第15章 女へ

 俺は上野にもらった名刺をじっと見つめた。
 (新宿の横溝医院か。どんなところだろうか?)
 俺の中には、病院は大きくて、医院は小さいという印象がある。
 (小さなところで大丈夫だろうか?)
 不安が押し寄せてきた。しかし、行ってみるしかないと思った。ニューハーフを育ててきた上野の紹介だ。過去に性転換してものもいるに違いない。行ってみた上で、するかしないか決めればいいのだ。
 夜9時過ぎ、上野から電話が入った。
 《明日の10時、わたしの渡した名刺を持って入院の準備をして横溝先生の病院に行くんだ。わかったね》
 「明日入院なんですか?」
 《早い方がよかったんじゃなかったか?》
 「あ、はい」
 《じゃあ、10時だぞ》
 「明日の10時ですね。わかりました」
 早くてもせいぜい二、三日先だと思っていたのに、明日入院することになろうとは夢にも思っていなかったから、ちょっと不安になった。

 翌日、俺は少し早めに起きて横溝医院を訪れる準備をした。トキ色のアンサンブルを着て、化粧を入念に施し、髪の毛を梳いたところで、俺はちょっと思い直した。今の俺は町を歩いていると振り返ってみられる。こんな格好で、横溝医院に行ったら、変に思われないだろうかと。そこで俺は、化粧を落として着ていた服を脱いで、やり直すことにした。
 何やらロゴの入ったTシャツを着て、細身のジーンズをはき、その上にジージャンを羽織った。髪の毛はひとつに纏めて後ろで結び、化粧はせずに、口紅だけちょっと付けた。
 鏡を覗いてみた。男物の服を着たボーイッシュな女の子が写っていた。こんな格好をしても今の俺は男には見えない。俺は、さらにヤクルトの野球帽をかぶり、ブルーのグラディエーションの入ったサングラスをかけた。
 (ま、いいだろう。病院を出るときには女の格好で出よう)
 俺は、それまで着ていたアンサンブルと、下着を数組バッグに詰め込んでアパートを出た。

 俺は、横溝医院の前に立って、建物を見上げた。
 (ホントに、こんな小さな病院でいいのかな?)
 不安は増すばかりだった。しかし、中に入ってみるしかない。俺は受付に声をかけた。
 「ごめんください」
 「初診の方ですか?」
 「はい。これを」
 俺は、上野からもらった名刺を受付の女性に手渡した。
 「ああ、先生から伺っています。診察室の2番に入ってお待ちください」
 診察室に入りながら、待合室の中を見回して見ると、とてもニューハーフに見えない女性(お婆ちゃん)や、男性までもが椅子に腰掛けて順番を待っていた。
 (ただの外科みたいだけど。・・・・そうか。ふつうの患者さんを隠れ蓑にしてやってるんだ。じゃあ、アンサンブルを着てきてもよかったな)
 気が抜けた思いがした。俺はサングラスと帽子を取って、2番の診察室の中でじっと待っていた。

 5分ほどして、横溝医師が診察室へやってきた。
 「・・・・君が上野さんから紹介された娘だね」
 「はい」
 答えると、横溝医師は、俺を観察するように黙って見つめていた。
 「純女でも、君ほどの美人にはなかなかお目にかかれないが、ホントにニューハーフなんだね」
 「ええ」
 俺は顔を伏せて小さな声で答えた。
 「診察させて貰おう。まずは、上に着ているものを全部脱ぎなさい」
 男の前で裸になることは慣れている。俺は、ジージャン、Tシャツを脱いで、ブラも取った。
 「上げ底ではないようだな。ホルモンだけでよくここまで育ったものだな」
 俺の乳房を丁寧に撫でるようにして触りながら言った。今まで俺の乳房を見た男は、一様にどこで豊胸術を受けたかと聞いたものだが、さすがは医者だ。
 「体質のせいかもしれません」
 「母親が大きいのか?」
 「・・・・そうですね。中学校に上がってからは見たことがないのでよくわかりませんが、大きい方だと思います」
 「そうか。ようし、乳癌や腫瘍はないようだな」
 俺はギョッとした。
 「乳癌ですか?」
 「男だって乳癌になる。まして、大きくなればその確率は上がるんだ」
 「そうなんですか」
 「聴診するからな」
 横溝医師が聴診器を俺の胸に当てた。ヒヤリとした感触に鳥肌が立った。
 「大きな息を吸って。吐いて・・・・。そのまましばらく呼吸を止めて。はい、いいだろう」
 横溝医師はカルテにすらすらと何かを書き込んでいる。
 「次は、その診察台に横になって」
 俺は、言われたとおりに診察台に上がり、仰向けになった。
 「膝を曲げて。大きな息をして。腹式呼吸だ。おなかを膨らませたりへこませたりするんだ。・・・・女みたいに胸式呼吸しかできないんだな」
 俺は首を傾げた。呼吸の仕方に男女差があるのだろうか? 横溝医師の言葉を信じればそう言うことになるが。
 「次は腹部エコーだ。ちょっとべたべたするが、我慢してくれ」
 おなかの上にブルーのべたべたした液体を塗り広げられた。
 「おなかを大きくして。そこで息を止めて」
 横溝医師は、機械を俺の腹に当てて、モニタを見ながら、時々画面を印刷していた。
 「よし、いいだろう。ブラジャーをして、このバスタオルを胸に掛けなさい」
 起きあがってブラをして、バスタオルを胸に当てると、もう一度横になれて言われた。
 「ジーンズと下着を下ろして」
 「あのう。見るんですか?」
 「ああ、そうだ」
 それが当たり前という顔をしたので、俺はやむなくジーンズとショーツを脱いだ。横溝医師は、俺のペニスと睾丸を丁寧に触っていた。
 「横向きになって」
 「はい」
 俺は、横溝医師に背中を向けて横になった。
 「膝を腹につけて。そうだ。直腸の検査をするぞ。ちょっと気持ち悪いが我慢してくれ」
 横溝医師の指が俺のアヌスに入ってきた。中をぐるぐると引っかき回す。慣れているのに気持ち悪かった。
 「よし、いいだろう。服を着て。服を着たら、隣に行って採血。それから、胸部レントゲン写真、心電図を取って貰いなさい。それがすんだら、病室へ上がって貰う」
 「手術はいつでしょうか?」
 「検査に異常がなければ、明日の午前9時からだ。手術の説明は、今日の夜8時からするからな」
 「今日の8時からですね」
 「そうだ。それまで、看護婦の指示に従って待っていてくれ」
 「はい。わかりました」
 俺は横溝医師に言われた採血などをこなして病室へ上がった。病室は、3階の個室で、俺の部屋以外には病室はないようだ。秘密の手術を受ける患者専用の部屋らしい。

 夕食は流動食だった。ちょっともの足らなかったけれど、明日が手術だから仕方がない。少し空腹を覚えながら、午後8時を待った。

 午後8時きっかりに、横溝医師が俺の病室に姿を現した。
 「検査上は、手術することに何の問題はないよ」
 カルテに貼られたデータをめくりながら言った。
 「ありがとうございます」
 「ここに座っていいかな?」
 「はい」
 横溝医師は、ベッドの横に置いてあった丸椅子に腰掛けた。
 「今から、君が明日受ける性転換手術について説明するが、覚悟はいいのかね? この手術は、やってしまったら、後戻りができないんだよ」
 「はい。覚悟はできています」
 俺はきっぱりと答えた。
 「・・・・そうか。相手の男は、いるのかね?」
 「ええ、います」
 いないと嘘を言っても仕方がない。俺は正直に答えた。
 「その男のために性転換するのか?」
 「それもあります」
 「別に理由があるのか?」
 「あります」
 「それは何だ?」
 俺は、迷った。男の時に彼女に作らせた子供の母親になるためだと言ってもいいものかと。ちょっとだけ誤魔化すことにした。
 「彼の子供の母親になるためです」
 結局、子供が俺の子供かもしれないと言うことは伏せた。
 「なるほど。それは大きな動機だ。その子供は君になついているのか?」
 「はい。とても」
 「わかった。その男の子供の母親になると言うことは、その男とは別れることはないのだな」
 「はい」
 「そうか。その男のペニスのサイズはどれくらいだ?」
 「えっ? ペニスのサイズですか? どうしてそんなことを?」
 「君に腟を作らねばならん。彼の大きさに合わせて作ろうと思っているのだ」
 俺は少し顔を赤くした。
 (日下のペニスサイズに合わせた膣を作るなんて、ちょっと恥ずかしい・・・・)
 「恥ずかしがることはないだろう? 彼が小さければそれなりの膣にしないと、ぶかぶかでは快感を得られないよ。反対に彼のものが大きければ、入らないことだってあるんだからね」
 「そうですね。・・・・」
 俺は日下のペニスを思い浮かべる。
 「ふつうのサイズだと思いますけど」
 「ふつう? ふつうか・・・・。12、3センチと見ていいんだな」
 「12、3センチですか?」
 俺は、両手を目の前に掲げて大きさを想像してみた。
 「そんなものだと思います」
 「わかった。それなら、膣の深さは15センチに設定しよう」
 「深すぎるんじゃないですか?」
 「これまでの経験から言って、少し深いくらいがちょうどいいんだ」
 「そうなんですか」
 よくわからないけれど、医者がそれがいいと言っているのだから、納得するしかない。
 「では、手術方法を説明しよう」
 「お願いします」
 「手術方法は、世界中で一番行われている包皮反転挿入法という方法だ」
 俺は頷く。わかったから頷いたのではない。横溝医師に話を続けさせるためだ。
 「肛門の前方の膣の入り口となる場所に、ベンツマークのような皮膚切開を置いて、このようにペニスに向かって切開を加える。君の場合、ペニスの皮膚だけを使ったら、膣の深さはせいぜい10センチだろうから、陰嚢の皮膚を移植することにした。だから、陰嚢の皮膚をこのように楕円形に切り取って、移植用に取っておく」
 俺は再び頷いた。
 「ペニスの海綿体と皮膚の間をはがしていく。ここで、クリトリスを作るんだが、その材料として、ペニスの先端を使う方法と、陰茎海綿体の一部を使う方法がある。わたしは、その両方を用いて、より本物のクリトリスに近い構造を作り上げることにしている。もちろん、神経は温存するから、クリトリスは感じることができる」
 俺のペニスの一部がクリトリスになってしまうなんて、想像もできなかった。
 「両方の睾丸を切り取り、膣となる穴を肛門の前に開ける。ペニスの皮の先端に陰嚢の皮膚を移植して長くしたものを反転して膣となる穴の中に入れる。この時、クリトリスと尿道口の部分には穴を開けておく。こういう風にな」
 横溝医師は、紙に図解している。
 「クリトリス周辺の皮膚を縫合して、陰核包皮ができるように工夫し、尿道口を縫合してフォーリーという管を留置する。膣の中に抗生物質をしみこませたタンポンを詰め込んで手術が終了する」
 「どれくらいかかるんですか?」
 「時間か?」
 「はい」
 「順調にいって3時間だな」
 「3時間! 大手術なんですね」
 「もちろんだよ。男を女に生まれ変わらせるんだ。3時間では早いほうだよ」
 「そうですね」
 「麻酔はどうするかな? 全身麻酔でも下半身麻酔でも可能だが」
 全身麻酔は、そのまま死んでしまったら怖いと思った。反面、下半身麻酔だったら、手術の音が聞こえるのが怖かった。
 「どうするかね?」
 迷ったあげくに結論を出した。
 「全身麻酔にしてください。さっき先生が男から女に生まれ変わるっておっしゃいましたね」
 「ああ、言ったよ」
 「目覚めたら、女に生まれ変わっていた。それがいいと思うんです」
 「なるほど。それは確かにその通りだ」
 「綺麗にできるんでしょうね?」
 「そう言うだろうと思って、これまでわたしが手がけた症例の術後の写真を持ってきたんだ。見てみなさい」
 横溝医師は、厚いアルバムを俺に手渡した。術前と術後の写真が対比されて並べられていた。
 「君で、98例目だな」
 写真は、1番から95番まで並んでいた。
 「96と97番目の写真は?」
 「まだ3ヶ月を経過していないから、撮っていないんだ」
 「あ、そうですか」
 俺は、アルバムをめくっていった。最初の頃の写真は、ペニスと睾丸がなくなって、クリトリスらしいものと腟らしいくらい穴が見えた。順番があとになるに連れて、仕上がりは綺麗になっていき、74番目からはホントに綺麗な仕上がりになっていた。
 「症例を重ねるほど、うまくなったと言うことがわかるかな?」
 「はい」
 「本物そっくりにしてあげるよ。君の他のパーツを同じようにね」
 「お願いいたします」
 迷いはなかった。横溝医師に手術をやって貰おう。そう決心した。

 翌日、浣腸、剃毛、麻酔前投薬という注射を受け手術に望んだ。
 「眠くなるよ」
 横溝医師のそんな声を聞いたあと意識がなくなり、次に目覚めた時には病室に戻っていた。
 何とも言えない、ひどい痛みがして何度も痛み止めの注射をして貰った。付け替えのために包帯を解いた時、俺には傷を見せてはもらえなかった。
 「綺麗になった時に見せてあげよう。今見るとがっかりするだろうから」
 「いつ見せてもらえるんですか?」
 「そうだな。3週間後だな」
 「そんなに先ですか・・・・」
 「その方がいい。その方が君のためだ」
 どんな風になってしまったのか早く見てみたかったけれど、どうしても見せてもらえなかった。包帯の上から触ってみたけれど、厚いガーゼが当てられていたから、ペニスがなくなった実感がわかなかった。実感がわかなかったけれど、俺の体にペニスがないのは明らかだった。

 一週間後、喉仏を取った傷の抜糸が行われた。喉仏も俺が寝ている間に取って貰っていた。抜糸と言っても、ストリストリップという糸の入ったテープを取るだけだったから、簡単なものだった。
 「よく見ると傷があるのがわかるが、もし何の傷かと聞かれたら、バセドウ病で手術したと言うんだ」
 「バセドウ病?」
 「甲状腺の病気だ。バセドウ病の手術をするときと同じ皮膚切開をしてある。若い女性に多いから、みんな納得する」
 「なるほど」

 その翌日、フォーリーという膀胱に入れられていた管が抜かれ、俺は手術後初めて自力で小便をした。もちろん座ってしたわけだけど、横溝医師から宣告されていたように、真っ直ぐには飛ばずに太股を濡らしてしまった。
 その不具合も、人造膣に入れたタンポンが抜き取られてからは自然と良くなって、真っ直ぐ飛ぶようになった。
 俺自身の陰部を真正面からは見せてくれなかったけれど、小便する時に上から覗いてみると、ペニスも睾丸もなくなった、つるりとした股間が見えた。
 思わず涙が出た。
 (お袋、ごめん。貰った体を傷つけたりして・・・・。でも、仕方がないんだ。日下と真那のためだから)
 人造膣の中からタンポンが抜き取られてからは、横溝医師が毎日膣の中を洗浄し、拡張用のシリコンの棒を使って膣が狭くならないようにした。
 (狭くならないようにと言うより、その名前の通り、拡張するためだよな。痛くて堪らないよ)
 ホントに痛かった。一番最初にアヌスにペニスを突っ込まれた時より痛かった。

 約束の三週間が過ぎた時、横溝医師は、手鏡を持って病室に現れた。
 「さあ、見てごらん。きっと気に入ってもらえると思うよ」
 俺は、早速手鏡で俺の新しい股間を覗いてみた。
 「これがわたしのなの?」
 「そうだよ」
 まだ毛は生えそろっていない。だけど、傷はどこにも見えなかった。
 「まるで、ペニスと睾丸を切り取って、女の子のものを縫いつけたみたい・・・・」
 「綺麗にできただろう?」
 「ええ」
 思わすポロリと涙がこぼれた。
 「満足してくれたかな?」
 「はい。先生。ありがとう。これなら、胸を張って彼の元に行けます」
 「そうか。よかったな。ところで、勉強はしているのか?」
 「あ、まあ。少しずつ」
 「そっちも頑張らないといかんぞ」
 「はい。わかっています」

 性転換手術が終わって、痛みが落ち着いた頃、上野からの電話が入った。女の戸籍が手に入ったというのだ。
 「ホントに?」
 《ああ。同じ年齢で、和美という名前が良かろうと思って、苦労して探したんだ。感謝しろよ》
 「和美なのね。よかった。別の名前だったら、なれるのに時間がかかるでしょうから」
 《そう言うことだな。それでだな》
 「はい?」
 《本田和美という名前なんだが、職業が看護婦なんだ》
 「看護婦!?」
 《そうだ。だから、看護婦の勉強をして置いてくれ。看護婦の資格を持っているのに、まったく看護婦としての知識がないとばれてしまうからな》
 「でも彼と結婚してしまえば、そんなことできなくてもいいでしょう?」
 《しかし、どこでどんな事態になるかもしれんだろう? 共働きしなければならんかもしれんし》
 「あ、そうですね」
 俺の相手が医者だからそんな事態にはならないよと言いたかった。しかし、看護婦を捜してきたところを見ると、もしかして俺の相手が医者だと知った上での話かもしれないとも思っていた。
 《入院している間に、基礎的なことを本を読んで学んでおけよ》
 「わかりました」
 その時、俺にはある計画が浮かんだ。その計画を実行するためには、少しくらい看護婦の勉強をしたくらいではだめだ。実際に看護婦の仕事ができなければ。
 性転換してすぐに、日下の元に飛んでいっても良かったのだけれど、そうなると、どこで知り合っただとか、どこで働いていたかなどといろいろと詮索されるおそれがあると思った。
 それを回避するために、大分で看護婦として就職するのだ。看護婦として働く俺が、医者の日下と偶然知り合って、恋に落ちて結婚するという筋書きであれば、さかのぼっても横溝医院で働いていたと言えばいい。
 「上野さん、ひとつお願いがあるんですけど、いいですか?」
 《なんだ?》
 「この病院で、看護婦として実習みたいなことをやらせてもらえないでしょうか?」
 《どうしてだ?」
 「だって、上野さんが看護婦の知識を身につけろって言ったんですよ。少しくらいは実地にできないとおかしいでしょう?」
 《それもそうか。じゃあ、横溝先生に頼んでやるよ》
 「お願いします」
 《君には手がかかるよ》
 「最後まで面倒見てくれるって言ったでしょう?」
 《わかった。わかった。じゃあ、しっかり勉強しろよ》
 「はい」

 そう言うわけで、俺は入院生活の合間合間に看護婦として生きていけるように勉強していたのだ。
 「明日から、この部屋は病室ではなくて、看護婦寮に変更だ。午前8時から勤務開始だ。いいかな?」
 「頑張ってやってみます」

 こうして、横溝医院での、俺の看護婦見習いとしての仕事が始まった。