第13章 入れ替わったままで

 午後の看護実習も、怒られながらも何とかこなし、午後4時40分、外科病棟で実習している連中と一緒に寮へ戻った。私服に着替えて一休みしたあと、午後6時には夕食となった。夕食をすませてから、入浴タイムに後ろ髪を引かれる思いを残しながら、俺は俺のアパートへと向かった。
 ノックもしないでドアを開けると玄関先に脱ぎ捨てられた見慣れたシューズがあった。金城の靴だ。金城は俺の顔を見ると、ちょっとオヤッと言うような表情を見せた。
 「おっ! そうか。よりを戻したのか。ナンパに行けないはずだな。じゃあ、お邪魔虫は去ろう」
 そう言うとさっさと部屋を出ていった。金城はなかなか気の利く男だ。金城が出ていくとすぐに俺は鍵をかけた。
 「助かったわ。何と言い訳しても、行ったら体調がよくなるって言って聞かないんだもの」
 ホッとした顔を見せながら、美保が、俺になった美保が呟いた。
 「そんなやつだからな。・・・・さてと、やっぱ、昼間は元に戻りそうもないな」
 俺は美保のそばに胡座をかいて座った。そんな俺を美保はちょっと不満そうな顔で見ながら言った。
 「そうみたいね」
 「どうする?」
 「どうするって?」
 「このまま寮に戻って、明日の朝、元に戻ると、俺が困るんだけどなあ」
 警察に突き出されたあの時のことを思い出しながら俺は語りかけた。
 「あ、そうか。でも、この姿でわたしが寮に戻るわけにはいかないしね」
 「総合的に考えて、元に戻るまで、俺がここにいるしかないだろうな」
 「・・・・そうか。元に戻らなければ、迫村さんがわたしとして寮に戻る。元に戻れば、わたしが寮に戻ればいいのね」
 「そう言うことだな」
 「迫村さんがここにいることは問題ないの?」
 美保は上目遣いに俺を見た。
 「俺が? ああ、今は俺は美保だな。つまり、女を部屋に泊めるってことについてだな?」
 「そうそう」
 「たまに泊めてるから問題ないだろう」
 「迫村さんって、そんな人なの?」
 つい口が滑った。
 「あ、いや、一人か二人しか泊めてないよ」
 これは嘘だ。それもばればれの。
 「・・・・そうなの」
 「美保だって、何人もの男と付き合ってたんだろう?」
 「ま、そうね。8人だけどね」
 「俺は9人目ってことだな」
 「そう。年下は初めてだけどね」
 「へえ、そうなのか?」
 「若いのはちゃらちゃらしていて頼りにならないし、お金を持ってないでしょう」
 「俺はちゃらちゃらはしてないけど、金はないぞ」
 「今回は目を瞑ることにするわ」
 そう言って、にやりと笑った。
 「さてと、俺は寮で飯を食ってきたけど、美保は?」
 「まだよ」
 「どうするんだ?」
 「何か作るわ」
 「料理、できるんだ」
 「女ですもの」
 「今は男だけどな」
 「姿だけはね」
 美保は立ち上がってキッチンへと向かう。俺は、俺になった美保が料理をする後ろ姿をじっと見ていた。俺がここにいるのに、俺が別にいる。何とも不思議な気分だ。しかし、自分の姿を見れば、俺は俺ではないのだから、ま、不思議でも何でもないわけだ。が、それもまた、奇妙な感じだ。

 俺になった美保は、俺が来る前に買い物をしていたらしく、冷蔵庫には野菜やら何やらがぎっしりと詰め込まれていた。
 大学に進学してこの部屋に住み始めたとき、両親には自炊するからと言って、いろんな道具を揃えていた。俺自身はほとんど使ったことはないが、美保はそれを使って手際よく料理を進めていった。
 野菜スープとチャーハンを作ったようだ。
 「迫村さんも食べる?」
 「美保、迫村さんて言うの。何とかならないか?」
 「いけない?」
 男の俺の姿をした美保が小首をかしげる仕草。気色悪いと言ったらない。しかし、俺は黙っていた。
 「何か、他人行儀でさあ・・・・」
 「じゃあ、なんて呼ぼう?」
 「浩二でいいよ」
 「浩二? 迫村さん、浩二って言うの?」
 「言ってなかったかな?」
 「ええ」
 「そうだったかな。ま、いいや。浩二って呼んでもらえるかな?」
 「いいわよ。浩二さん」
 何だか照れくさい。
 「で、どうするの? 食べるの?」
 「寮で食べてきたもんなあ」
 「じゃあ、わたしだけが食べるわ」
 「味見だけさせて貰っていいか?」
 「味見?」
 「そう」
 「いいわよ。はい、ああん」
 スプーンにすくったチャーハンを俺の口に運んできた。
 「おい、おい」
 「あら? 恥ずかしがることないでしょう? 誰もいないんだし」
 そう言われて、スプーンのチャーハンを口にした。
 「美味い」
 「よかった」
 「へえ、料理、上手なんだね」
 「いつでもお嫁さんに行けるわよ」
 「女は、結婚するだけが目的なのか?」
 「仕事もしたいけど、わたしは、いい人と結婚して、可愛い赤ちゃんを産んで育てること、それが望みよ」
 「そうか・・・・」
 「愛する人のために尽くす。それがわたしの理想」
 大抵の男は、仕事に人生の目的を持つ。女との関係は、人生の上からするとちょっと横道に過ぎない。女と男は違うんだなと思う。こんなことは面と向かって女には言えないけれど・・・・。

 食器の片づけをしている間に俺はシャワーを浴びた。ここに泊まることになるだろうと思っていたので、着替えも持ってきていた。
 「あ、それ。わたしも気に入ってるんだ」
 俺の着たパジャマを見て、美保が呟いた。
 「そりゃよかった。美保もシャワーを浴びたら?」
 「そうするわ」
 俺になった美保がシャワーを浴びている間に、俺は缶ビールを冷蔵庫から取りだして、缶ビール片手にテレビを見始めた。
 「あ、美味しそう」
 「美保も飲むか?」
 「うん」
 俺になった美保も缶ビールを取りだして飲み始めた。
 「ぜんぜん効かないな。この前は、缶ビール一本で酔いつぶれてしまったのに」
 「嘘でしょう?」
 「ほんとだよ。完全に人事不肖になっちまったんだよ」
 「おかしいわね。疲れてたのかしら?」
 「ほんとは強いのか?」
 「ええ。ボトル一本は軽いわね」
 「ずげえ」
 入れ替わったばかりだったから、体調が違ったのかもしれないなと俺は思った。
 「浩二さんは?」
 「弱い方じゃないけど、ボトル一本は無理だよ」
 「そう」
 俺になった美保は、テレビを見つめている。このままただ寝るだけのつもりなんだろうかと俺は自分自身の横顔を見ながら思っていた。
 ニュースステーションが始まって30分ほどたった頃、俺は業を煮やして美保に声をかけた。
 「美保は、男としてセックスしたいと思わないのか?」
 「えっ!? ああ、そうね」
 気のない返事だった。
 「明日には元に戻って、もう二度と男にはならないかもしれないぞ」
 「なに? それって、今からセックスしようって言う誘いなの?」
 まったく乗り気のない口調。
 「あ、まあ、そう言う訳じゃないけど」
 「そう言う風に聞こえたわよ」
 「正直に言うとそうだ」
 「変な人ね」
 「だってさあ、金城とやったとき、結構気持ちよかったんだもんね」
 「そりゃそうでしょうけど・・・・」
 「なあ、やってくれないか?」
 「・・・・そうね。あなたの言うように、一度は男としてのセックスを経験してみるのもいいかもね」
 「だろう? じゃあ、やろう、やろう」
 「情緒も何にもないのね」
 不満そうな顔を見せた。
 「男は、女が目の前にいれば、すぐにその気になるんだよ」
 「ぜんぜんその気にならないわ」
 「ベッドの中に入れば、すぐにその気になるさ」
 「そうなの。でも、あなたの方はどうかしら? あなたがその気でも、女って言うのは、簡単には準備ができないものなのよ」
 「そ、そうなのか?」
 「ま、いいわ。わたしが準備を手伝ってあげればいいんでしょう?」
 「そう言うことだな」
 そう返事をしたときには、俺たちは抱き合ってキスしていた。キスしながら、ベッドの上に倒れ込み、美保が俺の着ていたパジャマを脱がしにかかった。
 ボタンを外しながら、俺の耳に息を吹きかけてくる。ゾクッとした妙な感覚が体の奥に生まれた。
 「感じたでしょう?」
 「あ、ああ」
 「こうされるといつも感じていたの」
 「元に戻ったときも、こうしてやればいいんだな」
 「そうよ」
 パジャマの下には、ブラジャーも何もしていなかった。美保は俺の乳首を強弱をつけてつまむ。
 「あ、それ、いい」
 おっぱいから子宮へ刺激が走ったような気がした。じわっと股間が濡れてきたようにも感じる。
 美保の舌が首筋から乳首へと降りてきた。左の乳首にあてられていた指が離れ、体の表面をなぞるように動かされる。
 「あん」
 乳首を強く吸われた。痛いような切ないような感覚がした。
 「俯せになって」
 「ああ」
 言われたとおりに俯せになると、舌が背中から尻へと降りてくる。女の体は全身が性感帯だと言われているけれど、それがはっきり分かる。
 「腰を上げて」
 腰を上げると、パジャマとショーツが脱がされ、美保の指が恥骨からクリトリスへ向かって動いてきた。軽く、柔らかく脈動をつけて、クリトリスを刺激する。金城の時も感じたけれど、美保は自分の体だから、どうすれば感じるのか、よく知っているのだ。
 「濡れるって、こうなるんだね」
 そんな美保の声が聞こえてきた。美保自身も自分が濡れたときどうなるかを見たことはないだろう。おそらく感慨を持って、今は俺のものである股間を眺めているに違いない。
 「仰向けになって」
 仰向けになると、美保はクリトリスを刺激しながら、指を膣の中に入れてきた。ゆっくりと出し入れする。クリトリスとは違う快感が沸いてくる。
 「あ、うん。ああ、いい」
 「いつも締まる締まるって言われてたけど、ホントに締まるのね。指が痛いわ」
 股間から沸き上がってきた快感が、頭のてっぺんまで響いてきた。
 「い、いいよ。すっごく、いい」
 「浩二さん、こんなになったわ」
 俺になった美保の着ているパジャマの股間が盛り上がっていた。
 「どんな気分?」
 「面白いわ」
 俺はふっと笑う。それから、起きあがって美保にキスして、パジャマを脱がせ、トランクスを下ろした。こうして見ると、自分で真上から見るよりも大きく見えた。
 俺は、ペニスにむしゃぶりついた。金城のものよりは小さいけれど、固さは勝っていると思った。
 「ああ、いいわ」
 美保が俺の頭を押さえながら、大きく息を吸い込んだ。
 「まだ出しちゃ駄目だよ」
 「でも、何だか出そうな感じ」
 俺はペニスから離れ、刺激を止めた。しかし、ペニスの硬度が急激に増してきていた。射精を止められないと思った俺は、もう一度、ペニスを口の中に含むと、頭を前後に動かしながら竿を指でしごいてやった。
 「あ、で、出ちゃう・・・・」
 俺の口の中で、ペニスがビクビクと痙攀し、生暖かい粘液がどっと口の中に広がった。
 「俺自身のものだもんな」
 俺は、ゴクリと喉を動かして、そのすべてを飲み込んだ。美保はベッドの上にべったりと倒れ込んでしまった。
 「どうだ? 射精の快感は?」
 「すっごく、いいわ。女の行ったときと同じよ」
 「そうか」
 女が行ったときの方が快感が長持ちするんじゃないかなと思ったが黙っていた。それよりも・・・・。
 「俺はどうなるんだ? 自分だけ行って」
 「浩二さんが行かせたんじゃないの」
 「そりゃそうだけど。あれくらいで行くとは思わなかったから」
 「だって我慢できなかったんだもの」
 「そうだな。美保は男として射精するのは初めてだからな。男だったら、気を静める手だてを知ってるんだけどな」
 「ごめんね」
 「ま、いいさ。少し休もう。金城と違って、すぐには回復しないから」
 「そうして。わたし、眠い・・・・」
 俺になった美保は、あっと言う間に眠り込んでしまった。俺は、体が火照って眠れそうもなかった。オナニーしようと思ったが、俺になった美保が回復するのを待つことにした。
 「1時間も待てば大丈夫だろう」

 俺自身の体に抱きついてうとうとしながら、ハッと思った。寝てしまったら、元に戻るかもしれないと。元に戻ったら、女としてのセックスができなくなってしまう。
 眠らないように目を凝らして1時間待った。その1時間がもの凄く長く感じられた。午前1時の時報が鳴って、俺は俺になった美保の股間へ手を伸ばした。
 萎えて縮んでしまって、フニャフニャになったペニスを手のひらでゆっくりと撫で回した。体温に暖められたコンニャクだったペニスに硬度が増してきて、次第に大きくなってきた。
 「ううん・・・・」
 美保が目を覚ました。目を開いて俺を見て、驚いた顔をしてから呟いた。
 「そっかあ。まだ元に戻ってないのね」
 俺は頷く。
 「なあ、やってくれるか?」
 「・・・・いいわ」
 最初からやり直しだ。ただ、俺の興奮は完全に治まっていなかったから、アッと言う間に上り始めた。
 「ああ、あうっ! い、いいよ・・・・」
 美保の舌が俺の股間に降りてきたとき、そこは自分でもはっきり分かるくらいに濡れていた。
 「びしょびしょだあ」
 美保は、面白がっているようだ。濡れた股間に舌を這わせて俺の排出した粘液をすすり取っていく。そうしながら、クリトリスを吸った。
 「あ、ああっ!!」
 電撃が脳天へ貫いてきた。俺はじっと横たわっていられなくて、腰を振った。何かが膣の中へ入ってきた。指じゃなかった。美保の舌だった。膣から抜け出ると、舌はアヌスの周りをちろりちろりと這い回る。
 「気が狂いそうだよ」
 「そろそろ入れようか?」
 「なんでもいいから、止めないでくれよ」
 「じゃあ、入れるわよ」
 美保が這い上がってきて入れようとした。
 「あれ?」
 入れられたことはあっても入れたことがないから、上手く行かないようだ。
 「あん、どうしてよ」
 「ちょっとじっとしてろ。手伝ってやるよ」
 俺は、ペニスを握って俺の中へと誘導した。
 「あ、入った」
 嬉しそうな顔をして、美保が俺を見た。
 「おう!」
 何とも言えない快感が沸き起こってきた。貫かれるって言うのは何ともいい気持ちだ。
 「美保、いいよ。すごくいい」
 金城としたときの倍は気持ちがよかった。
 「わたしも。この締め付けられる感じが何とも言えないわ。ああ、また締まった。すごい、すごいわ」
 締まったと言われたとき、何と表現していいのか分からないけど、ともかく腰から頭に向かって快感がガンガン響いてきた。
 「動かすよ」
 「もう、なんとでもしてくれ」
 美保がピストン運動を始めると、快感が嵐のように吹き荒れた。
 「ああ、ああ、ああ、ああ。あああっ。い、いい」
 美保は俺を突きながら、舌を絡ませてくる。俺はその舌を一生懸命吸った。股間にペニスの存在を感じられなくなり、高まる快感だけを覚えるようになったとき、美保の舌が俺の口の中から離れた。
 「あ、あああ。いくう・・・・」
 再びペニスの存在を感じたとき、それが脈動を始めた。
 「う、う、うああああ」

 ハッと気が付いたときには、美保が、俺になった美保が俺の上に覆い被さっていた。あまりの快感に気を失っていたようだ。体がまだ熱い。
 「男もいいわね」
 美保が耳元で囁いた。
 「女もいいよ」
 美保は、フッと笑いを浮かべて俺にキスした。
 「元に戻らなくてもいいわ」
 女の方がいいと思っていた俺にとって、美保のそんな言葉は半ば信じられなかった。
 「・・・・そうだな」
 「看護婦、やれる?」
 「女はやれそうだけど、看護婦は無理かな?」
 「そうね。結構難しいものね」
 「イヤなヤツもいるからな」
 森とか言う患者とあの県議会議員の顔が浮かぶ。
 「そうそう」
 「もう、寝ようか。疲れたよ」
 「そうね。そうしましょう」

 美保は入れ替わったままでもいいと言った。看護婦の仕事も慣れればできるだろうから、俺もそれでもいいなと思った。だけど、朝になって目覚めると俺たちは元に戻っていた。
 「ま、これが本来あるべき姿だもんね」
 美保はアッケラカンとそう言った。俺は、いろんなことは抜きにして、女の方がいいような気がしていた。
 「ねえ、時間があるから、しない?」
 「えっ!? セックスを?」
 昨夜と違って美保の方から言い出すなんて思っても見なかったから、俺はちょっと驚きの声を上げた。
 「他に何をするって言うの?」
 「そりゃいいけど」
 「考えてもみて。わたしたち、ちゃんとした形ではセックスしてないのよ」
 「それもそうだね」
 「やろう、やろう」
 「美保は好きなんだな」
 「ええ。セックス、大好きよ。こんな気持ちのいいもの、他にないもの」
 それはそうかもしれない。
 「昨日、美保がしてくれたようにすればいいんだな」
 「ええ。でも少しは工夫してね」
 「分かってるさ」
 同じようにやるのも何となく悔しいような気がするし、思い出し思い出しすると、萎えてしまいそうな気がした。だから、俺は俺のやり方を中心にして、美保として快感があったやり方を追加することにした。
 「ああっ! あん。いいわ。すごくいい」
 美保は大きな声を上げる。それがポーズでないことが俺には自覚できた。ホントに痛くなるほど締め付けられるのだ。
 俺としては美保と初めてするわけだけど、昨晩は二度射精している。なかなか出ない。多少焦りを感じ始めたとき、グッと上ってくるのを覚えた。
 「み、美保! 行くぞ」
 「来て! 早く!!」
 美保の奥深くに突き立てた俺のペニスから、ビクビクとザーメンがそそぎ込まれていくのを感じた。
 「うっ、うっ、うっ、うっ、う・・・・」
 「い、いい・・・・」
 美保が俺の背中に爪の跡が付くくらいにしがみついてきた。美保の膣は俺のものを吸い尽くすように何度も収縮を続けていた。

 美保とのセックスは最高にいい。セックスだけじゃなくて、美保は料理が上手で、その上掃除好きだ。いつも散らかしていた俺の部屋は見違えるほど綺麗になった。
 毎日夕方になると、美保は俺のアパートにやってきて、夕食を作ってくれる。着替えを持って来ていて、毎日泊まっていく。同棲しているようなものだ。
 あれ以来、俺たちの入れ替わりはない。