ハイパーステーション開所式
「サントリー地域文化賞」受賞パーティー

 7月に開催された第8回のハイパーフォーラムは、同じ日にコアラのサントリー地域文化賞受賞パーティ、ハイパーステーション開所式といったイベントが共同に開催されいつにもまして賑やかなイベントになりました。今回はその内容が盛り沢山になった7月19日の模様を紹介します。
ハイパーステーション開所式にて挨拶をする公文俊平氏

大分の情報基地「ハイパーステーション」開所式
 まず、始めにハイパーステーションの開所式が行われました。この式典には平松守彦大分県知事も出席され、行政としては今後、医療・福祉・教育分野で情報化をすすめたい。現在、離島との間で遠隔医療、教育利用の実験を開始している。今後も、情報先進県として、コアラに代表される民間、国、県内企業、大分県、ハイパーネットワーク社会研究所などが一体となって、地域実験を重ねながら、NII、RII、アジアとのGIIの構築をめざしていきたい、といった内容の挨拶がありました。
ビデオメールを実演する平松知事

 続いて、公文俊平氏(ハイパーネットワーク社会研究所理事長、大分県情報化委員会準備会会長)から、ネットワークの幹線部分の構築、行政利用、企業利用は具体的に進められつつある。残る課題は、地域でのあり方である。コンセプトとしては、日常生活でつかえるネット、CAN(コミュニティ・エリア・ネットワーク)の構築であるが、大分県は早くからその必要性に気づいている。ハイパーステーションはその中核施設となることを期待する、という話があり、引き続き、通産省、郵政省、NTTの来賓から、地域の豊かな生活をめざした情報通信社会を目指して、今後も地域への支援をしていきたい、という話がありました。
 最後に起動式として、今回大分で開発中のビデオメールを使ったメール交換の実演が、宮津純一郎NTT社長と平松知事との間で行われました。

サントリー地域文化賞受賞パーティー

乾杯の音頭とともに、空からたくさんの紙吹雪(みんな上を見て楽しそうな表情注目!)
 とにかく楽しみましょう、がパーティーの主旨でした。コアラの10年にわたるパソコン通信をとおした地域のコミュニケーション活動が文化として認められて受賞が決まってから、コアラ会員が自主的に集まり、いかにしてパーティーを盛り上げるかの作戦会議が毎週行われました。その第一の企画が屋外パーティー。初夏の夕暮れ、サントリーさんのご協力も得て野外でビールをおいしく飲みましょうというものです。
準備も万全、いよいよ前日になったとき、なんと九州に台風が上陸、当日明け方には大分を通り過ぎたものの強い風と雨は残っています。お祝いに全国から300名を越す方々が集まって来られる予定ですが、無事に大分までつけるかも心配です。
 それでも、コアラ会員の祈る気持ちが通じてか、パーティ開始までには晴れ間も見えるようになり、開始までの待ち時間には、コアラパソコン通信の一番人気の会議室「カフェコアラ」にちなんで、本物の喫茶店「カフェコアラ」も特別オープン。コアラのアクティブユーザー女性陣も色とりどりの浴衣姿でスタンバイOKとなりました。
カフェコアラのウェイトレスさん


屋外パーティ会場を上から見たところ
 まずは、コアラの名誉会長平松知事の挨拶。コアラだけのお祝いに止まらず、コアラを産んだ大分ソフトパーク全体のお祭りにしましょう、との言葉をうけて、吉村益次氏(大分県商工会議所連合会会長、大分県地域経済情報センター理事長)より乾杯の音頭。そこで、本日最大の仕掛けが稼働。空からは大量の紙吹雪、舞台からは花火、そしてコアラ会員による生バンド演奏が一斉にスタートしました。いつもは静かなソフトパークも、この時ばかりは一気に盛り上がりお祭り気分も最高潮に達しました。

 引き続き、一番の遠方、北海道からお越しの桑原昭志氏(道新メディック)も無事到着され、日本全国6地域を結ぶパソコン通信ネットNN連合の方々からお祝いの言葉をいただきました。
 最後には、コアラ主催の「ホームページ”たのしさ”コンテスト」の結果発表があり、地域、学校、個人でたのしむ6つの受賞ホームページが紹介されました。
 パーティが終わる頃には空にきれいな虹がかかり、最後のお楽しみ企画の風船を参加者全員で空に飛ばしました。
 コアラが発足して10年、3年前に公共性をより強く打ち出して組織もリニューアルし名前もニューコアラになりました。今後コアラは、地域に根ざしたよりたのしいネットワーク文化をめざして、ハイパーコアラに成長していくことでしょう。

知事の「コアラ名誉会長」名刺交換風景