1996/12/30

新入団選手を発表

 大分トリニティは27日、新入団選手の発表を行いました。全てプロ契約で、契約期間は来年2月1日から1年間です。

 佐藤義生(21) MF 広東(中国一部リーグ) 茨城県出身
 川合孝治(26) FW コンサドーレ札幌 埼玉県出身
 加藤 剛(26) FW コンサドーレ札幌 愛知県出身
 木島 敦(27) FW コンサドーレ札幌 埼玉県出身
 後藤静臣(30) DF コンサドーレ札幌 福岡県出身
 立石敬之(27) MF 東京ガス 福岡県出身
 水島伸吾(18) FW 滝川第二高 神奈川県出身
 川崎元気(17) MF 大分高 大分市出身
 芦刈範智(17) DF 大分高 大分市出身
 羽賀康徳(35) コーチ コンサドーレ札幌


1996/12/15

サンフレッチェ広島との練習試合、0-2で敗れる

 マツダ健保スポーツセンターで行われた広島vs大分戦。開始早々は大分が中盤を支配し、MF岡本のオーバーラップから得点のチャンスを再三伺うが、相変わらずの決定力不足から得点には至りません。しかし前半13分、センターサークル付近でボールを受けたMFサントスが華麗なドリブルで大分のDF陣を振り切りシュート、ゴール左上に決まって1点を先制されます。

 その後はお互いにチャンスを作りながらなかなか得点出来ませんでしたが、前半42分、ロングパスを受けた広島の久保が大分DF陣を巧みにかわしてシュート、これが決まり広島が2点をリードして前半を折り返します。

 後半に入ると大分はGKが小山から水取に、足を痛めたMF崔に代わり鈴木が入ります。MF崔が抜けたことで大分は中盤の支配率が減り、広島のペースとなります。しかし広島もシュートに正確性を欠き追加点を奪うことができません。試合はこのまま終了し、広島が2-0で大分を下しました。


1996/12/10

新監督に朴景和(パク キョンファ)氏が就任

 朴氏は1962年から68年まで韓国代表のMFとして活躍、その後指導者として72年から74年まで韓国代表コーチとして当時監督だった文監督と共に代表チームを支えました。

 朴氏は来季の目標を5位以内とし、大分トリニティの上位進出を目指していることを明らかにしました。朴氏の契約は来年2月1日から1年間です。


1996/11/18

天皇杯3回戦、ヴェルディ川崎に完敗

 天皇杯3回戦はシードのJリーグ勢が登場します。大分はヴェルディ川崎と鳥取バードスタジアムで対戦しました。

 ベストメンバーで臨む川崎に対し、立ち上がりこそ思いきったプレーが見られた大分ですが、だんだんと実力で勝る川崎にボールを支配され、前半6分、北沢の頭で先制されました。
その後も川崎ペースで試合は進み、30分にはカズに追加点を入れられます。そして前半32分にMF崔が非紳士的行為で退場、大分は川崎相手に残りを10人で戦わざるを得ない状況となりました。

 10人で川崎の怒涛の攻撃に耐えていた大分は後半3分、駿足のMF岡本の突破から出たパスをMF大串がダイレクトシュート、これは惜しくもはずれ、大分は最大のチャンスを生かせませんでした。その後も川崎の攻撃はとどまるところを知らず、後半21分にはビスマルクの右足に、後半40分にはカズにPKを決められ、結局0-4で完封されました。

 終わってみれば川崎のシュート数37に対し大分3と、実力差が歴然とした試合でした。それでもレオン監督が褒めたGK小山のセービングや、岡本の突破、皇甫ら韓国勢のうまさはJリーグでも通用することがわかったことは収穫でした。

 また、今季限りで文正植監督が辞任することが発表されました。公式戦での采配はこの川崎戦が最後となります。文監督は大分トリニティ発足当初からかかわり、日本サッカー界最短の2年弱でチームをJFLに昇格させるなど、優れた手腕を発揮しました。


1996/11/10

天皇杯2回戦、ヴォルカ鹿児島に快勝

 天皇杯2回戦は佐伯でヴォルカ鹿児島と対戦です。九州リーグNo.1の呼び声高い攻撃力を封じ込め、JFLの貫祿を見せたいところです。
 1回戦同様、FWに皇甫、李宇瑛、崔を揃えたベストメンバーで臨みました。

 開始直後からスピード、技術で上回る大分が鹿児島を圧倒します。前半3分に皇甫がDF、GKをかわしてゴール。開始早々大分が先制します。その後も一方的に押す大分は前半20分、李宇瑛がDFをかわし追加点を挙げます。鹿児島もその後決定的なチャンスを数度作りますがゴールを割ることができません。

 前半を2-0で折り返した後半5分、左サイドを突破したMF向が上げたセンタリングが中央の李宇瑛の頭にドンピシャ、GKが弾いたボールをMF大串が押し込み3-0。13分には左CKからのボールを中央の皇甫がヘディング、またもGKが弾いたボールを皇甫が自ら技ありのボレーシュートを決め4-0。その4分後にはゴール正面に走り込んだ李宇瑛が今日2点目のシュートを決め、5-0と鹿児島を突き放します。後半36分には途中出場のFW杉山からのパスを首藤謙が冷静に決め、ついに6-0となります。
 しかし攻撃的なサッカーを持ち味とする鹿児島は最後まで攻撃の手を緩めず、終了間際の後半44分、FW西がDFの隙を突いて抜けだし、ゴールを決めます。結局6-1で大分が快勝しました。

 勝ちはしたものの1失点を許したDF陣の気の緩みが、今後2回戦以降に向けての課題となりそうです。


1996/11/3

天皇杯1回戦、徳島商高に快勝

 初戦の相手は徳島商業高校です。大分はFWに皇甫、李宇瑛、崔を揃えたベストメンバーで臨みました。

 前半20分、李宇瑛のシュートで先制した大分はその後も攻撃の手を緩めず、前半28分に皇甫が右サイドから左ゴールネットに突き刺さる強烈なシュートで追加点を奪います。皇甫は前半31分、後半13分にも得点し、ハットトリックを達成、後半29分にはMF原がPKを冷静に決め、徳島商高を突き放します。しかし試合終了間際の後半44分、右サイドからのセンタリングを徳島商高のDF矢沢が押し込んで、大分は得点を許しました。

 勝ちはしたものの1失点を許したDF陣の気の緩みが、今後2回戦以降に向けての課題となりそうです。


1996/10/27

李咏眞の引退試合を勝利で飾れず、初年度を10位で終える

 ホームで行われた最終戦、大分は既に10位が確定していますが、96年度の最後を締めくくる上で何としても勝ちたいところ。またこの試合を最後に引退する李咏眞選手のためにも負けられません。
 大分の先発はGK小山、DF内野、竹ノ下、永田、MF元田、原、李咏眞、岡本、FWは崔、皇甫、山本の3-4-3のシステムです。

 前半は両者互角の戦いです。大分は久しぶりの出場となる李咏眞を起点に攻撃の形を作ろうとしますが、なかなかシュートチャンスに持ち込むことができません。対する山形はMF塩川が豊富な運動量を生かして得点に絡もうとしますが、大分の最終ラインを割ることができず、両者無得点のまま前半を折り返します。

 後半に入ると技術と体力で上回る山形が次第に攻撃の形を作り始め、短いパスを確実につなぐ攻撃で大分のゴールを再三脅かします。後半21分、集中力が切れてきた大分DFとMFのあいだに空いた空間に山形のMF庄司がセンタリング、これを後ろから走り込んできたMF広沢がボレーで決めて山形が先制します。大分も何とか得点しようと攻め込むのですが、連戦の疲れからかパス回しに正確性を欠き得点に至りません。そして後半43分にはカウンターから山形のMF佐藤克がドリブルでゴール前に持ち込み、GKと1対1を確実に決め試合を決定付けました。

 大分は結局13勝17敗の10位という成績で今季を終えることになりました。今日の試合を最後に現役を引退する李咏眞の花道を飾ることはできませんでしたが、JFL初年度でのこの成績は素晴しいものです。

 李咏眞は昨年11月に大分トリニティに入団以来、主将としてJFLへの昇格や今季の活躍を支えてきました。今後どうするかは未定ですが、何らかの形で大分に残ってほしいと思います。


1996/10/24

NTT関東にVゴール負けで今季の10位が確定

 台風の余波で延期となっていた第22節のNTT関東戦が10/24に埼玉で行われました。3連勝と波に乗る大分は勝率5割に向けて今日の試合も落とすことができません。
 大分の先発はGK小山、DF内野、竹ノ下、永田、MF元田、原、大串、岡本、FWは崔、皇甫、李宇瑛の3-4-3のシステムで、前節と同じ先発メンバーです。

 立ち上がりは大分のペースで試合が進みます。前半23分、崔の右CKをニアで永田がヘッ ドで中央へ落とし、それを皇甫がダイビングヘッドで押し込み大分が先制します。このJFL昇格後初めてのCKからのゴールで波に乗ると思われた大分ですが、中盤でのミスが目立ち、追加点を奪うことができません。逆に前半34分、DF元田のパスミスからNTTにボールを奪われ、FW塙がシュート、NTT関東が同点に追い付きます。

 後半に入っても両者得点することができず、試合は延長戦に。
そして延長3分、大分ゴール前で混戦となったところで大分DFが相手FWを倒してしまい、PKを取られます。それをMF井上に確実に決められVゴール負けを喫しました。

 これで最終戦を待たずに大分の負け越しと、今季10位が確定しました。


1996/10/20

3連勝で勝率5割に弾み

 JFL第29節は8mの強風が吹く中、刈谷でJFL同期生のデンソーと対戦です。前期は大分が2-0で勝利しています。後期は今日の試合を含めて残り3試合。全て勝つと15勝15敗の5分になる大分は今日勝って勢いを付けたいところです。
 大分の先発はGK小山、DF内野、竹ノ下、永田、MF元田、原、大串、岡本、FWは崔、皇甫、李宇瑛の3-4-3のシステムで、前節と同じ先発メンバーです。

 置いたボールでさえ流されるほど強い風が吹き荒れる中、風下の大分は前半苦しい戦いを強いられます。クリアしたボールがことごとく押し戻され、デンソーに終始ボールを支配されます。そして前半20分、デンソーが堀のシュートで先制します。その後もデンソーの勢いは衰えませんが、大分はDF陣が耐えて1失点のまま前半を終了します。

 後半に入ると風上に立った大分が反撃を開始します。序盤こそリズムを取り戻すのに時間がかかり攻めあぐねましたが、後半12分に左サイドの原からのセンタリングを受けた皇甫が相手DFを背負ったまま振り向きざまのシュート、これがネットを揺らし同点に追い付きます。その後も大分が優位に試合を進め、後半25分には右サイドの皇甫が中央の岡本にパス、それを岡本が冷静に決め、ついに逆転に成功します。そして後半36分、崔の絶妙のスルーパスを受けた皇甫が相手DFの間を突破、最後は李宇瑛が押し込み試合を決定づけます。その後風下ながらいい形を作って攻め続けるデンソーの反撃を凌いで、大分が勝ちをおさめました。

 今日は風下の前半を1失点に抑えたことが勝因の一つと言えるでしょう。デンソーは風上の前半再三チャンスを作りながら、決定力不足と大分守備陣のがんばりから1得点のみ。対する大分はチャンスを確実に得点に結び付け、今日は決定力の差が勝敗を分けたとも言えます。


1996/10/17

前期の借りを返し大分がコスモ四日市を完封

 JFL第28節は前期ふがいない内容で負けたコスモ石油四日市とアウェーでの対戦です。前節因縁の相手、鳥栖を倒した大分はその勢いを持続して借りを返したいところです。
 大分の先発はGK小山、DF内野、竹ノ下、永田、MF元田、原、大串、岡本、FWは崔、皇甫、李宇瑛の3-4-3のシステムです。MF吉川は前節の怪我で今季の残り試合には出場は難しいと思われます。

 序盤は両者互角の戦いを繰り広げますが、お互いに決め手を欠く展開です。前半26分、相手の隙を突いて崔がドリブルでDFラインを突破、得意の左足でシュート、これが決まり大分が先制します。四日市も反撃に転じるのですが今日も大分DF陣は安定しており、大分リードのまま前半を終了します。

 後半に入っても両者はお互いにチャンスを作るのですがなかなか得点には至りません。そして後半30分、相手DFのクリアしたボールをMF大串が拾ってシュート、嬉しい追加点を奪います。試合はこのまま終了し、大分が四日市を完封しました。

 今日は前節鳥栖戦に続きDF陣が安定した守備を披露、初先発のMF大串の初ゴールもあり、後半戦残り3試合に向けて調子が上向いてきました。そんな中で決定力不足は相変わらずのようで、今後の奮起を期待します。残り試合全て勝つと15勝15敗の五分となるだけに、なんとか頑張ってほしいところです。


1996/10/13

九州ダービー第2段は前期の雪辱を果たし大分が勝利

 JFL第27節は前期1-4の完敗を喫した鳥栖フューチャーズを佐伯に迎えて行われました。大分はまだ準会員相手に勝星がありませんし、今回は前期の借りを返す意味でも負けられません。対する鳥栖もJリーグに上がるためには絶対に落とせない試合です。
 大分の先発はGK小山、DF内野、竹ノ下、永田、MF元田、原、吉川、岡本、FWは下がりぎみの崔、皇甫、李宇瑛の3-4-3のシステムです。

 小雨の降る中、前半は両者互角の戦いを繰り広げますが先制したのは大分でした。前半26分、皇甫とのワンツーから崔が左足でシュート、これが決まり1-0。その後も互角の試合運びで両者決定的な場面を作りますがDF陣、GKの好守で得点が入りません。そして前半40分、李宇瑛が鳥栖のGK松永をかわしてシュート、大分がいい時間帯に追加点を入れます。鳥栖もいい攻撃の形を作り大分ゴールを脅かします。そして前半44分に鳥栖のFW森下のパスを受けた上原がゴールを決め、前半終了間際に2-1とします。

 後半に入ると鳥栖が攻撃のリズムをつかみ大分は防戦一方となります。鳥栖のたたみかけるような攻撃に何とか耐えていた大分ですが、後半9分にゴール前に後ろから走り込んできた森下の強烈なシュートが決まり、とうとう同点に追い付かれます。その後も鳥栖が優勢に試合を進めますが、大分もDF陣がよく踏ん張り追加点を許しません。
 後半30分頃から大分もリズムを取り戻し攻撃の形が整ってきます。そして後半34分、ゴール約20m前から皇甫が右足で地を這うような強烈なミドルシュート、とうとう大分が勝ち越します。
 このリードで大分の動きが良くなり、ボールの支配率が高まります。そしてGKを除く10人すべてが攻撃に参加して何とか追い付こうとする鳥栖の追撃を振り切り、大分が今期11勝目を挙げました。

 今日は久々の先発竹ノ下が鳥栖のFWバルデスをマーク、何度か振り切られることはありましたが要所をおさえ、バルデスに仕事をさせませんでした。後半33分にはバルデスの決定的なシュートをクリアする活躍もありました。これまで準会員相手に優位に試合を進めながら最後の詰めの甘さから勝星を挙げられませんでしたが、今日は最後まで集中力を維持、これが今回の勝利に結び付きました。


1996/10/8

富士通川崎に完敗

 JFL第26節は川崎市の等々力陸上競技場で富士通川崎と対戦しました。今日は久々に蓑口がFWで先発、皇甫、崔と3トップです。

 大分は連戦の疲れが残っているのか動きが悪く、前半13分、富士通の左CKからDF重野に決められ先制を許します。後半16分にも大分DFのカットしたボールを富士通のFWムタイルに押し込まれ0-2となってしまいます。反撃したい大分は後半25分に相手ゴール前のこぼれ球を崔が右足で決めて1-2としますが、反撃もここまで。富士通はPKでさらに一点を加え、結局大分は1-3で敗れました。


  1996/10/3

連勝で10勝目を挙げる

 徳島を別府に迎えてのホームゲーム。前期はぶざまな完封負けを喫しているので、今日は負けられません。GKの小山に、永田、内野、向のDF陣、MFは岡本、原、元田、吉川、3トップに崔、皇甫、李宇瑛の布陣です。

 立ち上がりは徳島のペースで進みましたが、15分過ぎから崔を起点とした攻撃の形ができ始め、前半28分、吉川のパスを受けたフリーのDF永田が豪快なミドルシュート、これがゴール右隅に突き刺さり大分が先制します。

 後半9分、GK小山がゴール前で徳島のMFジュニーニョに対するファウルからPKを取られ絶体絶命のピンチ、これを小山が見事にセーブし、徳島の反撃を抑えて大分が1-0で勝利しました。

 前期完封負けした徳島を無得点に抑えるなど、今日も守備陣が踏ん張りました。しかし追加点がとれるチャンスを数度となく逃すなど、攻撃に決定力がないのは相変わらずのようです。しかし前節福島戦で数少ないチャンスを生かし苦しい試合をものにしてからチームの調子は上向きにあります。後期あと6試合で勝ち星を増やしてほしいと思います。


1996/9/29

苦しい試合をものにし連敗を4でストップ

 前節はヴィッセル神戸を相手に終始押しぎみに試合を進めながら最後の詰めの甘さからVゴール負けを喫した大分、疲れを残したままアウェーで福島FCと対戦です。前期はPK戦でかろうじて勝った相手、連敗をストップさせたい大分は負けられません。
 FWは李宇瑛、皇甫、崔の韓国人トリオです。前節退場の李咏眞は今日は出場停止です。

 前半開始直後の3分、MF岡本のセンタリングを左サイドのMF原が鮮やかなボレーシュート、大分が開始早々先制します。このまま大分ペースで試合が進むかと思われましたが、その後は一転して福島が圧倒的にボールを支配、FW郭、MF鋤柄を中心に大分ゴールを終始脅かします。大分はスイーパーの内野、田崎を中心にDF陣がよく耐えますが、前半34分、郭にヘッドで決められ、1-1の同点となります。

 後半に入っても福島の怒涛の攻撃はとどまるところを知りません。しかし大分は耐えに耐え、後半22分、右サイド後方から皇甫のパスを受けた岡本のセンタリングを崔に代わって途中出場の山本が右足でシュート、貴重な追加点を挙げます。その後も福島は圧倒的にボールを支配しますが得点できず、大分がなんとか逃げきり、連敗を4でストップしました。

 今日は先取点を挙げたもののその後は防戦一方、数少ないチャンスをものにした攻撃陣がDF陣の頑張りに応えた形となりました。攻撃では駿足を生かした岡本が全得点に絡む活躍、守りではルーキー田崎が今日もいい仕事をしました。これで連敗も4でストップ、精神的にもかなり楽になることと思います。


1996/9/26

準加盟神戸を圧倒しながらもVゴール負け

 ここのところ上位チームと互角以上の戦いをしながらも勝ちに結び付けることができない大分、NTT関東との試合が台風の影響で延期となってしまったため、今日は準加盟チームのヴィッセル神戸をホームに迎えての試合です。前期は0-3の完封負けを喫しているだけに、今日は雪辱を果たしたいところです。
 主将の李咏眞は出場停止が解けて今日はFWの位置で先発出場です。

 前半は大分のペースで進みます。安定した守備から前線に送り出すボールをFWの李咏眞、皇甫、李宇瑛が支配、再三神戸ゴールを脅かしますが、相変わらずの決定力不足から得点することができません。
 後半に入ると神戸もペースをつかみ始め大分ゴールを脅かしますが、決定力のないのは神戸も同様で得点に至りません。そして後半のロスタイムに入ってから神戸のCKをゴールやや右にいたジアードがヘッド、一瞬ここ2戦をロスタイムの失点で落とした悪夢がよぎりますが、ボールはサイドネットへ。両者無得点のまま試合は延長戦に突入します。

 延長前半6分、ジアードのチャージを振り払った李咏眞の手がジアードの顔にヒット、李咏眞は今日2枚目の警告を受け退場処分となり、大分は延長戦を10人で戦うことになりました。それでも神戸の攻撃に耐えながらも逆に得点のチャンスを作りますが得点できません。そして延長後半5分、神戸のMFラウドルップがDFの裏に出したパスに、ピッケルが飛び出しVゴール。神戸が少ないチャンスをものにしました。

 大分はいい攻めの形を作りながらもゴール前でもたつき得点することができませんでした。DFは前節に続き出場のルーキー田崎が粘り強くボールをカット、神戸のFW陣に仕事をさせませんでした。今日は最後までDF陣ががんばりましたが、最後は力尽きてしまいました。

 


1996/9/15

本田技研浜松に逆転負けを喫す

 前節ブランメル仙台を圧倒しながらも勝ちにつなげることができなかった大分は、21節は浜松で本田技研浜松と対戦です。前期はロペス1人に4得点を許し逆転負けを喫した相手だけに今日は何とか勝ちたいところ。FWは今日も崔、皇甫、李宇瑛の韓国人トリオです。中盤の要である李咏眞は今節まで出場停止です。

 前半7分、本田のペナルティエリア内でMF吉川が倒され、大分は開始早々にPKのチャンスを得ます。蹴るのはもちろん皇甫、これをきっちり決め大分が先制します。大分はその後も皇甫、崔、李宇瑛を中心にいい攻めの形を作りますが、本田の固い守りの前に得点できません。本田も青島、ロペスにボールを集めゴールを伺いますが、高卒ルーキーDF田崎がロペスをきっちりマークし得点させません。
 そして前半38分、MF原の左からの折り返しをゴール前中央で待つ李宇瑛が厳しいマークをかわしてシュート、これで2-0となり、大分が2点リードで前半を折り返します。

 後半に入ってDF田崎が負傷、これでロペスへのマークが甘くなり、後半18分、GK小山のはじいたボールをロペスが押し込み1-2となります。それからは勢い付いた本田がボールを支配し疲れの見え始めた大分DF陣を圧倒します。そして後半27分、DF内野がペナルティエリア内でファウル、PKをロペスがきっちり決め2-2と試合を振り出しに戻します。勢いは既に本田側にあり、終了間際の後半44分にロペスに決勝ゴールを決められ、大分は惜しくも敗れました。


1996/9/12

決定力不足で勝ちを逃す

 第20節は宮城陸上競技場でブランメル仙台と対戦です。前半戦は延長Vゴール負けを喫しており、今日は雪辱を果たしたいところ。FWは今日も崔、皇甫、李宇瑛の韓国人トリオです。中盤の要である李咏眞の甲府戦の退場による出場停止は今日解けるはずでしたが、大分FC側が主将である彼の反省を促す意味で、次節まで出場停止が続きます。

 前半は大分が終始優勢に試合を進め決定的なチャンスを何度となく作りますが得点に至らず、0-0で折り返します。
 後半に入ると仙台が徐々にリズムをつかみ始めますが、大分も疲れの見える李宇瑛を杉山に代えるなどして再び攻勢に転じます。そして延長戦に突入かと思われた後半44分、ゴール前のこぼれ球を仙台のFW水内に押し込まれ、惜しくも敗れました。

 シュート数は仙台の5本に対し、大分は崔の7本を含む16本と圧倒したにもかかわらず最後の詰めの甘さから得点できず、逆にワンチャンスをものにした仙台に軍配が上がる形となりました。決定力不足は相変わらずですが、ここのところ攻撃に厚みが出てきたこと、DFもここ数試合は失点も少なく抑えていることで、チームの調子は確実に上向き傾向にあると思います。あとは結果を残すことが課題ですね。


1996/9/1

札幌に惜敗、前半戦の雪辱ならず

 第19節は県南の佐伯に札幌を迎えて行われました。前半戦は札幌に延長Vゴール負けを喫しており、今日はホームで雪辱を果たしたいところです。FWは今日も崔、皇甫、李宇瑛の韓国人トリオです。

 前半は大分が決定的なチャンスを数度作りますが得点に至らず、逆に23分、右サイドからの折り返しを札幌のMF後藤が走り込みながらヘディングシュート、これが決まり札幌が先制します。大分は李宇瑛を起点に反撃を試みますが得点できず、0-1のまま前半を終了します。

 後半に入っても両者互角に試合を進めますが、後半23分に大分が速いパス回しからFW皇甫が左サイドを抜け出てセンタリング、これを崔が押し込んで同点に追い付きます。
 それからしばらくは札幌のペースで試合が進みますが、大分もカウンターから積極的にゴールを狙います。しかし後半39分、後半吉原に代わって出場の加藤がゴールを決め、大分はいやな時間帯で勝ち越しを許します。

 大分はしかし積極的に攻め続け数度いい形を作りますが得点することができず、結局1-2で敗れました。

今回負けはしましたが、DFもマークを外さずによく頑張り、それに応えるように攻撃陣も積極的にいい攻めの形を作っていました。次節も準会員との試合ですが、今度はやってくれそうな手応えを感じました。


1996/8/29

李宇瑛の2試合連続ゴールで連敗脱出

 第18節は200人という寂しい観衆が見守るなか、岐阜長良川で行われました。大分は連敗が込んできており、今日は何としても勝ちたいところ。FWは崔、皇甫、李宇瑛の韓国人トリオです。

 前半は雨上がりでグラウンドコンディションが悪く、両者パスミスの目立つ雑な内容でしたが、前半44分、相手GKのミスによるこぼれ球を崔が押し込んで大分が先制。
 後半は4分に皇甫のパスから李宇瑛が追加点を挙げ、大分が2-0とリードします。しかし19分にDFのクリアミスを西濃のFW川畑に決められて2-1となってからは大分の運動量が落ち、西濃のペースに。しかしこれをなんとかしのいで連敗を4でストップしました。これでようやく8勝目となり、10位をキープしています。


1996/8/25

李宇瑛の2得点実らず、泥沼の4連敗

 第17節は県南の佐伯にヴァンフォーレ甲府を迎えてのホームゲーム。甲府には前回3-0の完封で勝っているだけに、今日も勝って連敗を止めたいところです。
 崔は今日もFWに入り、杉山、岡本と3トップの布陣。

 前半は両者互角の攻撃を見せますが、前半24分、岡本の左からのパスを中央の杉山がスルー、これをゴール正面のMF李宇瑛が入団後初ゴール。大分が先制します。その後も大分がいい攻めの形を作りますが得点に至らず、逆に前半32分、甲府MF大柴の得点で1-1の同点となります。

前半をそのまま折り返した後半7分、均衡を破ったのはまたも大分でした。後半7分、左のMF原のセンタリングをまたも李宇瑛がゴール、2-1となります。しかし喜びも束の間、その1分後に甲府のFWバロンにゴールを決められ、またも試合は振り出しに。

何とか得点したい大分はその焦りからか後半20分にファウルを取られ、間接FKから失点、その後も39分にMFペペに追加点を入れられ、結局2-4で敗れました。

李宇瑛の加入で攻撃に幅が出てきたのは明るい材料ですが、前節よく耐えたDF陣が今日は崩壊、やはりDF陣の不調は根が深そうです。また、出場停止から復帰したばかりの李咏眞が後半38分に退場処分となるなど、今後の巻き返しにも不安を残しました。


1996/8/18

後期開幕戦は白星で飾れず。東京ガスに0-1で敗れる。

 気温31度の別府に東京ガスを迎えての後半戦。
 大分はイエロー累積で出場できない李咏眞の代わりに(?)2人の李が登場。
1人は韓国五輪代表の李宇瑛、そして韓国籍で3世の李久和。李久和は日本の高校を通信教育で卒業しているため、外国人枠とはならないとのこと。
 今日は崔がFWに入り、皇甫、岡本との3トップの布陣です。

 前半は若干東京が押しぎみですが、大分DFもよくがんばり、ほぼ互角の内容で前半を折り返します。
 後半に入っても東京が押しぎみに試合を進め、後半から代わった和田にボールを集め、得点のチャンスを再三伺いますが、大分DFの固い守りに得点することができません。
 大分も李宇からのうまいスルーパスでチャンスを作りますが、新加入の李宇と皇甫、崔らとのコンビネーションがまだあまりよくなく、得点に至りません。

 両者惜しい場面が数度となくありましたが無得点のまま延長戦に突入。そして延長前半の5分、新條のセンタリングぎみのフワッと上がったボールがそのまま大分のゴールネットを揺らし、試合終了、なんともあっけない幕切れとなりました。

 大分は開幕戦と同じくDF陣がマークを外さず良く耐えていました。新加入の李宇瑛はやはりセンスの良さが感じられ、これから試合を重ねるごとに他の韓国人選手とのコンビネーションが良くなってくれば面白い存在になりそうです。

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 大分は先のダブル李に加え、7月のセレクションで合格したMFの湯浅英明選手が入団しています(今日は出場しませんでした)。湯浅選手は22歳で、柏レイソルでプレーしていました。U-19日本代表にも選ばれた実力派で、即戦力として期待できそうです。


1996/8/14

韓国遠征の結果

 第1戦 大分 2-2 イーランド (ソウル東大門スタジアム)

 大分は前半皇甫の得点で先制、後半も吉川のシュートでリード
するもその後追い付かれ、結局引き分け。

 第2戦 大分 3-0 イーランド (大田ハンバック総合運動場)

 前半は押されぎみだった大分は、後半攻守のバランスがよくなり
岡本、首藤謙、皇甫が得点しました。


1996/7/21

後半戦までのスケジュール

 7月27日
皇甫 官、JFLオールスター戦に出場 山形県総合運動公園にて

 8月3日
アビスパ福岡との練習試合 15時30分から博多の森陸上競技場 入場無料です。

 8月10日から8月15日
「日韓共催決定招待試合」で韓国の実業団チーム、イーランドと親善試合を行います。

 


1996/7/12

四日市に敗れ、前半戦を負け越し

 ホームにコスモ石油四日市を迎えてのナイトゲームは、2567人のサポーターが見守る中キックオフ。
 序盤は互角の戦いを繰り広げますが、前半6分、コスモ石油は大分ゴール前でセンタリング、これをゴールやや左からMF船田がヘディングシュート、これが決まり大分は先制を許します。
 しかし大分もいい攻めの形を作り、何度となくコスモ石油のゴールを脅かします。そして前半25分、左からのFKにゴールやや右にいたMFチェがドンピシャのタイミングでヘディングシュート、大分はいい時間帯で追い付きます。その後も大分は攻撃の手を緩めませんが相変わらずの決定力不足から得点には至らず、前半を1-1の同点で折り返しました。
 後半に入ると大分は中盤のパス回しがうまくいかず、コスモ石油にボールを支配される割合が高い展開となります。後半32分、コスモ石油のCKのボールを大分DFがクリアミス、これをゴール正面から決められ、大分は土壇場で1点を追う立場となります。
 大分は何とか攻めの形を作ろうとしますが大事な所でのパスミス、トラップミスが多く得点できず、結局コスモ石油四日市が逃げきり、大分は前半戦を負け越しで折り返すこととなりました。

 大分はパス回しが遅く相手のプレッシャーを受けてパスミスを連発、また攻撃時のDFラインの押し上げが中途半端で相手のカウンターから自由にボールを回されてピンチを作ったりと、DFから中盤にかけての組み立てが全くなっていませんでした。さらに輪をかけて欠けているのが攻撃に対する積極性。前へ前へと攻めるべき場面で無用なバックパスを出したり、細かくパスを繋がなければならないところで不用意なロングパスを出したりと、チグハグな攻めが目立ちました。
 前半戦は負け越しで折り返すことになりはしましたが、後半戦が始まるまでの間に序盤戦の勢いを取り戻してほしいものです。


1996/7/7

今季初の九州勢対決は1-4で鳥栖に軍配

 日本一のサッカー専用球技場鳥栖スタジアムに12000人もの観衆を集め、今季初の九州勢対決が繰り広げられました。
 大分は立ち上がりは悪かったものの、8分にDF向が倒されてFKのチャンス。MFチェが放ったFKは鳥栖GK松永にクリアされましたが、そのこぼれ球をMF岡本が決めて、大分が先制しました。しかし、26分、鳥栖のCKから大分のゴール前で混戦となり、FWバルデスに同点ゴールを決められます。
 1-1の同点で迎えた後半9分、鳥栖のMF松田に勝ち越し点を入れられますが、これはどう見てもオフサイド。GK小山、MF李らが激しく審判に抗議しますが、判定は覆えりません。追い打ちをかけるように、この抗議で小山は警告を受けてしまいます。この判定で緊張の糸が切れたのか、大分はその後24分、42分に失点、結局1-4の完敗を喫してしまいました。


1996/7/2

韓国五輪代表のMF李宇瑛が入団

 大分トリニティはアトランタ五輪の韓国代表のMF李宇瑛(イ・ウヨン)の入団を発表しました。アトランタ五輪終了後にトリニティに合流、8月から始まるJFL後期から出場する予定。契約期間は1年半。

今年3月の五輪アジア最終予選では中国戦で2得点するなどの活躍で、大分トリニティの攻撃力のアップに期待がもてます。大分には現在李咏真、皇甫官、崔大植の3人の韓国人選手がおり、李宇瑛の加入で試合に出場できる3人の外国人枠をめぐって高レベルの競争も生まれるでしょう。


1996/6/29

JFL第13節、富士通川崎に1-0で勝利

 富士通川崎をホームに迎えてのナイトゲーム、ここまで6勝6敗の大分は勝ち星を先行させたいところです。
 試合は終始富士通川崎に支配される苦しい展開。劣勢ながらなんとか前半を0-0で折り返した大分は後半13分、5試合ぶりに怪我から復帰したFW皇甫がハーフウエーライン付近からドリブルで切り込み、最後は相手DFをかわして右足で千金のゴール、結局これが決勝点となって苦しい試合をなんとかものにしました。

   今日はここ数試合崩れていたDF陣がよく耐え、押されぎみながらも相手に得点を許さなかったことが評価されます。攻撃陣も相変わらず不調が続いていますが、皇甫の復帰が次節に向けて明るい材料です。


1996/6/23

JFL第12節、ヴォルティス徳島に0-3で今季2度目の完封負け

 JFL第12節は、ヴォルティス徳島のホーム、徳島市球技場で行われました。
 前半は両者一進一退の攻防を見せますがお互いに決め手を欠き、両者無得点のまま前半を折り返します。
 しかし後半10分、徳島はMFジョニーニョがゴールを決め、均衡を破ります。その後も徳島が積極的に攻め続け、後半17分、フリーの古川にヘディングで決められ0-2となりました。大分は徳島の堅い守りに攻めの形をなかなか作れず、攻めても徳島のうまいオフサイドトラップに引っかかり、得点に至りません。徳島はその後も41分にワンツーからアウミールがゴールを決め、試合を決定付けました。試合はこのまま終了し、大分は今季2度目の完封負けを喫しました。

大分は前節から不調の攻撃陣が今節も調子が戻らず、攻撃の糸口さえ掴めないまま終わってしまいました。守備陣も前半こそ頑張ったものの、後半は3失点と、やはり守備の弱さを露呈した形となりました。


1996/6/16

JFL第11節、PK戦の末、福島FCに辛くも勝利

 JFL第11節は、福島FCをホームに迎えて行われました。
 前半は大分が終始押しぎみに試合を進めますが、ゴール前での詰めの甘さから得点することができません。前半30分、福島GKのミスキックぎみのゴールキックをカットした大分は蓑口がシュート、先制します。
 後半に入ると福島の動きがよくなり、大分陣内での攻防が続きます。そして後半15分、ペナルティエリアでの反則からPKとなり、これを決められ1-1の同点に追い付かれます。その後も中盤でのボールの支配率は福島が上回り、後半30分にとうとう福島に逆転ゴールを決められます。
 大分は福島ゴール前で何度もチャンスを作りながらも得点できずにいましたが、後半38分、大分のシュートを福島GKがはじいたボールが福島DFに当たりゴールに入るというラッキーなオウンゴールで何とか試合を振り出しに戻すことに成功します。
 試合は延長戦でも決まらず、とうとうPK戦へと突入しました。
 PK戦では、大分はGK小山がPKを一つ止めて辛くも勝利を納めました。

 今日は中盤でのトラップミスやパスミスが多く、せっかくキープしたボールをすぐに取られてしまいピンチを招くシーンが多々ありました。それにしても深刻なのがゴール前での決定力不足です。ボールを中央に集めてしまうため単調な攻めしかできず、相手DFにクリアされていました。サイドをもっと使った多彩な攻めと、正確なセンタリングが課題でしょう。


1996/6/13

JFL第10節、Jリーグ準会員ヴィッセル神戸に0-3で完敗

 JFL第10節は、神戸ユニバー記念競技場でJリーグ準会員のヴィッセル神戸と対戦しました。
 試合は前半5分に神戸がFWジアードのシュートで先制しましたが、その後は大分も健闘してほぼ互角の戦いを見せました。しかし後半に入って神戸のペースとなり、後半5分にMF神野に追加点、そして29分には途中出場のFW永島に3点目を決められ、大分は反撃の糸口さえつかめず初の完封負けを喫しました。

 仙台戦で3失点、本田技研戦で4失点、前節のNTT関東戦は勝利したものの2失点と、最近の試合では失点が多いのが気になります。守備陣の強化が必要ではないでしょうか。


1996/6/8

JFL第9節、NTT関東に3-2で競り勝ち連敗ストップ

 JFL第9節はNTT関東をホームに迎え、小雨のなか行われました。

 攻撃のかなめFW皇甫を怪我で欠いた大分は、蓑口、杉山のツートップ。出場停止の解けたMF李も先発出場。
 コーナーキックからの失点で前半を0-1で折り返した大分は後半、MF崔が前線に上がりスリートップの攻撃的な布陣に変更。そして後半4分、杉山がペナルティエリアで倒されて得たPKを崔が冷静に決め同点に追い付きます。22分には李の左からのパスを受けた崔がドリブルで切り込み鮮やかなミドルシュートを決め逆転に成功します。喜びも束の間、その4分後の後半26分、NTT関東のFW岡本に決められ試合は振り出しに戻ります。
 しかし後半33分、李が相手DFの裏に出したパスに杉山が飛び込みシュート、これが決勝点となり、大分が3-2で勝利しました。


1996/6/2

JFL第8節、首位の本田技研浜松に4失点で3連敗

 JFL第8節は首位の本田技研浜松を県南の佐伯に迎えて行われました。

 前半は風上にもかかわらず本田技研の正確なパスまわしに翻弄され終始押されぎみの展開で、終了間際の前半43分、現在のJFL得点ランキング1位FWロペスに決められ0-1で折り返します。
 後半、ケガから復帰したFW蓑口がFW杉山に代わりJFL初登場、大分のリズムが徐々に整ってきます。そして後半13分、MF崔の放ったシュートのこぼれ球を蓑口が鮮やかに決め、試合を振出に戻しました。勢い付いた大分はその6分後、蓑口からのパスを今度はFW皇甫がゴールし逆転に成功します。
 ところが後半に入ってからディフェンスの集中力がきれ始めており、後半26分にロペスのヘディングが決まり2-2の同点となります。その後一進一退の攻防が続きましたが、後半33分、ゴール前に切れ込んだ蓑口がペナルティエリア内で倒されPKのチャンスを得ます。それを自らきっちり決め、大分がここに来て勝ち越します。
 首位の意地を見せる本田技研浜松は後半38分、ロペスが倒されゴール前でFKのチャンス、これをロペスが鮮やかに直接ゴール、試合をまたもや振出に戻します。しかしもはや大分のディフェンス陣は疲れてぼろぼろの状態、延長戦に突入かと思われた後半43分、ロペスに頭で豪快に決められ善戦虚しく3-4で敗れました。


1996/5/26

JFL第7節、ブランメル仙台に延長戦の末2-3で惜敗

 JFL第7節はJリーグ準加盟チームのブランメル仙台をホームに迎えて行われました。

 前半風下の大分は仙台の多彩な攻めに苦しめられますが、MF李を起点にいい攻めの形を作り互角の戦いを繰り広げます。しかし前半21分、右からのセンタリングをフリーのFW水内に頭で合わせられ先制点を奪われます。その後は一進一退の攻防が続きますが、前半40分、今日2枚目のイエローをもらった李が退場となり10人になった大分は苦境に立たされます。

 前半を0-1で折り返した両者ですが、1人少ない大分はさすがに苦戦を余儀なくされます。李が抜けたためにFW皇甫が少し引いた位置でプレーせざるを得ず、前線へのパスがつながりにくくなりました。そして後半7分、またも水内にヘディングで決められ、0-2と突き放されます。

 ところが10人での攻撃の形ができてきた大分は後半32分、FW杉山の右からのセンタリングをMF崔が蹴り込み1点を返します。勢いづいた大分は運動量の落ちてきた仙台陣内で積極的にパスを回し、3分後の後半35分、ゴールやや左からの崔の豪快なミドルシュートがゴールに突き刺さり、とうとう同点に追い付きます。観客席に駆け寄り両手を振り挙げる崔の姿に約4000人のサポーターのボルテージは最高潮に達し、会場は割れんばかりの大歓声に包まれます。

試合はこのまま延長戦に突入しましたが大分の反撃もここまで。延長前半12分にゴール前の混戦からMF吉田に押し込まれ今季3度目のVゴール負けを喫しました。


1996/5/19

JFL第6節、コンサドーレ札幌に延長戦の末惜敗

室蘭で行われたJFL第6節、北海道初上陸のコンサドーレ札幌はなんとしてでも勝ちたいところ。対する大分は連戦の疲れと北海道の低い気温に戸惑い、なかなかリズムを作れません。前半は札幌が若干押しぎみではありますが一進一退の攻防が続き、共に決定的な場面はありましたが両者無得点のまま前半を折り返します。
後半均衡を破ったのは大分でした。11分に相手GKのハンドで得たフリーキックを皇甫がゴール右隅に直接決め先制、これで大分は6試合連続で先制したことになります。この失点で奮起したのか札幌の動きが次第によくなり後半35分、ロングスローのボールを長身のFW金に頭で合わされ1-1の同点となりました。その後両者共チャンスを活かせず試合はそのまま延長戦に突入しました。
そして延長前半13分、ゴール前の混戦から札幌のFW川合にVゴールを決められ惜しくも敗れました。


1996/5/16

JFL第5節、西濃運輸に1-0で辛勝

ホームで行われたJFL第5節、前半硬さの見える大分は西濃運輸に押されぎみでしたが、相手の決定力のなさにも助けられ両者得点のないまま折り返します。後半に入って大分はリズムをつかんできましたが、ゴール前での詰めが甘く得点に至りません。両者とも無得点のまま延長に入ると思われた後半44分、ペナルティエリア内でドリブル突破を試みたFW杉山が相手DFに倒されPKを獲得、これを皇甫が冷静に決め、かろうじて勝利しました。
第5節を終わって大分は4勝1敗で4位に浮上しました。


1996/5/12

JFL第4節、ヴァンフォーレ甲府に3-0で快勝

甲府緑が丘で開催されたJFL第4節、大分トリニティは前半開始早々の1分、皇甫のパスを杉山が決め先制、43分には杉山のパスを皇甫が決め、前半で早くも2-0とリードしました。
後半に入ってもトリニティの勢いはとまらず、28分に杉山がミドルシュートを決め甲府を突き放しました。
大分は後半ペナルティエリア内での反則からPKのピンチとなりましたが、これを初スタメンのGK前川が好セーブ、得点を許しませんでした。
第4節を終わって大分は5位をキープ、得点ランキングでは杉山が4得点で2位に浮上しました。


1996/5/5

大分トリニティ、ホーム初ゲームで日本電装を下す

JFL第3節は、同じ今季昇格組の日本電装を迎えての初のホームゲーム。日本電装には地域リーグ決勝大会で0-1で敗れており、その雪辱を果たしたいところ。
大分は序盤、日本電装の速いパス廻しに攻撃のリズムを作れないでいましたが、前半27分、崔のセンタリングをゴール前に走り込んだ杉山がダイレクトシュートし先制。
そして後半4分、杉山のセンタリングを皇甫がゴール前でうまく合わせ追加点をゲット。試合はこのまま終了し、2-0で大分が地元初ゲームを白星で飾りました。
次節は5月12日、アウェーでヴァンフォーレ甲府と対戦します。


1996/4/28

JFL第2節、大分トリニティ惜敗

鶴岡市小真木原陸上競技場で行われたモンテディオ山形戦は、前半39分FW杉山のシュートをキーパーがはじいたところをMF吉川が決めて先制。しかし後半12分、運動量が落ちたところで山形のFWアンジェロに得点され、1-1のまま試合は延長戦に突入しました。
延長戦は終始山形のペースで進み、終了間際の延長後半14分、フリーキックのこぼれ球を山形のMF山田に決められ惜しいVゴール負けを喫しました。大分トリニティはこれで一勝一敗の成績です。
次節5月5日は初めてのホームゲーム、大分市営陸上競技場で日本電装と対戦します。


1996/4/21

大分トリニティ、JFLデビュー戦を勝利で飾る

4月21日の第一節、大分トリニティは国立西が丘サッカー場で東京ガスと対戦しました。

前半26分に崔のアシストから杉山がゴールして先制したトリニティですが、後半2分にフリーキックから失点を許してしまいました。延長戦でも勝敗が決まらず、PK戦の末トリニティがランキング1位の東京ガスを下しました。


1996/3/15
1994年アメリカW杯韓国代表のMF、崔大植(チェ・デシク)が正式に大分Trinityに加入しました。
また、チーム発足と同時に入団しJFL昇格に貢献したFW黄永璃(ファン・ヨンウー)が退団しました。

1996/3/4
今年のJFL試合スケジュールが決まりました。
大分トリニティは4月21日に東京西が丘サッカー場で1995年JFL3位の東京ガスと対戦します。

1996/2/17

2月14、17の両日、別府でキャンプ中のサンフレッチェ広島との練習試合が別府野口原総合運動場で開催されました。

2/17の模様 大分トリニティは後半集中力が途切れて2点を許したが、全体的にディフェンスがしっかり機能しており広島の攻めをよく守った。攻撃も速いパスまわしで広島のゴールを脅かすシーンが随所に見られ、JFLでの活躍に期待が持てそうな内容だった。



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