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これだけでOK 現代版・結婚のしきたり 基礎知識



内祝い 披露宴・二次会のどちらにも来ていただけなかった方から、結婚祝いをいただいたとき
に差し上げる。目上の方の場合には半返し(あまり高額のお返しはかえって失礼に)、
同年代なら同額返しが目安になっている。
海外挙式 外国の教会やお城での挙式はロマンティックで、新婚旅行も兼ねられるため人気。結婚
への社会的認知を得るためには、盛大ではなくてもお披露目のパーティを行うほうが望
ましい。
家族書・親族書 お互いの家族・親戚関係を知るために、結納の席で取り交わすもの。正式には奉書用紙
の折り目を下にして、毛筆で書く。家族書には同居の家族と未婚の兄弟姉妹全員の氏名
と続柄を年齢順に、親族書ではさらに既婚の兄弟姉妹とその配偶者、叔父・叔母とその
配偶者を、父方と母方に分けてやはり氏名と続柄を年齢順に記載するが、故人は記さな
い。3つ折りか4つ折りにして上包みをかけ、結納品とは別に片木盆で差し出すのが正
式。
記念写真 いわゆる記念撮影のほかに、プロのカメラマンに挙式から披露宴までのスナップ写真の
撮影を依頼する人が多い。セピア調のモノクロ写真や出席者全員での記念撮影も人気。
結婚通知書 結婚報告と新居案内を兼ねた通知。披露宴や新婚旅行の写真入りが多いが、独自性のあ
るデザインで仕上げる人も増えている。印刷に1〜2週間かかるが挙式後1ヵ月以内に
出したい。
心づけ 挙式当日お世話になる裏方の人たち(担当者、介添え、宴会場の責任者、美容室、写真
室や運転手など)に差し上げるご祝儀のこと。小さめののし袋に「寿」「御祝儀」「お
車代」などと表書きし、両家の名前で渡す。本人から渡すのが理想だが、母親か親族で
もよい。その場合は担当者を誰か1人に決めれば、混乱がない。金額は5000円が目
安だが、美容室など複数の人にお世話になる場合は、まとめて多めの金額を包み、代表
者に渡すのがスマート。
婚姻届 法律上正式な夫婦になるために、市区町村役場に届け出るもの。証人2名以上の署名捺
印を添えて、戸籍謄本(抄本)とともに、本籍地の首長にあてて提出する。提出するの
は本籍地に限らずどこの役場でもよく、捺印してあれば代理人による届け出でもよい。
日曜・祝日でも受け付けてもらえるので、挙式当日はもちろん、ふたりの出合いの日や
プロポーズの日などでもokだ。届け出る本籍地がふたりのいずれかの本籍地の場合、本
籍地がふたりとも同じ場合など、個々のケースで必要書類の枚数が異なるので、要注意。
婚約 結婚の約束。ふたりの結婚の意志が確認できれば口約束でもかまわないが、正式には結
納を取り交わす。欧米で一般的な婚約式をする人も増えてきている。
婚約解消 相手の不貞や耐え難い侮辱を受け、どうしてもやっていけないと思ったら、早めに結論
を出すこと。その場合、仲人など第三者を入れて話合うほうが、トラブルは少ない。双
方合意ができたら、結納品など取り交わしたものを返還する。すでに婚約を披露してい
れば解消した旨の通知を出すが、理由を記す必要はない。
招待状 結婚式への出席をお願いするために両家の父親の連名で出す。ほとんどの式場に文面見
本があり、印刷から発送まで依頼できる。出席者や式場の準備の都合もあるので、挙式
の2ヵ月前までには発送したい。最近では個性的な招待状を作り、ふたりの名前で出す
例も増えている。ただし目上の人に失礼にならないよう、別に従来の型通りのものを送
るなど、使い分けが必要な場合も。
新婚旅行 南洋の島やアフリカ大陸などへのリゾート型ハネムーンが人気上昇中。しかし海外は日
程的にも慌ただしいので、のんびりと国内旅行というカップルも増えている。また、疲
れが残る挙式直後は避け、新生活が落ち着いた半年後くらいに出かける人も。
人前結婚式 神仏ではなく、家族や親戚、友人たちの前で結婚を誓う挙式スタイル。無宗教にこだわ
る人に人気で、経済的負担も少ない。参列者全員が結婚の証人となるので、独特の感動
がある。誓いの言葉をふたりで考えるなど、自分たちらしさも演出できる。
親族紹介 略式の結納を行った場合は、挙式当日に控え室などで互いの親族を紹介し合う。司会役
を務める人を決めておき、紹介の順番や続柄、名前の読み方などを確認しておくとスム
ーズ。
仲人・媒酌人 仲人はお見合いから結納、挙式、披露宴までを見てくれる人、媒酌人は挙式当日の介添
えを務めてくれる人を指し、夫婦単位で依頼する。お礼は結納のみで2万円〜3万円と
車代、挙式の介添えには10万円前後が相場。
荷物送り 嫁入り道具を婚家(新居)に送り届けること。挙式当日の早朝に行うのが正式だが、最
近では4日から1週間前の大安の日に行うことが多い。
引出物 披露宴の出席者へのおみやげ。全員に同じものを差し上げるのが本来の姿だが、年齢・
性別・家族構成で欲しいもの、差し上げたいものが異なることから、2〜3種類の引出
物を用意する人も。もらった人が自分で選べるカタログ式も人気が高い。
訪問のマナ| 先方の両親や仲人、媒酌人の家を初めて訪問するときは、派手な服や化粧、アクセサリ
ーを避け、柔らかい印象のスーツやワンピースなど、女性らしい装いが無難。彼には名
前に「さん」付けを、両親には名字に「さん」付けで、「〇〇さんのお母さん」と話し
かけると、けじめのあるきちんとした印象になる。すでに御両親とも親しく付き合って
いる場合でも、節目の挨拶なので、改まった気持で伺いたい。
前撮り 慌ただしい挙式当日を避け、前日などに撮影だけを行うやり方。衣装代やヘア&メイク
代は余計にかかるが、こうするとゆったりした気持で撮影に臨めるのでいい表情の写真
が残せる。また当日は着ない衣装での撮影やスナップ写真に偏りがちな海外挙式でも盛
装姿の撮影ができる。また前撮り写真を式場で配る挨拶状に同封したり、引出物のテレ
ホンカードにするのもしゃれている。
結納品 1長のし 2目録 3金包 4家内喜多留(やなぎだる) 5寿留女(するめ)
6子生婦(こんぶ) 7友志良賀 8寿恵広 9勝夫節(かつおぶし)の9品目。
略式の7品目では4と9が、5品目ではさらに5と6が、3品目では7と8も省略され
る。金包(結納金)は月収の3倍程度と言われるが、区切りのいい50万または
100万円が多く、婚約指輪のみの場合も。結納返しは半返しだが、スーツか腕時計を
贈ることが多い。
六曜 「大安吉日」の人気が、圧倒的に高いが、最近では仏滅以外ならいつでも、とこだわら
ない人がほとんど。逆に予約が取りやすい、料金が安いなどの理由で仏滅の挙式も増え
ているが、あとでもめないように、両親や仲人などの理解を得てから決めることが望ま
しい。


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