定例記者会見

日時:平成15年2月3日(月)午後1時30分

場所:第一応接室


■第20回全国都市緑化おおいたフェアについて
 まず最初は、「第20回全国都市緑化大分フェア」。開催までもうすでに100日を切って、あと84日となりました。先般竹町の入り口で私と大分市長も出席して、緑化フェアの100日前祭をいたしましたが、大変たくさんの人に来ていただいて、鉢植えの花苗も無料で配布し、また幼稚園児と南こうせつさんが作った緑化フェアのテーマソングを一緒に歌ったりして、おおいにPRしたところであります。

 前売り券の売り上げもまずまずというところでございますが、引き続き積極的にPRを行ってまいりたい。「ワールドカップサッカー」というとすぐにわかりますけど、「緑化フェア」というのはなかなかわかりにくい点もありますので、今日は皆さん方に現地を見ていただくことになっておりますので、県内外に紹介していただければありがたいと思っております。
 今日見ていただくのは大分スポーツ公園会場と佐野植物公園会場でございますけれども、皆さんにお渡した資料に会場の展開図がございます。
 まず、大分スポーツ公園会場の入り口のところ、[1]の「かぼすロード」。かぼすは何と言っても大分県の一村一品の代表格、「かぼす大使」も任命しており、緑化フェアのマスコット人形も「かぼたん」ということでございます。
 入り口に大分を代表するかぼすを50本展示しまして、その一部を期間中に花を咲かせ、実を結ばせるよう開花調整をしております。
 [2]は「香りの文化村」ということで、県民の皆さんから大分の県の香りを募集して、野津原の香りの森博物館にいろいろ協力を願って、大分の香りを作ってもらいます。緑化フェアの会場でもお客さんにもいろいろ香りを作ってもらうことにしています。
 [3]は「花と香りのシルクロード」ということで、南フランスにグラースという町があります。私も行きましたけれども、フランスの一番の観光地のそばにあります。ウビガンとかシャネルとか、昔は香りが化学的に作ったものではなくて、香りの木やラベンダーとかの花から直に作っていましたが、そのグラースの町が大分県の香りの森博物館がある野津原町と姉妹都市になっており、香りの森博物館では、香りの記念祭の行われる2月にはこっちから出かけていったり、またそこからいろいろ新しい花も持ってきてもらうなど交流を行っています。緑化フェアではグラースを代表するバラ、いま一番日本でも流行っているバラの香りということで、約160種類、1600株のバラを植えることにしております。この前お生まれになった皇太子ご令嬢の敬宮愛子様のご生誕をお祝いして命名された「ロイヤル・プリンセス」という名前の白バラが、九州で初めてここで公開されることになっておりますのでお知らせします。
 [4]は「花のネットワーク」、国際交流庭園ということで、ワールドカップサッカーで大分にきたカメルーン、スウェーデン、またメキシコの大使等にも私はお願いして、カメルーンからモアビ、スウェーデンから白樺、メキシコからダリア、サボテン等の記念樹の贈呈をしていただいております。テキーラというお酒はサボテンから作ってるということです。こういったワールドカップの時に大分に来たチームの国のいろんな花をここで展示をする予定であります。
 [7]は「豊の国百彩苑」。これは県内外の111社の造園業者の出展庭園を見てもらうということで、現在、いろいろと作っているところです。
 [9]は「県民花飾り」ということで、地植え花壇とか、コンテナ花壇、などを出展展示しますが、現在860組の募集をしておりまして、ここで県民の皆さんに花飾りをやってもらう。
 [12]の屋外ステージでは、今日は香々地町の日とか、今日はどこ市の日と日替わりで市町村デーを設けて、お神楽や太鼓など各地の伝統芸能をここでいろいろやってもらいます。
 [13]は「花と香りのまなび館」ということで、最近香りを嗅ぐと痩せる、また香りの浴材を風呂に入れて入ると痩せるとか、いろいろ香りと美容というものが流行っておりますが、そういった気楽に楽しめる、いろいろな花と香りの暮らし講座を用意してやっていこうと思っております。
 それから2枚目の佐野植物公園。ここは市の施設でありますが、隣接する東部清掃センターが一般ゴミを焼却する時の熱を利用した温室でいろんな植物を育てている有名な植物公園であります。
 [1]は「エコガーデン」ということで、オーガニック体験の菜園。
 [2]は観賞温室「花の遊惑星」ということで、世界で一番大きな「ラフレシア」という花をここで展示することにしております。
 [3]は「エコ情報プラザ」ということで、企業、NPO団体等の環境保全活動を紹介する。
 [8]は「ぽかぽか池」ということで、これは清掃センターの焼却余熱を利用した温かい池ですから、その中を歩いてもらって疲れた足を癒していただきたい。
 例をあげればこのようなものでございますので、どうか今日現地を見ていただいて、県民や県外の方にも来ていただくように、よろしくお願いをいたしたいと思っております。

 
■「大分県女性・消費生活会館(仮称)」の愛称決定について
 旧NHKの跡地に大分で初めてのPFI方式でつくる「大分県女性・消費生活会館(仮称)」がほぼ完成し、4月にオープンをいたしますが、皆さんから募集しましたこの会館の愛称が決まりましたのでお知らせをいたします。
 愛称は、『アイネス(i−ness)』であります。これは大分市在住の深見秀重さんの作品で、「i−ness」の「i」は「愛情・情報・私」。「ne」は「次の時代=next」と「新しさ=new」。「ss」は「消費」と「参画」をさしています。簡単に言えば「愛の会館」ということで、「アイネス」という名前に決まりましたので、ご紹介をさせていただきます。
 
■ダイハツ車体(株)大分中津工場建設工事起工式について
 いよいよダイハツ車体(株)新工場建設の起工式の日にちが決まりました。先般私も大阪池田市のダイハツ本社に行って新宮会長、山田社長にお会いし、いろいろ今後の進め具合の相談をいたしました。
 平成3年12月に中津市への進出表明をして10年以上が経過しました。この間、干拓地を工場用地に造成するとか、中津港の重要港湾への格上げ、日本でたった1カ所、地方港湾から重要港湾に格上げしたわけでございます。
 それで航路、また埠頭等の整備がどんどん進みまして、16年末からダイハツ車体が自動車をここで製造するというところまで来ましたので、雇用効果、地域活性化効果など、波及効果は大変大きいものがあると思います。
 2月17日(月)に起工式をいたしますので、お知らせをいたしておきます。
 
■「NBU県央空港エクステンションキャンパス(仮称)」について
 資料はお配りしていませんが、大野町にあります県央空港、かつての農道空港、あそこを日本文理大学の航空宇宙工学科が利用したいということであります。日本文理大学の航空宇宙工学科は、募集人員100名でございますが、現在でも卒業生が航空関係会社に就職しておりますけれども、その航空宇宙工学科の実験棟をここにつくり、また将来風洞実験室を設け、県央空港を使っていろいろ学習する。こうした学外の実習棟「NBU県央空港エクステンションキャンパス(仮称)」を設置することについて、大学と大野町から協力依頼が本日の11時にありました。
 県央空港はいま大野地域を中心とする農産物の空輸をやっておりますし、また遊覧飛行とかいろんな航空機使用事業もやっております。また県の防災航空隊の基地にもなっておりますが、こうした大学教育に県央空港が利用されるということは、大野郡における若者の定住にもはずみがつくことになります。空港の側に大野町の町有地もございますので、NBUと町と県が一緒になってここにNBU県央空港エクステンションキャンパスをつくることになりましたので、お知らせをいたしておきます。
 平成15年度後期授業から、利用開始をするようにしようとこういうことで、進めてもらっております。
 
■行事のお知らせ
 まず、「第15回野上弥生子賞読書感想文全国コンクール表彰式」。大分県と岩波書店が開催しておりますが、毎年応募者が非常に多く、今回は3941通もの応募をいただき、野上文学の幅の広さ、底の深さということをいまさらに思い知るわけでございますが、今回をもって一応の打ち切りにしようということにしております。2月6日(木)にその中央の審査委員の方々もお迎えして表彰式をいたすことにしております。
 中学生の優秀賞には大分県の津久見市立日代中学校と大分市立王子中学校の生徒さん。
 高校生の最優秀賞である野上賞に野上さんの地元臼杵の高等学校の3年生。
 それから一般の野上賞にも大分市の26歳の方が受賞されました。野上先生が99歳で亡くなる前に、私も野上先生からいろいろご訓示をいただきました。岩波から非常に本もたくさん出され、岩波書店の創業者の岩波さんと野上さんは非常に近かったもんですから、岩波書店との共催ということでこのコンクールを今日までやってまいりました。
 非常に野上文学は大分県のみならず、県外からの方も非常に多く、今回もアメリカから応募がありましたが、海外からも来ております。このコンクールの優秀作品は岩波の「図書」という毎月出る雑誌に掲載されております。
 「海神丸」、「哀しき少年」、「秀吉と利休」、「真知子」、こういった作品の感想文が多いようであります。

 次は「大分県母子寡婦福祉大会」。私は大分県の母子家庭のための「しらゆり塾」というのを作り、今年で19回になるわけでございます。最近の母子家庭、昔は夫に先立たれた方が多かったようですが、最近は離婚された若い寡婦の方も多いようであります。
 今年は50周年の記念の年になりますので、県立総合文化センターの音の泉ホールで式典行事を行い、私も記念講演をすることになっておりますので、お知らせをいたしておきます。

 それから毎年やっておりますが、「平成14年度知事と語ろうエコー懇談会」。県政モニターを毎年委嘱しておりますが、直接県政についての意見交換をしようということで、2月20日(木)に共同庁舎14階で懇談会をいたすことになっておりますのでお知らせします。

 国東半島は山が真ん中にあり急峻な地形でありますので、丸に十の字というか、山香町から大田村を通って国東半島の北端の国見町に至る道路、それから豊後高田市から安岐町を経由して国東町に至る道路、この道路の整備が遅れておりました。この「豊後高田国東線・山香国見線の開通式」が2月23日(日)に行われる運びになりましたが、これは国東半島の中の主要地方道としては大変重要な意義のある道路の開通式でございます。
 特に国から国土交通省の道路局長もお見えになることになっております。
 開通式は豊後高田市大字一畑で行い、記念式典は安岐町の「梅園の里」というところで行うことになっておりますので、お知らせをいたしておきます。

 次は「平成14年度産学官交流大会」ということで、これは産学官交流企画調整会議、大分県、(財)大分県産業創造機構、大分県工業団体連合会が主催し、2月27日(木)に大分全日空ホテルオアシスタワーで開催します。産学官の皆さんでこれからの特にTLO、先般大分大学の内藤学長も来てお話されましたけど、「地域活性化のためのTLOの役割」ということで電気通信大学のTLOの社長さんの講演、また産学官交流の活発化に向けてのパネルディスカッションも行われることになっております。
 東京工業大学のTLOは全国でもモデルになりましたが、その学長さんが大分大学の学長に就任されました内藤さんです。
 大分のTLOはハイテク産業に偏らずに、もっと一般の県民の皆さんからのアイデア、思いつきでもいいからいろんなアイデアを募集して、大分大学工学部の先生だけではなくて県内大学、研究機関などの研究員とか、そういった人もみなこのTLOの株主にもなってもらって、いろんな方からのヒント、思いつき、こういったものをシーズにして新しい特許へ育て、それを新しい企業にライセンシングをして特許料を稼ぎます。
 もっと農業関係とか、例えば大分県は竹の産地ですから、この前、産業科学技術センターが大分の竹を利用した車いすを開発して大変好評でありますが、こういった県産品を利用した新しい製品、特許というようなものもあるわけで、広く農産品などもいろいろ含んで大分のTLO、「吉四六TLO」というようなものをやっていこう、全国にないユニークな地域密着型TLO、とんち、思いつき、こういったもののライセンシングをやっていこう、ということで私と内藤学長との意見が一致しまして、そういう方向のTLOづくりをやりたいと思っております。

 
■トピックス
 ワールドカップで一躍有名になりました中津江村。先般、「大分カメルーン親善協会」も発足をいたしました。
 カメルーンにもぜひ来ていただきたいとの要請が駐日大使からございまして、本訪問団は秋ぐらいになると思いますが、事前訪問団ということで、親善協会会長の中津江村長と県のワールドカップの推進局の三浦次長、それから中津江の鯛生金山のマネージャー等、また早稲田大学大学院の学生さん、民間会社の社長さんなどの医療ボランティアの方々もカメルーンにまいることにいたしております。
 今回のカメルーン訪問の目的は、中津江村とカメルーンの町との姉妹提携が出来るかどうかという点、それから特に子どものサッカーチームとの交流を鯛生金山側のスポーツセンターのサッカー場でやる、それからカメルーンの工芸品のなかで鯛生スポーツセンターの販売店で販売するような物があるかどうか、こういったようなことの調査、話し合いなどでございます。
 これから特に、大分県全体とカメルーン共和国との間の提携やサッカーの交流や、カメルーンが今後大分の一村一品運動を導入したいということもあります。そういったことについては9月頃に行く本訪問団で親善協会の皆さんと一緒に行ってお話することになると思います。

 最後に国際プレシーズンマッチということで大分トリニータと韓国の「蔚山現代ホランイ」というチームとの試合が2月28日(金)にビッグアイで行われます。私も韓国のサッカー協会会長でFIFAの副会長の鄭夢準さんが理事長をやってる蔚山大学の理事にも就任して、卒業式には必ず行くんですけども、また「大分県豊の船」で蔚山市に女性団体も訪問し、また蔚山大学とAPUもいろいろと交流を行っております。
 私がかねがね申し上げている「アフターワールドカップ」で日韓中の国際サッカーの第一弾として、まず大分トリニータと蔚山現代ホランイの試合をやろうということで、この日に決まりました。
 4時に開門しますが、「日韓大なべまつり」とか「日韓舞台競演」とか、また蔚山市の観光PRの展示とか、試合の始まる6時までにいろいろとイベントをいたしまして、ハーフタイムの時には「ワールドカップ大分宣言」ということをいたすことにしております。
 今後、中国、韓国のいろんなチームとの交流を重ねていき、ゆくゆくは日本の開催10都市と韓国の開催都市との交流、また中国との交流で「日韓中アジアカップ」を目指していきますが、今回はそれへの大試金石であります。

 
 
※知事発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理のうえ、作成しています。
[記録作成:企画文化部広報広聴課]

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