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 つみきのいえ
   
 
 昨年もなった嘔吐下痢症に今年も悩まされてます…。いったい何がいけなかったんだろう?みんな同じもの食べてワタシ一人一日中苦しんでました。この時期急に暑くなるし、じめじめした湿気がいけないんだろうか?

 2008年度アカデミー賞短編アニメ賞を受賞した本作。日本人の映像作家なんでもっと日本っぽいタッチかと思いきや、手描きのヨーロッパっぽい絵で、ちょっとびっくり。でもストーリーはすばらしかった!ちょっと切なくなる秀作です。

海の中にちょこんと建つ一軒の家。家にはおじいさんが一人で住んでいる。魚を釣ってそれを食べ、愛用のパイプでタバコを楽しむ毎日を過ごしていたが、ある朝目が覚めたら家の中が水浸し。もうここには住めない…んで屋根にまたレンガを積んで、上に部屋を作り始めるおじいさん。雨の日も風の日も、雪の日も一人でもくもくと作業をする。

ある日作業中に愛用のパイプを落としてしまう。それを潜水服を着て取りに行くおじいさん。下に降りていくと部屋がいくつもあり、そのたびに思い出に浸るおじいさんでした…。

なんかー本当に切ないお話で泣けてきた。独居老人、過疎化、自然破壊、いろんな社会問題がすばらしいくらいに調和してストーリーになってる。でも押し付けがましくなく、ただおじいさんの回想としていろんな背景がうかがえて、本当によくできた作品だと思いました。

そして観終わったあといろんなことを考えてしまうのです。12分という短さも気軽に観れてよいけど、気軽さとうらはらにずしんと重みのある作品なのでした。


   
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