総務省地域提案型研究開発制度による研究
「自由視点三次元映像スタジアム研究のビッグアイでのデータ取得の実験作業」のご案内

 〜平成13年度 総務省「地域提案型研究」事業にて助成いただいている本研究(技術政策課より約25百万円)のデータ取得実験〜
平成14年1月15日

(財)ハイパーネットワーク社会研究所
      tel-097-537-8180
自由視点三次元映像スタジアム研究チーム
(バーチャライズド・リアリティ研究チーム、尾野、藤野)
  尾野:090−3194−7257
  藤野:070−5518−0161

 本実験も平成11年度からスタートして3年目を迎えております。
 当初、ワールドカップサッカーでの実利用を目指しておりましたが、研究資金等の問題から本年6月での実現はたいへん難しく感じております。
 しかし、本質的なねらいである、

(1) 超大空間での実イベントを三次元動画(つまり4次元)データで取得する技術開発を行い、未来のインターネット等でのコンテンツ開発に役立てると同時に未来社会への応用開発を行う。

(2) できればビッグアイをそのような三次元動画撮影機能を持ったスタジアムとして成長させ、地場IT産業の振興を図る。

(サッカーだけでなく、様々なイベントを収録できる仕掛けを持ったスタジアムとなるとうれしい)
 というポイントは変わっておらず、そのための実験の一環として、当日、データ取得作業を行うこととなります。

 なお、

・ 今回は1月14日に機材持ち込み開始し、15,16日に撮影。そのうち、16日は大分大学サッカー部の諸君に被写体となっていただきます。

・ カメラ総数28台、ハイパーネットワーク社会研究所のみならず、筑波大学、慶応大学、大分大学、竹中工務店、NHK放送技術研究所などから総勢三十名程の研究スタッフでの大がかりな実験です。

・ このような大空間対象例は世界的にも例が無く、学会などでも注目されています。

 平成11年度、12年度は、ビッグアイのほぼ1/2の規模であります別府ビーコンプラザでデータ取得実験を行ってきました。

・ 実質的な技術リーダである筑波大学・大田友一教授(総務省への実験代表はハイパー研の尾野)はこの方面でたいへん活躍されておられる世界的な方ですが、更に、アメリカ・カーネギーメロン大学のロボティクス研究所所長・金出武雄教授もアメリカから駆けつけて参加しております。

 金出武雄教授は、CBSの依頼にて昨年のアメリカ・スーパーボウルで同じような方向性の技術で「アイビジョン」という名の元にフットボールを多角度からTV再生してみせる技術を完成披露しましたが、それらは日本国内でも広く報道されております。

(今回の本実験は、その「アイビジョン」の先を考える技術と言えます。従って、16日の撮影で、その場でデータを解析して再生することはできませんことをあらかじめご承知おきください。今回はデータを取得し、研究室に持ち帰り、どのような手法が三次元動画を作り出すのにより有益か、を、探るのが全体の実験でもあります)
 
 我々ハイパーネットワーク社会研究所としましては、

・ これらの技術が、大分大学などを通じて地場に根付き、新しい産業開発となるように期待したい。

・ そのために、早期にビッグアイと総務省ギガビット網と接続を実現するよう大分県等に働きかけ、大分大学、筑波大学、慶応大学、竹中工務店、等と超高速通信網を使った共同実験の恒常的な場となるように期待したい。

・ その結果として、大分にITに支えられたスポーツ科学やスポーツ医学産業などの発展を期待したい。

 以上です、よろしくお願いいたします。
実験者:自由視点三次元映像スタジアム研究チーム
(バーチャライズド・リアリティ研究チーム)
<* 印者で当初の研究申請を行いました>
-----------------構成メンバー-----------------
金出武雄*    アメリカ、カーネギメロン大学ロボティクス研究所所長
(ハイパーネットワーク社会研究所 顧問研究員)
大田友一*    筑波大学 機能工学系 教授
北原 格     筑波大学先端学際領域研究センター
藤田米春*    大分大学工学部知能情報システム工学科 教授  
大城英裕    大分大学工学部知能情報システム工学科)
斉藤英雄    慶応義塾大学 理工学部情報工学科 助教授
秋道慎志*    株式会社 竹中工務店 情報センター 課長
北原英雄    株式会社 竹中工務店 情報センター
井上誠喜    NHK放送技術研究所マルチメディアサービス
尾野 徹*    ハイパーネットワーク社会研究所 理事
藤野幸嗣    ハイパーネットワーク社会研究所 主任研究員


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