定例記者会見
日時:平成14年6月28日(金)午後1時30分
場所:第一応接室


■ワールドカップ大分開催の総括について
 それでは7月の定例記者会見ですが、私が横浜でのワールドカップ・ファイナル及び閉会式に出席する関係で日にちを繰り上げさせていただきました。
 ワールドカップ大分開催の総括につきましては、大分での試合が終わった今月16日の臨時記者会見で皆さんに申し上げましたが、ワールドカップ大分推進委員会のメンバー、それからサッカー大使として試合を実際に見ていただいた人、そういった関係者皆さんに集まっていただき、あらためて今回のワールドカップサッカーの評価、問題点などについての総括をする会合を7月4日の午後4時20分から東洋ホテルで開催することにいたしております。
 臨時記者会見の際申し上げましたように、ワールドカップサッカーの三原則、「安心・安全」、「ホスピタリティー」、それから「国際交流のきっかけ」という三点でございますが、安心・安全という面につきましては、アクセス、観客の輸送等々総て極めて順調にまいりまして、大会の運営については開催10自治体の中では大分が一番よかったという評価をJAWOCの遠藤事務総長からもいただいたところでありますし、事実非常にうまくいったと思っております。
 また、ホスピタリティーにつきましても、中津江村は大変大きな情報発信をして、全国的に有名になりまして、地域の活性化にも役だったわけであります。また、佐伯市によるチュニジアチームの歓迎、また大分に来たチームや観客に対するホスピタリティーも大変よかったと思っております。
 とくに大分市、別府市のホストシティパークでは、いろんな店を開きイベントをいたしました。たくさん外国のお客さんがやってきて、県民との交流も進みました。
 アフターワールドカップについても、来県した国々と今後のスポーツ交流、また文化交流、イタリアとのファンゴエステの交流、産業の交流など、いろんなきっかけの話がでてきておりますので、これからそういうこともやっていきたいと考えております。
 また皆さん方がいつも心配されておりますワールドカップ後のビッグアイの利活用でございますが、現在すでに今年度のほとんどすべての土曜、日曜はスポーツイベントが行なわれることになっておりますし、8月10日のB’zのコンサートが4万2000人、木材フェアが延べ6万人、またいろんな展示会などのイベントが10ぐらいございまして、土曜、日曜がほとんど埋まっております。それらの準備のために水、木、金ぐらいの日中は使用されますので、本年度はあまり空いてる日は少ないように思います。
 大分市の方もビッグアイを今後観光の一つの吸引施設として、いろいろ利用方法について考えていくというようなこともありますので、広く県民の皆さん、また九州各県の皆さん、九州のサッカー場としての利用等も含めて活発に利用されることが期待されているところであります。
 
道路関係四公団民営化推進委員会について
 7月は恒例によりまして来年度の国の予算獲得を目指して、要望活動等が始まることになっておりますが、来年度の予算とも絡めて大きな問題の一つである「道路関係四公団民営化推進委員会」の人選が先般終わりまして、これから審議が始まるわけであります。
 ご存じのように委員は7人、委員長には元経団連会長の今井敬さんがなったわけでございます。かねがね全国知事会から、また全国高速道路建設協議会の会長として私も「この7人の委員の中に地方自治体の事情のわかる首長を入れてほしい」と強く申し入れておりました。また与党3党の幹事長と官邸との間でも人選については、ほぼそういうことで話がついたやに漏れ聞いていたのですが、実際ふたを開けてみたら残念ながら入っておりませんでした。
 先般、6月21日に東京での全国高速道路建設協議会の総会に臨んでおりましたら、ちょうど委員の人選の発表があったところで、総会終了後直ちに官邸にまいりまして、福田官房長官に直接お目にかかり、これから道路関係の四公団民営化の議論をやる場合、これからどこまでを公団でやるのか、どこから新しい形態でやるのか、今後どういう形で9432キロの整備計画路線を整備するのか、1万1千キロの高速道路整備計画をやっていくのかということについて、ぜひ地方自治体の人にも委員会の席上で意見を述べる機会を与えて欲しいと要望しました。
 福田官房長官は即座に「よくわかりました。それは必ずやります」と確約してくれましたので、これから毎週行われる道路関係四公団民営化推進委員会の中で、我々にも発言の機会が与えられるものと思っております。
 大分県で考えてみますと、道路公団の行なう高速道路としては大分から長崎までの九州横断自動車道、これは全線開通しました。四車線化の工事が玖珠と湯布院の間で一部残っているだけで、湯布院ICと日出ジャンクションの間はこの前(5月25日)四車線化が完成しました。
 あとは東九州自動車道ですが、供用開始率が現在のところ20%弱でございます。先般着工式を行なった佐伯から蒲江までは施行命令が出ておりますが、蒲江から宮崎県北川までは整備計画区間であります。国土交通大臣から道路公団総裁に工事をやってよろしいという施行命令が出ると道路公団に仕事が移って工事を行うということになるわけですが、まだ施行命令は出ておりません。すでに環境アセスメントも終わっており、あとは施行命令が出るだけですが、まだ出ておりません。それから宇佐から福岡県の椎田まではまだ整備計画で、すでに手続きは全部終わっておりますが施行命令が出ておりません。
 東九州自動車道はまだ供用開始率は20%弱でありますので、九州全体の循環型交通体系ということを考えると、これはぜひとも現行方式で早期に完成してもらいたいということをかねがね申し上げているところであります。
 公団がいつどのような形で民営化するのか、その過程で公団がどこまでやっていくのか、どの路線をやるのか、また上下分離方式かどうかというような問題等がこれから道路関係四公団民営化推進委員会で議論をされますので、これから大分県の立場、また全国高速道路建設協議会会長の立場で対応していきたいと考えているところであります。
 
■国に対する要望活動について
 15年度県政重点の説明をする恒例の県選出国会議員との懇談会を7月15日の10時半から行ないます。県選出の国会議員と我々県の幹部との間で、高速交通体系の整備をはじめ来年度のいろんな重点事項についての要望をいたす予定であります。
 また全国知事会議が7月18日に沖縄県で行なわれることになっております。この席上においても来年度の予算に伴う高速道路の問題等の要望が議論をされることになると思います。
 これも恒例でございますが、7月23日に九州地方開発推進協議会及び九州高速自動車道建設期成同盟会総会が宮崎県で行なわれます。現在のような情勢を踏まえまして、この整備促進についての決議等が行なわれることになると思います。
 
■2008 第63回国民体育大会テーマ・スローガンの募集、子育てに関する写真・啓発標語・三行詩の募集について
 少し早いのですが、2008年に開催する二巡目国体のテーマ・スローガンの募集をいたします。ちなみに前回の第21回大分国体のテーマは「剛健国体」、スローガンは「剛健・友愛・信義」ということでありました。今回はローカルにしてグローバルな時代の中での国体であります。そういった時代にふさわしい新しいスローガンを募集することにしておりますのでお知らせします。
 もう一つは、少子化対策として子育てという問題についてこれからみんなで考えていこう、子どもの成長と子育てをみんなで支える意識を深めていこうということで、「子育ての楽しさ・夢キャンペーン」を行い、子育てに関する写真、啓発標語、三行詩の募集と優秀作品を活用した啓発活動をいたしたいと考えております。
 
■行事のお知らせ
 行事関係でございますが、「第20回全国都市緑化おおいたフェア」を来年の4月末から6月末の約2カ月間にわたりビッグアイで開催します。
 そのプレイベントとして7月20日にビッグアイで「300日前祭」を実施します。多彩なイベントを企画しておりますが、特に長嶋茂雄さん、私も個人的に存じ上げておりますが、この方は、ジャイアンツの監督になる前のフリーの時に、緑化団体の代表として全国を講演して回ったことがあり、大分にも来られました。緑化、また花に非常に関心の深い方でございまして、今般全国都市緑化おおいたフェアのゼネラルプロデューサーへの就任をお願いしましたら、大変お忙しいにもかかわらず、大分のために就任していただけるということでございます。7月20日にこのプレイベントに出ていただいて、ゼネラルプロデューサー就任式とその後に私との公開対談を行うことにいたしております。
 それからもう一つは、林業の後継者育成ということで、今年度開塾する「豊後やる木塾」の初めての塾生が決まりましたので7月26日に開塾式をいたしますのでお知らせをいたします。
 塾生はこれからの大分県の林業を背負って立つ15名の中核林業者の方になっていただきます。
 私は名誉塾長で、千葉県の明海大学の森巌夫教授に塾長をお願いしております。
 
 
※知事発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理のうえ、作成しています。
[記録作成:企画文化部広報広聴課]

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