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当院では、栄養サポートチーム(NST)を組織して積極的に患者様の栄養状態の改善に努めています。
栄養サポートチーム(NST:Nutrition Support Team)は、1970年米国のシカゴで誕生しました。その後、NSTは全米に広がり、さらに欧米諸国へと急速に伝播していきました。現在、欧米では半数以上の総合病院にNSTが存在します。1997年までは我が国においてわずか数施設にNSTの設立が確認されているに過ぎませんでした。しかし、1998年以降その重要性が認識され、徐々にNST設立の機運が高まり、現在では多くの医療機関で組織されているようです。
「医療は、単独の職種のみで行えるものではなく、多くのコ・メディカルのサポートがあって初めて成り立ちます。その中でも、『栄養管理』は全ての疾患に必要な基本的な医療の一環であると同時に、健康の維持と増進、さらに疾病の予防と治療に大きな役割を担うものです。その『栄養管理』を医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、検査技師など専門性を持つ異職種が共同で行い、個々の患者様の治療、ケアに当るチーム医療が大変重要です。そして、チーム医療の充実は、患者様にとってQOLの向上などの良い効果を生むことができる」がNSTの目的と効果です。
当院では、現在、入院時の様々な所見から栄養回診の必要な患者様に対して医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、健康運動指導士、理学療法士、作業療法士が的確な栄養評価に基づく管理を心掛け、更なる治療効果を向上させるよう月2回以上の栄養回診を実施しています。今後は、全ての入院患者様に対して入院時栄養アセスメントを行い、栄養回診は週1回の実施を予定しています。
(記事:中村佳子管理栄養士)
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