったところを詰めていた皇甫が押し込みますがこれを仙台のシュミットがハンドでクリア、審判はこれを取らずに抗議した李宇瑛が警告を受けます。その後は一方的に大分のペース。後半23分、右サイドを上がってきた永田のセンタリングをゴール前中央で皇甫が落とし、これを崔が再度皇甫に戻してシュート、大分がいい時間帯で同点に追い付きます。
 その後も大分が優勢に試合を進め、後半30分には立石のミドルシュート、そして後半から川合に代わった岡本の右サイドの突破から再三チャンスを作りますが、得点に至りません。

 そして後半7分、仙台の右CKから斉藤にヘディングシュートを決められ、大分は延長Vゴールで敗れました。


1997/4/23

第2節の対ブランメル仙台戦をインターネットで生中継!

 ホームで開催される第2節のブランメル仙台戦がインターネットで生中継されることが決定しました。「StreamWorks」というフリーソフトが必要ですが、詳細は以下のURLに4月24日中に記載されますのでご覧ください。(ひょっとしてJFL初の試みかも??)

http://www.coara.or.jp/live/


1997/4/20

内容に課題を残すも初のVゴールで開幕戦を制す

 今季の開幕戦は高知で昨季7位のヴォルティス徳島と対戦です。今季の大分の活躍を占う意味で重要な試合となります。

 大分の先発はGK小山、DF後藤、佐藤康、永田、木島、MF立石、李久和、李宇瑛、杉山、FWが皇甫、川合です。今季は昨季の3バックから4バックの布陣に変えています。主将の崔は天皇杯ヴェルディ川崎戦での退場処分で出場できません。
 前半は大分のペースで試合は進みますが、徳島の固い最終ラインを突破できずなかなか決定的な場面を作ることができません。前半28分、DF佐藤のハンドの反則から徳島がゴール前約25mの地点でフリーキックのチャンスを得ます。これを川地が直接ゴールを決め、大分は先制を許してしまいます。しかし大分は前半32分、右サイドを切れ込んでいった木島が中央に折り返したところを杉山がヘディング、これがゴール右隅に決まり、いい時間帯で同点に追い付くことに成功します。
 この後も大分はDF木島、永田の積極的なオーバーラップから追加点のチャンスを作ろうとしますが、徳島の厚い守りに阻まれ得点できません。

 後半早々大分はゴール前でフリーキックを得ますが李宇瑛のキックはゴールポストの上、また後半12分にも立石のミドルシュートがクロスバーに当たるなど決定的なチャンスを得点に結び付けることができません。後半17分には李久和に代え駿足の岡本を投入し右サイドからの突破を試みますが、中盤でのパスのつながりが悪く得点に至らず、試合はこのまま延長戦に突入します。

 昨季は延長戦で勝ちのない大分ですが、今回はあっけない幕切れとなりました。延長前半5分、相手GKがペナルティエリア内で川合を倒す反則、PKとなります。これを皇甫が豪快に決め、初めてのVゴール勝ちを納めました。

 今季も開幕戦を勝利で飾ることができましたが、内容的には課題の残る結果となりました。DFの補強により最終ラインは安定してきましたが中盤の組み立てがいま一つで、前線に生きたボールが出ていなかったように感じました。攻撃のバリエーションは増えてきてはいますが、パスのつながりが悪く、決定的なチャンスを多く作れなかったことも課題の一つと言えるでしょう。でもそんな状況下でもなんとか結果を出したことは今後に向けて明るい材料となりそうです。

 
1997/4/12

新入団選手の発表

 4月20日のJFL開幕を前に、新入団選手が発表されました。

 米沢 剛志(28) 大阪府出身 DF ガンバ大阪
 黒岩 大吾(21) 神奈川県出身 GK 法政大

の2選手です。黒岩選手は横浜マリノスユースでレギュラーで活躍した選手だそうです。


1997/3/2

今季のJFL試合日程決まる

 今季のJFLの日程が2/28に発表されました。大分FCは開幕戦でヴォルティス徳島と高知県立春野陸上競技場で対戦します。ホームゲームは大分市営陸上競技場の芝の張り替え工事があるため、前期は佐伯で開催されます。詳しくは1997年のScheduleと試合結果をご覧ください。

 また、大分FCはセレクションで合格したDF加藤豪宏(22)とMF高木健旨(20)の入団を発表しました。ともにガンバ大阪からの移籍です。


1997/2/23

サンフレッチェ広島に1-2で惜敗

 別府でキャンプをしているサンフレッチェ広島とのプレシーズンマッチが、2500人を越える観衆が見守る中2/23に別府野口原総合運動場で開催されました。ナビスコカップ開幕を目前に控えた広島はFW高木やGK前川を始めとするベストメンバーです。対する大分はGK小山、DF後藤(札幌)、永田、佐藤康(広島)、木島(札幌)、MF岡本、立石(東京ガス)、崔、皇甫、FW李宇瑛、加藤(札幌)の布陣です。

 開始早々、サントスからのパスをゴールを背に胸でトラップした高木が振り向きざまうまいステップで大分DFをかわしてシュート、これが決まり広島が先制します。その後大分は中盤で積極的にパスを回しいい攻撃の形を作ります。そして前半11分、右サイドからの崔の直接フリーキックをファーサイドに走り込んだ皇甫が押し込み大分が追い付きます。その後両者ともチャンスを得点に結び付けることができず、前半を1-1で折り返します。

 大分は前半の途中に立石に代えて李久和を、後半は皇甫に代えて杉山、永田に代えて田崎を投入します。前半は大分4に対し広島6程度のボール支配率でしたが、後半は広島のペースとなります。それでも大分は後半5分に広島の反則からゴール正面のいい位置からのFKを得ます。これを崔が直接ゴールを狙う強烈なシュート、これをGK前川がはじいたところに岡本が走り込みますが、前川のナイスセーブに阻まれ無得点、大分は絶好のチャンスを生かすことができませんでした。その後も広島のペースで試合は進み、後半32分、アーノルドが右足で鮮やかなボレーシュートを決めます。これが決勝点となり惜しくも大分は敗れました。

 日本代表を擁する広島を相手に新加入の佐藤康、後藤を中心にDF陣は堅い守りを披露しました。従来幾度となく指摘されてきた守備の弱さはかなり改善されてきたと言えるでしょう。それに比べると攻撃は調整不足からかコンビネーションがあまりよくなく、決定力不足は相変わらずといった感じでした。
 いずれにしても新加入選手が刺激を与え、開幕戦に向けて手応えを感じる試合となりました。


1997/1/29

1997年の初陣を白星で飾る

 大分FCは27日、韓国実業団の強豪、韓国中小企業銀行と親善試合を行いました。朴監督のもと新体制なった大分FCの今年の活躍を占う意味で重要な試合となりました。

 大分は前半札幌から移籍のMF木島以外は従来の選手を起用しましたが、調整不足からかパスミスが多く中小企業銀行に押されぎみで、シュート数が中小企業銀行の9に対して2と積極性に欠けていました。
 後半は新加入の選手を試すべく選手の総入れ替えを実施、東京ガスから移籍のMF立石をボランチに配し、積極的な攻めを展開します。立ち上がりこそコンビネーションがうまくいかず自陣内での攻防を余儀なくさせられましたが、後半24分、FW加藤(札幌)が中央に落としたボールをMF大串がゴールし先制。39分には加藤の左サイドからのセンタリングをFW川合(札幌)が頭で合わせ2点目をゲット。41分には相手に得点を許しましたが、44分にDF田崎のパスを川合がスルー、それをフリーの加藤が右足でシュートし、結局大分が3-1で勝ちました。

 今日の試合は親善試合とはいえ、朴新監督の采配による初めての試合と言うことで注目の一戦でした。まだ調整不足でもあり、また新加入の選手は移籍後の初試合ということもあり、なかなか本来の実力は発揮できなかったと思われますが、全得点に絡む仕事をした元札幌のFW加藤選手をはじめ、新加入の選手の活躍が目立つ結果となりました。


1997/1/27

大分FCの公式プレスリリースを掲載

 今年から、大分FCの公式プレスリリースを非定期に掲載します。2月のサンフレッチェ広島とのプレシーズンマッチの案内もあります。



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